ローレンス・サンダーズの「魔性の殺人」読み始めました。
1000ページ級の大物です。
来週はそこそこに忙しいので、難しいかもしれませんが、9月2日(水)読了を目標にしています。

同シリーズの「欲望の殺人」も手元にあるので、続けて読むべきか、ちょっと時間を置くべきか迷ってます。


それとは別に、再び読むべき本の多さに疲労を覚え、読書疲れの状況に陥っています。
一つには「ボヴァリー夫人」→「あらくれ」の流れ(古典のせいか、文字が小さいんだ)のせいもありそうですし、
他にもさまざま理由がありそうですが、こういう時って、読んでいて頭に文章が入っていかないんですよね。


単に面白くないから頭に入らないのか?とも疑いましたが、
どうも自分的にはずれっぽい「女王陛下のユリシーズ号」はともかく、
ラドラムの「スカーラッチ家の遺産」(「マタレーズ暗殺集団」が超面白かった)、
トゥウェーンの「ハックルベリーフィンの冒険」(口語体で読みやすい)ですら、容易に頭に入らないので、純粋に疲れてるっぽいです。


8/31 AM2:00

「魔性の殺人」
470/1000ページ

割に面白いです。暫定で65~70点くらい。
RPG的に仲間が増えていきます。
個人的お気に入りは、クリストファー・ラングリーです。
主人公はちょっと怒りっぽすぎるので、その辺はあまり好きじゃないです。
犯人は変態すぎて気持ち悪いです。

9/1 PM21:45

800/1000ページ

面白いは面白いんですが、残念なのが校正の不備。
数えてはいませんが、少なく見積もっても15箇所、恐らく20箇所以上誤植があります。
罪の無い人名のミスが多いですが「ギルバートギルバード」
「ディレイニー・ディレニー・ディーレイニー」
「ロンバート・ロンバード」等、こうも多いと萎えます。

中には意味のわからない誤字もあって、紙東とか(紙束?)。
ハヤカワ文庫さん、ちょっとやっつけ仕事すぎです。


一応、校正技能検定5級を持っているので(5級でいばるなよw)
そういうところはやっぱり気になります。