……とりあえず、栖香シナリオで鬼の首を取ったように、
娘の一言で再開発計画がストップするわけねーだろボケがぁと書いたのは、
撤回しておきます。申し訳ない。
長くなりそうな美綺シナリオの感想を書く前に、一つ、どうでもいいことを先に片付けておきます。
私、どうしても「右手の恋人」って表現、好きになれませんわ。
エロゲーやってる時点で、当然そういうことだってするわけだけど、なんかあからさまにそういうのを突きつけられるとねぇ(汗)。
というか、私右手じゃなくて両手使うんですが、オーソドックスなのは右手なんでしょうか。
……そういうこと書かれると、気分悪くなりません?
少なくとも、僕はなります。なんか謎の男のオナニーシーンが脳裏に再生されて
気分悪くなるんです。謎の少女のなら気分良くなるんですが。
さて、美綺シナリオの感想に参りますが、先に満足度だけ書いてしまうと「まぁまぁ」でした。
このシナリオは前半・中盤・後半の3つに大きく分かれています。
栖香や美綺の両親も巻き込んで、桜屋敷開発計画がストップされるまでを前半。
ここでは、美綺パパの娘への愛が主に描かれています。
要塞探検を通して、少々の行き違いもあったものの、美綺と司が信頼を深めていく中盤。便宜上、要塞探検自体を中盤①、要塞探検によって縮まる距離の表現を中盤②、エロシーンに起因した行き違いの乗り越えを中盤③と仮称します。
司の過去を美綺が受け止める後半。ここでは、司が実の両親に関するトラウマを
美綺の力を借りて乗り越えるまでが描かれます。
『前半』と『後半』は美綺と司が、相手の助けを借りて親絡みの問題を解決するという、
合わせ鏡のような構成になっていますね。
お互いがお互いを「最高の相棒」だと感じられる、良い展開だと思います。
それに比べると『中盤』全体の座りがよくありません。
原因は2つあります。一つは『中盤①』、つまり要塞の存在。
二つ目は、『栖香シナリオの存在を前提にした構成』にあります。
私は『中盤③』は栖香シナリオの“尻ぬぐい”だったのではないかと考えています(尻だけに)。
もう一度確認します。美綺シナリオで解決した問題は3つです。
①相沢と仁礼の両親の問題(前半)
②エロばかりで心の交流を置き去りにしたカップルの問題(中盤③)
③司のトラウマ
さて、栖香シナリオではこの3つはどのように描かれていたでしょうか?
①相沢と仁礼の両親の問題(美綺乱入もあって解決)
②文字通りエロ三昧。セックスの翌日、司を置いて退学しようとする栖香。
③未解決の司のトラウマ。
といった具合に、①しか解決してないですね。
美綺シナリオラストの暁先生の台詞
「愛は負けても信頼は勝つ」(だったかな?)というのもどこか暗示的です。
そういうわけで、美綺シナリオというのは栖香シナリオのその先に位置しているのではないかと。
『Air』ならば、『Dream編の観鈴シナリオ』=栖香、『Air編』=美綺のように。
『ひぐらしのなく頃に』ならば、『鬼隠し編』=栖香、『罪滅ぼし編』=美綺のように。
そう考えると、中盤③の存在が大きく浮かび上がってきます。
此処こそが、栖香と司が乗り越えられなかった難所だからです。
どうして、美綺となら乗り越えられた壁が、栖香とでは乗り越えられなかったのか。
これは当然、二人のパーソナリティの違いが大きいのですが、それとは別に
『中盤②』の存在が挙げられると思います。つまり、美綺と司の二人には
互いの信頼を育むステージが用意されていたのです。
そして、そのステージは当然『中盤①』。つまり、要塞探検という行為があったからこそなのです、が。
その『中盤①』。つまり、要塞についての記述が余りに宙ぶらりんなのが、印象を悪くしてるんですよねぇ。
この辺が更に別シナリオでフォローされているとかだったりするなら、いいんですが。
というか、最大の問題は栖香→美綺の順番をルート固定にしなかったこと。
美綺→栖香の順でやったりしたら、栖香シナリオなんて本当に笑止千万以外の
何者でもなくなっちゃいますよ。美綺シナリオであっさり解決する内容を延々悩んでいるんだから。
余談ですが、僕がかにしのに求めているのは『中盤①』のテーマだったりするのですが、どうも丸谷さんはそれを描く気はあまりなさそうなので、言っても仕方ないかもしれません。
この『中盤①』のテーマについては、後日きちんと書こうと思っています。
追伸1:美綺のこと、ずっと美崎だと思ってました。この記事内では直したつもりですが、完全に直ってなかったらすみません。
娘の一言で再開発計画がストップするわけねーだろボケがぁと書いたのは、
撤回しておきます。申し訳ない。
長くなりそうな美綺シナリオの感想を書く前に、一つ、どうでもいいことを先に片付けておきます。
私、どうしても「右手の恋人」って表現、好きになれませんわ。
エロゲーやってる時点で、当然そういうことだってするわけだけど、なんかあからさまにそういうのを突きつけられるとねぇ(汗)。
というか、私右手じゃなくて両手使うんですが、オーソドックスなのは右手なんでしょうか。
……そういうこと書かれると、気分悪くなりません?
