2026年に読んだ本

S→味わい深く、いつまでも心に残りそうな作品

黄金/ディック・フランシス……
20作近く読んできたフランシスの新たな一面。今までの「型」を完全に破り、見事な成功を納めた名作。
悪役はあくまで邪悪だったフランシス世界において、この悪役は悲しい。

娘は娘/アガサ・クリスティ……
共依存状態の親娘の話。
行動的にはどっちもどっちなんだけど、心情的には娘のセアラの側に立って読んでしまった。

相手を縛りつけるのも毒親だし、相手に全く干渉しないのもネグレクトだし、親って大変そうですね。
絶対僕には無理だわ……

クライマーズ・ハイ/横山秀夫……
日航ジャンボ機墜落事件を追う新聞記者が主人公。
毎日怒号が飛び交い、つかみ合い、殴り合いが発生し、クソ上司のメンツのために蔑ろにされる楽しい会社…
を描きながら、命の重さを感じさせる良作。
暑苦しく男臭すぎるのが難だけど、ぐっと読ませる

A→読んで良かったと思える作品

遠い山なみの光/カズオ・イシグロ……

世代間の対立、もっと言ってしまえば毒親を描いた作品。
【冗長で粘着質な会話(時に笑える)】は、読むのがしんどいものの、【冗長で粘着質な人物像】を浮かび上がらせているのが面白い。

大人キャラはほぼ全員胸糞で、子供がかわいそうだけど……

この作品は、【謎とき】を作者がしてくれないので、
【自分なりの答え】を読者が創る必要があって。
極上の素材は作者が用意してくれたけど、
料理は読者が作らなきゃいけない、そういう作品だと思います。

下町サイキック/吉本ばなな……

少しシリアス成分多めで、ホラー要素を廃した「ゴーストハント」(小野不由美)のような味わい。
独特な大人に囲まれて、大人として扱われてきた影響で、人生について達観していながら素直で無邪気な一面も持つ、ヒロインのアンバランスさが魅力。

煉獄の時/笠井潔……
第二次大戦直前に出会ったイヴォンとクロエの子供が、大きくなって、イヴォンが死んで、クロエの子供のドミニクが死んで、カミーユが中年を迎える程度には800ページ二段組は長かった……。
今回はあまり哲学バトルを感じなかったのは少し残念かもしれない。

本命/ディック・フランシス……
デビュー作から、フランシス作品のエッセンスが全て詰め込まれている事に驚く。

島はぼくらと/辻村深月……
瀬戸内海に浮かぶ離島、冴島と、そこで暮らす男女4人の青春物語。
新と衣花がくっついたのは意外ながらも良かったけど、
相思相愛だったはずの朱里と源樹は……!?
というか源樹だけ最後も出番ないし、どうしたww

ターン/北村薫……
『時間3部作』の中で一番面白かった。
最後はちょっとよくわからなかったけど……。
やっぱりループものは最高ですね!

スキップ/北村薫……
17歳の女子高生真理子は一夜にして、娘持ちの42歳人妻教師になっていた。
真理子が『未来へ飛んでしまった自分』を淡々と受け入れていく2か月間を描いた作品。

1960年代のJK真理子からそもそも若さを感じない(ノリ・心情両方で)のが難点。

『(心の)若さ』は【形(外見)】が決めるという真理子の考えは、個人的に共感できない では何が若さを決めるのだろうと、考えさせられた  加齢(というか経験)によるものか それとも文化的なもの(ノリが古い、など。おじさん構文とかはこれだと思う)なのか 個人的には後者の方が大きそうな気が
最後の選択は、『(大人らしく)、無鉄砲に騒動を大きくせず、妥協』を選んだだけだし、
そもそも真理子はそういう子/人なんじゃないかと思う

高望みせず、秩序を重んじ、妥協の中に小さな幸せを見つける。それは決して悪い事ではない
そんな真理子なので、中身が17歳であるギャップも感じなかった


彩雲国物語1/雪乃紗衣……
中華風ファンタジーにありがちな人名の難しさと、時折入る微妙なドタバタを除いて、シリアス部分だけを見れば結構面白い。
生まれながらの美貌を持つ香鈴、珠翠が囚われた呪いと、美貌を持たない秀麗が生まれながらに持つ父の愛との対比が見事。

鋼殻のレギオス/雨月シュウスケ

B→暇つぶし以上の有益な何かを得た作品

リセット/北村薫……
戦時中の生活を描いた第一部は(歴史好きには)面白い。
しかし、1960年代の生活を描いた第二部がつまらないし長すぎる。
明らかに本筋に関係ない描写が多く、作者の子供時代の思い出語りでしかないのが辛い……。

