奈緒編後半の息を呑む展開で、夢見師が良作ラインに乗った模様です。

ごめんなさい、今の今まで夢見師嘗めてました。
設定に惹かれて買ったのに、ずっと放置してごめんなさい。
プレイしてもいないのに、糞ゲーの香りがするなどとほざいてごめんなさい。


確かに華はありません。というかおもいっきし地味です。
ギャグは正直やっちまった感が漂うこともあります。
キャラもそこまで魅力的とは思えません。絵もまぁ普通です。
音楽は主題歌を除いて平凡です。主題歌は良いです。
ですが、シナリオが良いのです。しんみりとした中に、驚きと緊迫があるのです。


このゲームの最大のポイントは、選択肢にあるかもしれません。
選択肢でここまで悩むゲームは久しぶり。君望以来かもしれません。

どこにいったらそのヒロインに会えるかとか、どう答えたら好感度が上がるかとか、
もっとダイレクトにどの選択肢を選べばどのエンドが見られるか、といった
感覚が無いんです。


どの選択肢を選べば、そのヒロインを救えるか、なんです。
もちろん、好感度処理、あるいはフラグ管理の意味合いでは普通のギャルゲーと同じつくりです。
ですが、選ばせる選択肢がとにかく究極なんです。
そして、どれを選べばより良い(正解とは言いません。正解の選択肢などないからです)、答えなのかは、
今までのテキストから判断できるようになっています。


そういえば、これPC18禁……要するにエロゲーに移植されらしいですね。
追加ヒロインも出てるみたいなので、やる人はそっちをやった方がいい……のかな?


ただ、一応いっておくとヒロインの非処女率は高いです。
僕はヒロインが処女だろーが非処女だろーが気にしないのですが(ヤリマンじゃなきゃおk)、
僕の友人には処女信仰を持っていらっしゃる方も約1名いますので(笑)。
購入時の参考になる方はしてください。


では、いよいよ、最終シナリオ咲夜編に向かおうと思います。
ここで大コケしなければ、4作連続(「夜明け前より瑠璃色なPS2版」「最果てのイマ」、「ひぐらしのなく頃に祭」)の500点も夢じゃないです。


……なんか500点超えてるのは確かなんだけど、夜明けなを良作というのは抵抗があるな……むむむ。
やはり、シナリオじゃない部分で点を稼いでいるからかしらん(主に絵とシステム周り)。