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<title>止まり木に羽根を休めて</title>
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<title>吉本ばなな「Tsugumi」感想（バレなし）</title>
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<description>評価は　A。とても優れたキャラクター小説だと感じた。物語は単純。ある海辺の街に帰省した、主人公と、その従妹のつぐみを中心にした物語だ。この、つぐみというキャラクターがなかなか強烈で、本書の魅力の80％は彼女の魅力と言ってもいい。病弱でありながら口が悪く、活力...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-04-23T02:48:34+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価は　A。<br /><br />とても優れたキャラクター小説だと感じた。<br /><br />物語は単純。<br />ある海辺の街に帰省した、主人公と、その従妹のつぐみを中心にした物語だ。<br />この、つぐみというキャラクターがなかなか強烈で、本書の魅力の80％は彼女の魅力と言ってもいい。<br /><br />病弱でありながら口が悪く、活力に溢れた美少女。それがつぐみだ。&nbsp;<br />全身から若さを発散しているつぐみと、一緒に過ごす夏。<br />本を読んでいると、不思議と、自分が主人公になってつぐみと遊んでいるような感覚に陥るのだから不思議だ。<br /><br /><br />いくら美少女とはいえ、ちょっとこの子と恋愛は出来ない。<br />けれど、 一生の友だちにはなれるかもしれないし、ぜひなってみたい。<br /><br />そんな素敵な女の子と出会えた、素敵な読書体験でした。&nbsp;<br /><br /><br />惜しむらくは、この本に出会うのが遅すぎたこと。<br />もちろん、大人になってからでも十分楽しむことはできる。<br />できるのだけど、もしも多感な中学生くらいの時にこの作品に出会えていたら、<br />一生忘れられない作品になっていたかもしれないと感じる。<br /><br />それくらい、つぐみは強烈なインパクトを持ったキャラクターでした。
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<title>2012年読書短文感想　最終更新5月18日</title>
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<description>S・A→心底から読んで良かったと思える本。天国の五人/ミッチ・アルボム……主人公が、自らの人生に価値を見出す姿に涙する、感動小説。直球ではあるものの、優しい気持ちになれる作品。もう一日/ミッチ・アルボム……『親孝行、したい時には親はなし』。亡くした母と、“も...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-04-14T20:30:40+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div style="margin-top: 5px; margin-right: 5px; margin-bottom: 5px; margin-left: 5px; padding-top: 0px; padding-right: 0px; padding-bottom: 0px; padding-left: 0px; background-image: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; min-height: 20px; ">S・A→心底から読んで良かったと思える本。<br /><br />天国の五人/ミッチ・アルボム……主人公が、自らの人生に価値を見出す姿に涙する、感動小説。直球ではあるものの、優しい気持ちになれる作品。<br /><br />もう一日/ミッチ・アルボム……『親孝行、したい時には親はなし』。亡くした母と、“もう一日”だけ過ごせるとしたら？　母の愛は万国共通。アメリカ小説でありながら、日本人の感性にも強く訴えかける作品。<br /><br />それから/夏目漱石&nbsp;……高等遊民である主人公が、愛のために頑張っちゃう話。と書くといかにもあれだけど、間違ってはいないと思う。<br /><br />塩狩峠/三浦綾子……キリシタン作家ということで、宗教色が強いのは確かだが、心理描写が丁寧で読ませる。ラストは解っていても、しんみり来るものがある。<br /><br />9歳の人生/ウィ・ギチョル……真っ直ぐな心をもった、9歳の前向きな少年から見た、韓国貧民街の生活。悲惨な環境すらも、ワクワクするような世界に変えてしまう少年の心ゆえ、しんみりするシーンはあれど、読みやすく楽しい。<br /><br />さまよう刃/東野圭吾……『少年法』の問題点を描いた、サスペンス小説。<br /><br />ボッコちゃん/星新一……笑える話あり、切ない話ありのショートショート傑作集。次はどんな話かなと、ワクワクしながら読めました。<br /><br />TSUGUMI/吉本ばなな……エネルギーにあふれた病弱少女、つぐみの魅力。海辺の町で過ごす、キラキラと煌めくひと夏の思い出を描いた作品。&nbsp;<br /><br />&nbsp;<br />B→出したお金、読んだ時間以上の価値があった本。<br /><br />白い犬とワルツを/テリー・ケイ……Aに近いB。死へと向かう老人の生活を、淡々と描いた作品。あまりにも淡々としすぎていて、中盤までは退屈だったが、読み終わった後は、とても切なくなりました。心に残る作品です。<br /><br />トワイライト/ステファニー・メイヤー……少女の夢を詰め込んだ、『体感型恋愛小説』。甘々で実に感情移入がしやすい作品だが、切なさや苦悩といったものとは無縁で、身分違いの恋にしてはいやに軽さが目につくのは瑕瑾。<br /><br />トワイライト2 New Moon /ステファニー・メイヤー……同じB評価でも、切ない（というほどでもないが）失恋が描かれた2巻の方が、1巻よりも面白かった。<br /><br />人生におけるいくつかの過ちと選択/ウォーリー・ラム……最後の100ページ以外は文句なしにA評価だったのだが。暗く重い話でありながら、心地よくテンポ良く読めるその技術には脱帽。<br /><br />時をかける少女/筒井康隆……あっさりしてはいるものの、ひと昔前の爽やかな青春小説として、趣のある一品。<br /><br />にぎやかな未来/筒井康隆……『古いSF』作品特有の、妙な明るさを伴った未来世界が印象深い良質の短編集。<br /><br />容疑者Xの献身/東野圭吾……前半3分の2は文句なしに面白い。後半3分の1は微妙。ひたむきで深い愛は特に狂気と紙一重となるが、『石神が誰かを守るために、犠牲にされた人』へのフォローが全くなく、石神の行動はまるで共感できない。「悪いことをすれば、結果は更に悪くなる」という教訓話としてなら可。<br /><br /><br />ブーリン家の娘/フィリッパ・グレゴリー……ヘンリー８世治下のイギリス宮廷を舞台に、権力に生きた魔女アン・ブーリンと、その控えめな妹メアリー・ブーリンを描いた作品。何とも息苦しく、愚かしいルールに支配された16世紀イギリスの宮廷は、まるで異世界ファンタジーのよう。<br /><br /><br />プレイ―獲物―/マイクル・クライトン……上質のエンタメ小説。サスペンスフルで、一気に読ませる魅力に溢れている。ナノテクノロジーのうんちくも相まって、とにかく飽きさせない。<br /><br /><br />砂の器/松本清張&nbsp;……旅情豊かに描かれる出張シーンや、方言の分布、そして何より活き活きと捜査をする今西と吉村の関係性が楽しい刑事小説。欠点は、今西刑事が名探偵すぎる点。それこそホームズやポワロ並である。<br /><br />聖なる予言/ジェームズ・レッドフィールド……「スピリチュアル」＋「冒険小説」の見事なコラボ。スピリチュアル入門として優れた書であると感じた。<br /><br />氷点/三浦綾子……「原罪」というテーマを描くため、計算しつくされたプロットを持った力作。母親キャラがウザいのは、テーマ上やむを得ないところか。<br /><br />下り階段をのぼれ/ベル・カウフマン……劣悪な環境のハイスクールに赴任した、一人の女性教師の奮闘を描いた話。生徒がユーモラスでとにかく笑える。書簡体で構成された表現形式も面白い。<br /><br />ゼロの焦点/松本清張……良くも悪くも、時代を感じさせるミステリ小説。今の時代なら、こんな動機で人は殺さないだろうなぁ。<br /><br />最後の将軍/司馬遼太郎……日本史の知識が無いと、あるいは読みながらでも知識を得る努力をしないと楽しめないであろう作品。江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜の短くも輝かしい青春と、その後の姿に、哀切を感じた。<br /><br />フォレストガンプ/ウィンストン・グルーム……サヴァン症候群の主人公が巻き起こす、痛快なコメディ活劇。逆境にもめげず、読者に生きる元気と勇気を分けてくれる愉快な作品だ。<br /><br /><br />スクループルズ/ジュディス・クランツ……高級ブティックを舞台に繰り広げられる、華麗なる恋愛模様。ファッションにもセレブ生活にも全く興味のない僕を、陶酔させたその雰囲気づくりはお見事。<br /><br />マディソン郡の橋/ロバート・ジェームズ・ウォラー……ラスト60ページまでは割に退屈だったが、そこからの盛り上げはなかなか良かった。長い歳月、一人の人を想う気持ちに触れて心を打たれるラブストーリー。主人公とカップルが、50代の孤独な男と、40代の平凡な主婦というのも心憎い。<br /><br />PS アイラブユー/セシリア・アハーン……最愛の人を亡くした女性が、そこから立ち直るまでを描いた物語。てっきり、新しい恋人を捕まえるまでの話かと期待していたのだが、それはナシ。ベタでもいいので、新恋人を捕まえても良かったんじゃ……。家族、とりわけリチャードとキアラの人物造形がグッド。<br /><br />ファントム/ディーン・クーンツ……B級ホラーな内容を、ここまで面白く読ませるのは素直にすごいと思う。登場人物の丁寧な描き込み（保安官4人など、それぞれにキャラが立っていた）が、読者を物語に誘う呼び水となっている。<br /><br />ウィスパーズ/ディーン・クーンツ……可も不可もないながらも読みやすい文章が続く上巻を読み終えると、背筋が薄ら寒くなる下巻が待っている。ジェットコースターのように面白い「ファントム」に比べ、心に残るのはこちらか。<br /><br />変身/フランツ・カフカ……妹の変心がやや唐突で、尺の短さの弊害を感じるものの、なかなか面白い作品。リアリスティックな筆致からは、作者がこれでもかというほど、主人公のことを考えて描いたことが伝わってくる。<br /><br />いくたびか美しく燃え/ジャクリーン・スーザン……父親に恋をした少女の悲劇的な恋愛遍歴を描いた小説。『時代』に拒絶された父親と、『時代』に殺された娘の物語は、伏線に富んでおり読み応え十分。<br /><br />テスタメント/ジョン・グリシャム……ブラジルの大地を舞台に、一人の中年男性が人生を取り戻していく、再生の物語。法廷シーンに期待をすると拍子抜けするかもしれないが、こういうのも有りだろう。ちょっと良い話、的な。<br /><br />処刑室/ジョン・グリシャム……死刑制度と、時代によって移り変わる「悪」をテーマとした物語。<br /><br />魔術はささやく/宮部みゆき……全く飽きずに最後まで読めた、良質のエンタメ。ただ、犯人に魅力が乏しいのと、一番死ぬべき（？）人間が生き残っているというのはちょっと釈然としなかったり。<br /><br />ジョーズ/ピーター・ベンチリー……文学的な意味でも『白鯨』の後を継いだ『ホオジロ鮫』が、海辺の街の人間と死闘を繰り広げる海洋サスペンス小説。<br /><br />贈りもの/ダニエル・スティール……相互に贈り物を贈りあい、絆を深めることの大切さを描いた作品。心温まる素敵なお話。一方で、あまりに素直、あまりに先が読めるのが欠点か。3分の1を読んだあたりでもう、終わり方がわかってしまう。<br /><br />QBⅦ/レオン・ユリス……一見、「善人」だと思われたケルノ博士の鬼畜な所業を、多くの証人を重ねることで、徐々に解明していく法廷ドラマ。にしても、ケルノ博士、鬼畜な上にバカすぎる。<br /><br />カラーパープル/アリス・ウォーカー……序盤から中盤まではとても面白かった。「妹の長手紙」が続く中盤以降はかなりダレてしまったが……。黒人同士の間でも、女性差別があるという事実に気づかせてくれた一冊。<br /><br />ミスターグッドバーを探して/ジュディス・ロスナー……「孤独」故にセックスに逃げる女性の破滅を描いた作品。セックスに逃げても孤独は消えないのに、何で繰り返すんだ？と、似たような気持ちから一度行きずりの関係をしたことがある僕が言ってみました。<br /><br />悪を呼ぶ少年/トマス・トライオン……子供の心を覆った、邪悪を描いた作品。<br /><br />死因/パトリシア・コーンウェル……キャラが立っていて楽しくサクサク読める作品だけに、悪役の荒唐無稽さが残念。<br /><br />C→最低限、暇つぶしにはなった本。<br /><br />クリスマスボックス/リチャード・P・エヴァンズ……単純だが、心温まる、素朴な良いお話。ただ、この手のメッセージは（普遍的だから仕方ないのだが）語り尽くされた感もあり、文や物語構成がとりわけ秀でているわけでもなく、なぜ今この作品が大ヒットしたのか？と聞かれると、ちょっぴり疑問。まぁ、短いし、損はしないと思います。<br /><br />悪魔とプリン嬢/パウロ・コエーリョ……コエーリョ作品の中では読みやすい方かも。テーマは人の心が抱える、善悪二つの側面で、まぁよくある話じゃないのかな、とも。<br /><br />アソシエイト/ジョン・グリシャム……アメリカ法律事務所のブラック企業ぶりを描いた作品として興味深く読めた。一方で、肝心なことは何一つ解らないままで、作者が物語を投げたようにも映る。もっとも、世間の酷評を見ていたので、期待していなかった分、思ったよりは面白いじゃんとも。<br /><br /><br />アメリカの鱒釣り/リチャード・ブローディガン……なんかよーわからん。というのが正直な感想。<br /><br />ドラゴンの眼/スティーブン・キング……キングってこういうのも書けるんだなぁ、という意味で面白かった作品。とはいえ内容は、いつものキングを子供向きにしたような感じなので、大人は何もわざわざこれを読む必要はない気もする。<br /><br />ライラの冒険①黄金の羅針盤/フィリップ・プルマン……ライラの持つ特殊能力（予言の羅針盤が使える）とか、ダイモンという設定は面白い。だが、シリーズものの1巻だからなのはわかるが、あまりに構成が悪い。<br /><br />スキッピング・クリスマス/ジョン・グリシャム……クリスマスなんて大嫌い！　そんな主人公が、隣人からの数々の妨害・嫌がらせに遭いながらも、頑なにクリスマスを祝うことを拒絶する物語……だったはずだが、後半は一転。おかげで、後味自体は良い話になったものの、そんな終わりでいいのか？という疑問も。<br /><br />陪審評決/ジョン・グリシャム……ラストのカタルシスはなかなかなのだが、中だるみが酷い点と、色々ツッコミ所が多い部分がマイナス。タバコの害を扱った物語なのに、副流煙についてほとんど触れないというのも……。<br /><br />ラマン/マルグリット・デュラス&nbsp;……とりとめもなく語られる、若かりし頃の彼女の姿。文章は流れるように流麗で、独特の雰囲気を持っている。<br /><br />薄灰色に汚れた罪/ジョン・D・マクドナルド……個人的に、マッギーシリーズは250ページくらいのサイズのものの方が出来が良い気がする。犯人退治とマッギーの生き様の2点が見どころのシリーズだけど、前者はイマイチだった。<br /><br />潮騒/三島由紀夫……漁師の若者と、海女の娘の淡い恋愛を描いた作品。素朴でいいですね。<br /><br />金閣寺/三島由紀夫……劣等感から、美への憧れと憎悪に身を焦がした青年の物語。<br /><br />愛の決断/ダニエル・スティール……読みやすくスラスラ読めるお話だが、作者の『子供を持ちたがらない人間＝悪』のような価値観が透けて見えるのが不快。<br /><br />大いなる殺人/ミッキー・スピレイン……「悲惨な犯行を目撃」→「許さねぇ、俺が犯人を殺してやる」→ズキューンバキューン。要するにいつものスピレイン。<br /><br />復讐は俺の手に/ミッキー・スピレイン……上に同じ。<br /><br />スローワルツの川/ロバート・ジェームズ・ウォラー……結ばれない恋を描くのが巧い作家だが、結ばれた後を描くのは苦手なのだろうか。前半は面白かったが、彼女がインドに旅立ってから急激につまらなくなってしまった。<br /><br />1973年のピンボール/村上春樹……やはり、春樹は合わないようだ。<br /><br />D→自分には合わず、読むだけ無駄だった本。<br /><br />三四郎/夏目漱石&nbsp;……恋愛ものだと思って読むと、全然面白くない。明治時代の学生生活と思って読めば悪くはないが、どうやら求めていたものと違っていたようだ。<br /><br />草枕/夏目漱石……小説というか、芸術論に近いのでは……。<br /><br />点と線/松本清張……何が面白いのか全然わからなかった。犯人候補が1人しかいないので、犯人はモロバレ。ひたすらアリバイを崩していく話だが、ミステリをそこそこ読んだ経験があれば簡単に解る上に、刑事は頭が悪すぎた。&nbsp;<br /><br /><br /></div>
