一ヶ月近く前にクリアしたゲームだし、ESにも感想を書いたしで、
わざわざ一記事使う必要も無いかもしれませんが、
途中経過を散々記事にした以上、こちらでも軽くまとめておきますか。


とにかく、凄絶な期待はずれでした。
期待はずれは期待はずれでも、
スタッフの気合とスタッフの力量が合わさった、地雷。
「すげぇっ!」と思わせるシーンも数多く、「よくこんな話作ったもんだぜっ!」と感嘆しつつも、「面白くねぇ。納得いかねぇ」という、悲しい結末。
人を選ぶ作品、といった印象です。


このゲームは一体何だったのか?
銃撃戦をドンパチやるロボットエンタメだったのか、
並行世界を使った哲学的命題を解くSFなのか、
政治的思想を絡めた主人公の成長物語なのか。


もちろん、どの要素もあるのでしょうが、私は三番目の要素を重視して読んでいました。
ぶっちゃけ、ロボットエンタメにしては、ひたすらエフェクトに頼った戦闘は緊迫感のカケラもないし
並行世界の設定はそれなりにしっかりしているものの、説明が中途半端だし(単に私が馬鹿でわかっていないだけなのかもしれない。しかし、説明が不親切なのは確かだと思う)、とくれば、三番しか残っていない。


オリジナルハイブの、神風特攻をうんざりした気持ちで眺めながら、
個人的な政治思想に相容れない、オルタの政治主張を眺めながら、
この物語が描く成長した武の姿を楽しみにゲームを進めていたわけですよ。


んで、エンディング。


……武が全てを忘れてるっ!!!!???

ヲイヲイヲイちょとまてください! じゃあ、何ですか?
この物語は、「オルタ世界」を”なかったこと”にしちまうわけですか?
そこで過ごしてきた武の○年間(3年×ヒロイン数)を、「忘れちゃったよ~てへ」で終了ですか?
霞と悠陽がハーレムに加わったのがこの度の戦果ですか??


と、いうわけで、個人的にこの終わり方は酷く気に入らない。


ついでに言うと、純夏(=ダカーポのさくらと同じ立ち位置)が全ての元凶な上に純夏しか選べないゲーム設定上の問題もブルー。おいらは、純夏よりも彩峰の方が好きだぜぇ。人が彩峰をエクストラ編で幸せにしたってのに、純夏様のお怒りに触れてもう一度やり直し、それを繰り返すうちにアンリミ世界、オルタ世界に飛ばされて純夏を選ぶまでループさせられ、ついにオルタ世界で純夏を選んだら、全て忘れてまたエクストラ世界からやり直しだぜぇ。

無意識の純夏には何の罪もないが、到底笑って許せる代物じゃねぇわけですよ。
しかし、過酷なオルタ世界での武の○年間が、武の成長を促してくれたわけで、それすらもリセットされた日にゃあなた、もう何の為に我々(プレイヤー)は、ベータに食われたまりもちゃんを眺め、ベータに犯された純夏を眺め、ベータをドンパチ撃ちまくったのかと問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
そこには世界を救った達成感もなく、主人公が成長したという事実もなく、ただただ元の世界に戻ってきたという安堵のみ。

ESの感想を見てまた驚いた。ユーザー批判をするつもりは毛頭ないし、そんなのは頭の悪い人間のすること。だけど……あまりにも感性が違う人が多いな、と。高評価の感想も、低評価の感想も。

騒がれている、「グロ」「レイプ」についても一言ずつ。

グロに弱い私の感想としては、ギリギリ耐えられるレベルでした。グロがあるからゲームできないとかそういったレベルではないけど、出来ればやめてほしいなという。グロがあるから0点とかそういうのも見るけど、そこまでかなぁと思った。
ただ、それはグロがあると知らされてプレイしたからであって、グロを知らずに踏んだ発売日特攻陣営の方々には、痛手だったかもしれない。

レイプに関しては必要性を感じない。エロくもなんともないし、実用出来ない上にシナリオ上要れる意味もない(メリット:純夏の不幸を際立たせる→既に不幸すぎるほど不幸なので、追い討ちはいらない)(デメリット:寝取られ感がある、シナリオ上不自然)。まぁスキップで華麗にスルーも出来るし、純夏超萌えでもない限り気にするほどのもんでもない。