グノーシア 感想

男主人公でプレイ。127ループでクリア。

☆人狼ゲーム部分について

序盤は各キャラの特性も掴めていないし、こちらのステータスも低いので苦しい戦いを強いられる。
イベントサーチもないので、人狼自体が大好きか、レベル上げの作業ゲーが好きじゃないと辛い。
とにかく生き残らないと話にならないので、かわいげと、ステルスをある程度伸ばすと良い。
第1日目、2日目に使えるスキルでは、カリスマ10の『名乗り出ろ』、直観20の『人間だと言え』が強力。
人間陣営の場合、初手から『人間だと言え』を使えば、ジナ・沙明・しげみちあたりは、グノーシアかどうかがほぼ見分けがつく。守護天使がいる場合『名乗り出ろ』を使って、対抗ドクター、対抗エンジニアを炙り出すのも効果的。
誰かから疑われたら、かわいげ25で使える『悲しむ』がとにかく強力。返り討ちにすることも可能。
積極的に推理を進めて、うっかり多弁してしまった場合は、ステルス10で使える『雑談』が有効。
大体この4つが使えれば勝てる。
役職で、プレして一番楽しいのは個人的にはグノーシア。次点でエンジニア、ドクター。
人数の多い乗員はあんまりかな。

☆キャラクターについて

セツ→本作のメインヒロイン(汎性だけど)。頼りになる相棒で、敵陣営に回った時ですら絆を感じる戦友。
敵陣営だと判断した相手には果敢にアタックを仕掛けるため、ヘイトを買いがちで吊られやすい。夕里子あたりに返り討ちにされる姿が印象深い。誠実。

ジナ→恐らくセツと並んで誠実な人柄を持つ、紫髪の美女。個人的に女性(に見えるキャラ)陣ではセツの次にお気に入りだけど、かなりポンコツ。誠実ではあるのだが……。

SQ→「~だZE」「~DEATH」などの独特な語尾が個性的なギャル。人格的にどうかと思う部分もあるが、恋人になるとかわいいギャップ萌え担当。嘘も平気でつけるポーカーフェイスで、仲間も割と切り捨て気味なのでステルス性能が高い。

ククルシカ→個人的に、夕里子の次に厄介な相手。論理的な推理などそっちのけで、好き嫌いで票を入れてくるため読みにくく、味方としても役に立たない上、スキル「悲しむ」の威力で吊りづらい。

ステラ→今一つ特徴が掴めないが、なぜか結構吊られることが多い緑髪美人。主人公に積極的にアタックしてくる。グノーシアだった場合、白眼を剥くので怖いというかグロい。

オトメ→誠実系の立ち回りをするが、一度敵に回すとしつこく投票してくるイルカさん。

ラキオ→初登場時から何の理由もなく主人公を疑ってくるため、ウザキャラとして印象的。頭は良いのだが、それを発揮する前にほぼ吊られる。彼(汎性だけど)を生き残らせるイベントは結構苦戦したw


しげみち→残念系宇宙人の好男子。嘘が下手なのですぐバレる。味方としてはあまり頼りにならないし、敵に回しても大して怖くはない。誰彼構わず庇おうとする。

沙明→保身第一で下ネタがキツい男。およそ人好きのする性格ではないが、動物好き。「土下座」で粘られると面倒くさいが、そこまで怖くはない。

シピ→猫好きの好青年。いい奴っぽいけど、立ち回りでの印象は薄い。(かわいげ、ステルスが高いらしいけど、そんなにステルス性が高いとも感じない)

コメット→露出度の高いタトゥー少女で、直観に優れるボクっ娘。協力関係になるとお日様笑顔で懐いてくるのがチャーミング。どうしても誰も疑えない場合、彼女の直観に従うのもアリ。

レムナン→おどおど系。なぜかこちらを敵視してくることが多い。最後に残ったイベントは彼だった。

ジョナス→船長。悪い奴ではないが、話が長くて面倒くさい男。

夕里子→最強女王様。グノーシア陣営でプレイする際には真っ先に襲撃したい相手。敵に回すと歯ごたえがある。


☆ストーリーについて

期待しすぎなければ、悪くない。
基本的にはキャラクターの魅力に支えられたキャラゲーであって、「Steins:gate」とか「景の海のアぺイリア」のような本格的なループものを期待すると、肩透かし感はあります。
が、人狼ゲームがメインディッシュ、サイドメニューとしてストーリーもあるよ、程度に考えれば悪くない物語だと思います。



FEエンゲージ クラシックモード日記

1周目をクリアしたので2周目。
難易度はノーマルのまま。ただし、クラシックモードに変更。
縛りは、竜の時水晶は1ターン前までしか戻らない。
DLCは、なし。です。

難易度も変わらないんですが、HPが0になったら即ロスト、という恐ろしいモードのため、
レベル上げの戦闘に出すのも怖いですし、
生き残ったメンバーの中から嫁を決めたりもするので、誰が生き残るのかなー?という楽しみもあり。