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5090862.html">
<title>東野圭吾「さまよう刃」読了（バレあり）</title>
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<description>評価は　A－。東野圭吾さんは、名前は知っていたのですが、読んだのは初めてです。「さまよう刃」を読んで、彼が売れている理由が何となくわかりました。まず、文章が非常に読みやすい。次に、キャラクターの心理描写が自然で、感情移入しやすい。そして、明確なメッセージ性...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-04-13T03:01:48+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価は　<span style="color: rgb(255, 0, 0); ">A－</span>。<br /><br />東野圭吾さんは、名前は知っていたのですが、読んだのは初めてです。<br />「さまよう刃」を読んで、彼が売れている理由が何となくわかりました。<br /><br /><br />まず、文章が非常に読みやすい。<br />次に、キャラクターの心理描写が自然で、感情移入しやすい。<br />そして、明確なメッセージ性がある。<br />この3点が揃っているため、どんどん読み進めていくことができました。<br /><br /><br />テーマは、『復讐は是か非か』。そして、『少年法』 。<br /><br /><br />自分の子供がレイプされ、父親が復讐に乗り出すというのは、割とよくあるプロットと言えます。<br />たとえば、ジョン・グリシャムのデビュー作である「評決のとき」。<br /><br />そして、これはまだ読んでいないのでわかりませんが、全米1000万部を突破した<br />アリス・シーボルトの「ラブリーボーン」もその流れの作品であると聞きました（今度読みます。間違っていたらごめんなさい）。<br />&nbsp;<br /><br />お国柄の違いかもしれませんが、「評決のとき」では、『犯人がクズすぎるし、無罪でいいじゃん』ということで、<br />復讐の鬼と化した父親が無罪になるというプロットで、カタルシスを得る娯楽小説でした<br />（そんなご都合主義でいいのかよ、と思い、ちょっと呆れましたが）。<br /><br /><br />&nbsp;今回の「さまよう刃」は、復讐の鬼と化した父親が、結局警察の手に撃たれ、捕まった少年は懲役3年ほどという、読んでいる者の心にやるせなさを植え付ける、後味の悪い作品となっています。<br /><br />少年法の問題点を訴えるには、最高の終わり方であると思います。<br /><br /><br />個人的には、『更生の見込みのある人間』は、裁くのではなく導いてあげてほしいと思います。<br />それは、作中でも理想論と言われており、僕自身や僕の周囲がそういった犯罪被害に遭っていないからこそ<br />言えるということは自覚しております。<br /><br /><br />ですが、この小説の少年のように、『問答無用の屑』に至っては、年齢関係なく極刑でも良いのではないか、<br />などと法のド素人としては考えてしまいます。<br />『更生の見込み』があるかないか、それを判断するのも人間なので、土台無理なのは百も承知なのですが、<br />それでもそう考えてしまいます。<br /><br /><br />今回の物語では、何と言っても、復讐鬼となった主人公の長峰さんの造形が素晴らしいです。<br />後は、超ヘタレな誠君や、和佳子と、和佳子を見守るパパの隆明も良い味を出しています。<br /><br />（隆明が、和佳子に「お前のことを愛してる」と言うシーンが良かったです）<br /><br /><br /><br />反面、気になったのは、犯人のカイジの描写が少ないところ。<br />キチガイ乙、としか言いようのないドアホウなので、書くこともなかったのかもしれませんが、<br />彼視点の文章がほとんどないのは、物語の重要人物としてはあまりに薄っぺらい存在だったかなと。<br /><br />もっとも、カイジ視点の文章が延々と続けば、不愉快な上に面白くなく、中だるみの原因になるかもしれないので、東野さんの判断が間違っていたとは思いません。<br />ただ、ほんの数ページでいいから、彼のことや、逃避行に付き合わされたユウカのことも、もう少し教えてほしかったなと思います。<br /><br /><br />この小説に出てくる未成年が、ほとんど全員、頭があまりにも悪かったのもちょっと気にはなりました。<br />「この年頃の奴らが何を考えているかわからない」というフレーズが頻繁に登場しますが、<br />ある程度は事実としても、揃いも揃ってここまでバカではないのでは？　と思うのですがどうでしょう。<br />一人くらい、未成年で良識人がいればバランスも良くなったのですが……難しいか。<br /><br /><br />ヘタレ君ではあるけれど、『理解できる』 誠や娘の恵麻は漢字表記で書かれ、『理解不能』な若年者であるカイジ、アツヤ、ユウカがカタカナで書かれているあたりからも、<br />この作品の若年者は、基本的には『理解不能なクリーチャー』のような扱いなんだなーと思いました。
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5090952.html">
<title>リスカ　ポエム</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5090952.html</link>
<description>「リストカット」踏みしめた土の感触が　罪を刻みつけていく金星の影が横切る夕べに　先鋭な硝子が朱を流す車のクラクション　無機質な雑踏の中で自分の形が薄まっていく月に照らされ　砕け散ってしまえあたしの核が形をなくすまで流れる血の温もりなど　要らないただ　欲し...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-04-10T21:21:04+09:00</dc:date>
<dc:subject></dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div>「リストカット」</div><br /><div>踏みしめた土の感触が　罪を刻みつけていく</div><div>金星の影が横切る夕べに　先鋭な硝子が朱を流す</div><br /><div>車のクラクション　無機質な雑踏の中で</div><div>自分の形が薄まっていく</div><br /><div>月に照らされ　砕け散ってしまえ</div><div>あたしの核が形をなくすまで</div><div>流れる血の温もりなど　要らない</div><div>ただ　欲しいのは赦し</div><br /><br /><div>吐息が全てを汚していくようで　呼吸をするたび怯えていた</div><div>穢れた血が染み渡り　咎が身体を這い回る</div><br /><div>痛みで心を満たしても　自分で自分を裁いても</div><div>あたしが息をするだけで　いつも誰かを傷つける</div><br /><div>刃先を沈めて　抉りとれ</div><div>あたしの核が流れきるまで</div><div>モルタルを穢れが覆い尽くすとき</div><div>罪もまた浄化されるから</div><br /><br /><div>あらゆる肉体が　罪で汚されていく</div><div>魂だけでも　守れますように</div><div>かみさま　かみさま　かみさま</div><br /><div>あらゆる命が　罪を持ち生まれゆく</div><div>豊穣な大地が無限に若葉を芽吹かせるように</div><div>かみさま　どうしてあたしを造った？</div><br /><br /><div>踏みしめた熱砂の痛みが　魂に焼き鏝を当てる</div><div>金星の影が横切る夕べに　何度目かの試みを始める</div><br /><br /><div>だいじょうぶ　罪が全て流れきったら</div><div>きっと綺麗な　あたしに戻れるから</div><div>流れる血の温もりが今は　愛しい</div><br /><div>肉体は残され　魂は消える</div><div>罪が赦され　あたしは消える</div><div><br /><br /></div><br /><br /><br /><div>むしゃくしゃして書いた。後悔はしていない。</div>
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5089108.html">
<title>テリー・ケイ「白い犬とワルツを」読了（軽バレあり）　</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5089108.html</link>
<description>評価は　A－。読んで良かった。ただし、面白くてページをめくる指が止まらないタイプの小説ではないし、解りやすい山場を設定して『泣かせ』に走るタイプの作品でもない。泣ける小説の中でも、硬派な作品と言えるかもしれない。この本には、（恐らく世間一般としては）幸福な...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-04-02T03:17:46+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価は　A－。<br /><br />読んで良かった。<br />ただし、面白くてページをめくる指が止まらないタイプの小説ではないし、<br />解りやすい山場を設定して『泣かせ』に走るタイプの作品でもない。<br />泣ける小説の中でも、硬派な作品と言えるかもしれない。<br /><br /><br />この本には、（恐らく世間一般としては）幸福な老人が主人公である。<br />家族に恵まれ、孫は27人（だったかな？）もいる。<br />ちょっと鬱陶しい部分もあるが、彼を心配する娘が近所に住んでいて、毎日のように様子を見に来る。&nbsp;&nbsp;<br />貧乏な様子も全くない。<br /><br /><br />そんな老人が主人公なのだけど、『老い』というのはそれだけで一つの不幸なのかもしれないと感じる。<br />僕がこの小説に心を奪われたのは、P245のマーサの台詞である。<br /><br /><i><br />「瞬きしたら何もかももとに、子供時代に戻らないかなって思うことがあるわ。<br />また走り回りたいし、踊りも踊りたいし、好きなことも何でもしたいわ。<br />でもそれは無理よね。<br />そんなとき、わたしはどうすると思う？<br />アルバムを出してきてね、一枚貼ってある写真を眺めながら、この写真は昨日撮ったばかりだって思うわけ。<br />そうすると、また本当に若い気分になるのよ。<br /><br />その後、鏡を見たり、自分の手を見たりして……（中略）<br />こんなことしててもしょうがないなって思うの」<br /></i><br /><br />この文章を読んで、涙を流す人はそうはいないだろうと思う。<br />けれど、何とも 言えない寂しさ、哀しさを感じはしないだろうか。<br /><br />この小説は、劇的な作品ではない。ドラマチックに号泣させるようなタイプの作品ではない。<br />（僕はそういう、号泣作品も好きだけど）、この作品はそういう泣かせテクニックに与せず、<br />淡々とした描写を積み重ねて寂寥感を演出している。<br /><br /><br />そんな作者も、ラストの一文では、バランスを崩さない範囲で泣かせに来ている。<br />彼ならきっと、山場を前面に出して号泣作品も書けただろうな、と思わせる一文だ。&nbsp;<br />敢えて、それを選ばなかった作者の選択は、正しかったように思う。
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5087135.html">
<title>ミッチ・アルボム「もう一日」読了（バレあり）</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5087135.html</link>
