セパレイトハーツ途中経過(4)

あまちょーキター!!!


って言ってもなんのことやら、ですね。
往年の名作(と、私は思っている)『Close To』に出てきた街と、『セパレイトハーツ』の街が
同じ街だということが判明しました。
『交通事故にあった主人公が幽体離脱、恋人が記憶喪失』なClose Toと
『交通事故にあった主人公が記憶喪失、恋人が失踪』のセパレイトハーツ。


「二番煎じ……っていうか、自社製品のパクリやん」と思ってたのですが、自覚はあったのか、それとも何らかの意図があって似せたのか。
盛り上がって参りました。


それはそうと、現時点では「ミッシングブルー」な世界観なのかなと推理していたりします。
あるいは「水月」タイプ。
幻想と現実が入り乱れてごっちゃになっている感覚と、主人公が記憶喪失だということから考えて。
私はこういう話は大好きなので、期待が膨らんでいきます。
「何処へ行くのあの日」みたいに、尻すぼみにならないように祈ります。

セパレイトハーツ途中経過(3、朱クリア)

これは、最後までプレイしないと評価のしようのないゲームかも。
朱シナリオは、完全な伏線のためのシナリオだと思います。
多分藍と碧もそうじゃないかな。
テキスト悪くないです。動きの少ない物語なのに、飽きがあまり来ませんでしたし。
一方絵は、イベントCGでちょっと気になる絵が混じってるのでやや減点。
とりあえず、糞ゲーの線は消えました。
ただ、プレイ前一番萌えていた真夜の評価は急落。
我慢できるレベルだけど、ちょっとうざいかもしれん。


友人キャラはいい奴。いい奴だけど出番多すぎ。絶対朱より出番多かったって。間違いない。
そして、恋愛描写はかなり薄い。そんな人はいないと思うけど、萌えゲーとして買うのはやめた方が無難。


やっぱり、モチーフに色を使っているのは確定っぽいです。
朱シナリオに入ったらroute Rと表示されました。これ、RedのRですよね。
この予想が当たっているなら碧シナリオがroute G、藍シナリオはroute Bになるはずなんですが……違ったら盛大に笑ってやってください。



こなかな雑感(2)(こなたよりかなたまで、のネタバレ満載です)

参考:『「こなたよりかなたまで」review補完ⅰ “Imaginary affair”を考える』
『こなたよりかなたまで』review補完ⅱ “佐倉とクリス”
『本日現在12348ヒットの責任を取って』


XさんのImaginary affair考を読んで、懐かしさのあまりこなかな雑感(1)を書いたのがつい先日。その後、XさんとJudgeさんのそれぞれの記事を読ませていただいて、様々な解釈があるんだなと再認識した。私も含め、三者三様で解釈に重なる部分と重ならない部分があるようで、そうした解釈の違いを眺めるのもまた楽しい。


Judgeさんはクリストゥルールートこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『永遠のラブストーリー』。
Xさんは佐倉シナリオこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『彼方の"人"生』。
と、読みとってみた。




佐倉エンドのみを考えるととても美しい物語だと思う。しかし、彼方に与えられた選択は
「死ぬまで佐倉に隠しておくこと」「死ぬ前に佐倉に真実を教えること」だけのような気がする。当然といっては失礼なのだが前者よりも後者が正解だと思われるので、彼方が正しい解を掴み取った物語という単純化が生まれるように思った。


クリストゥルーエンドのみを考えるとこれはちょっとまずい。単純な奇跡系ファンタジーのように感じられてしまう。クリストゥルーは佐倉シナリオかクリスノーマルを受けてでないと、物語的に乖離してしまう。Judgeさんが仰っているようにクリストゥルーでの彼方の決意それ自体は、彼方の癌とは直接関係が無いからだ。だからこそクリストゥルーはクリスノーマルをクリアしないと見られないようになっているのだと思う。
確かに永遠のラブストーリーは美しい。結末をはっきり描かないのも、この論を裏付けているように思う。ただ、その美しさを本流に置いてしまうと、「じゃあ彼方の今までの悩み、癌との闘いの描写は何だったの?」と私には思えてしまうのだが……。



私は心情的には佐倉シナリオこそ真のエンド。物語的にはクリストゥルーも佐倉シナリオもどちらも真のエンドであり、どちらか片方に絞ることは出来ないとする立場。まぁ中心を彼方と佐倉に置き、クリストゥルーをもう一つの可能性と考えている時点で、佐倉寄りではあるのだけれど。
キーワードは『究極の選択』。前記事で書いたとおり、彼方の選んだそれぞれの未来を俯瞰し、比較することでそれぞれの生き方を考えるという楽しみ方をしている。



私は元々Xさんの見方に近いのだけれど、Judgeさんの解釈もとても興味深い。
彼方という主人公を中心に据えるのではなく、一度クリスを中心に据えてみなければ達せない解釈のように思うから。私の発想外のところからの切り口に、こなかなの別の側面を知った思いがする。Xさんは私と同じで、彼方を中心に据えているように思うのだが、この辺は次記事を待とうと思う。



このように多様な解釈のもと、様々な楽しみ方が出来ることが「こなかな」の魅力なのだと思っている。……と、お二方よりもこなかな評価が低い私が言ってみる。
でもこの記事を書いてみたくなるくらいには、思い入れもあるのだけれど。
私は優シナリオのあり方に強い不満があるので、そのせいで評価が下がった経緯があり、クリスや佐倉のシナリオには高い評価をしているつもり。






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