・第1章 
リュール(マルス)、ヴァンドレ

ここは完全な練習用マップ。経験値がほぼ入らないヴァンドレさんはなるべく使わずに行きます。


・第2章
リュール(マルス)、ヴァンドレ、クラン、フラン

ここも完全に練習用マップ。敵がシグルドをつけて超移動してくるのに少しビビるが、余裕で勝利。


・第3章
リュール(マルス)、ヴァンドレ、クラン、フラン、アルフレッド、エーティエ、ブシュロン

仲間を殺しちゃいけない!と思ってリュールを前に出しすぎた結果、リュールが死んでしまったのでやり直しw
2回目の挑戦では、みんなで戦って無事勝利。


・第4章
リュール(シグルド)、ヴァンドレ、クラン(戦死)、フラン、アルフレッド(マルス)、エーティエ、ブシュロン、セリーヌ(セリカ)、ルイ、クロエ

ルイ、クロエ、セリーヌとこのマップで加入するユニットが強い!!
チュートリアル通り、クロエは弓使いに、ルイは魔導士に弱いので、それだけ気を付ける。
セリーヌもワープライナで縦横無尽に活躍。
リュールとマルスの絆LVが5に達し、アルフレッドも育てたい気がしたので、マルスをアルフレッドに付けました。
というかリュールに再移動を覚えさせたいので、シグルドとの絆LVも上げておきたいし。

で、遂に死者第一号が。
弱魔導士のクランくんです。
というか、フラン、ブシュロン、クランの誰かが死んでしまう状況を作ってしまい、
クランを生贄に捧げました……。
フランは現時点では唯一の杖使いなので、犠牲にするわけにはいかず、
クランとブシュロンで考えた末、弱魔導士として今後の成長に期待しづらいクランを選択。
クランも、軽装戦士にクラスチェンジすれば強くなるんですが、最強にはならないし、まぁいっかなと。遺されたフランの気持ちを考えると心苦しいですね。
これが戦争(クラシック・モード)か……。

と言いつつ、本拠地に戻ったフランちゃんは、クランくんには全く触れずに元気そうにしてるけど(ゲーム容量上仕方ない)


・外伝 大器晩成
リュール(シグルド)、アルフレッド(マルス)、セリーヌ(セリカ)、ルイ、クロエ、エーティエ、ブシュロン、ジャン

特に全く問題なくクリア。
ジャン加入マップ。ただ、ジャンを育て切れる気がしないんだけども。


・第6章
リュール(シグルド)、ヴァンドレ、フラン、アルフレッド(マルス)、エーティエ、ブシュロン、セリーヌ(セリカ)、ルイ、クロエ、ジャン、ユナカ(ミカヤ)

初の索敵マップだけど、問題なくクリア。


・秘密の行商人
リュール(マルス)、ヴァンドレ、アルフレッド(シグルド)、ユナカ(ミカヤ)、セリーヌ(セリカ)、エーティエ、ブシュロン、ルイ、クロエ、アンナ

絆LV5まで上がったので、リュールはシグルドから再びマルスに変更。
相変わらずヴァンドレは強い。
魔法はセリーヌが最強で、唯一の弓使いエーティエ、最硬のルイは代えが効かない存在。
ユナカは初回では戦力外にしたが、強いという噂もあるので今回は使ってみたいと思う。
マスターモンクにしようと思っているフランだが、どうしても出撃メンバーから漏れてしまう。
これでは戦力外にならざるを得ないか……?
杖振り係はジャンが台頭してきていますし……。
このマップはボスが少し強いだけなので余裕。


・第7章 VSオルテンシア、ロサード、ゴルドマリー
リュール(マルス)、アルフレッド(シグルド)、セリーヌ(セリカ)、ユナカ(ミカヤ)、エーティエ、ブシュロン、ルイ、クロエ、ジャン、スタルーク、ラピス、シトリニカ

だいぶ先に仲間になるオルテンシア親衛隊との戦闘です。
ルキアを装備しているオルテンシア以外は大して強くないです。



・第8章 VSアイビー、カゲツ、ゼルコバ
リュール(マルス)、セリーヌ(シグルド)、ユナカ(ミカヤ)、シトリニカ(セリカ)、エーティエ、ルイ、クロエ、ジャン、スタルーク、ディアマンド(ロイ)、アンバー

今度はアイビー親衛隊との戦い。弓砲台にスタルークを据えて打ちまくり。
そろそろヴァンドレに頼らずに済むようになってきた。
というか、ノーマルの序盤ってこんなに簡単だったっけ。(まぁ、ハードにすると死人が続出しそうなので、ノーマルで良いんですが)


・第9章 VSアイビー、カゲツ、ゼルコバ
リュール(マルス)、セリーヌ(シグルド)、ユナカ(ミカヤ)、シトリニカ(セリカ)、ルイ、クロエ、ジャン、スタルーク(リーフ)、ディアマンド(ロイ)、アンナ、ジェーデ

またもアイビー親衛隊との対決。
今度はジェーデを救出しないといけないのが違いだけど、割とあっさり助けられます。
第8章に続いて、クロエがやられそうになったのはヒヤッとしました。
初回育てたときは結構強かった気がしますが、意外と弱かった、のかな?

