ここ2日間で4冊目であります。著者は雑賀匡氏。

評価は B-。
今回はフィーナと達哉の喧嘩のシーン……あのサンドイッチのシーンについて書きます。
ネットを徘徊しているとあのシーンを取り上げて、達哉叩きにずいぶん傾いている印象を受けますが、私にはどうも釈然としません。
物語全篇を通してフィーナの魅力>達哉の魅力なことは疑いようがないのですが、あのシーンのみを注視すれば、私にはどっちもどっちな気がしてならないのです。
フィーナが魅力的なキャラクターであることは確かなのですが、ここまで徹底されると女の子としては見づらいんですよね。この娘と付き合うのは大変だなぁと思ってしまうのです。
王女だから大変というのもあるけれど、それ以上に性格的にもね。誤解の無いように言っておきますと私はフィーナ、嫌いじゃないですよ。
デート当日恋人に突然仕事が舞い込み、デートが出来なくなってしまったら、
本人が悪いわけではないにしろ、謝るのが当然だと思うんですよね。
それは責任をとるとらないではなく、気持ちよくお互いがすごすための最低限のマナーなはず。
それを怠って「わかってくれていると思っていた」ってのは甘えでしかないわけです。そりゃ、わかってないわけはないだろうけど、さ。
一方で、達哉君は達哉君で「逃げちゃった」のはいただけない。
恋人を泣かせたままその場から逃げるってのは、男として情けないですよ。
まぁ、何でこんなことを書いているかというと、このフィーナ編のシナリオっていうのが、「月(フィーナ)と地球(達哉)の歩み寄り」をベースにしているからで。この、「どっちもどっち感」がこの「月と地球の歩み寄り」というテーマにぴったり当てはまってくるからで。このバランス感覚を誤ると、どちらか一方に冷たい視線が集中するのですが、この夜明けなにおける喧嘩イベントは巧かったんじゃないかなと思ったわけです。が。
ネットでの評判を見ていると私と同じように感じた人は少なかったようで、
「達哉が悪い」となってしまっているのはどうしたことか。
やっぱ、男(プレイヤー)はかわいい女の子(ヒロイン)には甘いんだな。ヤロー(主人公)には厳しいけど。
それとは別に。月(フィーナ)から見た地球(達哉)は大きく見えるけれど、
地球(達哉)から見た月(フィーナ)はそこまで大きく見えているだろうかという疑問は残るんですよね。
達哉がフィーナを思っているシーンって、実はあんまり印象にないのです。
一緒に戦うっていうのも、なんとなく成り行きで感が否めないんですわ。
このノベライズ、菜月編、ミア編、フィーナ最終編が出るのは決まっているらしいです。そこから予想すれば、人気キャラの麻衣編も出るでしょうし、すなったら残りのヒロイン、さやか編やリース編も出るのかも。
何もこんなシナリオの薄いゲームで、全キャラノベライズする必要は全くない気がしますが……全部買っていったりする私みたいなアホがそんなにいるとも思えませんし……。

評価は B-。
今回はフィーナと達哉の喧嘩のシーン……あのサンドイッチのシーンについて書きます。
ネットを徘徊しているとあのシーンを取り上げて、達哉叩きにずいぶん傾いている印象を受けますが、私にはどうも釈然としません。
物語全篇を通してフィーナの魅力>達哉の魅力なことは疑いようがないのですが、あのシーンのみを注視すれば、私にはどっちもどっちな気がしてならないのです。
フィーナが魅力的なキャラクターであることは確かなのですが、ここまで徹底されると女の子としては見づらいんですよね。この娘と付き合うのは大変だなぁと思ってしまうのです。
王女だから大変というのもあるけれど、それ以上に性格的にもね。誤解の無いように言っておきますと私はフィーナ、嫌いじゃないですよ。
デート当日恋人に突然仕事が舞い込み、デートが出来なくなってしまったら、
本人が悪いわけではないにしろ、謝るのが当然だと思うんですよね。
それは責任をとるとらないではなく、気持ちよくお互いがすごすための最低限のマナーなはず。
それを怠って「わかってくれていると思っていた」ってのは甘えでしかないわけです。そりゃ、わかってないわけはないだろうけど、さ。
一方で、達哉君は達哉君で「逃げちゃった」のはいただけない。
恋人を泣かせたままその場から逃げるってのは、男として情けないですよ。
まぁ、何でこんなことを書いているかというと、このフィーナ編のシナリオっていうのが、「月(フィーナ)と地球(達哉)の歩み寄り」をベースにしているからで。この、「どっちもどっち感」がこの「月と地球の歩み寄り」というテーマにぴったり当てはまってくるからで。このバランス感覚を誤ると、どちらか一方に冷たい視線が集中するのですが、この夜明けなにおける喧嘩イベントは巧かったんじゃないかなと思ったわけです。が。
ネットでの評判を見ていると私と同じように感じた人は少なかったようで、
「達哉が悪い」となってしまっているのはどうしたことか。
やっぱ、男(プレイヤー)はかわいい女の子(ヒロイン)には甘いんだな。ヤロー(主人公)には厳しいけど。
それとは別に。月(フィーナ)から見た地球(達哉)は大きく見えるけれど、
地球(達哉)から見た月(フィーナ)はそこまで大きく見えているだろうかという疑問は残るんですよね。
達哉がフィーナを思っているシーンって、実はあんまり印象にないのです。
一緒に戦うっていうのも、なんとなく成り行きで感が否めないんですわ。
このノベライズ、菜月編、ミア編、フィーナ最終編が出るのは決まっているらしいです。そこから予想すれば、人気キャラの麻衣編も出るでしょうし、すなったら残りのヒロイン、さやか編やリース編も出るのかも。
何もこんなシナリオの薄いゲームで、全キャラノベライズする必要は全くない気がしますが……全部買っていったりする私みたいなアホがそんなにいるとも思えませんし……。