2007年01月

コインロッカーベイビース 感想

叩きますので、ファンの方は見ないで下さい。







著者は村上龍。評価はD-。

……下手とかそういうんじゃなくて、猛烈に合わない。
合わないこと自体もわかっていたんだけど、百聞は一見に如かずで
実際に読んでみたらここまで合わないとは思わなかった。
グロくて下品で気持ち悪くて不快で理解不能です。


腋臭とか体臭とかはまだいいとして
(リアルではかまわないというか、仕方が無いけど、フィクションであまり強調して書かれても困る)
ま○こピアスとか、精液垂れ流しとか
気に入らないことがあるとすぐに殴りかかる人々とか、
折れた鼻から鼻血を出しながらカレーを食べる人(カレーと鼻血の混じり具合の描写)とか、
自分の舌をちょん切ったら、舌の先端がぴくぴく動いていたとか、
なんだか急に人を殺したくなったとか、ゲロ塗れの床に顔から突っ込んだとか
そんなんばっか。


基地外だらけで僕にはとてもついていけません

共感だけが全てとは思わないけれど、一人も共感できるキャラがいない。
全ての人間がDQN臭を発していて読んでて気分が悪い。
理解できないし、したくもない。


逆に言えば、描写は巧いのかもね。気持ち悪さが良く出ています。
ただ、ゲロとか精液垂れ流しとか、鮮烈なインパクトを持つ劇薬が多すぎて
描写の巧さを云々するのも正直微妙というか。
まー、ひとつ前に読んだ「Last Kiss」よりも圧倒的に語彙力や文章力が高いことは確か。
でも、正直「Last Kiss」の方がずっといいよ。気持ち悪くないもん。


なんか、人間の汚い部分……というよりも、汚い人間を総出演させたって感じ。
てか、人間とも呼べん連中ばっかです。


痛くて、キモくてグロい作品。
正直、何が良いのかさっぱりわかりません。
痛くてキモくてグロいのが良かったと言われれば、それまでなんだけど
それ以外に良さがあるなら、むしろ教えてほしいくらい。
最後も、なんか突っ走って意味不明のまま終わってしまった感じだし。
もっとちゃんと読めばわかるのかもしれないけど、精液垂れ流したまま
女の顔を引き裂こうとしているようなシーンを何度も読み返したくないし、
高速道路のガスボンベが突然ダチュラとか言い出すようなシーンを、何度
読んでもわからん気がする。


いろいろ書いたけど、ぶっちゃけ「基地外乙」の一言で感想を終わらせても良かったかもしれん。


これだけではあんまりなので、↓に要約を用意しました。
ネタバレ全開なので、気にならない人だけどうぞ。


コインロッカーベイビース 要約?

 横浜のコインロッカーに棄てられていたところを、間一髪救われ、乳児院で育てられたキクとハシ。その境遇のせいか、幼い頃の二人は共に精神症気味で、キクは静止が耐えられず、ハシは自分だけの箱庭世界を作り引きこもっていた。そんな二人を治療するために、乳児院では胎内に響く母親の心音を、実験的に聞かせることにした。すぐに効果が現れ、二人は問題を起こさなくなった。


やがて時は過ぎ、キクとハシが小学校に上がる頃、二人を引き取る里親が現れた。桑山と和代の夫婦である。夫婦の下で二人は腕白に育つ。二人で坑道跡を探索した際、野犬に襲われたりもするが、この時はガゼルという少年に助けられた。


キクは後に野犬を一匹さらい、ミルクという名をつけて飼い犬にするが、この時もガゼルに助けられている。ガゼルはキクに、人を殺すお呪い『ダチュラ』の存在を教え、やがてオートバイの事故で死んでしまう。キクは棒高跳びや陸上に興味を持ち、その運動神経で校内でも人気者になるが、ハシはそんなキクの陰に隠れ、鉄棒に脅えながらさえない学生生活を送る。しかし、ハシがいじめられるとキクが駆けつけるなど、二人の絆は依然として強かった。


ある日、ハシがテレビを見ていると、「コインロッカーに赤子を捨てた」人を知っていると、老作家が語っていた。ハシは家出をし、単身東京へ母の手がかりを探しに行く。半年後、キクと和代もハシを探して東京へ向かうが、和代は下らない喧嘩に巻き込まれて死んでしまう。キクは、ハシの手がかりを求め、立ち入り禁止封鎖区域『薬島』へ向かうことを決意する。棒高跳びの要領で、薬島の鉄条網を飛び越えようと練習している最中に、キクはモデルのアネモネと出会った。アネモネは鰐を飼っている美少女で、実は大金持ちである。