クラシックモードだと、戦死の恐れがあるのでキャラを突っ込ませにくい。
弱いキャラを突っ込ませてレベル上げする事ができないので(戦死の危険が高い)、弱いキャラがいつまでも弱いままになってしまいますね。

一応育成方針として、固有職種持ち(王族)を軸に考えてはいるのですが、
アルフレッドは育てなくても良いような気もしています。支援会話がつまらないし……。
リュールは強制出撃として、スタルーク、ディアマンド、セリーヌで4枠。
ここにアイビー、オルテンシア、ミスティラ、フォガート、ヴェイルが加わってくるので9枠。
戦死者が出る可能性もあるのですが、出なかった場合、
残り5枠を初回クリアメンバーのアルフレッド、カゲツ、クロエ、パンドロ、モーヴと、
今回育てているユナカとアンナ。初回ではよくわかっていなかったダンサーのセアダスやメリンあたりが争う構図は見えています。
ただ、戦力だけじゃなく、愛着のあるキャラ、好きなキャラを使いたいと考えると途端に難しくなりますね。

(一応、好きなキャラBEST14は、順不同で
リュール、セリーヌ、アイビー、オルテンシア、ディアマンド、ラピス、シトリニカ、ユナカ、
ヴェイル、モーヴ、パネトネ、ヴァンドレ、アンバー、ブシュロンになります)

というかこのゲームは苦手なキャラ(主に支援会話で)も羅列できるんですよね。
支援会話がしんどいのは、

(フラン→神竜様を安っぽいアイドル扱いしているのがつらい
エーティエ、アルフレッド→筋肉しか言わないので寒すぎる
スタルーク→自虐の度が過ぎる。ジャンピング土下座もキツい
ボネ→女性の髪や鎧を舐めたがるド変態。キモい
ルイ→ずっと妄想を口に出しているド変態。キモい
ロサード、ゴルドマリー→外見のかわいさしか口に出さない2人組。薄っぺらい。
パンドロ→うぇーい……じゃねぇだろ……
あたり。でもスタルークとルイは戦力的に外しづらい……パンドロも強いしなぁ)

なお、リュールとセリーヌに、シグルドの「再移動」を継承しました。再移動は便利すぎる。


・第10章 VSハイアシンス、モリオン、オルテンシア、ロサード、ゴルドマリー
リュール(シグルド)、セリーヌ(リーフ)、ディアマンド(ロイ)、スタルーク(マルス)、ユナカ(ミカヤ)、シトリニカ(セリカ)、アルフレッド、ジャン、ルイ(戦死)、アンナ

アイビーが死んだと勘違いしているオルテンシア親衛隊に悲壮感が漂い、
こちらはこちらでモリオン王関連でディアマンド兄弟が復讐を誓う、ストーリー的にも序盤の山場。
オルテンシアのエルファイアーで焼かれたルイ氏が、衝撃の焼死。
モリオン王、そして憎き仇のハイアシンス王(リン装備)はディアマンドがとどめを刺すという胸熱展開も含め、
良い戦いになったと思います。

にしても、ルイが死んだか……。
第一の肉壁はディアマンド安泰として、ルイの代役(第二肉壁)はジェーデが後を継ぐ事になりそう。
1ターンしか戻せない縛りなので、シトリニカとルイのどちらかが犠牲になる状況になってしまい、ルイを切りました。
ごめんよ、シトリニカかわいいし……。
……戦力的にはシトリニカを切った方が良かった気はするけど……。
魔導士ユニットは最終的に層が厚くなって、シトリニカはベンチウォーマーになりそうだし。
まぁルイ氏がキモいのが悪い(ごめん)。


・第11章
リュール(ルキナ)、セリーヌ、ディアマンド、スタルーク、ユナカ、シトリニカ(戦死)、アルフレッド、ジャン(戦死)、アンナ(戦死)、アイビー(リン)、カゲツ、ゼルコバ

あああああああ、戦死者3名ッ!! しかも2人はかわいい娘ではないか!!
永遠の未来のホープ、ジャン!
500ゴールドの女、アンナさん!
現在第二魔導士、ディアマンドやスタルークの頼れる従姉妹シトリニカ!
以上、3名が戦死しました。
痛い……。
杖振り役ジャンの後継者はフラン。
500ゴールドの女は、替えが効かねぇ。
金が枯渇する本作において、貴重な金策ユニットであるアンナさんの戦死は痛いのか、それとも500ゴールドじゃ雀の涙なので気にやまなくても良いのか。
そして第10章で命を拾ったシトリニカもここで戦死。戦力的にはちょうど本章から仲間に加わるアイビーと入れ替わる形だけど、
スタルーク、ディアマンド、ラピスとの絡みがかわいいお姉さんの戦死は個人的にもショッキング。
だが、ここは戦場。かわいいだけの女(??)は生きていけないのだ……。
クラン、ルイが死んでもそれほど動揺しなかったけれど、アンナさんとシトリニカの戦死は応えますね。
初めて、クラシックモード(1ターンしか戻せない縛り)でクリアできるのか少し不安になりました。


・第12章
リュール(ルキナ)、スタルーク(リン)、アイビー、セリーヌ、ディアマンド、カゲツ、ゼルコバ、フォガート、パンドロ、ボネ

新章開幕。ここからが中盤戦。前半と後半に分けるなら、ここから後半と言っても良いでしょう。
10~11章が嘘のような、平和なマップです。


・第13章
リュール(ルキナ)、スタルーク(リン)、アイビー、カゲツ、ディアマンド、ユナカ、フォガート、パンドロ、ミスティラ(アイク)、メリン、パネトネ

ならずものに家を1軒破壊されてしまって悲しい。


・第14章 VSオルテンシア、セピア、マロン、モーヴ
リュール(ルキナ)、ユナカ(リン)、ディアマンド(アイク)、スタルーク、フォガート、アイビー、セリーヌ、パンドロ、ゼルコバ、メリン、ジェーデ、カゲツ、