少なくとも、僕はなります。なんか謎の男のオナニーシーンが脳裏に再生されて
気分悪くなるんです。謎の少女のなら気分良くなるんですが。
さて、美綺シナリオの感想に参りますが、先に満足度だけ書いてしまうと「まぁまぁ」でした。
このシナリオは前半・中盤・後半の3つに大きく分かれています。
栖香や美綺の両親も巻き込んで、桜屋敷開発計画がストップされるまでを前半。
ここでは、美綺パパの娘への愛が主に描かれています。
要塞探検を通して、少々の行き違いもあったものの、美綺と司が信頼を深めていく中盤。便宜上、要塞探検自体を中盤①、要塞探検によって縮まる距離の表現を中盤②、エロシーンに起因した行き違いの乗り越えを中盤③と仮称します。
司の過去を美綺が受け止める後半。ここでは、司が実の両親に関するトラウマを
美綺の力を借りて乗り越えるまでが描かれます。
『前半』と『後半』は美綺と司が、相手の助けを借りて親絡みの問題を解決するという、
合わせ鏡のような構成になっていますね。
お互いがお互いを「最高の相棒」だと感じられる、良い展開だと思います。
それに比べると『中盤』全体の座りがよくありません。
原因は2つあります。一つは『中盤①』、つまり要塞の存在。
二つ目は、『栖香シナリオの存在を前提にした構成』にあります。
私は『中盤③』は栖香シナリオの“尻ぬぐい”だったのではないかと考えています(尻だけに)。
もう一度確認します。美綺シナリオで解決した問題は3つです。
①相沢と仁礼の両親の問題(前半)
②エロばかりで心の交流を置き去りにしたカップルの問題(中盤③)
③司のトラウマ
さて、栖香シナリオではこの3つはどのように描かれていたでしょうか?
①相沢と仁礼の両親の問題(美綺乱入もあって解決)
②文字通りエロ三昧。セックスの翌日、司を置いて退学しようとする栖香。
③未解決の司のトラウマ。
といった具合に、①しか解決してないですね。
美綺シナリオラストの暁先生の台詞
「愛は負けても信頼は勝つ」(だったかな?)というのもどこか暗示的です。
そういうわけで、美綺シナリオというのは栖香シナリオのその先に位置しているのではないかと。
『Air』ならば、『Dream編の観鈴シナリオ』=栖香、『Air編』=美綺のように。
『ひぐらしのなく頃に』ならば、『鬼隠し編』=栖香、『罪滅ぼし編』=美綺のように。
そう考えると、中盤③の存在が大きく浮かび上がってきます。
此処こそが、栖香と司が乗り越えられなかった難所だからです。
どうして、美綺となら乗り越えられた壁が、栖香とでは乗り越えられなかったのか。
これは当然、二人のパーソナリティの違いが大きいのですが、それとは別に
『中盤②』の存在が挙げられると思います。つまり、美綺と司の二人には
互いの信頼を育むステージが用意されていたのです。
そして、そのステージは当然『中盤①』。つまり、要塞探検という行為があったからこそなのです、が。
その『中盤①』。つまり、要塞についての記述が余りに宙ぶらりんなのが、印象を悪くしてるんですよねぇ。
この辺が更に別シナリオでフォローされているとかだったりするなら、いいんですが。
というか、最大の問題は栖香→美綺の順番をルート固定にしなかったこと。
美綺→栖香の順でやったりしたら、栖香シナリオなんて本当に笑止千万以外の
何者でもなくなっちゃいますよ。美綺シナリオであっさり解決する内容を延々悩んでいるんだから。
余談ですが、僕がかにしのに求めているのは『中盤①』のテーマだったりするのですが、どうも丸谷さんはそれを描く気はあまりなさそうなので、言っても仕方ないかもしれません。
この『中盤①』のテーマについては、後日きちんと書こうと思っています。
追伸1:美綺のこと、ずっと美崎だと思ってました。この記事内では直したつもりですが、完全に直ってなかったらすみません。