……これは酷い。


千紗編の感想のところで、綸花と千紗のシナリオ間で整合性がとれていない
話を書いたのですが、この縁シナリオはナラカの襲来ということで、
綸花シナリオとは整合性がとれるのですね。
千紗シナリオとはとれないけど。これは、最後までやって初めてわかる類のことなのかも。
しかし、あまりにぶっ飛んでたナラカという設定が、綸花編以外で出てくるとは思わなかった。
このナラカという設定をうまく活かせるかどうかが、ギフトの評価を決しそうな気がします。
そしてそれはあまり分の良い賭けではないような。


もちろん、最後の二人をやってみないと何とも言えないけれど、
個人的にはこのゲーム、ダカーポよりもよほど何処あのに似てると思う。
ダカーポの二番煎じというより、何処あのの二番煎じといった方がよほどしっくり来る。
つーか、ナラカが何処あのの、シルクハットのおじさんにしか思えないんですが。


さて、縁シナリオの感想について書いていきます。


私が萎えた最大の理由は、元気玉的展開について。
「おらにみんなのGiftをくれ」って、この展開自体も萎えるのだけど、
何より千紗編に出てくる『薄汚れた大衆』に比べて、
縁編では『振込み詐欺に騙されそうなくらい良い人だらけ』ってのは何?


人間にはいろんな面があるということなのか、
縁と千紗の人望の違いなのか、千紗の周りにたまたまどうしょうもない奴ばかりが
集まってしまったのか。


フィクションだからいいのかもしれないけど、
『性格がとても良いように思える女の子(店の常連程度の知り合い)の頼みとは言え、
わけのわからない与太話をされて、一生に一度しかないGiftをくださいと言われて、
普通Giftをあげるか?』ということ。


あげると答えた方、あなたは立派です。世界中の皆がそうならいいとも思います。
でも私は
『なんか良い娘だと思ってたけど、実は危ない人だったのか?』と感じてしまい、
Giftを渡さないと思います。
いくらゆかりんの人望が厚いからって、昨今詐欺が横行する世知辛い世の中で、
そんな無警戒なことしてたらあっという間に破産ですよ。
もちろん、ゆかりんの親友クラスの知り合いなら話は別でしょうが、
街の皆からGiftが届くのは都合が良すぎるなぁと。
念の為に言っておきますと、これが『みんな良い人』を地で行く
ほのぼのストーリーなゲームなら、私もここまで叩きません。



他には美凪=姫というのがバレバレなところ。
縁の自殺・悲壮な決意→Gift失敗までの展開も
千紗編を読んで『心からお互いが同意しないとGiftは失敗する』ことを
知っていればこれまたバレバレなところ。
そして最後は元気玉。
ここまで揃うとちょっと弁護出来ないなぁ。


ま、ゆかりんはかわいかったし、幕の引き方は良かったと思うけど。


次は霧乃に行こうと思います。明日(今日)は仕事が忙しそうだから、プレイできるかすら危ういけれど。