現時点でのベストメンバーは↑のメンツで、ミスティラ、アルフレッド、ボネ、クロエが現在の控え。(パネトネも?)
逆に言うと、この時点でヴァンドレはもちろん、フラン、アンバー、ブシュロン、エーティエ、ラピスは戦力外状態。
エーティエは弓使いなのでチャンスはあるが、この面々を主力に育てるのは難しくなってきた。

開戦直後、リン(ユナカ)の流星群で超遠距離からセピアを狙撃。さっそく敵の一将を倒す。
その後、盗賊も含めて何とか倒し、城の奥地へと向かっていく。
敵将モーヴは、メリンがタイマン勝負で圧倒し撤退に追い込み、
敵将マロンは、セリーヌのエルファイアーで撤退に追い込む。
残りのオルテンシアは中距離から、弓隊の一斉射撃でHPと復活石を削り、とどめはカゲツで無事クリア。

・第15章
リュール(ルキナ)、ディアマンド(アイク)、ユナカ(リン)、カゲツ(ベレト)、セリーヌ、アイビー、オルテンシア、ゼルコバ、パンドロ、セアダス(カムイ)

セアダス救出マップ。
ウザったい瘴気マップでもある。
セリーヌの火力不足を感じた。

・第16章 VSモーヴ、マロン
リュール(ルキナ)、ディアマンド(アイク)、ユナカ(リン)、カゲツ(ベレト)、アイビー(カムイ)、セアダス、スタルーク、オルテンシア、パンドロ、メリン、ロサード(エイリーク)、ゴルドマリー

遂に雑魚敵では最も厄介な異形竜が登場。うーん、ボスより強いのではないか……?
モーヴはパンドロが、マロンはオルテンシアがタイマンで撃破。

・第17章 VSヴェイル(マルス)、ハイアシンス、セピア(セリカ)、グリ、モーヴ、マロン
リュール(エイリーク)、カゲツ(ベレト)、アイビー(カムイ)、ユナカ(ルキナ)、ゼルコバ(リン)、ディアマンド(アイク)、メリン、オルテンシア、セアダス、ミスティラ、スタルーク、パンドロ

中盤戦の山場、と言えるのかな? 敵将の豪華さに比べて難易度は大して高くないけれど。
……指輪を5つ投入した決戦、という物語上の盛り上がりとは裏腹だけど、特に被害が出ないのはありがたい。
ハイアシンスはちゃんと、アイビー&オルテンシアで倒してあげました。

・第18章
リュール(エイリーク)、アイビー(カムイ)、ディアマンド(アイク)、ユナカ(ベレト)、ゼルコバ(リン)、オルテンシア、パンドロ、セリーヌ、メリン(リーフ)、カゲツ(シグルド)、セアダス(ルキナ)、スタルーク、リンデン

西はシグルド付きのカゲツで無双して足止め。
セリーヌを入れたけど、多分、弓のフォガートを入れた方が敵戦力には合っていたかも。
リンデンを無事説得し、普通に勝利。

・第19章 VSモーヴ(ミカヤ)、マロン(ロイ)
リュール(エイリーク)、アイビー(カムイ)、オルテンシア、リンデン、ユナカ(ベレト)、ゼルコバ(リン)、パンドロ、メリン(リーフ)、カゲツ(シグルド)、セアダス(ルキナ)、スタルーク、ザフィーア(戦死)

14章の項で書いたとおりのユニット格差がますます進みつつある。
カジュアルモードと違って、戦死者が出るクラシックモードではうかうか遭遇戦もできず、仕方ないか。魔道ユニットは、セリーヌよりもリンデンの方が上かな……?
本章で仲間になるザフィーアを前衛盾にしたら、なんとすぐに死んでしまわれた。ごめんよ、ザフィーア……。しかし、ザフィーアが死ななかったら他のキャラが死んでいたような気もする。
瘴気を火炎砲台で何とかしながら、敵の二将を倒すマップ。
マロンは魔法に対して柔らかいが、物理に対しては固い。
モーヴも固い上に、雑魚異形兵をどんどんワープさせてくるのが厄介。
この二人がどんどん前に出て攻め込んでくるので、敵のドロップを狙うなら更に難しくなるが、今回は無理しない事にして、短期決戦で二将を倒した。

・第20章 VSグリ(セリカ)
リュール(エイリーク)、アイビー(カムイ)、オルテンシア(ロイ)、リンデン(ミカヤ)、ユナカ(ベレト)、ゼルコバ(リン)、メリン(リーフ)、カゲツ(シグルド)、セアダス(ルキナ)、スタルーク、

マップが暗い上、ワープライナを繰り出してくるグリが脅威……と思いきや、案外強いユニットを狙ってくれたので、ちょっとウザいだけだった(魔法に弱いユニットを狙われたらヤバかった)。
グリはリベンジを持っているので、ワープライナを使わなくなった後もなかなか厄介だったが、
常に頼りになるカゲツが今日もグリを倒したのだった。

・第21章 VSヴェイル、セピア、グリ
リュール(エイリーク)、アイビー(セリカ)、オルテンシア(カムイ)、リンデン(ミカヤ)、ユナカ(べレク)、ゼルコバ(リン)、メリン(リーフ)、カゲツ(シグルド)、セアダス(ルキナ)、スタルーク(ロイ)、モーヴ

