著者は吉本ばなな。評価はB+(キッチン)/A-(満月)。
力のある作家さんだなという印象を強く持ちました。
話の流れも実に共感しやすく、面白い。
言い方は変ですが、萌え要素薄めのギャルゲー的印象。
ギャルゲーというより少女漫画といった方がいいかな?
王道だけど、ポイントをきっちり抑えているなという。
反面、さらっと読めてしまうので、印象に残りにくいかもしれません。
そういえば、キッチンの担当編集者のN本氏って、僕の大学でも教えていた彼じゃないですか。
ちなみに僕はN本氏に小説を渡したら、彼からリアリティについて深く追求された覚えが……。
その小説ではリアルは全く志向していなかったので、げんなりした記憶があります。
まぁ気になったなら仕方ないのだけれど。
ついでに、乙女チックポエミーを書いてきたら、無かったことにされた黒歴史もあります。
そんなもんを書いてくる方がどう考えても悪いんだけど、その時はかなりマジだったから
傷つかなかったと言えば嘘になります(笑)。
キッチンの話に戻りましょう。
要約を書いて思ったんですが、物語に飽きを来させないために、時系列を
いじって、頻繁に回想シーンを入れる形になっているんですね(特に『満月』)。
そのおかげで、1シーン1シーンが短く、テンポ良く読み進めることができます。
これはプロット段階でカードなどを使って、イベントを並び替えたものと、
勝手な予測をしていたり。
力のある作家さんだなという印象を強く持ちました。
話の流れも実に共感しやすく、面白い。
言い方は変ですが、萌え要素薄めのギャルゲー的印象。
ギャルゲーというより少女漫画といった方がいいかな?
王道だけど、ポイントをきっちり抑えているなという。
反面、さらっと読めてしまうので、印象に残りにくいかもしれません。
そういえば、キッチンの担当編集者のN本氏って、僕の大学でも教えていた彼じゃないですか。
ちなみに僕はN本氏に小説を渡したら、彼からリアリティについて深く追求された覚えが……。
その小説ではリアルは全く志向していなかったので、げんなりした記憶があります。
まぁ気になったなら仕方ないのだけれど。
ついでに、乙女チックポエミーを書いてきたら、無かったことにされた黒歴史もあります。
そんなもんを書いてくる方がどう考えても悪いんだけど、その時はかなりマジだったから
傷つかなかったと言えば嘘になります(笑)。
キッチンの話に戻りましょう。
要約を書いて思ったんですが、物語に飽きを来させないために、時系列を
いじって、頻繁に回想シーンを入れる形になっているんですね(特に『満月』)。
そのおかげで、1シーン1シーンが短く、テンポ良く読み進めることができます。
これはプロット段階でカードなどを使って、イベントを並び替えたものと、
勝手な予測をしていたり。