彩雲国物語2/雪乃紗衣……
女性の社会進出を、真面目で仕事にひたむきに取り組む女性主人公の目から描いたファンタジー作品。

横断/ディック・フランシス……
カナダ横断競馬列車の凄さが今一つ描き切れてないけど、まぁまぁ面白いです。

標的/ディック・フランシス……
サスペンス作家のフランシスには珍しい、ミステリタッチ(犯人を探すタイプ)の作品。

直線/ディック・フランシス……

邦題の『直線』はもう少しなんとかならなかったのか……。
原題は『健全』とか『真っ当』とか、そんな感じの言葉なんだけど。

まぁ、「健全」ってタイトルの小説だと読まれにくいかもしれないけど、「直線」だって大差ない気がする。


土獏の花/月村了衛……
自衛隊がジブチでテロ集団と戦いまくる話。
ひたすら戦っている。
自衛隊内での陰湿ないじめも含め、最後まで読んでもあまりスッキリとはしない。


ガダラの豚/中島らも……
最終巻は間違いなく面白いが、1巻は微妙。
また、サスペンスにしてはグロく、ホラーにしてはギャグを挟み込んでくるなど、ありそうでなかなかない闇鍋的な境界線を突いた作品のため、合う・合わないは確実にある。
安心して水が飲める日本は良い国だ。

蜘蛛の巣を払う女/ダヴィド・ラーゲルクランツ……

小説ドラゴンクエスト7/土門弘幸……
ドラクエ7は元々、連作短編集としては悪くないが、一つの物語としてはまとまりに欠ける作品だと思う。
ノベライズ版では、連作短編集としての味わいも1巻を除いてあまり活かされておらず、やたらダーマ神殿で覚えた技を連発するバトル小説になってしまった。

MISSING/甲田学人
……オカルト風味のラノベ。安定した筆力で不安なく読ませるけど、キャラ付けは中途半端で弱い(等身大ではなく、かと言って突き抜けてもいない)
総じて悪くない作品だけど、今一歩。

C→暇つぶし程度にはなった作品

D→自分には合わなかった作品


E→プロ作品として見るにはつらい作品

猫狩り族の長/麻枝准……
大したことでもないのに、いちいちオーバーリアクションで騒ぐ登場人物のノリについていけない……。




ワールドカップ見る国(完全に自己満)

これまで、ワールドカップは全チーム追いかけてきたけど、さすがに48か国は追いきれねぇよ……。
ということで、観られるギリギリの数32か国に絞って、観ようかなと思います……。
時間があれば、ディレイで他の国も見るかもだけど。


☆欧州 ひとまず13

ワールドカップを見るなら欧州は見なきゃでしょ。
1スペイン、2フランス、3ドイツ、4イングランド、5ベルギー、6ポルトガル、7オランダ、8クロアチア、9オーストリア、10スコットランド、11ノルウェー、12スイス
の各グループ1位チーム、12チームは観ます。
欧州プレーオフ組からは、26トルコは楽しみなチームなので観ます。
ボスニア・ヘルツェゴビナ、チェコ、スウェーデンはまぁいいかなぁ。スウェーデンは一応日本の同組ではあるし、強いとも思うけど、予選で1勝もできなかった国が突破するのはなんだかなぁって。

☆南米 ひとまず5

13アルゼンチンと14ブラジルはやっぱり主役の一人。
なので、ブラジルより上の順位で突破した15エクアドル、16ウルグアイ、17コロンビアも見ない手はありません。
パラグアイはどうしようか迷っています。

保留:パラグアイ

問題はここから

☆アジア 確実なのは2

確実に観るのは各組1位チームの18日本と19韓国。
イランは大会に出られるのか、出られるなら観ますが現状は厳しいのかな……?
アジア枠はあまりに多すぎると思うので、
カタール、ウズベキスタン、ヨルダン、イラクは観ません。
サウジアラビアは2022大会が好きだったから気になるけど、グループリーグ3位だしなぁ……。
それなら2位のオーストラリアが優先かなぁ。ここは他のチームとの兼ね合いで決めます。

保留:イラン、オーストラリア、サウジアラビア

☆オセアニア 

いくらなんでもオセアニア予選はぬるすぎるでしょ……と思ってますけど、
オセアニアで無双したニュージーランドを観るべきかどうか。
2010ワールドカップでは意外と健闘してましたけど……多分見ないかなぁ。

保留:ニュージーランド

☆アフリカ ひとまず4

ここも問題含み。
ここも枠が多すぎるので、南アフリカ、アルジェリア、カーボベルデ、コンゴ民主共和国は削ろうかと思っています。
予選の成績を考えて、20チュニジア、21セネガル、22エジプト、23コートジボアールの4つは確定かなと。
悩んでいるのはモロッコとガーナ。
前者は、強さだけなら観るの確定なんですけど、アフリカネーションズカップ2025の【露骨な審判買収】に嫌悪感を覚えたので、こんな国は観なくてもいいんじゃないかと思い始めています。
ガーナは、成績的には削った3か国と同じぐらいなんですが、セメニョやクドゥスは観たいし、どうしようかなと。

保留:モロッコ、ガーナ

☆北中米カリブ ひとまず2

ここも問題。同じく枠多すぎ問題で、一番成績が悪いハイチは削らせていただきます。
前述したようにイランが出場できるか問題があって、出場できないようなら【侵略国】のアメリカは観ません。
ここは24メキシコは確定。25カナダも見ましょうか。
予選成績上位のパナマ、キュラソーは迷い中。
北中米から追加するならこの2か国ですが、南米6位のパラグアイとかの方が強いような気もするし……
でもまぁ、予選で好成績を収めているのも確かだからなぁ。