援軍がたくさん来るマップ。
相変わらず風貌に似合わない魔術師ユニットのグリも含め、セピアも魔術師ユニット。
早めにヴェイルを倒してしまうのが楽か?
ちなみに遭遇戦をやったら、いきなりアイビーとセアダスが死にましたのでリセット。
クラシックモードだと怖くて遭遇戦もできん。

・第22章
リュール、アイビー、オルテンシア、リンデン、ユナカ、ゼルコバ、メリン、カゲツ、セアダス、スタルーク、モーヴ、ヴェイル

連戦なので21章と同じメンバー。
指輪が解除されている状態からスタートするため、慌てて絆の指輪を装備。
相変わらず異形竜が怖く、危うくヴェイルが死にかけたけど、何とかクリア。
ここで、全仲間が揃うため、23章に進む前に外伝などを消化。

・遭遇戦でエーティエが戦死

この時点で、おおよその主力が固まった。

軽戦士:リュール、カゲツ、アルフレッド、ミスティラ、メリン
魔導士:アイビー、オルテンシア、リンデン、セリーヌ、ヴェイル(やたら層が厚い)
踊り子:セアダス
重剣士:ディアマンド、パネトネ、ジェーデ(パネトネ、ジェーデは見劣りするので、実質ディアマンド一人)
魔法戦士:モーヴ
弓使い:スタルーク、フォガート
シーフ:ユナカ、ゼルコバ

以下19名

戦力外状態なのが、ヴァンドレ、クロエ、ラピス、アンバー、ボネ、ブシュロン、ロサード、ゴルドマリー、フラン
(前回はクロエが一軍だったので、育てれば強いのはわかる。が、クラシックモードだとガンガン遭遇戦でレベル上げできないので、つらい)

戦死したのが、クラン、ジャン、アンナ、エーティエ、シトリニカ、ザフィーア、ルイ、
(アンナ、エーティエは戦力的に、シトリニカはかわいいので死んで悲しい。まぁ他も悲しいけど)。

紋章士は、
マルス→癖がない。メリクルソードを使えばレベル上げに便利。
カムイ→竜脈が便利で、特に飛行ユニットの癒し竜脈が素晴らしいのでアイビーやオルテンシアが付ける事が多い。
セリカ→魔導士に便利な継承スキルを持つので、魔法使いに付ける事が多い。
リン→流星群のため、隠密スタイルのスタルーク、ユナカ、ゼルコバ、フォガート(スナイパーに転職)に付ける事が多いが、分身も最高だし、継承スキルの速さの呼吸も最高すぎる。
ロイ→踏ん張り目当て。事故が怖いユニットに。というか、誰につけてもお守りになる。
ミカヤ→つけておくと経験値が上がりやすいので、育てたいユニットに。まぁ誰に付けても良い。
エイリーク→継承スキル、月の腕輪が強いので物理ユニットに。
リーフ→正直弱いので、悪い意味で誰に付けても良い。
ベレト→本当はアンナに付けるのが一番良いけど、戦死したので……。女神の舞が強いので、誰に付けても良い。
ルキナ→支援効果が強いので、リュールにつけるのが良い。後は誰でも良い。
シグルド→継承スキルの再移動が最高! 足が速くなるので誰につけても良い。
アイク→よくわからんけど、とりあえず物理ユニットにつけてる。


結婚指輪を取るマップで、ヴェイルが死にかけた……打たれ弱すぎない?

・第23章 VSセピア、グリ
リュール(マルス)、アイビー(カムイ)、ディアマンド、カゲツ(エイリーク)、オルテンシア(セリカ)、スタルーク(ミカヤ)、メリン(リーフ)フォガート(リン)、ユナカ(アイク)、セアダス(シグルド)
アルフレッド、ヴェイル(ロイ)、ミスティラ(ベレト)

またもアイビーと結婚しました。ごめん、(このゲームの中では)ダントツに好みなんで!
一応結婚前のセーブは取っておいて、他のキャラのイベントも見る予定だけどさ。
主力で活躍している女性キャラは、アイビー、オルテンシア、メリン、ユナカくらいしかいないし。
好みはアイビー、ラピス、セリーヌ、シトリニカあたり。どっちにも被ってるのはアイビーだけだもん(セリーヌも良いけど)。

全仲間が揃ったので、ここに出撃させたメンバーでほぼそのまま最終章まで行く事になる、とは思う。
魔導士ユニットは、控えも充実しているのでわからないけど。
ほんとはセリーヌの方が強いけど、物語的にヴェイルを入れました……死ななきゃいいけどね……(戦力的には死んでもいいけど、ヴェイルちゃん死ぬの悲しい)。控えのリンデンも役には立つ。
シーフはユナカでもゼルコバでも良い。
戦士はアルフレッドとミスティラがやや力不足だけど、モーヴやパネトネの方が強いかと聞かれると微妙なところ。
役割的に替えが効かないので、死んだらまずいのがディアマンド。戦力的にカゲツ。
嫁のアイビー。弓使いのスタルークとフォガート。ぐらいか。
セアダスは?って聞かれそうだけど、初回はセアダス抜きでクリアしてるしな。

さて、今回はセピアが火炎砲を撃ってくるマップです。
しかしこちらもリンの超遠距離射撃をセピアにかますと、のこのこ突撃してきたのであっさり勝利。
うーむ。これでいいのか?

