評価はB+。うまくは言えないんだけど、面白かった。

基本的に悪人に追いかけられて逃げるタイプの映画なんだけど、
どうもイマイチ、ハラハラドキドキ感が無い。
むしろ逃げるのを楽しんでいるような感じ。
だからスリルを求めてこの映画を見たら、多分期待はずれなんだろうなーと思う。
僕なんかには「良い年こいた大人たちの、追いかけっこ」が、ツボにはまったのだけど。


主人公も悪人も、命を賭けてる割には呑気。
人死にも出てるんだけど、最近のハリウッド映画と違ってグロかったり
衝撃的な描写もない。というか、血すら出ない。


一方で。
ヒッチコック作品は3作目なんだけど、色彩の使い方が独特なのか、セットが独特なのか、俳優が似ているのか、ストーリーが似ているのか、人物の設定が似ているのか、
……なんか既視感を感じるんだよね。ワンパターンというか。
3作しか見ていないから、たまたまかもしれないけど。

知らないで見ても、開始10分見ただけで、あーこれヒッチコック作品だなってわかっちゃう感じ(事実、『知りすぎていた男』は、『裏窓』と同じ監督だとは知らずに見たんだけど、なんか雰囲気が似てるなと思った)。


後、エンディング自体は好きなんだけど、クライマックスのラシュモア山が
どこをどう見ても偽物、セットくさいのが気になりました。
全然リアルじゃない(苦笑)。


オークションで、主人公がはちゃめちゃな言動を振りまくシーンが一番のお気に入り。
久々に爆笑させていただきました。


……おかしいな。これ、スリラーのつもりで借りてきたんだけど、
爆笑コメディの良作に当たった気分だ。