<description>評価はA＋。『天国の五人』でも泣かせてくれた、ミッチ・アルボム。この『もう一日』でも、再び感動させてくれました。妻に去られ、娘の愛も失った主人公のチャーリーは、ある日、自殺を思い立つが未遂に終わる。それから数年、あるスポーツライターの取材に応える形で、チャ...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-03-20T22:07:32+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価はA＋。<br /><br />『天国の五人』でも泣かせてくれた、ミッチ・アルボム。<br />この『もう一日』でも、再び感動させてくれました。<br /><br /><br />妻に去られ、娘の愛も失った主人公のチャーリーは、ある日、自殺を思い立つが未遂に終わる。<br />それから数年、あるスポーツライターの取材に応える形で、チャーリーは自分と母、そして父の物語を語り始めた。<br /><br />という冒頭から始まるこの物語。<br /><br />テーマは万国共通とも言える「母の愛」。<br />数年前に亡くなった母親が、自殺未遂で意識を失っていた主人公の元に現われ、『もう1日』を過ごすという筋書きです。<br /><br /><br />そこで語られるのは、幼稚園の入園の時、帰っていく母親を見て泣いてしまったこと。<br />夫婦喧嘩の時に、父に促されて母を傷つけるようなことを口走ってしまったこと。<br />母が、いつも自分に味方してくれたこと。その恩に、自分は全然報いてこられなかったこと。<br />けれど、内心ではとてもとても、大好きだった母のこと。<br /><br /><br />僕自身、ややマザコン気味の部分があるのですが、本当に身につまされる物語でした。<br />「親孝行、したい時には親はなし」ということわざがありますが、そんな後悔を全て、『もう1日』でする。<br /><br /><br />そしてラスト1ページ、最後に再び大きく驚かされるわけですが、これもまた実に巧いなと感じます。<br />これがなければ、「素晴らしい物語ですが、やや直球すぎる」という短所も指摘しようと思ったんですが、<br />このサプライズを見れば、アルボムのストーリーテリングに文句を言う気もなくなりました。<br /><br /><br />個人的には、同テーマで書かれたリリー・フランキーさんの「東京タワー」よりも肌に合う部分が多く（こちらはB評価）、<br />アメリカ人が書いたとはとても思えないくらい、日本人の僕の感性にあいました。<br /><br /><br />こういう物語を読むたびに、僕は、自分を育ててくれた母に、何を返してあげられるのだろうかと思います。<br />いい歳をした大人なので、言いづらいというか、多分言えないのですが。<br />母が亡くなるまでに一度でいいから、子供の振りをして、抱きついて言いたいなと思うのです。<br /><br />「お母さん、大好きだよ」って。<br /><br />そんな恥ずかしい真似はできないんだけど、僕の気持ちが、母に伝わっているといいなと思います。<br />
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5079938.html">
<title>挫折本一覧　4月14日更新</title>
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<description>挫折本一覧挫折本と一言で言っても、色々とあります。楽しみにしていたのに期待はずれに終わったもの。悪くはなかったけれど、何らかの（主に長すぎる本で中だるみをしてしまった等）事情で読むのを中断したもの。明らかに自分には合わなかったものなど。ここは、そんな本た...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-03-08T16:15:17+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[挫折本一覧<br /><br /><br />挫折本と一言で言っても、色々とあります。<br />楽しみにしていたのに期待はずれに終わったもの。<br /><br />悪くはなかったけれど、何らかの（主に長すぎる本で中だるみをしてしまった等）事情で読むのを中断したもの。<br /><br />明らかに自分には合わなかったものなど。<br />ここは、そんな本たちが眠る地下倉庫です。<br /><br /><br />本来、読了していない本をこういうふうに晒すのは趣味が悪いと思うのですが、<br />自分用の覚書として、あるいは一応読んでいたのだよという感じで。<br />まぁ、序盤の引き込みの参考程度にでもなれば幸いです。<br /><br />ちなみに、ここに載せた本は皆、有名な本に限定しています（日本・もしくは海外で100万部以上売れた本）。<br />無名な本に、鞭打つような真似はしたくなかったので。<br /><br /><br />怒りやすい方は見ないでくださいね。不満を言われても、困ってしまうので。<br /><br /><br />【読めないこともないが、中だるみがして読むのをやめてしまったもの】<br /><br />ロストシンボル/ダン・ブラウン【再読の可能性有り】<br />（３分の２までは読んだ。悪くはないが、前作までほど面白くはない。文庫になったらまた考える）<br /><br />風の影/ルイス・サフォン【再読の可能性有り】<br />（悪くはないが、４分の1あたりで中断。謎の部分が気になるのは確かだが、ちと中だるみが）<br /><br />虚栄の篝火/トム・ウルフ【再読の可能性有り】<br />（マッコイの視点は面白いのだが、マッコイ以外{クレイマーとかフィスクとか}の視点は退屈なんだよなぁ）<br /><br />キャッチ22/ジョゼフ・ヘラー【再読の可能性有り】<br />（P183くらいまで。かなり笑える作品なんだけど、ストーリーに動きがほとんどない{それもテーマ上やむを得ないのだが}ため、延々と笑える4コマ漫画を読み続けている気分になる。それはそれで面白いが、4コマ漫画を800ページ連続で読むのはちょっとキツい。時間をかけてゆっくり読むべき作品かもしれない）<br /><br />サンダーボール作戦/イアン・フレミング<br />（ジェームズ・ボンド視点の60ページめまでは割に面白かったのだが、悪役に視点が切り替わった途端につまらなくなり、82ページめで挫折）<br /><br />私は別人/シドニー・シェルダン【再読の可能性有り】<br />（上巻読了。トビー視点の物語はなかなか面白かったが、ハリウッド業界に興味がないため、中だるみ。ヒロインにも魅力がない）<br /><br />パートナー/ジョン・グリシャム<br />（可も不可もない。読めなくはないのだが、悪人主人公がお金を持って逃げるだけの話で、そこまで面白くないなら、別に読むこともないかと）<br /><br /><br />愚者は死す/マリオ・プーヅォ<br />（490/594ページまで読了、とゴールまで後一歩。330ページあたり、映画の話になってから突如つまらなくなった感あり。そこまでは70点くらいだったのだが）<br /><br />ザーヒル/パウロ・コエーリョ【再読の可能性有り】<br />（単行本122/360ページまで読了。序盤の悩みは本当に身につまされてとても感情移入できるんだけど、徐々に話が宗教的な方向に行くにつれて興味を失っていった。というかコエーリョ作品は「アルケミスト」もこの流れだったなぁ）<br /><br />蝿の王/ウィリアム・ゴールディング【再読の可能性有り】<br />（情景描写が長い割には、頭にビジョンが浮かび上がってこず、文字が小さいこともあって挫折。読めなくはない、とも感じたので、そのうち読むかもしれない。集英社版46/341ページ）<br /><br />君のためなら千回でも【再読の可能性有り】<br />（上巻63ページまで。タリバン政権下のアフガニスタンというこの世の地獄を目の当たりにして、一旦中断。一気に読もうとしたら激鬱った。そういう意味で勉強のよい切欠になった。もう少し大人になったら、時間をかけてじっくり読みたいと思う。）<br /><br /><br /><br />ペイトンプレイス物語/グレース・メタリアス<br />（123/246ページ、ちょうど半分まで読了。序盤は面白かったが、段々と苛々するシーンが多くてストレスがたまってきて挫折。とにかく、嫌いなキャラ・ムカつくキャラばかりで、好きになれるキャラがほとんどいませんでした）<br /><br /><br />ジャッカルの日/フレデリック・フォーサイス<br />（どうもこのジャンルは苦手らしい。つまらないとは思わなかったが、テロリストがドゴールを狙う理由が、どうにも共感しづらくて）<br /><br />ハリーポッターと不死鳥の騎士団/J・K・ローリング<br />ハリーポッターと謎のプリンス/J・K・ローリング<br />ハリーポッターと死の秘宝/J・K・ローリング<br />（不死鳥：前作のゴブレットまでは読んでいるので、読もうと思ったのだが、あまりにつまらないので挫折。ちなみに残りの2冊は手元にあったのでパラパラとめくった程度）<br /><br />日本沈没/小松左京<br />（思ったほど面白くない。人物描写が非常に少ないので、現象面だけを描かれても飽きてしまう）<br /><br />大聖堂/ケン・フォレット<br />（６分の1まで読了。ところどころ面白いシーンはあるのだが、人物に思い入れを持てない中、群像劇らしく視点がコロコロ変わる＋超長いので中断）<br /><br />&nbsp;宮本武蔵/吉川英治【再読の可能性有り】<br />（1巻だけ読了。まずまず面白いのだが、全8巻もあるということでとりあえず中断）<br /><br />大立者/ジョン・ジェイクス<br />（これまた分厚さに負けた。ジェイクス作品は6作読んでいるので、序盤を読めば、だいたいの良さも悪さも解ってしまったり）<br /><br />ペリカン文書/ジョン・グリシャム【再読の可能性有り】<br />（悪くはないのだが、面白くなるまでが流そうだ）<br /><br />謀略法廷/ジョン・グリシャム<br />（この設定で、悪役が勝って終わるというのは承服しがたい……）<br /><br />大統領特赦/ジョン・グリシャム<br />（最初の60ページはそこそこで、そこからの50ページは微妙（１０８ページで挫折）。……読めないわけではないが）<br /><br />評決のとき/ジョン・グリシャム<br />（面白くなりそうな予感はあったが、面白くなるまでにかなり時間がかかるだろうなとも思った）<br /><br />原告側弁護人/ジョン・グリシャム<br />（扱っている問題自体は悪くなさそうなのだけど、どうしてこうグリシャムは話のテンポが遅いのだろう……）<br /><br />路上の弁護士/ジョン・グリシャム<br />（魅力あるキャラが出てこないのと、ホームレス問題の悲惨さにいたたまれなくなり挫折）<br /><br />最後の陪審員/ジョン・グリシャム【再読の可能性あり】<br />（決してつまらなくはない、んだけど、悪役がチマチマと嫌がらせをしていて中だるみ感が凄い）<br /><br />西部戦線異状なし/レマルク【再読の可能性あり】<br />（割に面白いのだけど、あまりに戦場の描写が生々しくて、心が折れて挫折……情けない。でも、戦争の悲惨さというものは、やはり知っておくべき事実だとは思う）<br /><br />さゆり/アーサー・ゴールデン【再読の可能性あり】<br />（面白い。ただ、割にグロい描写があって、蝿のたかっているイカ焼きを食べるシーンでノックダウン）<br /><br />タバコ・ロード/アースキン・コールドウェル<br />（短いので読んでも構わないのではあるが……。『かぶら』の話と、『女』の話がひたすら続いている……）<br /><br />ラグタイム/ドクトロウ<br />（20世紀初頭のアメリカを、実在する人物を中心に描いた作品。なのだが、フーディニーやエマ・ゴールドマン、フォードあたりはともかく、ほとんどのキャラを知らず、愛着がわかなかったので読みづらかった）<br /><br />レインボーシックス/トム・クランシー<br />（やはりこのジャンルは苦手のようだ。マッチョな男オールスターズが、テロリスト達と戦うというお話。まぁ、他のクランシー作品よりはとっつきやすい気はしたが）<br /><br />【序盤読んだだけで、何かの事情でやめてしまったもの：主に引き込まれる前にやめてしまった】<br /><br />戦士達/ジョン・ジェイクス<br />（戦争シーンが延々と続くのがつまらなくて挫折。タイトルからわかってはいたのだが、シリーズものですし仕方ないかと）<br /><br />ミケランジェロの生涯/アーヴィング・ストーン<br />（完訳ではなく抄訳というところで萎えたのと、ビッシリすぎる文字の二段組というのがキツかった）<br /><br />恐怖の総和/トム・クランシー<br />（ミリタリー用語を羅列されてもわからぬ）<br /><br />神の小さな土地/アースキン・コールドウェル<br />（南部を舞台にした農園の話はちょっと食傷気味。じゃあ何故手にとったし！）<br /><br />怒りの葡萄/ジョン・スタインベック<br />（南部を舞台にした農園の話は～以下略）<br /><br />ノルウェイの森/村上春樹<br />（興味はありそうな話なのだけど、文体に馴染めずに挫折）<br /><br />少年H/妹尾河童<br />（つまらなくはなかったのだけど、主人公がウンチを漏らすシーンがあって気持ち悪くなってしまって挫折）<br /><br />ベロニカは死ぬことにした/パオロ・コエーリョ<br />（設定を見て、泣かせ系の話かしら！と思って読むも、全然泣けないのでやめてしまった）<br /><br /><br />君を想う夜空に/ニコラス・スパークス<br />君と選ぶ道/ニコラス・スパークス【再読の可能性有り】<br />もう一つの愛の奇跡―きみに読む物語―/ニコラス・スパークス<br />最後の初恋/ニコラス・スパークス<br />ラストソング/ニコラス・スパークス【再読の可能性有り】<br /><br />（こう並べるとあれだけど、スパークス作品は3作は読了しているので、雰囲気は解っているつもり。{読了したのは「きみに読む物語」、「メッセージ・イン・ア・ボトル」、「奇跡を信じて」です}<br /><br />君を想う夜空に：序盤の戦争のシーンに挫折。<br />君と選ぶ道：悪くはなさそうだったが、何となくやめてしまった。飼い犬の件でヒロインと言い争うシーンが印象的。<br />もう一つの愛の奇跡：これはどう考えても、夫は悪くないだろ！とブチ切れて挫折<br />最後の初恋：中年の恋愛ということで、何故か挫折。ちなみに「マディソン郡の橋」が好きな時点で、理由は「中年だから」ではないはずだが。<br />ラストソング：上記のどれかを挫折した後、気乗りしないまま読み出して挫折。映画版を見たら面白かったので、再挑戦しても良いかも。）<br /><br />ドクトル・ジバゴ/パステルナーク<br />（第一編のジバゴ視点の部分は楽しく読めた。特にロシアの美しい自然描写が気に入った。が、第二編で退屈してしまい挫折）<br /><br />明日があるなら/シドニー・シェルダン【再読の可能性有り】<br />（復讐の理由が、「母親のため」ということで、イマイチ感情移入できず挫折。シェルダンの復讐モノは「ゲームの達人」でも読んだので、まぁこっちはいいか的な感じで）<br /><br />ソフィーの世界/ヨースタイン・ゴルデル<br />（哲学のお話かと思ったら、哲学史の話だった。ドラマCD版を聞いた）<br /><br />コーマ―昏睡―/トマス・クック【再読の可能性有り】<br />（読んでも良かったが、何となく挫折。というか実は映画を先にみたので筋は知っていたり）<br /><br />ペルシアの彼方へ/ノア・ゴードン<br />（あまりに悲惨なシーンが続いて、欝になってしまい挫折orz）<br /><br />薔薇の名前/ウンベルト・エーコ<br />（序盤のダラダラした文章に嫌気がさして挫折）<br /><br />依頼人/ジョン・グリシャム<br />（主人公の少年マークが、ウザく感じてしまい挫折）<br /><br />フランス軍中尉の女/ジョン・ファウルズ<br />（古典作品のような、神視点になかなかとけ込めずに挫折）<br /><br />カップルズ/ジョン・アップダイク<br />（スワッピング小説と聞いて、ワクワクしながら読んだが、そこに行き着くまでに挫折）<br /><br />ラブマシーン/ジャクリーン・スーザン<br />（ワーカーホリックな主人公に馴染めなかったのと、あまりにもスイーツ脳な女性キャラの登場に挫折）<br /><br />【明らかに自分には合わず、読んでも低評価はほぼ間違いないと言い切れるもの】<br /><br />竜馬がゆく/司馬遼太郎<br />（文体が合わずに挫折）<br /><br />坂の上の雲/司馬遼太郎<br /><br />北回帰線/ヘンリー・ミラー<br /><br />レインボーシックス/トム・クランシー<br /><br />レッドオクトーバーを追え/トム・クランシー<br />（軍艦モノは鬼門ということを、再確認した一冊）<br /><br />香水/パトリック・ジュースキント<br />（これは、リサーチ不足の僕が悪いのだけど、『臭い』シーンが続いて気持ち悪くなり挫折）<br /><br />エアフレーム―機体―/マイクル・クライトン<br />（序盤は面白かったのだけど、何だか中盤から急につまらなくなり挫折）<br /><br />ブリジットジョーンズの日記/ヘレン・フィールディング<br />（文体が合わない。挫折。映画版も見たけど普通だった）<br /><br />戦争と平和/レフ・トルストイ<br />（文体が合わない。挫折）<br /><br />レベッカ/ダフネ・デュ・モーリア<br />（文体が合わず）<br /><br />北回帰線/ヘンリー・ミラー<br />（「セクサス」は行けましたが、こちらは無理でした）<br /><br />2001年宇宙の旅/アーサー・C・クラーク<br />（序章のお猿さんの話は面白かったのに、本編が始まったらどうにも）<br /><br />紅楼夢/曹雪斤