第24章 VS過去のリュール(マルス)
リュール(マルス)、カゲツ(エイリーク)、ディアマンド(ロイ)、ミスティラ(ベレト)、ユナカ(リン)、セアダス(シグルド)、フォガート(アイク)、スタルーク(ミカヤ)、アイビー(カムイ)、オルテンシア(セリカ)、パンドロ(ルキナ)、ヴェイル(リーフ)、パネトネ、アルフレッド

雪崩を起こしてくる過去のリュールが相手。ですが、ここでもリンの超遠距離射撃で過去のリュールをおびき寄せてあっさり勝利。

第25章 VSルミエル
リュール(マルス)、カゲツ(エイリーク)、ディアマンド(ロイ)、ミスティラ(ベレト)、ユナカ(リン)、セアダス(シグルド)、フォガート(アイク)、スタルーク(ミカヤ)、アイビー(カムイ)、オルテンシア(セリカ)、パンドロ(ルキナ)、ヴェイル(リーフ)、パネトネ(戦死)、アルフレッド

連戦ではないけれど、24章と全く同じ構成で攻略。
リュールとカゲツの圧倒的な殲滅力で敵を圧倒していき、クリア。
ですが、パネトネが戦死してしまいました。
うーん、各種攻略サイトで最強キャラと言われているパネトネですが、難易度ノーマルだと正直強くは感じないですね。
破壊力+クリティカル率の高さは魅力なのですが、敵の攻撃をかわせないので繋戦能力はかなり低いです。この性能、敵にすれば限りなく厄介だろうと思うのですが、味方として使うにはまず生き残る事が大事ですからねぇ……。
このまま同じメンバーで行く予定だったんですが、パネトネの代わりを決めなくてはですね。

第26章 VSソンブル
リュール(マルス)、カゲツ(エイリーク)、ディアマンド(ロイ)、ミスティラ(ベレト)、ユナカ(リン)、セアダス(リーフ)、フォガート(アイク)、スタルーク(シグルド)、アイビー(カムイ)、オルテンシア(セリカ)、パンドロ(ルキナ)、ヴェイル(ミカヤ)、パネトネ、メリン

第一周(カジュアルモード)でプレイした時と比べると、セアダス、ユナカIN、モーヴ、クロエOUTって感じかな。セリーヌも使っていたかもしれない。

ソンブル初回は「本当にこんな強さで良いの?」と思うほど弱い。
二回目は、護衛紋章士を倒し、最後は嫁のアイビ―でとどめ。
無事エンディングを迎えた。

2025年に読んだ本

S→味わい深く、いつまでも心に残りそうな作品

ゴーストハント7巻/小野不由美……
最終巻にして、一番面白かった巻。怖いし、切ないし、さすが小野さん。
それも、1巻からの積み上げがあればこそで、読み続けて良かったと思った。(反面、1巻からもっと面白いと良いのにとも思った)

幽女の如き怨むもの/三津田信三……
良い意味でタイトル詐欺。
貧しさ故に身売りされ、花魁として働き、幸せな結婚をしたのも束の間、死別し、再び花魁として働く健気な一人の女性を描いた作品。
ホラーではない。感動で心を揺さぶられた。

神は沈黙せず/山本弘……感想はこちら。

アイの物語/山本弘……感想はこちら

王者の妻/永井路子……感想はこちら。

ドラゴンの塔/ナオミ・ノヴィク……
ドヴェルニク村のアグニシュカは、領主ドラゴンに召し出され、魔法の才能を開花させていく。
奔放に魔法を紡ぐアグニシュカと、術式に拘るドラゴンの魔法は、反発し合いながらもいつしか溶け合い、一つの旋律を紡ぎ出す。
村の周囲では、邪悪な森がじわじわと浸食し、腐った樹液が人々の体内を侵し始めていた。

文章は歌のように情景を映し、まるでその場にいるような臨場感を味わいました。
現時点では、自分が読んだファンタジーの中でも屈指の作品でした!!


北条政子/永井路子……鎌倉幕府において、源氏というものは大して重要ではなく。
頼朝以降の2代、3代においては将軍という【お飾り】を【乳母一族】が争い合い殺し合う、権力争いの象徴としての存在と化し、政子が全てを失っていくと同時に、北条家は執権の座を手に入れる。
愛に溺れた女性の悲しい物語だった。

処刑の方程式/ヴァル・マクダーミド……
35年前、13歳の美少女アリソンが誘拐され、殺された。
犯人として挙がったのは義理の父、ホーキン。
母クロエと再婚したホーキンは、アリソンを凌辱し続けていた。
ホーキンは死刑になった。

そして35年後、全ての真相が明かされる。
法律では裁けない罪があること。
それを捻じ曲げてでも、止めるべき悪はあり、
けれどそれを恣意的に見逃せば、法治国家ではなくなってしまう。

事件の結果が、次の世代の人々にまで影を落とすこと。
面白かったです。
唯一あれだったのは、ホーキンが真性のクズすぎて、
『冤罪で処刑された』事に対して、
『これで良かったのだろうか……彼は邪悪そのものではあったけど、人殺しはしていなかったのに』という思いよりも、
『こんな屑は殺されて当然』と思ってしまったこと。
少しだけ、ホーキンにも良いところがあれば、もっと色々と考えさせられたと思った。
村ぐるみで一人のクズ男をハメて死刑に持ち込んだ、
処刑の物語。
という、陰の面よりも、
あまりにもクズ。殺されて当然、という気持ちが勝ってしまった。

