ネットでの評判を見る限り、このゲームは1~3講に人気があり、
4~5講はやや失速という評価が大勢(たいせい。おおぜいとは読まないでね)らしい。


僕も確かに4講は大人しいという印象を受けた。それは歌と宗教の関係という、
極めて地味なテーマだったからかもしれない。
そんな地味なテーマだからこそ、ライターの「これを書きたかったんだ!」という気持ちが伝わってはくるのだが。


それはそうと、4講では風景写真の美しさを特に強く感じた。章のテーマとマッチしていて、実に巧い。
また、シャボン玉の3番の歌詞でホロリとさせられるなど、なかなか興味深い章だったのも確かだ。


ただ、問題提起という意味においては極めて弱いのも事実。
創価学会について触れられてはいたけれど、そこまで真新しいものでもない。
創価学会については、ほとんど何も知らないので、語る材料もないのだけれど、そんな僕でも知っているレベルのことしか触れていなかった。


考えさせられるという意味では、都心部に生きる人間の忘れがちな、自然の恵みか。
たまたまではあるが、昨夜仕事が終わった後に見た星空は、冬の澄んだ空気のためか、実に綺麗だった。
それと同時に、普段星空をほとんど眺めずに暮らしていることに気がついた。