<br />（文体がどうにも合わず挫折）<br /><br />ハンニバル/トマス・ハリス&nbsp;<br />（「羊たちの沈黙」で懲りとけよ自分）<br /><br />二都物語/チャールズ・ディケンズ<br />（文体が合わず、挫折）<br /><br />推定無罪/スコット・トゥロー<br />（これは、訳が酷すぎるのではあるまいか？）<br /><br />千の輝く太陽/カレイド・ホッセイニ<br />（アフガンの知識を持っていない人間にとって、えらく敷居の高い本。最序盤からカタカナ用語のオンパレードで、僕の頭には全く入っていかなかった）<br /><br />夜明けのヴァンパイア/アン・ライス&nbsp;<br />（ホモっぽい描写に気分を害し挫折w）<br /><br />リアル鬼ごっこ/山田悠介<br />（想像を絶する下手くそさと、幼稚さに挫折。佐藤さんを追いかけるという設定は構わないが、権力者などなど、もう少しきちんと描けと）<br /><br />ザ・ロード/コーマック・マッカーシー<br />（ストーリーは面白そうなんだけど、句点読点がほとんどない文体が苦手で、まるで頭に入ってこないので）<br /><br />ホースウィスパラー/ニコラス・エヴァンズ<br />（訳が硬いのと、 ウザキャラがたくさん出てきて辛かった）
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5084748.html">
<title>夏目漱石の「それから」読了（バレあり）</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5084748.html</link>
<description>評価はA－。とても、身につまされるお話でした。主人公の代助は高等遊民、今でいうニートですね。一応僕は働いていますが、考え方というか精神的にはニートなので、 悲しいかな共感できてしまいます。ただ、代助は非常に恵まれた立場にいる。考え方があまりに違って反発して...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-03-04T09:01:18+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価はA－。<br /><br />とても、身につまされるお話でした。<br />主人公の代助は高等遊民、今でいうニートですね。<br />一応僕は働いていますが、考え方というか精神的にはニートなので、 悲しいかな共感できてしまいます。<br />ただ、代助は非常に恵まれた立場にいる。<br />考え方があまりに違って反発してしまうのはよくわかるのですが<br />（考え方自体は、僕も代助側です。結婚しなければいけない、という古い時代の考え方。それを疑問に思わない思考の硬直化については、正直ついていけないものがあります）<br />実際、ここまで物わかり良くお金を渡してくれる家族はそうそういません。<br /><br /><br /><br />その安住の地を代助に捨てさせたのは、親友の妻である三千代への思慕でした。<br />いざ、三千代への愛を貫こうと決めた代助。そこからの展開は「熱い」の一言ですね。&nbsp;<br />特に親友へ謝りにいくシーンは、（行為自体は誉められないものの）、「よく逃げずに謝りに行った！」と褒めてあげたくなるほど。<br />代助君、やればできるじゃないっすか。<br /><br /><br />たぶん、僕が彼の立場なら、もっと卑劣なことをすると思います。<br />つまり、宛てがわれた嫁をもらって父親からお金を受取りつつ、三千代と密会しますw（←下衆ですみません）。<br /><br /><br />そんな心が腐ってる僕からすれば、代助は（人妻を奪っているにも関わらず）、非常に善良です。<br />だからこそ、危機に陥るわけですが……僕は代助君なら出来ると思います。<br />やれば出来る子ですから、彼は！　<br /><br /><br />最後に。代助って、地味に僕の本名に似てるんですけどww　<br />やめてくださいよ、僕に似た名前で、僕みたいな思考回路を持つキャラを出して、しかも微妙にバッドエンドとかww<br />漱石先生、勝手に僕をモデルにして物語をつくらないでください！
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082693.html">
<title>「穢翼のユースティア」におけるa103netさんへのレス</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082693.html</link>
<description>コメントありがとうございます！字数制限が厄介なので、1つ記事を設けて書かせていただきます。 &gt;&gt; ２点、気になる点があります。&gt; １つは、兄殺し（親族殺し）が、&gt; 今作で打ち出された大きな３つのテーマの１つであるという点です。&gt; 「テーマ」だというのなら、作者はそ...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-18T09:57:20+09:00</dc:date>
<dc:subject>ゲーム関連</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div>コメントありがとうございます！<br />字数制限が厄介なので、1つ記事を設けて書かせていただきます。<br />&nbsp;</div><br /><div>&gt;&gt; ２点、気になる点があります。</div><br /><div>&gt; １つは、兄殺し（親族殺し）が、</div><div>&gt; 今作で打ち出された大きな３つのテーマの１つであるという点です。</div><div>&gt; 「テーマ」だというのなら、作者はそれをテーマにして、</div><div>&gt; 何を読者に訴えたかったのでしょうか？</div><div><br />僕が使った「テーマ」という単語が、不適切だったかもしれません。&nbsp;</div><div>テーマというよりも、テーマを補強する「モチーフ」という言葉の方が適切だったかも。<br /><br />（「クラシック音楽」における「テーマ：主題→あるメロディラインが、いろいろと形を変えながら繰り返されていく」の印象で、僕は以前からこの単語を使っていますが、これは一般的ではないのかもしれません）<br /><br /><br />この作品は『カイン・コンプレックス』を下敷きにして描かれた物語であると感じています。&nbsp;<br /><br /><br />ですので、（当然作者が読者に何かを訴えたくて、使用されたものであることはほぼ確実なのですが）、明確に主張を示す必要があるとは、僕は考えていません。<br /></div><div><br />&nbsp;</div><div>&gt; もちろん、単なる「共通項」だというつもりはなく、</div><div>&gt; 兄殺し（親族殺し）というのは、尊敬している人、世話になった人を</div><div>&gt; 敵に回して殺すわけですから、「不条理」の最たるものです。</div><div>&gt; また、兄（親族）を乗り越える点で成長・変化もあるでしょう。</div><div>&gt; これらの要素につながる大きな事項ではあったと思います。</div><br /><br /><div>恐らく、目上の親族（兄・親）を乗り越えるという意味あいが最も強いと思います。</div><div>それも、単に倒す・殺すのではなく、目上の親族の視点にまで上がり、それを乗り越えるという感じでしょうか。</div><div>当然、神に見捨てられた土地における「不条理」を演出するための機能も果たしていると思います。<br />僕が一言で言えなかったことを、a103netさんが丁寧にまとめてくださって、感謝しています。<br />&nbsp;</div><div><br />&gt; もう１つは、「バランスのとれた結末」です。</div><div>&gt; 私は、ハッピーエンド好きなので、</div><div>&gt; 「バランス」がfeeさんと異なるのは承知しておりますが、</div><div>&gt; 私の好みとしては、ティアの存在を天秤にかけてまでして救った、</div><div>&gt; その後の世界をもう少し描いてほしかったです。</div><div>&gt; 生き残った各自が幸せに、そして、自分の生きる道を見つけて、進んでいく様を。</div><div><br /><br /></div><div>魔法使いさんからも、同じ意見をいただきました。</div><div>批評空間をざっと読ませていただいたところ、ユースティアエンドの悪評は主に2点ありまして、「悲しい、救いがないから嫌だ」というものと、「あっさりしすぎている」というものがありました。</div><div>この「あっさりしすぎ」というのは、恐らくこのことを指しているのだろうと思います。</div><div><br /><br />ここは、好みの部分が大きいと思うのですが、個人的には『その後の世界』を描くことには（今回に限っては）反対です。<br /><br /><br />何故なら、大地への落下という大きな不幸にありながら、<br />『上層・下層・牢獄』という三層構造が崩れ、新しい希望・可能性が生まれたあの瞬間こそが、世界が最も美しく、希望に溢れた瞬間だったのではないか、と考えるからです。<br /><br /><br />後日談を書いてしまうと、各キャラのその後が見られること自体は興味深いと思うのですが、<br />『新しい希望・未知なる可能性』はやがて色褪せ、&nbsp;<br />単に今までとは変化した日常を各キャラが送るものになってしまうのではないでしょうか。<br /><br /><br />考えたくはないことですが、「あの新しい世界」ですら、平等ではありません。<br />「大切な人を全て失ってしまった人」もいれば、「運良く家族が無事だった人」もいると思います。<br />「身体が弱い人、強い人」その他もろもろ、どちらにしても不条理は転がっているのです。<br />牢獄民はまだしも、下層や上層に暮らしていた人々にとっては、むしろ新しい世界こそが地獄かもしれません。<br /><br /><br />そういったものを描かずに、ユースティアがカイムの心に届けたメッセージを流すことで、<br />「新しい世界への未知なる可能性・希望」をプレイヤーに抱かせるという、<br />（ヒロインが死んでしまったにしては）妙に爽やかで前向きな読後感を提供してくれたように感じています。<br /><br /><br />爽やかで前向きな読後感だったと言っている人が、かなり少数派なので成功していないのかもしれませんがw<br />僕個人としては、<br />最もドラマチックな場面で幕を引き、現実（新しい世界における不条理）を覆い隠しつつも、<br />カイム・アイム・ユースティアの主要三キャラにとっては最大の不条理を叩きつける、<br />最高のエンディングだった、巧いなぁと思ったのです。<br />&nbsp;</div>
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082653.html">
<title>穢翼のユースティア　クリア感想（重バレあり）</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082653.html</link>
<description>オーガストの「穢翼のユースティア」、無事クリアしました。まずは、点数から。ストーリー 125/150　キャラクター 125/150　絵　100/100　音楽 90/100　　　　　　　　　　システムその他　80/100 印象 40/50　　　　　　　　　　トータル 560/650（10位/140ゲームくらい）ES...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-17T22:38:12+09:00</dc:date>
<dc:subject>ゲーム関連</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">オーガストの「穢翼のユースティア」、無事クリアしました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">まずは、点数から。ストーリー 125/150　キャラクター 125/150　絵　100/100　音楽 90/100　</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">　　　　　　　　　システムその他　80/100 印象 40/50　</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">　　　　　　　　　トータル 560/650（10位/140ゲームくらい）</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ESにつける点数　91。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ここでは、各シナリオについてそれぞれ感想を書いていきますが、その前に。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　前置き</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">オーガスト作品は、処女作の「バイナリィポット」こそプレイしてはいませんが、「プリンセスホリデー」～「Fortune Arterial」までの4作は全てコンプしており、贔屓にしているメーカーです。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">今までのオーガストは、『萌え』を売りにしたゲームを作ってきたメーカーでした。そこに共通するのは、とにかく明るい雰囲気を持つ物語であるということ。人の心の闇を描かず、ひたすら明るく癒される雰囲気を作るメーカーでした。ヒロインはそれぞれみな『良い子』で、用意された欠点もせいぜい「萌え」のためのスパイス程度にしか機能していませんでした。<br /><br /><br />（『夜明け前より瑠璃色な』移植版の追加ヒロイン2人は、やや欠点を意識した描かれ方がされています。エステル・フリージアの頑固さはフィオネに通じるものがあり、遠山翠の臆病さはユースティア、または初期のリシアに通じるものを感じます）</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />かつて、オーガストは、シリアスゲーにチャレンジしたことがあります。前述の『夜明け前より瑠璃色な』という作品です。しかしその試みは、フィーナシナリオ（＋最終シナリオ）で部分的に成功はしましたが、大きな成功には至りませんでした。<br />盛り上げようという意思は伝わったのですが、カレンとの剣術勝負ではオチが早々にわかってしまいましたし、ラスト、フィーナの演説も月側の説得に留まっており、力不足を感じたものでした。