A→読んで良かったと思える作品

妖異金瓶梅/山田風太郎……
強烈な悪女、潘金蓮の犯罪を探偵の応伯爵が解く連作短編ながら、世界の滅亡(遼の侵攻)を描く最後の四編を加えることで、長編小説として余韻を残す仕上がりになっている。
面白かった。


はえだまの如き祀るもの/三津田信三……
村ぐるみの殺人に、四つの怪談、谷河の待避所にのみ棲息する真っ黒の塊、執拗に後を追いかけてくる玉砂利の音。面白かったです。

銃・病原菌・鉄/ジャレット・ダイヤモンド……感想はこちらで

ゴーストハント2巻/小野不由美……
明らかに1巻より面白い。
幽霊屋敷とフランス人形というベタなホラー装置だけど、怖いものは怖い。
ただ、人間関係と、子供のストレスの話だけに少し重苦しい面もありました。

夢幻諸島から/クリストファー・プリースト……
魅力的な群島を舞台にした数々の島(小話)は、緩やかに繋がり連関した群島(エピソード)を紡ぐ。
島に秘められた謎は、複数の島で少しずつ解かれ、一つの連なりを持った長編に仕上がっている。

ゴーレム100/アルフレッド・べスター……
わけがわからないが、作者の心的エネルギーの強烈さに被曝し、なぜだか先を読んでしまう知能のエナジードリンク的作品。
内容は今一つ理解できず、また読みやすい作品でもないが、読むと頭にエナジーが注がれるため意外とすんなり読める怪作。

プロジェクト・ヘイル・メアリ/アンディ・ウィアー……
遠宇宙で出会った地球人のグレースとエリダニ人のロッキーが、言葉も通じない状態から少しずつ交流を深めていく物語。
ロッキーの
「おい、君の顔から水が漏れてるぞ!」がとても印象的。

流星―お市の方/永井路子……
信長に好意的な永井さん。お市を薄幸の美女ではなく、女信長のように書いた点も魅力的。
しかし同著者の「王者の妻」ではお市と勝家はラブラブだったのに、本書では「生理的に無理」扱いされていて泣いた。


成瀬は信じた道をいく/宮島未奈……
前作に比べてみゆきの存在感は薄いけど、前作同様、成瀬のアグレッシブな魅力とそれに振り回され、影響を受ける周囲の人々が描かれる、読みやすく元気になれるライトな作品。

73光年の妖怪/フレドリック・ブラウン……
1・睡眠中の動物に乗り移る
2・宿主の動物が死んだ時にだけ、新しい動物に乗り移れる
3・本体は亀に似ている。
この3つのルール内で繰り広げられる、寄生宇宙人VS博士&女教師の死闘。
田舎町の片隅で綴られる、人類の存亡をかけた戦い。
明確なルールが決められていて、その枠内で殺るか殺られるかというサスペンス。
スティーブン・キングの「クージョ」に状況が似ているが、あちらほどは重くないですね。

B→暇つぶし以上の有益な何かを得た作品

パイは小さな秘密を運ぶ/アラン・ブラッドリー……
11歳、化学大好き実験大好き毒物大好きな、少女探偵フレーヴィアの魅力で読ませるミステリ。

オイディプス症候群/笠井潔……
イリイチの、世界にHIVをばら撒こうというスケールの大きな邪悪さには驚いた。
ミステリとしては、ギリシャ神話に狂った犯罪者が多層に表現する神話的モチーフが難しすぎて整理できない。
大きな不満は、フーコーの思想が肩透かしに終わっていること。

見られるというのは、一般的には『自分を見ている相手を、こちらが見る』
(『自分を見ている相手の目に、相手を見ている自分の姿が映る)。

「見るー見返される」という対称性のもとで成り立つ事も多いが、パノプティコンに代表されるように
こちらからは見る事ができず、『見られているかもしれない』という恐怖を一方的に与え続ける事で、相手を封じ込め、弱者として規定する、『まなざしの持つ暴力性』について語っている
……という理解でいいのかな?
めっちゃ自信がないんだけど。


エイダ/山田正紀……
『物語』が『現実』を侵食するというテーマと、多世界解釈を組み合わせたメタフィクション的な作品。
神話の神が集合するSFならゼラズニイの「光の王」があるけど、あちらよりかなり読みやすい。
『フランケンシュタイン』の解釈が作者さんと僕ではだいぶ違う……。

賢者の石/コリン・ウィルソン……
『古き者ども』によって作られた『人間』は、彼らの手足となって働きムー文明を作り上げた。
古き者どもはあまりにも進化しすぎてしまい、自らの能力を制御しきれず文明は滅び、人間は取り残された。
故に人間は、『支配者を望み続ける』というお話。
主人公たちは、いつか目覚める『古きものども』に対抗するため、超能力を身につけようとしているけど、
それだと『古きものども』と同じように、自らの能力を制御しきれず、文明は滅びてしまうような気がするんだけど??

