三国志11 207年劉備(追記スタイル)

207年劉備で始めました。
使えそうな武将は、関羽・張飛・趙雲……関平。うん。徐庶・麋竺・孫乾か。
それより問題は新野という土地で、あまりに守りにくそうなうえ、曹操軍に隣接してるのがヤバい。

まず初手で、永安という逃げ道を作ります。
新野でガチバトルする気まんまんですが、新野が落とされた時点でゲームオーバーになるのは避けたいです。
とにかく金も米も兵も武装もありません。とにかく国力増強しつつ、新野の西側に太鼓台や軍楽台を建て、防御に備えます。
曹操の元に帰りたそうな徐庶を必死に引き止め成功。
イベントが起きて三顧の礼が発生。諸葛亮来ました!! 嫁さんも来ました。嫁さん綺麗やんけ!

で、次のイベントは荊州分裂。龐統が在野で見つかりましたが、論戦で勝てるわけないので無理。
まぁ荊州分裂で配下になるやろ……と思ってたら一向にイベントが起こらない。
なぜWHY?
と、思ってたら遅れてきました、曹操軍。李通・李典・荀攸あたりが西側から侵攻。
ふっ、小手調べにはちょうどいい、俺の趙雲・関羽・張飛・関平が火を噴くぜ!!

と出陣してかなり優位に戦ってたら、西側から夏侯惇・卞氏・孔融・あと2~3人きたーーーーーー!????????
うぉい、西側は何も防備固めてないよ、必死に西側に向かう関羽・張飛・趙雲。
関平は荀攸にバーベキューパーティーされて、ボコボコです。

え、嘘やろ、初戦からいきなり新野陥落の危機。
溜めこんでいた兵装や金・米をかき集めて劉備様は永安に転進!!
関羽・張飛・趙雲たちもしんがりを務めつつ、永安に撤退。

そんな戦争をしている間に荊州分裂イベントは起きず、勝手に劉表が死亡! 最悪なパターンや……。
これじゃ伊籍も龐統も魏延も配下にならんやないか……。
幸いイベントが起こらなかったため、リュウキ軍が同盟相手のままなのは心強いですけど。

とにかく、永安に逃げ出した劉備軍。馬騰と孫権とも同盟を結び、
敵を巨魁曹操と、劉璋・張魯・そして荊州4英雄(韓玄・きんせん・趙範・劉度)に絞り、
馬騰・孫権・リュウキと共に勢力拡大を目指すのでした。



さて、荊州4英雄を倒し、劉璋を倒すと、天下は4分されます。
南西の劉備、北西の馬騰、南東の孫権、北東の曹操。
ここでまず馬騰を簡単に料理して、西半分を支配した劉備。

で、ここからは三国鼎立として孫権と結んで曹操を倒すという、いつもの流れ。
そして曹操を倒すころには孫権が同盟を裏切って攻めてきて、孫権と戦うお馴染みの展開という事で、ここからはダルいですね。
217年劉備でプレイした時よりは2~3年早く行っているぶん少し楽ですが、とにかく敵領土とたくさん接しているのがつらいものです。

なお、曹操、曹丕は寿命死してなぜか徐晃が後を継ぎました。
我が劉備は、鄧艾に後を継がせました。有能だし、寿命も長いですし。
劉禅イベントがなぜか発生しなかったので、それなら劉禅なんかを後継者にしたくないです……。
ほんとは姜維が良かったんですが、鄧艾が後を継いで3か月後に在野で発見されました。


結局236年に天下統一。
今回も孔明や趙雲は死んでしまいましたが、関羽・張飛が生存していました。
義兄の始めた統一事業を二人が生存して迎えられてよかったけど、そういう妄想で感動する力がないとちょっと厳しいですw


自画像 3魚たちの悲鳴

夜になると きこえる
魚たちの悲鳴
薄日の傾むいていく空をはめこみ
むなしい仕事になれきった体の内側に
だれかが眠っていて

だれだっ!