<br /><br /><br />とりわけ大きかったのが、日常テキストに何ら変化がなかったこと。<br />従来どおり、抑え気味ではありながら気の利いた会話のやりとりを中心に組み立てられた文章は、萌えを生み出しこそすれ、重厚な世界観の構築には不向きなものでした。<br /><br />（ちなみに、それでも「夜明け前より瑠璃色な」は、81点をつけていることからもおわかりいただけると思いますが、お気に入りの萌えゲーです）<br /><br /><br />また、今回、明確に掲げられているテーマの2つ『不条理』と『血縁（主に兄）殺し』は、「Fortune Arterial」の東儀白シナリオなどに見ることもできます。<br />以前から、このタイプのテーマを描きたいと模索していたものの、萌えゲーの方法論のまま行っていたために、大成功には至らなかったのではないか、と考えています。<br /><br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ですが、今回オーガストはとうとう殻を破ってくれたように感じています。一見してわかるとおり、今までとはまるで正反対のダークで不条理な世界。テキストも会話のやりとりを減らし、地の文を長くすることで、重厚な世界観を構築することに成功しました。<br />また、作品世界の中に明確なテーマ・メッセージ性（後述します）が組み込まれており、これが全くブレておりません。これは、シナリオゲーを作る上で、とても大切なことだと思います。<br /><br />ヒロインの性格設定にも変化が見られ、今回のヒロインはそれぞれ皆、大きな欠点を持っています。この工夫により、各キャラは厚みのある人物として、息づいています。<br />悪役も、特にルキウスのキャラ設定は実に素晴らしいと感じました。今まで悪役たる悪役をほとんど出してこなかったこのメーカーが、ここまで立派に悪役を描けると知って、内心驚きました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />では、各シナリオについて見ていきたいと思います。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　フィオネシナリオ（第１章）について<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">プレイヤーが始めに読むことになるのが、羽狩り隊長フィオネ・シルヴァリアのルートです。<br />このルートの役割は、本作のテーマ・世界観の徹底にあるでしょう。<br /><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">フィオネルートでは、フィオネの性格的欠陥……生真面目で融通がきかない、頑固者という側面が顔を覗かせます。ですが、その裏返しとして職務に忠実で義に厚い。それは、彼女の短所でもありますが、長所でもあります。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />シナリオ後半、『羽化病罹患者は、保護されているのではなく、殺されている』という、このゲーム一つめの爆弾が落とされます。<br />このゲームがこれから描く、『不条理』というキーワードを明解に打ち出した、印象深いシーンです。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">職務に忠実である。それはとても立派なことだったはずなのですが、フィオネは知らずして多くの人を殺していました。そして、彼女は第一章の終わりで、「己の行為を知ってなお、殺人に手を染め続ける道を選ぶ」ことになります。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">本来、仕事熱心で上官（あるいは上司）に忠実というのは素晴らしい美徳のはずなのに、ここでは価値観が転倒しているのです。けれど、それは、誰かがやらなければならないことでした。<br /></span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">そんなフィオネの変遷は、これからのカイム、そしてまだほとんど姿を見せないルキウスの行く先を暗示する伏線にもなっています。<br /></span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br />もう一点、カイムが、羽化病罹患者である（と思われた）ユースティアを、羽狩りから必死に匿っていることにも注目してください。この時点では、ユースティアは文字通り単なる羽化病罹患者に過ぎませんが、『牢獄民』であるカイムは、ユースティアを守ります。<br /><br />そこには、『羽狩りに見つかったら面倒なことになる』という程度のリスクはありますが、最終章のように『世界崩壊』のリスクがあるわけではありません。<br />この部分は最終章とも対応しておりますので、見落としてはならないポイントだと思います。<br /><br /><br /></span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">最後に。第一章の敵役であるクーガー、フィオネが殺したクーガーは、フィオネにとって『兄』にあたる人間だったことも、忘れてはならない重要なポイントです。<br />クーガーを殺すのは、フィオネでなくてはなりません。<br />それは、このゲームのもう一つのテーマが『兄殺し』でもあるからなのです。<br />『フィオネの手を家族の血で濡らすわけにはいかない』という選択肢を選んだ場合、<br />第一章でゲームが終ってしまうのはそのためです。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　エリスシナリオ（第2章）について<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">僕は唯一、このルートだけはさほど高く評価してはおりません。というのも、正直に言って退屈だったからです。伏線としては十分に機能していますが、それ以上の面白みを見つけることは困難でした。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />まず、このシナリオの最大の機能といえば、このゲーム二つ目のテーマである『親族殺し』が明確に打ち出されたことでしょう。</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ジークによる、ベルナドの誅伐。2つめのシナリオにおいて、2つめの兄殺しはもはや偶然とは言えません。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">エリスとの関わりによって、この物語のラスボスとも言うべき、カイムの『兄』アイムの存在が明かされることも、大きな意味のある伏線です。<br />カイムはエリスに「生きる意味を持ち、まともな人間であるように」と言い聞かせますが、これはアイムの呪縛にカイムが完全に囚われた結果であることは、最終章でも語られていました。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">他には、『牢獄』の生活が丁寧に描かれた物語であり、腐食金鎖と手を組んだルキウスと、風錆と組んだ反ルキウスの貴族（ギルバルトですが、確かまだ名前は出てきてないはず）の存在もこのシナリオで明かされます。<br />自分たちの争いが誰とも知れない貴族の争いに利用されている、『視野が確保できない牢獄民』の立場から描かれたこのシナリオでは、そんな薄気味悪さを感じとることができます。<br /><br /><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">このゲームでは、シナリオを追うにつれてカイムの世界がどんどん拡がっていきます。そして、それに伴う『カイムの変化』もまた、特筆すべきテーマといえるでしょう。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　コレット&amp;ラヴィリアシナリオ（第3章）について<br /><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">聖女をヒロインにいただくこのシナリオにおいて、遂にカイムの活躍の場は牢獄から上へと向かいます。彼の活躍するフィールドが高くなるにつれ、彼の知識は増し、視野が拡がっていき、そして考え方もまた大きく変わっていくことになります。<br /><br /><br />このルートの最大の機能は、「牢獄出身」という『土着意識』をコレットに指摘され、カイムがそれを捨て去るシーンではないでしょうか。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />より、衝撃的なシーンといえば、このシナリオで明かされる、『聖女が都市を浮かせているのではない』という情報です。<br />これは、今作の方向性を決定づけた最後の一矢となりました。<br /><br /><br />聖女が民衆の目を欺くスケープゴートというのは、薄々、わかっていたことではありました。ですが、今までのオーガスト作品をプレイしてきた経験上、「まさかオーガストが、そこまで容赦のない設定を出しては来ないだろう」という予断、甘えがこの時点の僕にはまだ残っていました。<br /><br />しかし、オーガストは一歩を踏み込みました。</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">『不条理』というテーマを、本気で描こうとする姿を僕はこのシナリオに見たのです。</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">それ</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">をより強烈に推し進めたのが、牢獄で皆の居場所となっていたヴィノレタ、ジーク達を暖かく見守ってきたメルトの死でした。間違っていたら申し訳ありませんが、バッドエンド以外で、名前のあるキャラクターが死んだのは、オーガスト作品史上初ではないでしょうか（厳密に言えば、今作の敵役のクーガーが、死者第一号だと思います。もっとも、過去作にはところどころ記憶が曖昧な部分もありますので、間違っていたらすみません）。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ただ、この章の終わらせ方は</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">、やや手ぬるいものでもありました。最終章で活躍する手前、コレットとラヴィリアを殺すわけにはいかなかったという理由はわかるのですが、やはりあそこはコレットとラヴィリアが抱き合いながら落命する、そんな儚く美しいシーンで幕を下ろしても良かったと思うのです。<br />“正史”ルートで無理ならば、“ヒロイン選択ルート”において、それを描いてほしかったなというのが、僕の数少ない注文・不満です。<br />わざわざラヴィリアというヒロインのエンドまで作ったのですから、いろいろと物語分岐を用意する余地はあったわけなのに、“正史”も含めて3つのエンディングでいずれも聖女が助かるというのは、『不条理』を描く物語としては、やや拍子抜けの感はありました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">余談ですが、コレットはとても僕好みのキャラクターで、かなり萌えてしまいました。コレットのCVである遠野そよぎさんも、初めて聞いた時はあまりピンと来なかったのですが、プレイしていくうちに「この声じゃなきゃダメだ」とまで思うようになりました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><br /><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　リシアシナリオ（第4章）について</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />とうとう、宮廷にまで活躍の場が拡がるこのシナリオでは、大崩落（グラン・フォルテ）の原因が明かされます。その正体は、ギルバルトという貴族が、私利私欲のためにもたらした、人災でした。<br />更に、都市を浮かせている力の正体や、ルキウスの正体の判明、白兵戦では圧倒的存在感を放つガウの存在もあって、情報量の多いシナリオだったということができます。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">よりカイムの身近に目を向けるならば、リシアの成長がこのシナリオの一つの鍵となります。個人的にはリシアの成長がやや速すぎた感が否めませんが、彼女は最終シナリオにおいて、その魅力を存分に披露してくれます。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br />ルキウスの正体は、隠すつもりがないのでは？と思われるくらいにバレバレでしたので、もう少し慎重に隠した方が良かったのではと思います。一方で、このリシアの戴冠シーンでの花冠のエピソードには心を動かされるものがありました。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">　<br /><br />このシナリオでは、二つの『親殺し』が描かれます。ルキウスによるネヴィル殺しと、システィナによるギルバルト殺しです。<br /><br /><br />このギルバルトというキャラは、一応の事情があるにせよ、解りやすい悪を体現したキャラクターであり、第4章には『悪を打倒する』というある種のわかりやすさがありました。<br />&nbsp;</span></p><br /><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">どうも、皆さんの感想をちらほらと拝見しますと、リシアシナリオの評判が良く、ユースティアシナリオの評判が悪いようです。<br /><br /><br />しかし、個人的にこのリシアシナリオは『不条理』を描くユースティアシナリオのための伏線に過ぎないと考えています。<br />リシアシナリオの流れは、不条理を食い止めるためのハッピーエンドの物語です。この流れを最終シナリオにそのまま適用すれば、ハッピーエンドへと到れるであろう。そんな希望を抱かせる終わりです。<br /><br />　</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">世界が救われてほしい。皆が幸せになるハッピーエンドを読みたいという方の気持ちもわかります。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ですが、それは“不条理”を徹底的に描いたこの「穢翼のユースティア」に求める要素ではないはずです（それこそ、『いつものオーガスト』になってしまうでしょう）。<br />何より、ここまで散々繰り返されてきた『親族殺し』、その代表となるであろう“アイム”を、カイムは超えていけません。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br />ユースティアシナリオを描くために、あのエンディングを書くために、このゲームの全てのシナリオは設計されており、各シナリオに『兄殺し』や『不条理』、そして『牢獄・下層・上層の三層構造』といった設定が組み込まれているわけです。<br />ですので、リシアシナリオで終われば良かったのに～というご意見は、全くのナンセンスであり、もしも本当にここで終ってしまったならば、どの要素についても中途半端なままだったでしょう。<br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">★　ユースティアシナリオ（最終章）について<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">いよいよ最終シナリオ。全てを知ったカイムの決断が描かれるこのシナリオは、ヒロインであるユースティアよりもむしろ、カイムとアイムの兄弟に焦点を当てた物語となっています。ここまで、ほぼ全てのシナリオで行われてきた『兄殺し』が繰り返され、最後の敵であるルキウスを打倒することになるわけです。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br />ルキウスというこの悪役は、まさに作品そのものを象徴した素晴らしい造形になっています。</span>