保留:アメリカ、キュラソー、パナマ


というわけで、大体それぐらいの感じで観ます。
時間が余って暇人究めてたら除外したチームも観ますけど、どうしようかな……っていう。

CL準々決勝展望


☆パリ・サンジェルマン(突破確率64%)VSリバプール(突破確率36%)
   
パリ  攻撃 A- 守備 B+  面白さ A-    
リバプール 攻撃 B+ 守備 B-  面白さ B

チェルシーを完膚なきまでに叩きのめしたパリと、ガラタサライを退けたリバプールの一戦。
優勝した去年に比べ、パリの実力は落ちている。
GKのドンナルンマ→サフォノフは明らかにクオリティが低下しているし、
ハードスケジュールで怪我人も多い。
パリの問題は選手層の薄さで、主力と控え選手の間に実力差がある。
マルキーニョス、パチョ、ハキミ、メンデスは誰一人替えが効かない。
中盤はイ・ガンインやザイール・エメリといった代役が、負傷のファビアンの穴を埋めているが、
前線もデンベレがいないと、攻撃の形が作れない。

とはいえ、リバプールとの力関係ではパリの方が上だろう。
リバプールの弱点はパリ以上の選手層の薄さ。特に右SBはブラッドリーが負傷に追い込まれてからは、頼れる選手がいない。
そんな中、輝き続けているのがソボスライ。
優勝争いに絡めていないにもかかわらず、プレミアリーグの攻撃的な選手の中では最も素晴らしいと思っている。
大量の新加入選手でチームを刷新したが、期待に応えたのはエキティケだけ。
過渡期のリバプールの指揮官は本当にスロット監督で大丈夫なのか。
今シーズンのリバプールはCLにおいても優勝候補ではない。


 
☆バイエルン(突破確率59%)VSレアル・マドリ―(突破確率41%)

バイエルン 攻撃 S 守備 B  面白さ S
レアル   攻撃 A- 守備 A-  面白さ B-

今シーズンのレアルは『ガチャ』だ。
選手がバラバラに戦っているように思えたチームが、マンC戦では組織だった戦いを見せた。
クルトワのロングボールから、ハイラインの裏を執拗に突いた戦い方は、
バイエルンにも通用しそうな気もするが……。

ただ、バイエルンはマンCと比べてもより破壊力があり、縦に速く、守備陣のタレントも高い。
ハーランド依存のマンCと違い、ケイン以外からもバイエルンは得点を取れるのだ。
そして何より、マンC戦のレアルがこれからも観られるのか? その可能性はあまり高くない。


☆バルセロナ(突破確率52%)VSアトレティコ・マドリ―(突破確率48%)

バルセロナ  攻撃 S  守備  C+  面白さ S
アトレティコ 攻撃 A- 守備 B+ 面白さ B-

ハイリスク・ハイリターンの極致を行くバルセロナと、
シメオネ・ローリスクから遂に脱却したかに見えるアトレティコの一戦。

フリック監督が敢然と仕掛けるオフサイド・トラップは、失点のリスクと紙一重。
GKガルシアの負傷や、中盤の要デ・ヨングの不在も懸念材料だが、観ていて面白いという意味では
欧州でもNo1だ。

対するアトレティコも、今シーズンはシメオネ監督就任以来最も面白いサッカーをしているように映る。
ファンタジスタとして大成したグリーズマンと、右サイドを突破するジュリアーノ・シメオネ、
アルバレスにセルロト、マルコス・ジョレンテとアタッカーは枚挙に暇がない。
毎年毎年、守備的で退屈なサッカーを続けてきたシメオネ監督だけに、まだ全幅の信頼は寄せられないものの、ブルージュ戦やトッテナム戦の戦いぶりは、従来のシメオネサッカーとは一線を画すだけに、
果敢なアタッキングを見せてほしいところだ。






☆アーセナル(突破確率74%)VSスポルティングCP (突破確率26%)

アーセナル   攻撃 A- 守備 S  面白さ C
スポルティング 攻撃 B  守備 B- 面白さ C+

実力が最も離れているであろうカード。
ここまでプレミアリーグでもCLでも盤石の足取りを見せているアーセナルと、
ホームでの大逆転でボデ・グリムトを破ったスポルティングの試合。

アーセナルの強みは鉄壁の守備と、セットプレーでの異常な強さ。そして選手層の厚さ。
セットプレー以外で相手を崩し切る事ができない欠点はあるものの、崩せなくてもセットプレーで得点できてしまうので、弱みにはなっていない。
……まぁ、観ている僕としては全然面白くないのが欠点なのだけど。
今後のサッカーが、『セットプレーでしか得点が生まれない』ような潮流にならない事を祈りたい。

スポルティングについては詳しくないが、昨シーズンのヨケレシュが抜けた穴は大きい。
ルイス・スアレスは悪くないが、偉大な前任者に比べると……そのヨケレシュもアーセナルでは輝けていないけれど。



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