キクは警備員に見つかり、威嚇射撃を受けるも無事薬島へと降り立つ。その際に手を貸してくれたのがフィリピン人のタツオで、彼がオカマになったハシの元へとキクを案内してくれた。


ハシは敏腕プロデューサーのMrDに見込まれ、歌手デビューすることになる。レコードの売り上げのため、MrDはハシの母を捜し、テレビ中継で『母との感動の再会』を演出しようと画策する。それに伴い、ハシはテレビで自分の出生の秘密を打ち明ける。ハシのデビューシングルはかなりの売り上げを記録した。この時期、ハシは自分より一回りも年上のニヴァという女性に惹かれ、婚約する。ニヴァは乳癌のため、乳房を摘出していて、オカマのハシにも抵抗が少なかったのである。


ハシの母親が見つかり、感動の再会プログラムが組まれた当日、ハシは脱走してしまう。ハシは、老作家の家に出向き、ハシの母だとされている人物が、実はキクの母であるという証拠を掴んでいた。


MrDの電話を受け、ハシの元へと向かったキク。ハシ。MrD。そしてキクの母親が一堂に会し、テレビカメラが回りだしたその時、キクは母親を射殺する。
 (ここまで上巻)


 キクは懲役三年の判決を受け、入所する。キクはリレー大会で脚光を浴び、山根・林・中倉といった囚人仲間ともうまくやっていく。


ハシはキクの大立ち周りの結果、ますますメジャーになっていくが、一方で歌手としてのスランプに直面していた。自分の実力以外のもので、頂点に昇りつめた結果、プレッシャーに潰されかかっているのだ。自分の舌の先端をちょん切ることで、声質を変え、ハシはなんとかスランプを乗り越える。しかし、この頃からハシの狂気が顕在化し始めるのである。


ハシは、自分が人頭蝿に操られているという妄想を抱き、自分の大切なものを殺さなければいけないという強迫観念にとりつかれる。ハシは自分の子供を身ごもったニヴァを、胎児もろとも殺そうとする。


少年勇洋丸という船で各地を回ることになったキクは、千載一遇の脱獄チャンスを逃すまいと、面会に来たアネモネと相談を重ねる。勇洋丸は嵐の中、難破船を救助し、テレビの取材を受けた。だが、嵐の最中頭を打った山根が突然凶暴化し、暴れだす。乱闘に乗じて、キク・中倉・林が脱走。アネモネと合流し、ダチュラがあるという南の島、カラギ島へと向かった。ダチュラとは、生物の能力と破壊衝動を極限まで高めるという、脳内麻薬のような物質で、カラギ島近辺の海に投棄されているという。島近辺はダチュラの影響で、封鎖されていたが、四人は封鎖をやり過ごしカラギ島へと辿りついた。ダイビングした中倉がダチュラ化し、林を刺殺するという事件もあった。


狂気に取り付かれたハシは、女を引き裂こうとする。しかし、女の口の中に心臓を見たハシは、女の心音を聞き正気に戻る。舌の痛みが、自分が生きていることの証に思えたハシは、ここから新しい歌を歌っていくことを誓った。




最後グダグダ。村上龍がグダグダだったのか、おいらの読解力がここに来て限界を露呈したのかは謎。多分両方。
解説を読むと、最後にキクがダチュラを東京に投げ込んだらしいんだけど、そんなシーンあった? というより、キクっていつダチュラを手に入れたんだ?? 







