ES感想はこちら。正直、全然文章がまとまっていなくて見る価値ない気がするけど。
そのうちリライトするかもしれません。


点数 絵 80/100  音楽 80/100 システム 85/100
   シナリオ 100/150 キャラ115/150 思い入れ 30/50

合計 490/650 ESにつける点 80  ランク 43位(123ゲーム中)



ハズレキャラ、シナリオは無く、丁寧に作られた萌えゲー。
ただし、悪い言い方をすれば尖った部分の少ない平均的な萌えゲーという印象。
減点部分が少ない代わりに加点部分も少ないというか……。


前作「ショコラ」は叩き所が沢山あるが(システムの悪さ、モロにハズレのヒロインなど)、それを引いて余りある突き抜けた部分があった(香奈子シナリオと翠シナリオ)。

今作は叩きどころを大幅に改良し(システムがパワーアップ、モロにハズレのヒロインが消えた)たが、突き抜けた部分も消えてしまった(里伽子シナリオもそこまでじゃないし、里伽子シナリオ以外は正直凡庸)。


ちょっと「家族」を強調しすぎだった気がします。由飛・玲愛クリア時点で家族の話はお腹いっぱい。恵麻は文字通り家族だから仕方ないにしても、里伽子でまでやられるともうね。
しかも、家族の代表である恵麻はパルフェ中最も苦手なヒロインという不運も重なって、仁の行動がうざくてうざくて。
……いや、家族を優先するのは変じゃないし、恵麻を優先する動機もわかるんだけど……俺、恵麻好きじゃないんだもん。


私の中の「パルフェ」は「ショコラ」をより万人向けにした結果、
隙は無いけど魅力も落ちた二番煎じって印象なんだよなぁ。
ただ、念のためもう一度言っておきますと、萌えゲーとして水準レベルはあると思います。


あると思うけど……ESで2005年度1位、私の行くサイトさんでも高評価の嵐、私自身前作「ショコラ」のファン、と好材料が揃いに揃っていただけに、490点で終わったのには失望。500点は普通に超えて、525点(ショコラ・17位)も普通に超えるんじゃないかなぁなんて思っていましたから。
今回の「パルフェ」で、「この青空に約束を」への期待度が低下しました。