<br /><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">「正しいと思われること」をし続ける人。悪役、と書きましたが、彼を悪と断じるのはとても難しい。ギルバルトや、初代イレーヌを裏切った人々のツケを、ルキウスは払わされているわけで、彼もまた被害者なのです。</span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br />とはいえ、彼の徹底した功利主義はおよそ非人間的であり（人間性を保つだけの余裕が、もはやあの世界にはなかった。それこそが、最大の不条理であり、あの世界に完全に適応したのはカイムではなく、むしろアイムの方でした）、<br />反感を抱かせるに十分なもの。<br />作中では、天使の力を非人道的な形で引き出そうとしたばかりに、天使の怒りが増幅されるという皮肉が生まれていますが、これは、ややルキウスには酷な形だなと感じました。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">カイムに話を戻すと、牢獄から下層、そして上層へと至る過程において、彼は新たな知識を得、ものの見方が変わっていきます。最後まで牢獄民としての視点を持つジークとの決別は、起こるべくして起きたこと。ジークの置かれた位置は、『牢獄に留まり続けた場合のカイム』を表しているように思います。<br /><br /><br /></span><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">カイムは、良くも悪くも変わっていきます。牢獄民としてのカイムが、上層民としてのカイムに変わった時。<br />牢獄民を相手に武器を取る（未遂でしたが）という行動を、ユースティアを犠牲にするという行為を、彼は選んでしまいます。<br /><br /><br />牢獄から出たことのなかった、身近なものしか見えていなかったカイムなら、迷うことなくユースティアを守ったことでしょう。ユースティアを守ることに、障害はないのですから。<br />そう、それは第一章でカイムが、ユースティアを大して逡巡もせぬままに匿ったように。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">ですが、カイムは知ってしまった。世界の全てと、彼女の存在が天秤にかけられていることを。<br />視野が広がり、あまりにも見える物が増えすぎたが故に、本当に大切な一つのものが、見えなくなってしまった。<br /><br /><br />けれどカイムは、アイムの呪縛を解き放ち、最後にはユースティアを選びます。他のもの全てを犠牲にしてでも、彼はユースティアを選んでしまうのです。<br />その選択の是非はここでは問いませんが、上層の視野を持ってなお、彼はユースティアを求めた。<br />それは第一章でユースティアを守ったように、ただ闇雲に彼女を守るのに比べて、大きく強い覚悟がないとできないこと。そして、何も知らずに彼女を守るのに比べて、とてもとても罪深いことでした。<br />（もしもカイムが牢獄に留まっていたならば、ユースティアの秘密を知ることもなかったでしょうし、いきなり天使と言われても信じなかったでしょう）<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">個を優先させることができなかったアイム、みすみす自分の手でシスティナを死地に追いやった兄とは違う原理で動き、違う道を選んだカイム。どちらが正しいのかは、僕にはわかりません。　</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /><br />ラスト、ユースティアが結局亡くなってしまうという結末。<br />そして、上層・下層・牢獄という境目が取り払われ、世界全体の破滅が防がれたという結末は、落としどころとしても実にバランスのとれた結末だと思います。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">たとえ世界が壊れてしまったとしても、ユースティアだけを守りたかったカイム。そのために兄をも手にかけたカイム。<br />それにも関わらず残された結末は、アイムが望んだ世界の救済、そしてユースティアの死でした。<br /><br />&nbsp;</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; ">究極の『不条理』を体現したこのエンディングは、作品のテーマに相応しい最高のエンディングだったと私は思います。<br />この結末を迎えたからこそ、『穢翼のユースティア』は、「いつものオーガスト」から脱却した、強いテーマ性を秘めた作品に仕上がったのです。</span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><p class="MsoNormal"><span style="font-family: 'ＭＳ 明朝', serif; "><br /></span></p><br />
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082024.html">
<title>穢翼のユースティア　途中感想②コレット√クリア（バレあり）</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5082024.html</link>
<description>ユースティアは３つ目のシナリオ、コレット√をクリアしましたが……うん、実に面白かったです。聖女が何故、存在するのか。これは、薄々想像はついていましたが、『オーガストだし、そんなエグい設定はしないんじゃないか？』、『ファンタジー世界なんだから、 ひょっとした...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-13T22:43:39+09:00</dc:date>
<dc:subject>ゲーム関連</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[ユースティアは３つ目のシナリオ、コレット√をクリアしましたが……うん、実に面白かったです。<br /><br />聖女が何故、存在するのか。<br />これは、薄々想像はついていましたが、『オーガストだし、そんなエグい設定はしないんじゃないか？』、<br />『ファンタジー世界なんだから、 ひょっとしたら本当に力があるんじゃないか？』という淡い希望は<br />やはりと言おうか裏切られ、どうしょうもない現実を突きつけられました。<br /><br />唯一の良心？救い？　あるいは甘さは、コレット√の終わらせ方でしょうか。<br />コレットとラヴィリアが崖から落ちていっておしまい、の方が美しかったのではないかな、と思います。<br />とはいえ、そうしてしまうとこの後のシナリオには彼女たちが登場できなくなってしまいますし、<br />あまりに救いがないので、この形で内心ホッとしたのも事実です。
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5081523.html">
<title>ジョン・グリシャム「陪審評決」読了（重バレあり）</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5081523.html</link>
<description>評価は　B。感想を書く前に、前置きをさせていただきます。まず、僕は『煙草』という存在を、心底憎んでいることをお伝えします。なので、『煙草が大好き（別に吸うことが好きでも構いませんが、煙草という存在そのものが好きという）な方』 は気分を害されると思いますので...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-11T03:27:57+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価は　B。<br /><br />感想を書く前に、前置きをさせていただきます。<br />まず、僕は『煙草』という存在を、心底憎んでいることをお伝えします。<br /><br /><br />なので、『煙草が大好き（別に吸うことが好きでも構いませんが、煙草という存在そのものが好きという）な方』 は<br /><b>気分を害されると思います</b>ので、お読みにならないでください。<br />この件に関して反論をいただいても、お返事はできません。<br />感情的ではなく、冷静な頭で対応できてこそ、議論というものは成り立つものですが、この件に関しては冷静でいられる自信がなく、喧嘩をしてしまいそうなので。<br /><br /><br />では。<br /><br /><br /><br />この作品は、タバコ訴訟を扱った作品です。<br />『ヘビースモークが理由で、肺癌になり夫を失った未亡人が、タバコ会社に損害賠償を起こした』という設定のお話になります。<br /><br />僕は、この題材を提示されると、いろいろなことを考えました。<br /><br /><br />「いくらタバコが害になるからといって、それを承知で吸っている人間が死んだからといって、損害賠償を払う必要があるのかどうか？　もしこれを認めたら、お酒会社も、ジャンクフード店も、その他少しでも害になりそうなものは次々に訴えられてしまい、物が作れなくなってしまうのではないか？」<br />&nbsp;<br />また、こうも考えました。<br /><br />「いくら、承知で吸っているからといって、どう考えても害悪しかもたらさないものを売って、金儲けをして良いものかどうか？　麻薬を売っていいとは誰も思うまい。同じく、中毒性があり、健康に悪影響を及ぼすものなのに、なぜ、煙草は許されているのか？」&nbsp;<br /><br /><br />この2つの問いには、答えはありません。&nbsp;<br />要はバランスの問題だからです。&nbsp;<br /><br /><br />この問題については、 本書でもそれなりには取り上げられていました。<br />ただ、この本にはかなり不満も持っています。<br /><br /><br />ひとつは、『副流煙』の存在に全く触れていないこと。<br />もうひとつは、「サスペンス性・ストーリー性」を重視するあまり、 タバコ会社を過度に悪役に仕立て上げてしまったことです。<br /><br /><br />前者ですが、僕はこの「副流煙」こそがタバコの真の害悪だと思うのです。<br />吸っている本人は自分の選択で吸っているかもしれませんが、吸わされる人間は、そんな選択などしていない。<br />一方的に、被害者なのです。<br /><br /><br />ぶっちゃけてしまえば、僕の感情としては、「主流煙で死んだ、この物語の死者に損害賠償を払う必要があるかどうか」は、何とも言えませんが、「副流煙で死んだなら、払って然るべき」かと思うのです。&nbsp;<br />副流煙について一切触れていないのは、（ひょっとしてこの当時、そこまで研究が進んでいなかったのかもですが）手落ちだと思います。<br /><br /><br />次に、サスペンス性の問題です。<br />この物語では、タバコ会社を悪役にするために、評の買収はまだしも、不法侵入をしたり、恐喝をしたり、放火をしたりとやりたい放題です。<br />さすがにアメリカの法廷の現状は知りませんが、いくらなんでもここまでフリーダムではない……と信じたいです。もしこれが本当の姿なのだとしたら言葉もありませんが、僕としてはあまりにも度がすぎていて、白けてしまいました。<br /><br /><br />また、 いくらタバコ会社が憎いからといって、主人公たちのとった行動もあまり褒められたものではありません。<br />汚い手を使ってでも彼らを倒さなければならない、正義の戦いだったのかもしれませんが……おいおい、と思えるようなシーンが幾つもありました。<br />陪審員にしても、主人公とエレーラ大佐は明らかに不適格者ですし、こんなんでいいのか？と呆れてしまいました。<br />法廷のシーンは基本的に興味深く、面白く読めたのですが、タバコ会社が暗躍する下巻の序盤は眠気を感じ、 途中で読むのをやめようか迷うこともありました。<br /><br /><br />ラスト、タバコ会社をやっつける！という意味で、胸がすっとし、カタルシスを感じられたために70点をつけましたが、しかしそれは僕がタバコが大嫌いだからではないでしょうか？<br />タバコについて、好きでも嫌いでもない人や、タバコが好きな人は、この小説を読んでもカタルシスを感じることはできないのでは？<br />そう考えると、素直に高評価はしにくいです。<br /><br /><br /><br />最後に。<br />少し重い話になりますが、僕は小学１年生から中学１年生まで、都合７年間イジメに遭いました。<br />理由は幾つかありますが、一番大きな理由は「クサい」からでした。<br />そうは言っても自分ではよくわかりませんでした。汗の臭いなのか、何なのか……。<br />中学生になって、ようやく解りました。それは、父親の吸うタバコの匂いが僕にも染み付いていたのです。&nbsp;<br /><br />「あいつに物を貸すと、クサくなる」と言われ、漫画を貸してもらうこともできませんし、「近寄るな、クサい」とも言われました。<br />父親に「家で吸わないでくれ」と何度も言いましたが、取り合ってはもらえませんでした。何度も大喧嘩をしました。<br />僕は、父親が嫌いではありませんが、その一点のみ、とても憎んでいます。<br /><br /><br />その後、父親は脳出血で倒れて亡くなり、母も脳出血で倒れました（一応生きてはいます）。<br />タバコの害の一つに、高血圧になるというものがあります。<br />無論、味の濃い料理が好きだったという事実もありますし、ストレスなどでも血圧は上がるので、脳出血の原因がタバコのせいかどうかはわかりません。<br />ですが、モヤモヤした気持ちは残っています。<br /><br /><br />そんなわけで、僕は煙草を憎んでいます。この世から消えてほしいとすら、思います。<br /><br />まぁ、僕の親友にも煙草を吸う人間はいますし、Twitterなどで親しくさせていただいている方も何人かは喫煙者の方です。<br />僕の前で吸わなければ何も言いません。<br />マナーを守っている喫煙者の方まで、&nbsp;叩く気はありません。<br /><br /><br />ですが、マナーを守れない人間というのはいるのです。<br />夜、仕事から帰ってくると必ず路上で吸っている人間を見かけます。<br />僕は彼らの側を、息を止めて通り抜けます。後ろから喫煙者が近づいてくる時は、走って距離をとったり、敢えて追い抜かせてやりすごすこともあります。<br />コンビニの前で吸っている人間を見かけると（これは灰皿をそこに置いているコンビニが悪いので、マナー違反ではない気がしますが）、そのコンビニには寄る気がしません。<br />正直に言ってしまえば、他人の迷惑を考えずに煙を吐き出す人間を、僕は軽蔑すらしています。<br /><br /><br />それくらいタバコが嫌いではあるのですが、それでもこの作品を読んだ感想としては、<br />「タバコ会社を悪者にして、安易に解決しちゃっていいのかよ」と思いましたです。<br /><br />だって、この未亡人も、結構な食わせ物だと思いますもんw<br />
