参考:『「こなたよりかなたまで」review補完ⅰ “Imaginary affair”を考える』
『こなたよりかなたまで』review補完ⅱ “佐倉とクリス”
『本日現在12348ヒットの責任を取って』
XさんのImaginary affair考を読んで、懐かしさのあまりこなかな雑感(1)を書いたのがつい先日。その後、XさんとJudgeさんのそれぞれの記事を読ませていただいて、様々な解釈があるんだなと再認識した。私も含め、三者三様で解釈に重なる部分と重ならない部分があるようで、そうした解釈の違いを眺めるのもまた楽しい。
Judgeさんはクリストゥルールートこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『永遠のラブストーリー』。
Xさんは佐倉シナリオこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『彼方の"人"生』。
と、読みとってみた。
佐倉エンドのみを考えるととても美しい物語だと思う。しかし、彼方に与えられた選択は
「死ぬまで佐倉に隠しておくこと」「死ぬ前に佐倉に真実を教えること」だけのような気がする。当然といっては失礼なのだが前者よりも後者が正解だと思われるので、彼方が正しい解を掴み取った物語という単純化が生まれるように思った。
クリストゥルーエンドのみを考えるとこれはちょっとまずい。単純な奇跡系ファンタジーのように感じられてしまう。クリストゥルーは佐倉シナリオかクリスノーマルを受けてでないと、物語的に乖離してしまう。Judgeさんが仰っているようにクリストゥルーでの彼方の決意それ自体は、彼方の癌とは直接関係が無いからだ。だからこそクリストゥルーはクリスノーマルをクリアしないと見られないようになっているのだと思う。
確かに永遠のラブストーリーは美しい。結末をはっきり描かないのも、この論を裏付けているように思う。ただ、その美しさを本流に置いてしまうと、「じゃあ彼方の今までの悩み、癌との闘いの描写は何だったの?」と私には思えてしまうのだが……。
私は心情的には佐倉シナリオこそ真のエンド。物語的にはクリストゥルーも佐倉シナリオもどちらも真のエンドであり、どちらか片方に絞ることは出来ないとする立場。まぁ中心を彼方と佐倉に置き、クリストゥルーをもう一つの可能性と考えている時点で、佐倉寄りではあるのだけれど。
キーワードは『究極の選択』。前記事で書いたとおり、彼方の選んだそれぞれの未来を俯瞰し、比較することでそれぞれの生き方を考えるという楽しみ方をしている。
私は元々Xさんの見方に近いのだけれど、Judgeさんの解釈もとても興味深い。
彼方という主人公を中心に据えるのではなく、一度クリスを中心に据えてみなければ達せない解釈のように思うから。私の発想外のところからの切り口に、こなかなの別の側面を知った思いがする。Xさんは私と同じで、彼方を中心に据えているように思うのだが、この辺は次記事を待とうと思う。
このように多様な解釈のもと、様々な楽しみ方が出来ることが「こなかな」の魅力なのだと思っている。……と、お二方よりもこなかな評価が低い私が言ってみる。
でもこの記事を書いてみたくなるくらいには、思い入れもあるのだけれど。
私は優シナリオのあり方に強い不満があるので、そのせいで評価が下がった経緯があり、クリスや佐倉のシナリオには高い評価をしているつもり。
『こなたよりかなたまで』review補完ⅱ “佐倉とクリス”
『本日現在12348ヒットの責任を取って』
XさんのImaginary affair考を読んで、懐かしさのあまりこなかな雑感(1)を書いたのがつい先日。その後、XさんとJudgeさんのそれぞれの記事を読ませていただいて、様々な解釈があるんだなと再認識した。私も含め、三者三様で解釈に重なる部分と重ならない部分があるようで、そうした解釈の違いを眺めるのもまた楽しい。
Judgeさんはクリストゥルールートこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『永遠のラブストーリー』。
Xさんは佐倉シナリオこそ真のエンドだとする考え方。
キーワードは『彼方の"人"生』。
と、読みとってみた。
佐倉エンドのみを考えるととても美しい物語だと思う。しかし、彼方に与えられた選択は
「死ぬまで佐倉に隠しておくこと」「死ぬ前に佐倉に真実を教えること」だけのような気がする。当然といっては失礼なのだが前者よりも後者が正解だと思われるので、彼方が正しい解を掴み取った物語という単純化が生まれるように思った。
クリストゥルーエンドのみを考えるとこれはちょっとまずい。単純な奇跡系ファンタジーのように感じられてしまう。クリストゥルーは佐倉シナリオかクリスノーマルを受けてでないと、物語的に乖離してしまう。Judgeさんが仰っているようにクリストゥルーでの彼方の決意それ自体は、彼方の癌とは直接関係が無いからだ。だからこそクリストゥルーはクリスノーマルをクリアしないと見られないようになっているのだと思う。
確かに永遠のラブストーリーは美しい。結末をはっきり描かないのも、この論を裏付けているように思う。ただ、その美しさを本流に置いてしまうと、「じゃあ彼方の今までの悩み、癌との闘いの描写は何だったの?」と私には思えてしまうのだが……。
私は心情的には佐倉シナリオこそ真のエンド。物語的にはクリストゥルーも佐倉シナリオもどちらも真のエンドであり、どちらか片方に絞ることは出来ないとする立場。まぁ中心を彼方と佐倉に置き、クリストゥルーをもう一つの可能性と考えている時点で、佐倉寄りではあるのだけれど。
キーワードは『究極の選択』。前記事で書いたとおり、彼方の選んだそれぞれの未来を俯瞰し、比較することでそれぞれの生き方を考えるという楽しみ方をしている。
私は元々Xさんの見方に近いのだけれど、Judgeさんの解釈もとても興味深い。
彼方という主人公を中心に据えるのではなく、一度クリスを中心に据えてみなければ達せない解釈のように思うから。私の発想外のところからの切り口に、こなかなの別の側面を知った思いがする。Xさんは私と同じで、彼方を中心に据えているように思うのだが、この辺は次記事を待とうと思う。
このように多様な解釈のもと、様々な楽しみ方が出来ることが「こなかな」の魅力なのだと思っている。……と、お二方よりもこなかな評価が低い私が言ってみる。
でもこの記事を書いてみたくなるくらいには、思い入れもあるのだけれど。
私は優シナリオのあり方に強い不満があるので、そのせいで評価が下がった経緯があり、クリスや佐倉のシナリオには高い評価をしているつもり。