著者はスティーブン・キング。評価はA-。
事前にドラマ版(キング監修のほう。キューブリックではないバージョン)を観てしまっていたのも、評価に影響しているかも。ストーリーは全部知ってしまっていたので。
先に映像化作品を見てしまうのも考えものだ。
まず、唸らされるのが卓越した文章力と、家族を描いた秀逸な設定。
虐待の連鎖や、家族間のちょっとした不満、親との軋轢などが実に自然に描けていて面白い。
ストーリーはこの後、幽霊屋敷が父親のジャックに乗り移っていくわけだけど、ここのあたりが若干不満。
ドラマ版を見た限り、キングはジャックの弱さと、親子の愛情を強く描きたかった印象なんだけど、小説版だと、狂ってしまった後に関してはパパの愛情が十分には伝わらない。
狂う前のパパの気持ちが強く伝わるだけに、身体を乗っ取られそうな場面でのパパの心情をもう少し描いても良かったのではないだろうか。
なお、幽霊屋敷よりも、「ブラック企業(幽霊屋敷)だと知りながら、そこに勤めて職歴つけないと乞食になりかねない」という、30代子持ちの過酷な状況、アメリカの失業社会(日本もなっているが)の恐ろしさこそ、真のホラーだと思う。
事前にドラマ版(キング監修のほう。キューブリックではないバージョン)を観てしまっていたのも、評価に影響しているかも。ストーリーは全部知ってしまっていたので。
先に映像化作品を見てしまうのも考えものだ。
まず、唸らされるのが卓越した文章力と、家族を描いた秀逸な設定。
虐待の連鎖や、家族間のちょっとした不満、親との軋轢などが実に自然に描けていて面白い。
ストーリーはこの後、幽霊屋敷が父親のジャックに乗り移っていくわけだけど、ここのあたりが若干不満。
ドラマ版を見た限り、キングはジャックの弱さと、親子の愛情を強く描きたかった印象なんだけど、小説版だと、狂ってしまった後に関してはパパの愛情が十分には伝わらない。
狂う前のパパの気持ちが強く伝わるだけに、身体を乗っ取られそうな場面でのパパの心情をもう少し描いても良かったのではないだろうか。
なお、幽霊屋敷よりも、「ブラック企業(幽霊屋敷)だと知りながら、そこに勤めて職歴つけないと乞食になりかねない」という、30代子持ちの過酷な状況、アメリカの失業社会(日本もなっているが)の恐ろしさこそ、真のホラーだと思う。