成瀬は信じた道をいく/宮島未奈……
前作に比べてみゆきの存在感は薄いけど、前作同様、成瀬のアグレッシブな魅力とそれに振り回され、影響を受ける周囲の人々が描かれる、読みやすく元気になれるライトな作品。
前作が好きだった方は是非! 楽しかったです😊

ゴーストハント1巻/小野不由美……
怪奇現象をミステリ的に解き明かしていく作品。
後の小野さんの名作群に比べると見劣りするもののまずまず楽しめた。

ゴーストハント3巻/小野不由美……
今回はミステリ寄りの巻で、怖さは薄め
民謡ガール/ツキノマコト……
民謡を中心に、起承転結がしっかりまとまった堅実な作りですが、主人公のミーナと幼馴染のヨッペイの関係性がとても暖かいです。

ゴーストハント4巻/小野不由美……

ゴーストハント5巻/小野不由美……
シリーズ最恐の巻と評判だったけど、全然怖くなかった。
真砂子と麻衣の仲が進展する友情巻として印象深い。

ゴーストハント6巻/小野不由美……

忌名の如き贄るもの/三津田信三……
正直に言うと、真相よりも、真実から2番目の『呼ばれたから』殺した、の方が好みだったかな。

山魔の如き嗤うもの/三津田信三.……
ホラー要素は薄めでミステリに寄った内容。
よって、ほとんど怖くない。
このシリーズのミステリ形式は、『毒入りチョコレート事件』やコリン・デクスター作品によくある、【下手な推理も数打ちゃ当たる+どんでん返しに次ぐどんでん返し】で、個人的に苦手な形式。

双生児/クリストファー・プリースト……難解、というより答えは恐らく、ない。
双子のジャックとジョー。ジョーはビルギットと結婚するが、ジャックと不倫している。
ジャックが死んだ世界線Aでは息子が生まれ、ジョーが死んだ世界戦Bでは娘が生まれる。
また、世界線Bではおおよそ現実の歴史が展開しているのに対し、世界線Aでは英独単独講和が成立し、ヒトラーは失脚しヘスがナチス首領となり、ソ連を崩壊させ、アメリカはうだつの上がらない国のまま。

世界線Aはジョーが死ぬ間際に見た夢、という解釈は確かに成り立つが、それすらも解とは言いづらい
また、ビルギットの産んだ子供が、双子のどちらの子どもかを特定することは不可能。
二つの異なる世界が重なり、離れていく姿を、
イギリスと、ドイツ、アングロサクソンとゲルマンに分かれた、元は一つの『双子』のような民族の分離と結合になぞらえた作品。ということにしておく。

ビートレス/長谷敏司……
AIが人間をアナログハックできる新時代は、『人間が世界の中心だ』と考えたい人には暗黒時代かもしれないけど、
人間が、自らの機能を拡張させて進化させた被造物が、『新人類=人工知能』として世界の中心になる未来が、暗いものになるのかは何とも言えない。
ただ、どうせ『一部の、力のある人間』がAIを独占する、AI独裁が生まれるんじゃないかと思ってしまうけども。 支配権すらも人間がAIに明け渡せれば良いけれど、人間自身が支配権を握りつつAIを利用するなら、恐らくそうなる……。
まぁ今だって人類はスマホに支配されてるし、電車・自動車・飛行機に支配されてるし、パソコンに支配されてるし、冷蔵庫・冷凍庫に支配されてるし、
モノの奴隷となって生活しているわけだけどもね。

時間のかかる彫刻(短編集)/シオドア・スタージョン……
オチの効いた作品や、孤独を覚える作品、どこか心温まる作品はスタージョン風だけど、
初期短編『ビアンカの手』に見られるような猟奇的な『欠損』はこの短編集からは感じられない。
孤独にしても『孤独な円盤』ほどの強烈さはない
収録作では、『きみなんだ!』、
『ジョーイの面倒をみて』、『人の心が見抜けた女』、『ジョリー、食い違う』、『フレミス伯父さん』あたりが面白かった。

ただ、やっぱり以前読んだ短編集『一角獣・多角獣』に比べるとパワーダウンかなぁ……。


三体2/リウ・ツーシン……

有頂天家族/森見登美彦……

バカの壁/養老孟子

C→暇つぶし程度にはなった作品

アラビアの夜の種族/古川日出男……
【1793年の、ナポレオンの侵略にあっているエジプト】を舞台に、
【読み始めたら止まらなくなるくらい面白い小説(以下、魔術書)】を書いて、それをナポレオンに読ませれば、侵略もやめて読書し続けるのでは?という作戦のもと
語り手は物語を語る・騙るわけだけど、
正直その物語が今一つ面白くない。
これではナポレオンどころか僕でも止められないぞ……。

設定上、自分からハードルを爆上げしてしまってるので、この設定で小説を書くのは勇気が要るなと思った。


もう一つの異邦人/カメル・ダーウド……
ムルソーは母を亡くし、母国から離れた異邦人だった。
一方『僕』の母は『僕』を強固に縛り付けており、母国アルジェリアの独立に『僕』は手を貸さなかった。母の軛から逃げ出しつつも、フランス人のジョゼフを殺した『僕』は、この世のどこにも居場所を持たない、もう一人の『異邦人』だった。

本書は、カミュの「異邦人」を、宗主国フランスからのアルジェリアの独立を軸に再構成し、もう一人の「異邦人=僕」に語らせた物語。



輝石の空/N・K・ジェミシン

ブラインドサイト/ピーター・ワッツ

セルフ・リファレンス・エンジン/円城塔

宇宙消失/グレッグ・イーガン

闇の守り人/上橋菜穂子……
ファンタジー設定はしっかりしているんだけど、あまり心が躍らないんだよな。相性悪いのかな? つまらなくはない。

夢の守り人/上橋菜穂子……

D→自分には合わなかった作品


E→プロ作品として見るにはつらい作品






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