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5081372.html">
<title>ドラゴンマージャン3　竜神編　感想&amp;攻略</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5081372.html</link>
<description>ドラゴンマージャン3竜神編、無事エクストラダンジョンまでクリアしました。感想としては、相変わらず面白い。一方で、ドラゴンマージャン2の時点で、システムが完成されつくしてしまったため、真新しさはないというのが欠点か。ストーリーこそ違えど、マイナーチェンジに留...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-10T07:33:24+09:00</dc:date>
<dc:subject>ゲーム関連</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[ドラゴンマージャン3竜神編、無事エクストラダンジョンまでクリアしました。<br /><br />感想としては、相変わらず面白い。<br />一方で、ドラゴンマージャン2の時点で、システムが完成されつくしてしまったため、真新しさはないというのが欠点か。ストーリーこそ違えど、マイナーチェンジに留まっていて、マンネリ感は確かにあります。<br />ただ、それでも……十分すぎるほど面白いゲームですね。<br />（個人的に、アへ顔が嫌いなので、エロシーンはアヘ顔をやめてくれるとありがたいのですが）<br /><br /><br />攻略記事ですが、ドラゴンマージャン2や3の天空編と内容はほとんど変わりません。<br />唯一変わったのは、ギフトの存在。これのおかげで、花嫁（任意）がめっぽう強くなりました。<br />ちなみに花嫁は、誰を選んでも構いません。<br />エッチシーンは後々回収できますし、花嫁ギフトが強いので誰を選んでも最強レベルに強くなるはずです。&nbsp;<br />ローラ姫を選ばないと、ローラが仲間になるのが遅くなります（それでもちゃんと仲間にはなります）ので、<br />ローラを使いたい！という方はローラを。それ以外なら、好きなキャラをお選びください。<br /><br /><br />次に、使えるスキルの紹介を。<br />このゲームは、極めて膨大な数のスキルがあり、とても全ての効果を検証したりする気にはなれません。<br />ここでお薦めするスキルも、他のスキルで代用できるものはあると思います。<br />あくまで参考程度に留めてください。<br /><br /><br />その上で、まず絶対必須と言えるのが、回復魔法でしょう。<br />序盤は『ホイミ』や『ベホイミ』。中盤は『ベホマラー』。『ベホマ』や『ベホマズン』は最後まで使えます。<br />『ザオリク』も必須です。<br /><br /><br />次に必要不可欠なのが、補助魔法。<br />『ラリホーマ』の威力は絶大で、7割のボスが眠ります。これがあるとないとでは、難易度は段違いです。<br />『バイキルト』は攻撃の要。こちらも最後まで使えますので、是非用意しておきましょう。<br />必須ではないですが、前衛キャラが『スカラ』を覚えると、役に立ちます。最終的には『スカラル』を（こちらは、前衛キャラじゃなくても構いません）。<br />また、今回は『マホトーン』の効きが良いように感じます。ラリホーマが効かない敵にはマホトーンをかけましょう。<br /><br /><br />ツミコミ技も必須です。<br />僕は人間主体のメンバーでしたので、『ベギラゴン』がとても役に立ちました。<br />序盤は『ギラ』、『べギラマ』、最終的には『ギラブレイド』ですね。<br />モンスター主体でしたら『かがやくいき』、『しゃくねつのほのお』、『グランドクロス』あたりでしょうか。<br />ギラ系、もしくは火ブレス、氷ブレス、何でも構いませんが、ツミコミ技は是非覚えてください。<br />ラストの段階まで来たプレイヤーには、僕が教えることなど何もありませんが、『メドローア』はとても強いです。<br />覚えておくと良いでしょう。<br />また、『マダンテ』はあまり活躍しませんが、ここぞという時にあると心強いです。<br /><br /><br />リーチ技も必須です。<br />こちらも最終的にはたくさんのスキルを覚えられるようになりますが、<br />序盤は『イオ』、『イオラ』が良いでしょう。『イオナズン』も最後まで使えます。<br />ヒュンケルの覚える『ブラッディースクライド』は使い勝手が良く感じましたし、<br />ダイの『アバンストラッシュクロス』は最強クラスの威力を誇ります。<br />戦士系のスキルには、『上がれる率を20％アップ』だとか、『ゾンビ系の敵にのみ有効』とか、そんな中途半端な技がたくさんありますが、<br />そんな技を覚えるくらいなら、男は（女も）黙ってイオで行きましょう。<br /><br /><br />天空編よりは多少難しくなっていますが、一部の敵を除いて、難易度はやはり低いです。<br />その敵とは、ラスボスのバーン様、そして隠しダンジョンのマガルギあたりでしょうか。<br /><br />バーン様を含めた多くのボスは、マージャンで倒すよりも、HPを0にして倒す方を心がけた方がうまくいくと思います。敵を倒してしまえば、上がるのは楽勝ですからね。<br />『バイキルト＋アバンストラッシュクロス』に『マダンテ』あたりを連発して、切り抜けてください。<br /><br /><br />他にデルコンダルの花嫁タッグ戦も僕は苦しみましたが……こちらは何と天和2連発という幸運で切り抜けたので、何とも……。一つ言えることは、主人公と花嫁は鍛えておきましょう。<br /><br />&nbsp;<br />……あまり役に立たない記事でしたが、以上になります。
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<item rdf:about="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5080970.html">
<title>NG恋「麻美シナリオ感想」における、名無しさんへのコメントレス。oyoyoさんへの追記有り。</title>
<link>http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5080970.html</link>
<description>どもです。丁寧なコメント、ありがとうございます。コメント欄は、800文字しか書けないとのことなので（笑）、こうして1つ記事を作らせていただきました。ということで、長文になりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。元記事&amp;名無しさんのレスはこちらです。 ...</description>
<dc:creator>drecom_toolatetoolat</dc:creator>
<dc:date>2012-02-07T18:52:01+09:00</dc:date>
<dc:subject>ゲーム関連</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<div>どもです。丁寧なコメント、ありがとうございます。<br />コメント欄は、800文字しか書けないとのことなので（笑）、こうして1つ記事を作らせていただきました。<br />ということで、長文になりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。<br /><br />元記事&amp;名無しさんのレスは<a target="_blank" href="http://toolatetoolate.dreamlog.jp/archives/5077137.html">こちら</a>です。<br /><br />&nbsp;</div><div>ななしさんのコメントを読んで、『僕とななしさんでは、読んでいる物語が違う（物語の見方が違う）』なというのを深く感じました。</div><div>これは、どちらが正しい、というものではないと思います。</div><div>とりあえずは自説を固持する立場上、ななしさんのコメントへのレスに対しては、否定的な文章を書いている部分もありますが、これはななしさんを攻撃する意図は全くありません。</div><div>よろしくお願いします。<br /><br /></div><br /><div>まずは、自説から。次に、なぜ名無しさんとの間に齟齬が生まれているのかを、僕なりに書いていきたいと思います。</div><div>その前に瑣末な部分から。</div><br /><div>&gt;&gt;離婚のときは理は不妊症のことを知りません</div><br /><div>ここは、まさにその通りですね。松本先生の台詞で初めて理が知ったという描写があったことを覚えています。</div><br /><div>&gt;&gt;勘違いされたまま評価を下してしまうのはもったいないと思いますよ。</div><br /><div>ここも、ほぼ同意です。丁寧に説明してくださって、感謝しております。</div><br /><br /><div>さて、まずは自説を書きます。</div><div>現段階において、ななしさんのコメントを読んでなお、評価は変わりません。</div><div>ななしさんの仰るとおり、『理が短所（の1つ）を克服した』という物語ではあるのですが、僕には『より大きな短所を放置したままエンディングを迎えてしまった』ように映るのです。</div><div>端的に言えば、僕が麻実エンドを気に入っていないのは、『コミュニケーション不足・行き違い』が原因で別れた（と、僕は認識しています）のに、その部分が改善されていないからです。</div><br /><br /><div>僕は二人の最大の欠点は、理の『辛いこと、言いにくいことがあると、相手とのコミュニケーションを避けて話し合おうとしない』点と、麻実の『相手がどう思っているのか確かめもせずに、勝手な思い込みから性急な行動に移してしまう』点にあると思っています。</div><div>ところが、記事にも書いたとおり、エンディングを迎えてなお、その部分が変わったようには思えないのです。</div><br /><div>（笑い話にしかなりませんが、僕は昔、三角関係の当事者だったことがあります。男2：女1の……つまり、性別こそ違え、麻実の立場ですね。その経験から、僕が麻実の立場にいたら……ふざけるな、と感じると思います。劇的なプロポーズもいいけれど、まずは安心させてあげるのが先ではないでしょうか。<br />理に『人の気持ちを解らない』という欠点があるならば、今もって気持ちが解っていないように思います）</div><br /><br /><div>というのが、自説です。</div><div>ただ、名無しさんが仰っている『物語』が、間違っているとは思いませんし、そもそも丸戸氏はそのような物語を書こうとしてこのシナリオを書いたのだろう、とも思っているのです。</div><div>名無しさんは、きちんと丸戸氏の意図する読み方に沿って物語を受け取ったのだろうと、僕は思っています。</div><br /><br /><div>では、何故このような齟齬が生まれたのかといえば、</div><div>名無しさんの仰る、『理が愛し方を一種類しか知らない』というのが、実は僕には全然ピンと来ていないのですね。</div><br /><br /><div>（ちなみに、名無しさんが仰る一種類の愛し方というのは、『保護者としての愛』を指していらっしゃいますか？</div><div>それとも、『女性に対する愛』を指していらっしゃいますか？</div><div>僕は、『女性に対する愛』しか知らないというふうに受け止めて読んでいますが、それで合っていますでしょうか）</div><br /><div>確かに、そのような文章はあります。親の愛に恵まれなかったという話も出てきます。</div><div>ですが、肝心の『理が愛し方を知らない』という部分が、具体的にどこのイベントで読み取れるのかが僕にはわかりません。</div><div>これが、僕が『描写は一切なかった【*はず】です』と書いた理由です。<br /><br /><br />*ちなみに『はずです』というのは、逃げの一手でもありまして、「勘違いだったらごめんね。撤回します」という意味でもあります。<br />一文一文を正確にメモをとりながら読んでいたわけではないので、記憶違いの可能性があります。<br />一方で、正確に覚えていなければ感想を書いちゃダメです、と言われるとちょっと困ってしまいますね。<br />&nbsp;あからさまな間違いを垂れ流すのも、それはそれで迷惑とは思いますけれども。<br />&nbsp;</div><br /><br /><div>僕には、出会った当初から理は美都子を猫かわいがりしていたように映りましたので、『保護者としての愛』が欠けていたようには思えません。きちんと保護者してるじゃないですか。</div><div>そして、麻実とも何年も付き合っていて、その間うまくやっていけていたわけですし、他シナリオ等を見ても『女性相手への愛』が欠けているようにも思えません。</div><div>せいぜい、『積極性』が欠けていたくらいしか、僕にはわかりませんでした。<br />&nbsp;</div><br /><div>ここがピンと来ないと、評価は変わりようがないんです。</div><br /><br /><br /><div>フォロー、というわけでもないのですが、僕もダメ恋の中では麻実シナリオが一番好きです。</div><div>麻実シナリオが……というより、麻実が好きなのかな。設定も胸に迫るものがありましたし、キャラ的にも好きです。</div><br /><br /><div>&gt; 「人として欠けたところがある」は理自身自覚しています。</div><div>&gt; ご飯が食べられないこと、人の気持ちがわからないからとりあえず謝ることしかできないこと。</div><div>&gt; 自分が守る対象に入っていないからこそのあんな無茶な仕事ぶり。</div><br /><div>『人の気持ちがわからないから謝る』は巧い設定だな、と感じていました。</div><div>『無茶な仕事ぶり』に関して言えば、そういう側面や、『コミュニケーションを避ける』という側面もありますが、単に根っからの仕事人間なのかなとも思っています。</div><div>ご飯に関しては、理の欠点というよりは、『理の欠点を直してあげるには、どう接すればいいか』の答えなのかなと思いました。</div><br /><br /><div>&gt; 美都子を育てることにより、欠けた部分を埋めた理が、最初と違う答えを出した麻美エンドは</div><div>&gt; 主人公の成長が感じられて個人的には一番好きです。</div><br /><br /><div>ここは前述の通りなのです。つまり、元々欠けていた部分って何ですか？というところです。</div><div>一番わかりやすいのは、『積極的になった』という部分なので、それに飛びつく形で感想を書いています。</div><br /><br /><div>長文・乱文ありがとうございました。以上です。<br /><br /><br /><br />追記 ：oyoyoさんへ<br /><br /><br />力のこもった文章、ありがとうございます。<br />迷惑ということは全くありません。<br />「ふむふむ、なるほど」と思いながら読ませていただきました。<br /><br />で、読んでいる間は「そっか、そういう話だったか！」