無題

今日はネタが特にないので、積みゲーなどを晒してみます。



☆ゲーム

プレイ中:
積みゲー:Gift(PC)、うたわれるもの(PS2)
最果てのイマ(PC)、永遠のアセリア(PC)、
夜明け前より瑠璃色な(PS2)他

そろそろGiftを始めようと思います。
名作と地雷の可能性を均等に持つイマが、一番気になるソフト。
うたわれは多分安全牌。それなりに楽しめると予想。
アセリアは不明。とりあえず、夏あたりまでは寝かせとく予定。
夜明けなは、追加キャラ目的。Giftは可も不可も無さそう。

☆本

読書中:コインロッカーベイビース(上)

予定:
五分後の世界、コインロッカーベイビース下、ヒュウガ・ウイルス
アーサー王物語1~4巻
うぶめの夏上・下、遠野物語


村上龍が多いのは課題図書(?)の為。現に全く肌に合わない(汗)。
しかし、初めから多分合わないだろうなと思って読んでいる上に
ブックオフ100円で買ったものだし、どこまで叩いていいものやら。
それ以前にまだ上巻だから化ける可能性もあるけれど。
趣味で気になってるのは京極夏彦の方です。
アーサー王はなんとなくFate絡みで。

Last Kiss 読了

随分前に、先輩にあたる鍵ゲー大好き、迷宮紫水さんが絶賛していた本ということで、
なんとなく読んでみました。
とりあえず、泣けると聞いて読んだのですが……。

著者は佐藤ケイ。評価はB-。

泣けるか泣けないかと言われたら、これじゃ泣けないでしょ。
主人公がいけません。脱力系のキャラな上に意外にポジティブで、
余計なことばっかり考えています。
しかも小説の形式が一人称で主人公の脳内がダダ漏れタイプなので、
主人公のパーソナリティが作品に直接反映されています。
この主人公、人間としてはアリだと思うけど、
泣かせる話の主人公には絶対しちゃいけないタイプだと思う。
もう少し、ものごとを深刻に受け止めたり、内罰的になったりしてもいいもんだと思うけどなぁ。
『本当はとても悲しいけれど、死んでいく妹の前では悲しい顔は見せられない。
どうにかして、笑顔で接したい』みたいな
葛藤がちっとも伝わらない……というか、葛藤してないよーな。
『死んでいくんならしゃーない。それまでは妹が楽しめるように接してやるか』って感じ。
なんか他人事なんですよね。


親父さんが探し当てたドナーが間一髪間に合わなかった時も、
主人公は結構平然としてるけど、ここは自分を責めるところだと思う。
主人公は別に何も悪いことはしていないけれども、
『俺が由香を連れ回したりしなければ、ひょっとしたら間に合ったかもしれないのに』くらい思うのでは?
最後の由香の日記を読んだ後、涙腺が……とか言いながら、意外にも前向きに心を切り替え、
夏休みの宿題の心配をしてるのも、あんまりといえばあんまり。
尾を引かない終わり方で、読後感の欝さは減っているけど、それでいいのかよという。
病弱の妹に『しゃべらないとお兄ちゃんが困るから、頑張ってしゃべるようにしよう』
とか日記に書かれたら、俺だったらショックで最低でも一ヶ月は引きこもって自分を責めそうだ。


引きこもって自分を責めるのは、更に周囲の人に心配をかけるだけだから、
それを推奨しようとは思わないけど、だからと言って宿題の心配って…
…切り替え早すぎだから、マジで。
せめて、カンねぇと一緒に泣くくらいのシチュはあっても良かったと思う
(カンねぇの胸で泣くでもOKだけど、それだとあまりに主人公が情けないので)。


正直、これなら私でも書けると思った。
というか、以前幼馴染が死ぬ話をゼミで発表するために書いたんだけど、
ぶっちゃけ俺の方が、こと泣きに関しては上じゃね? みたいな。
まぁ、素人の痛い発言なわけだけれども。


泣きに限定して書いたけれども、話の結末は初めから解っているし、
ドンデン返しも無ければ、別に萌えも無いし、やっぱり泣きがメインだろうからなぁ。

ただ、雰囲気は決して悪くないので、泣きを意識せずに
不器用な兄妹の一夏の物語だという風に捉えれば、B-くらいは
あげられる……かも。
読後感もそれほど重くないし、スイスイ読めます。

……でも、重くないってこの場合褒め言葉なんですかねぇ?
スイスイ読めるのも……「悲しくてとても先が読めない、ちょっと気分転換してまた読もう」
みたいな休憩を必要としなかったことの裏返しだし。



アルトネリコ クリア

シュレリアエンドとミシャエンド見ました。


このゲームで一番気に入ったのは音楽。さすが、力を入れているだけあって
満足のいく出来に仕上がっています。
特にこの曲が! っていうのは無いですが、全体的に良いです。
一番好きなのはEDの「ファンタスマゴリア」かな。