かくれんぼしている そうだ そうなのだ あれは
かくれんぼだった 鬼のいないかくれんぼ 鬼しかいないかくれんぼ かくれんぼ かくれんぼ
そうして 俺は育った

問いかけよりも進んでいかない記憶
こだまはとびかい
だが
だれかがいるはずだ
だれかが
俺のなかじきりにすわりこんで
大口あけて嗤い

こんなのは俺のことばじゃない 俺のことば? 俺のことば なんて ことばは決して昇っていかないものだから きずや裂け目をみつけては 空ろな手形ふりまわし かろうじて一個の棒鱈であろうとする決意 ひらめかも知れない いつわりばかりのやさしい日? 金属音にまくれあがる カレンダー
ほんとうは閉じられた部屋なのだから いいじゃないかという意識 いまこそ空に溺れてみたいと願う醒めるには冷たすぎる日付け 手垢にまみれた ことばのカーテンにとりかこまれて

しょせんは信じられぬ青空や樹林
空の青は骨の色
樹林のみどりは
いつも
むなしい血の色をしていて
高わらいのようにひびく
魚たちの悲鳴
あれがきこえると
俺の骨にひびが入り
いつも
俺の相似形たち
背をむける
俺のように
存在感を剥ぎとられ

人間であろうとした声 父親よりもしわがれた声 母親よりも血まみれの声 ざらがみの声 さびついた声 涙ではないしわだらけの声 叫びでもない苦悩の声 そこびかりの目 にごった目 のぶといくろい声 今 ハーレムから ゲットーから飢えをこめて

たくさんの生存する権利 たくさんの拒否権 存在という美しい呼び名 憎悪や不安という もっともっと美しい名前 うまれる義務やうまれなかった権利 溺れてみたい空 見たくない空 とりわけ 暗青色の空 (時間を刻むドラムもかすれ) 回復不可能な蒼い空が 俺の体の中で 溢れ ねばつき
ねばねばとしたたり 奴らの体とだぶる 遠い海への欲望に駆り立てられ

空モ変レ!
大地モ変レッ!

憎悪カラシカ 生マレルコトノデキナカッタ俺ニ ドウシロイト言ウノダ ヤミタダレタ かれんだあ 赤グロイアカグロイ闇ノ闇ノ中ノ閃光 ツメタイ俺ノれぞんでえとる トビカウノハ ぶよヤこうもり
オウ!
足元ニハ 地面ナドナイ!
背中ニ描イタ顔ハ 塗リ消セ!
塗リツブスノダ!

《ソシテ 
《夜ガ造型スル 炎

夜ト火
夜ト火

《ぶるうすヨリモクライ火

ダガ
座標軸ヲ立テルト
海ガ煮エタギルカラ
空ガ焼ケ落チルカラ

感傷はよせ といつもささやく声におどろかされて 俺は俺の中にひろがる夜道をかけてきた
歯をくいしばって 声たちに追われて追いかけられて いつも背中にあたる風 俺の肋骨から吹きつけてくる風 潮風 まがりくねって ねじくりかえって吹く 風たちに追われ 
声たちに追われて 世界のちょうど半分だけにひろがる道の上 坐るところがないから 手足をちぢこまらせ 
 椅子を作ろうと ゆびを裂き
 あ 抽象にもせよ 半分しか色彩のない道 半分しかない椅子 おそろしい透明 白 白 しろ しろ 空があからむと 夢遊病におかされて ほんとうは溢れたい海 叫びたい海 ちぎれたい海 ほんとうは飛びたい海
 それらはすべて 正しくないと ささやく声におどろかされて 青写真を作ったことが 俺の 苦がい誕生 さむい朝 そして さむくない朝 ひとつの亀裂が地球の反対側で口を開き ほのお舞い上がり つめたい炎 右半身黒褐色黒褐色 左半身透明or白色 骨の粉 ふきあげ 炎 さかまき 骨の粉 ねじれよじれ 炎とびちり 骨の粉地につもり 骨の粉 灰のように地につもり 
 おまえは正しくない とささやく声におどろかされて

