細かい粗が結構あったのは気になりましたが、面白かったです。
エンタメとして割り切って楽しめるか、冷静になってしまうかが評価を分けることでしょう。
とにかく、次々と難関を突破していく畳み掛けるような展開、
何度戦っても勝てなかった相手を、1つずつ打ち破っていく快感を満喫いたしました。
意志の力が運命を打ち破る、熱い展開に見事に乗せられてしまい、
十分楽しむことができました。
一方で、オヤシロ様の物理的介入は余計だった気がします。
「……本当の奇跡なんて何一つ起こっていない。全て、信じあえば起こって当然」
と書いておきながら、実際には銃弾をオヤシロ様パワーでよけまくり、というのは
どうなのかと。
迷っている人間に助言をして肩を押すとか、そこら辺までがせいぜいの許容範囲だと
思っていたので、ちょっとな~と思いました。
そもそも、冷静になってしまうと、既に負けの決まっている鷹野と一騎打ちなんてする
梨花にというのもおかしな話だし、いくら敗者を出さない工夫といっても、
そこまでの余裕が梨花にあるのかと。
今まで何千度もやられてきた相手。勝利を目前にして、危険な賭けに出るというのは
考えがたいのですが。
もちろん、それによって鷹野も救済され、ドラマ的には盛り上がったわけですが、
不自然。まー、私みたいに十分楽しめた人間にとっては小さなシミ程度で済みましたが、
気になる人はこれだけで、作品を全否定したくなるような爆弾だったのではないかと思います。
他にも、『魅音』と『詩音』の誤字が2箇所以上あったこととか、
(入れ替えトリックすらあるこの二人をライターが間違っちゃいかんだろ)
キャラの呼び名が所々間違っているところ。
そして、『部活メンバー』という呼称の違和感など、いくつか気になる粗もありました。
澪尽し編ではクラス全員が部活に入ったはずなのに、
部活メンバーという呼称で圭一グループを表すのは不適切ではないかなと。
というより、なんでクラス全員を部活メンバーにせにゃならんかったのか、というのも不可解。
総合すると、悪くない移植だったと思います。が、手放しで賞賛するほどの
移植でもなかったのは事実。
PC版とPS2版を比べて、後発のPS2版の方が全てにおいて上回っていてほしいものなんですが、
これからプレイされる方にどちらを勧めるべきかというと……正直迷いますね。
絵は改善され、声も満足、萌えイベントもやや追加されているので、
萌えゲーファンには、PS2版でしょう。
一方で、新規追加されたシナリオは良くもなく悪くもなくというところで、
ひぐらしの名を貶めることはないにしろ、原作を超えるものではないのも事実です。
というか、魅音と詩音のミスとか、部活メンバーとかオヤシロ様頑張りすぎとか、
不満点がPS2新規部分に集中しているというのが、なんとも。
何より、せっかく選択肢を作ったんだから、ヒロインを選ばせろと!
何で魅音ルート確定なのかと。レナ派の俺は小一時間問い詰めたい。
それから、ESでBC9さんが書いていたけど、詩音とレナの待遇が悪すぎます(特に詩音)。
次は、夢見師というゲームをやろうと思います。設定は面白そうなので、よほどのことがないかぎり、1人はクリアすると思います。
多分、ね。
エンタメとして割り切って楽しめるか、冷静になってしまうかが評価を分けることでしょう。
とにかく、次々と難関を突破していく畳み掛けるような展開、
何度戦っても勝てなかった相手を、1つずつ打ち破っていく快感を満喫いたしました。
意志の力が運命を打ち破る、熱い展開に見事に乗せられてしまい、
十分楽しむことができました。
一方で、オヤシロ様の物理的介入は余計だった気がします。
「……本当の奇跡なんて何一つ起こっていない。全て、信じあえば起こって当然」
と書いておきながら、実際には銃弾をオヤシロ様パワーでよけまくり、というのは
どうなのかと。
迷っている人間に助言をして肩を押すとか、そこら辺までがせいぜいの許容範囲だと
思っていたので、ちょっとな~と思いました。
そもそも、冷静になってしまうと、既に負けの決まっている鷹野と一騎打ちなんてする
梨花にというのもおかしな話だし、いくら敗者を出さない工夫といっても、
そこまでの余裕が梨花にあるのかと。
今まで何千度もやられてきた相手。勝利を目前にして、危険な賭けに出るというのは
考えがたいのですが。
もちろん、それによって鷹野も救済され、ドラマ的には盛り上がったわけですが、
不自然。まー、私みたいに十分楽しめた人間にとっては小さなシミ程度で済みましたが、
気になる人はこれだけで、作品を全否定したくなるような爆弾だったのではないかと思います。
他にも、『魅音』と『詩音』の誤字が2箇所以上あったこととか、
(入れ替えトリックすらあるこの二人をライターが間違っちゃいかんだろ)
キャラの呼び名が所々間違っているところ。
そして、『部活メンバー』という呼称の違和感など、いくつか気になる粗もありました。
澪尽し編ではクラス全員が部活に入ったはずなのに、
部活メンバーという呼称で圭一グループを表すのは不適切ではないかなと。
というより、なんでクラス全員を部活メンバーにせにゃならんかったのか、というのも不可解。
総合すると、悪くない移植だったと思います。が、手放しで賞賛するほどの
移植でもなかったのは事実。
PC版とPS2版を比べて、後発のPS2版の方が全てにおいて上回っていてほしいものなんですが、
これからプレイされる方にどちらを勧めるべきかというと……正直迷いますね。
絵は改善され、声も満足、萌えイベントもやや追加されているので、
萌えゲーファンには、PS2版でしょう。
一方で、新規追加されたシナリオは良くもなく悪くもなくというところで、
ひぐらしの名を貶めることはないにしろ、原作を超えるものではないのも事実です。
というか、魅音と詩音のミスとか、部活メンバーとかオヤシロ様頑張りすぎとか、
不満点がPS2新規部分に集中しているというのが、なんとも。
何より、せっかく選択肢を作ったんだから、ヒロインを選ばせろと!
何で魅音ルート確定なのかと。レナ派の俺は小一時間問い詰めたい。
それから、ESでBC9さんが書いていたけど、詩音とレナの待遇が悪すぎます(特に詩音)。
次は、夢見師というゲームをやろうと思います。設定は面白そうなので、よほどのことがないかぎり、1人はクリアすると思います。
多分、ね。