次に萌え……というかキャラクター。コスモスフィアとかコスチュームの
仕組みも面白かったし、どのヒロインもそれなりに魅力的に描けていたのが好印象。
このテのゲームだと、萌えを丸っきり理解せずに恋愛要素を作ってみたりとか
(サウザンドアームズなんかそうっすね)、
萌えを意識しすぎてキャラ描写が薄っぺらくなることがよくあるのですが
(出来の悪い萌えゲーに結構ありますよね)、
今回はそれが無かったです。
心の暗い部分を適度に見せつつ、ヒロインを嫌いにさせないバランスは良かったと思う。
やりすぎてヒロインを嫌いにさせたら本末転倒だしね。
主人公のライナーはビミョーだけど、シュレリア様第一主義と馬鹿なところ以外は
嫌いじゃないです。馬鹿なのは主にオープニングなので、後はいいかなと。
あまりに鈍感なのはお約束ということで。


アイテムクリエーションは、さすがアトリエシリーズを作っているガストということで、
鉄板です。
アトリエシリーズといえば、コスモスフィア最深部にマリーやエリーの世界があったのは
嬉しかったです。個人的にエリーのアトリエのファンなので。
ただ、逆にアトリエシリーズ知らない人にとっては「ポカーン」かもしれない。
まー最深部まで潜らなくてもいいんだけど、とれない魔法とかあるしね。


バトルは、まず詩システムやハーモニクスは面白いシステムだと思います。
ただ、戦闘がやや単調になりがちなのがマイナスといえばマイナス。
その単調さを改善するために、ヒロインのコスチュームにトークマターをつけてみたりと、
努力の跡は見えますが、一方でもう少し同じ場所を歩かされたりするのを
減らせればなと思いました。
DPが大量に余るのも、バランス的には微妙かも。普通にプレイすれば
全員のコスモスフィアを制覇できるのは、楽チンで嬉しいけれど……
ルートに入っていないヒロインは最深部が見られないとかにしても良かったと思います。
あるいは、戦闘に参加したレーヴァテイルだけにDPが入るとか。


シナリオは、書こうとしているテーマは面白かったです。
ただもう少しイベントイベントで盛り上げてほしかったかなぁ。
コスモスフィアのシュレリア学園モノが一番面白く感じたのだけど、それってどうなのよ。
というか、これが書けるならガストはギャルゲーを作っても面白いのが作れるかもしれん。


ラスボスはレベル82で倒しました。レベル上げすぎたかもしれん……。
お金が貯まらなすぎるので、お金集めの為にバトルしてたらいつのまにか
上がってました。
アイテムは、回復薬と相手のパラメータを下げるものがあればいいです。
回復薬は作ってもいいですが、何故か私は大量に(43個!)炭火焼肉を持っていたので
それだけで事足りました。後はゼンカインD(エンジェルヒール)と、
蘇生薬を持っていれば。
状態異常もオパールライスで十分です。
ラスボスは、ひたすら前衛は回復と攻撃(詩魔法の威力を上げるための手数。ダメージはどうでもいい)をして、ヒロインは「アルトネリコ」を全開で3発発射すれば倒せます。
レベルが高かろうが低かろうが、この戦術が一番な気がします。というか、
これ以外倒し方あるんだろうか。
自然回復してくる時点で、大技をぶちこむしか倒す方法は無いわけだし
(自然回復を上回るペースでの打撃もありえますが、何もわざわざ無理をせんでも。少なくともレベル82じゃそれは無理)、大技を使えるのはヒロインだけだから、必然的に前衛は回復したり手数を踏んだりといった雑役に追われることに。

パーティーは、ライナー・ラードルフ・ジャック・オリカで。
防御を重視したバトルになるので、ジャックよりも
回復技を持っているクルシェの方が良かったかもしれません。
ヒロインはお好みで。ただ、アルトネリコがなかなか全開にならないシュレリア様は
あまりお勧めしないかも。


レーヴァテイル図鑑は、
オリカA(スフィア100%、トーク83%)
ミシャA(スフィア100%、トーク85%)
シュレリアA(スフィア100%、トーク60%)です。
コスチュームは全員全部集めました。
シュレリア様の魔法を1つ取り忘れてるらしいけど、なんだろう。

コスチュームはオリカのバスタオルが好き。変態ですみません。
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