と目から鱗が落ちた思いだったのですが、<br />冷静に考えてみると、「あれ、そうだったっけ？」とよくわからなくなってきた、というのが今の状態です（笑）。<br /><br />繰り返しになる部分もありますが、出来の悪い生徒を持ってしまったと思い、お付き合いください。<br />（もしまた何かあれば、ブログででも構いませんし、Twitterででも構いません）<br /><br /><br />こんがらがっている部分を一気に書こうとしたのですが、ますます混乱しそうだったので、まずは順に見ていきたいと思います。<br /><br />あ、その前に。僕は、香野麻『実』さんのことを、麻美さんだと間違えて覚えていましたw<br />気づいてからはなるべく直したつもりですが、表記が混在しているかもしれません。ごめんなさい。<br />（いや、ここに気づいただけでも既に十二分に感謝しています）<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;ななしさんが仰る「愛し方を一種類しか知らない」ですが、これはラストのほう、麻実のセリフですね。理に抱きしめられてプロポーズされた時、自分がトコのお陰で変わったという理に対し、「だったらどうしてあの娘は泣いてるのよ？　あなたへの『好き』の意味を取り違えるのよ？　あなたはまだちっとも治ってない。人を愛するやり方を、一つしか知らない」という部分。ご隠居の「若大家さんはしっかりし過ぎて親に甘える仕方を知らない。反対に若旦那は頼りなさ過ぎて子を甘やかす作法がなっちゃない」という台詞とある種対応しているように思われます。</span>&nbsp;<br /><br />やはり実感としてよくわかりません。<br />「自分がトコのおかげで変わった」という台詞は僕も覚えているのですが、ご飯が食べられるようになった、と「積極的になった」以外に「何が変わったの？」というのがピンと来ないのです（ここは後述します）。<br /><br /><br />「人を愛するやり方を一つしか知らない」の一つ、が今もってどちらを指しているのかもわかりません。<br />ご隠居が「子を甘やかす作法がなっちゃいない」と言っているなら（これは忘れていましたw）、「子供の愛し方がわかっていない」のでしょうか。<br />でも、論の流れから考えれば、「女性の愛しかた」がわかっていない、というのが自然な気がするのですが……。<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;麻実は「今まで一度でも、今のように口説いてくれてたら離婚せずに済んだ」という主旨の発言</span>&nbsp;<br /><br style="word-break: break-all; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; font-size: 14px; text-align: left; "><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;たとえば「僕が一つの決断をすることで、僕の好きな人たちの人生に影響を与えてしまうのが、怖い」という理の「弱気」。「麻実を抱きしめるとき…僕は、一度だって、麻実に対して気持ちを伝えなかった」という「受身」。<br /></span><br />ここは大丈夫です。<br /><br />が、<br /><br style="font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; font-size: 14px; text-align: left; "><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;そして、妊娠騒ぎの際に「少なくとも、麻実に悩みがあるって気づいてれば…」という「無理解」。そういう理の弱点が克服された、ということでもある。</span>&nbsp;<br /><br />ここはちょっとわかりません。<br />まず、とてもどうでもいいことを言うと、「麻実に悩みがあると気づいていれば」というのは、これを理に求めるのは超人でもなければ、さすがに無理だと思います。本人も相当落ち込んでいたので。<br /><br />次に、麻実への（というより、他の人間への）「無理解」が理の欠点であることは間違いありませんが、<br />僕はエンディングでもこれは解決できていないと思っています。<br /><br />その理由は、本記事でも書きましたが、「麻実の状態・気持ちを理が『本当にわかっていれば』、『麻実を突き放し、追い込み・地を出さざるを得なくする』ことなんて、できない」と思うからです。<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;ただ、実は麻実にも欠点があります。</span><br /><br />ここは大丈夫です。<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;麻実は、理に自分は必要ないと言い、理は麻実に自分は必要ないと言う。けれど、なら愛というのはそういう実利的な「必要」が条件なのでしょうか。「理には、命をかけて愛情を注ぐ対象が必要なのよ」という時、必要だから子を愛すのでしょうか。そうじゃないだろう、とトコが教室で麻実に詰め寄るわけです。「やっぱ先生関係ないじゃん」と。麻実の意思はどこにあるのか、と。</span>&nbsp;<br /><br />これは、ちょっとわかりません。<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;ななしさんは、「役目が果たせないことに絶望」したことが離婚の理由と言われていましたが、私もそう思います。意味は複雑で、理のために離婚をした、ということになっていますが、まさに理のためだったということが、この場合問題。麻実が自分の想いではなく「役目」や義務感を第一に理と夫婦になっていたのですから。そういう体裁をかなぐり捨て、相手への気持ちを抑えられない、そういうものこそ愛だ、と。</span>&nbsp;<br /><br />たぶん、ここが一番、僕の考えと違う部分なんだと思います。<br /><br /><br />言葉遊びめいてしまうのですが、『理のため』はすなわち、『理を優先しないと気が済まない、麻実自身の気持ちのため』とも言い換えられます。<br />「理にとって一番のことをしてあげたい」、というのは、「自分を一番にしていない」ではないと思うのです。<br />理が不孝な姿を見ると、『自分が辛い』。つまり、むしろ「自分を大事にした」心理・行動だと感じます。<br /><br /><br />理の幸せが、自分以外の人と結婚して子供を作ることなのならば、自分は身を引こう。その方が、理にとっても良い（＝理が不幸な姿を見続けるくらいなら、理を不幸にしたと罪悪感を抱き続けるくらいなら、別れた方がまだマシだ）ということなのだと思います。<br /><br /><br />つまり、麻実が何を勘違いしているかというと、「子供と麻実、どっちか片方しか選べないなら、理はどっちを選ぶのか」という部分なんじゃないのかなと。<br />「役目」とか「義務感」からの結婚ではないと思うのです。<br />そして、どうして麻実が勘違いをしたかと言えば、理が麻実を口説かなかったからでもありますし、理が麻実の気持ちを解っていないからでもあります。<br />さらに、麻実が思い込みの激しい女性だからでもあります。<br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; "><br />&gt;&gt;お互い相手に本気で踏み込むことをしていない、ということ（コミュニケーションを避けている）です。</span>&nbsp;<br /><br />そして何より、これではないでしょうか。<br /><br /><br /><span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">&gt;&gt;ディスコミュニケーションによって破綻した。ですがこの作品では、それがコミュニケーション不足と同義であるとは言われていません。</span>&nbsp;<br /><br />これは、どう違うのかちょっとわかりません。<br />僕が書いたコミュニケーション不足というのは、「大事なことをお互いに伝え合わ（え）ない」ということを指しています。僕が書いたのが、一般的な用法とズレていたならば、ごめんなさい。<br /><br />&gt;&gt;
<span style="font-size: 14px; text-align: left; font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; ">二人の齟齬の原因は、それぞれ自身の内面にある、というのが物語の基本的な筋立てでしょう。相手にとっての自分の意味を考えすぎる余り、愛を、自分の気持ちの問題として扱えなかった二人の。</span>&nbsp;<br /><br /><br />これは、わかると言えばわかります。特に、「それぞれ自身の内面にある」というのが物語の筋立てという部分はほぼ同意です。<br /><br /><br />後半の部分については、同じことかもしれませんが、<br />「相手にとっての自分の意味を考えすぎる余り、自分の気持ちの問題として扱えなかった二人」とoyoyoさんはおっしゃっています。<br /><br /><br />ですが、<br />「相手にとっての自分の意味を勝手に考えて、【相手に確認することをせず】に、自己満足、自己完結をしてしまっていた二人」。<br />「自分の気持ち、考えだけで自己完結をしていて、相手の本当の気持ちを考えていなかった二人」というのが僕の認識です。<br /><br /><br />ここまで読んで思ったことを、簡単に言ってしまえば、<br />僕が思っていた以上に「理も麻実も、重症だった」のかなと。<br /><br /><br />そこで繰り返しになってしまうのですが、<br /><br /><br />僕にとっては、あの離婚は茶番以外の何ものでもなく、麻実が暴走しなければ、あるいは理がきちんと引き止めれば、それだけで解決していた内容でした。<br /><br /><br />麻実シナリオにしたって、麻実が理を好きなのはどう見ても明らかでした（理もこれは解っていた……と思うのですが）。<br />一方で、理は意識していないのかもしれませんが、麻実から見れば、理には美都子という恋のライバルが別にいて、三角関係のような形になっていました。<br /><br /><br />この場合、理が勇気を出して気持ちを伝えれば、それで済んだことなんじゃないのかな、と。<br />何もわざわざ麻実を不安がらせるような、意図的な断絶を置く必要などまるでない、と思うのです。<br /><br /><br />麻実だって、理がきちんと気持ちを伝えれば、受け止めてくれたはずです。<br />（&gt;&gt;
<span style="font-family: 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'ＭＳ Ｐゴシック', sans-serif; font-size: 14px; text-align: left; ">「今まで一度でも、今のように口説いてくれてたら離婚せずに済んだ」</span>&nbsp;）<br /><br /><br />麻実がついついカッコつけてしまうのは、理が頼りないからでもあるし、理に気に入られたいからでもある。<br />だからこそ、まずは理が気持ちをハッキリ伝えて麻実を安心させてあげて、プロポーズ云々はそれからじゃないでしょうか。<br /><br /><br />理のあの行動は、oyoyoさんの仰る「弱気」と「受身」は克服しているけれども、「無理解」に関しては解決されていない。<br />麻実の気持ちを考えていない、（麻実はこうすれば喜ぶ、という『自分の思考』に忠実に従っている）<br />今までと何も変わらない「独りよがり」な行動に感じました。<br /><br /><br />そんなわけですので、プロポーズ自体は結果オーライではあるのですが、<br />一番肝心な（だと僕は思っている）、相手の気持ちを真に理解してあげることが、<br />エンディングに至ってなお、理にはできていないんじゃないのかな、というのが、モヤモヤの理由です。<br /><br /><br /><br /></div>
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<title>ミッチ・アルボム著「天国の五人」読了（重バレあり）</title>
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<description>評価はA＋。A評価を出したのは実に二ヶ月ぶり。久しぶりに素晴らしい小説に出会えました。物語は単純。つまらない仕事を長年続けた老人が、 事故に遭いとうとう天国へと旅立つ。そこで五人の人物と出会い、老人は自分の人生に意義を見出していく。という物語です。僕はこの五...</description>
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<dc:date>2012-02-02T01:04:20+09:00</dc:date>
<dc:subject>本・映画などなど</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[評価はA＋。<br /><br />A評価を出したのは実に二ヶ月ぶり。久しぶりに素晴らしい小説に出会えました。<br /><br /><br />物語は単純。つまらない仕事を長年続けた老人が、 事故に遭いとうとう天国へと旅立つ。<br />そこで五人の人物と出会い、老人は自分の人生に意義を見出していく。という物語です。<br /><br />僕はこの五人という数字を見て、てっきり両親・親友・奥さんあたりが出てくるものだと思ったのですが、<br />違いましたね。<br />確かに奥さんは出てくるのですが、後の4人は大外れでした。<br /><br /><br />5人ということで、５つのエピソードがあるわけなのですが、どのエピソードもそれぞれ素晴らしく、全てのエピソードで涙腺が緩んでしまいました。<br /><br /><br />特に、主人公と父親のエピソードは、僕自身父を亡くしているだけに、身につまされるものがありました。<br />男にとって父親とは……と、大上段に構えるつもりは毛頭ないですが、少なくとも僕にとって父親とは、この作品の主人公と同じように「傷をつける者」でした。<br />「大嫌いな人」であり、「どう付き合っていけばいいかわからない人」であり、「それでも憎めない、大切な人」でした。<br />&nbsp;<br />奥さんとのエピソードは直球ですが、一見地味に見えるラストエピソードも、素晴らしい締めだったと思います。<br />不妊症で子供ができず、養子を迎える夢も絶たれてしまった主人公でしたが、<br />実はたくさんの子供たちを、幸せにしていたのですね。<br />そんなことを考えると、思わずしみじみとしてしまいました。<br /><br /><br />ネットでの感想をつまみ読みすると、どうもこの本はあまり評判が良くないようで、<br />「話の先が読める」、「底が浅い」、「どこで感動するのかがわからない」と随分な言われようでした。<br />他の人がどう感じるかは、僕にはわかりません。<br />ですが、これだけは胸を張って言うことができます。<br />僕は、この本に出会えて、本当に良かっ たと。<br /><br /><br />読んだ後、優しい気持ちになれる素敵な物語でした。&nbsp;<br />同著者の「もう一日」も読む予定なので、今から楽しみです。
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