夜になると
いつも
きこえる
魚たちの悲鳴

もどっていかないのは
もどることができないのは
記憶だ 俺に刻まれた
歴史のはじまり
あの
魚たちの悲鳴


おまえは
直線であってはならない
ピストンであってはならない
まして
円や楕円など
完結にむかおうとする勢力は
切りすてなければならない

俺たちの未来には
角錐が似つかわしい
それら角錐の頂点は各々
地球とかいうぎざぎざの破片を
先端にひっかけ
新聞紙のように風にはためかせよ

だが 切りとられた道 爆発した道 白い道 前も後も道ではない道 さかだちしなければ歩けぬ道
砂ぼこりの道 苦がい道 岩屑の道 花粉のようにとびちる道
くもの巣のような亀裂の道 ほころびた道 とどまるためには走らなければならない道 走っても走っても追いつけぬ道 骨の色をした道

夜よりもくらい朝
血よりもあかい真昼
あなたの体を通過する時にきいた
魚たちの悲鳴
あの声をきくと
俺の血は白くにごり
俺の骨は白くひびわれ
そうして
俺は割れ目にガーゼをつめて育った
俺のひび割れをみつけた奴は
殺さねばならぬ
何回も何回も産湯をつかいなおいした俺は
そのたびごとに
違う地図を掌に握った
あたり一面
踏みしだかれた草たち
青く青くたかわらいしていて
空の一角からきこえる
魚たちの悲鳴

自画像 2夜明け

決定されちまった夜明け。
おそろしい?
足音が。足音を呼んでいて。澱んだ。
大気の底から。褐色な。牛乳屋など。
現われ。きのこのように。現れては。
とけ。現れては溶け。
それら。
静かな爆発の。
夜明けの彫刻?
ぼくも。溶かされてしまう。
ぼくだけの溶け方?
走ってみる?
叫んでみる?
それより。黙りこんで。
黙りこんで裂かれちまったほうがいい?
たしかに。
よろけ歩いて。
夜明けが。
あ。
溶けてしまう。
おそろしい。
おそろしい夜明けだ。
逃げて来たんだから。
もう。
俺の体には、
青空なんてない。
あ。
ハエが。
俺の頭にたかって。
奴らの足音さえひびき。
怒ってるかって?
俺。
カタログなんかいらねえ。
凍り付いた索引(コンコーダンス)。

一九六八年型の革命。
それとも。
カタログが愛情なの?
と声もふるえ。
もう。もどることはできない。
もし。
歴史というものがあるのなら。
そのために。
暗い夜?
ほら。
足音がきこえ。
誰かが。ぢだんだを踏み。
くちびるをくらくまくりあげて。
自分だけの死をもちたいと。
ひとたちは歩き。
もう。
もどるなんて。

どうすればいい?
生きて。生きのびて。すべて。
は。
死んでいて。
白い。
にごって魚たちの目のように。
すっかり死んじまって。
選ぶなんて。探すなんて。慄えるなんて。

できやしない。
逃げなくたって。
追われてる。
追いかけられていて。
ははは。
怒っても。怒ってみたって。

場所がない。逃げても。
せめて。
日でり雨でもあれば。
逃走を記録し。
青い水をくんで。
空腹に耐えてみても。
こんな怒りは。
むだなのだけれど。
もう。
もどってなんかやらない。
あは。
ゆびさきから溶けて。
俺の憎しみは。
蒼く凝固していくのだな。
たぶん。
*寒い夏のおわりころ
あるいは。
椎の実が。
はぜかえるころ。

だけど。
決して美しくはない。
誤謬?
だから。

あおい血の流れる。俺の両腕にかけて。
それとも。
夜明けには。
美しく溶けることを疑わぬ人々にかけて。
俺だけの溶けかたを保証する。
誰かを。
あ。
むだでもいいから。
はやく。
はやく。

おそらくは。
おふくろの体の中か。
 産道で。
むずがったときの歪み?
くらい予感に支えられ。
危うい。
均衡?
夜明けがじりじりと前進して。
あんまりゆっくり。
溶けていってしまうものだから。
もう。
もどっていくことはできない。
俺の。
蒼い血くだをさかのぼっていく。
ウジムシたちのさざめきさえ。
きこえて。
もう。
もどっていくことは。
できない。
ふ。
うすわらいをうかべ。
おどりくるう彼ら。
真珠の色に光りながら。
増殖する彼ら。
残された。
ただひとつの証。
ふふ。
誤謬と。
転落と。
ただひとつの証。

*原文ママ
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