今年のプレミアはマンU,チェルシーの2強に支配されていた。
また第3のクラブ、リバプールもヨーロッパを舞台に存在感を発揮。
欧州一こそミランにさらわれたものの、欧州最強リーグとして十分に
存在感を見せたシーズンだったと言える。
まぁアーセナルファンの私としては、非常にお寒いシーズンだったわけだが……。
最優秀GK エドウィン・ファンデルサール(マンU)
抜群の安定感。36歳にして、ますます凄味を増しているマンUの守護神が最優秀GKだ。
次点にはCLの舞台で相変わらずのPKストッパーぶりを見せたリバプールのレイナを挙げる。
また、ツェフが頭蓋骨骨折の重傷からカムバックしたことはとても嬉しい。
今後の彼の活躍にも期待したい。
最優秀CB ネマニャ・ビディッチ(マンU)
超がつくほどの激戦区。候補はテリー、カルバーリョのチェルシー勢。
ビディッチ、ファーディナンドのマンU勢。リバプールからキャラガー。
そしてポーツマスで熟年の技を見せたキャンベルだ。
決め手になったのは、シーズン開幕前私がほとんど注目をしていなかったという、サプライズ。また、実際のゴール数以上にゴール前のヘディングの強さは
相手の驚異となっていた。
鉄人テリーの不死鳥ぶりも見逃せない。大怪我を負っては、驚異の回復を見せる繰り返しは、
鬼気迫るものがあった。カーリングカップ決勝で、ディアビに蹴られた時は
今シーズン絶望かとも思ったが……。
テリーのいない間のチェルシーは守備がボロボロ。存在感は絶大だった。
最優秀SB ヨン・アルネ・リーセ(リバプール)
CBとは打って変わって、候補が少ない。マンUのエブラ、ガリーネビルと、
マンCのリチャーズ、そしてリーセくらいしか思いつかなかった。
エブラは負傷でやや鮮烈を離れた期間が多かったので除外。
結局、驚異のスーパーミドルとロングスローに魅せられてリーセを選んだ。
プレミアだったかCLだったかコミュニティシールドだったかは定かではないが、チェルシー戦で独走からミドルをたたき込んだシーンが印象深い。
最優秀CH ミヒャエル・エッシェン(チェルシー)
チェルシーの化け物こと、エッシェンに決定。
本職のボランチでは、凄まじい運動量で中盤を制圧し、
テリー負傷時はCBを勤めるマルチぶりも評価。
チェルシーで代えの利かない5人の選手(テリー、カルバーリョ、ランパード、エッシェン、ドログバ)の1人に。
特に選手層の厚いポジションにも関わらず、違いを見せつけているエッシェンの存在感は絶大。
このポジションも激戦区で、選びたい選手が数多くいた。
まずはマンUの復活した天才スコールズ。ファギー・ベイブスの中で最も才能があると言われた実力者。ベッカムが去り、バットが去り、フィルネビルも去ったが、スコールズは今年もチーム優勝の立役者となった。今までのイメージとはやや異なり、華麗なスルーパスを繰り出していたのが印象的。
続いて、アーセナルのセスク&ジルベルト・シルバ。今年しょんぼりだったアーセナルの中で、数少ない安定したセクションだった。奔放なセスクを支えるジルベルトの存在が、特に印象に残った。今やジルベルトシルバはすっかりアーセナルの中心に収まっている。
リバプールのジェラード、チェルシーのランパードにとっては不完全燃焼のシーズンに終わった。
ジェラードはチーム事情で右サイドに回されることが多く、ランパードはバラックに持ち味を消された。
それでも、ほぼ休み無しでフル出場の彼らがチームに貢献しなかったとはもちろん言えないが……。
躍進レディングの象徴シドウェルにも注目だが、来シーズンからチェルシー移籍が決まった。チェルシーで果たして出番はあるのだろうか?
最優秀SH クリスチアーノ・ロナウド(マンU)
彼を置いて他にはいないだろう。彼はとうとう違う次元……ロナウジーニョや
ジダンの住む世界へと到達したようだ。
華麗なステップワークとスピードに溢れたドリブルは、メッシーと並んで恐らく世界最高峰。
逆境に耐え、メンタル面の強さも見せたCロナウドもまた、カカーに次ぐバロンドールの有力候補だろう。
Cロナウドの存在が、ポルトガルをビッグタイトルへと導くかもしれない。
最優秀CF ディディエ・ドログバ(チェルシー)
ここ2年間、眠っていた獅子がとうとう目を覚ました。マルセイユ時代の凄味を取り戻した、フィジカルモンスターがプレミア得点王に輝いた。
リバプール戦で見せた恐るべきボディバランス&反転スピードは、語り草になるほど。
シェフチェンコの不調を一人で支えたドログバの爆発がなかったら、チェルシーが二冠(FAカップ、カーリングカップ)を達成することは無かっただろう。
ドログバには離されるが、クリロナと組んでマンUアタックを支えたルーニー。
負傷するまではアンリの後継者に十分な働きを見せたファンペルシー。
後半本領を発揮したベルバトフの名前も挙げておきたい。
MVP クリスチアーノ・ロナウド(マンU)
とりあえず、サイドアタッカーのところで書いたので省略。
期待外れ賞 CF アンドリー・シェフチェンコ(チェルシー)
かけた額を考えれば当然。60億で獲得したFWはシーズンを通して2、3度光った例外を除き、くすんだままだった。本人のせいではないものの、モウリーニョとアブラモビッチ対立の引き金になってしまった彼は、まさにチーム崩壊の象徴と言える。
アーセナルファンということで、個人的に期待はずれだったのはギャラス、ジュリオバプティスタ、センデロスの3人。
特にギャラスには大きな期待をしていただけに、失望が残った。
バプティスタは役立たず。センデロスは負傷後のコンディション調整に失敗したのか、安定感のかけらもなかった。
また第3のクラブ、リバプールもヨーロッパを舞台に存在感を発揮。
欧州一こそミランにさらわれたものの、欧州最強リーグとして十分に
存在感を見せたシーズンだったと言える。
まぁアーセナルファンの私としては、非常にお寒いシーズンだったわけだが……。
最優秀GK エドウィン・ファンデルサール(マンU)
抜群の安定感。36歳にして、ますます凄味を増しているマンUの守護神が最優秀GKだ。
次点にはCLの舞台で相変わらずのPKストッパーぶりを見せたリバプールのレイナを挙げる。
また、ツェフが頭蓋骨骨折の重傷からカムバックしたことはとても嬉しい。
今後の彼の活躍にも期待したい。
最優秀CB ネマニャ・ビディッチ(マンU)
超がつくほどの激戦区。候補はテリー、カルバーリョのチェルシー勢。
ビディッチ、ファーディナンドのマンU勢。リバプールからキャラガー。
そしてポーツマスで熟年の技を見せたキャンベルだ。
決め手になったのは、シーズン開幕前私がほとんど注目をしていなかったという、サプライズ。また、実際のゴール数以上にゴール前のヘディングの強さは
相手の驚異となっていた。
鉄人テリーの不死鳥ぶりも見逃せない。大怪我を負っては、驚異の回復を見せる繰り返しは、
鬼気迫るものがあった。カーリングカップ決勝で、ディアビに蹴られた時は
今シーズン絶望かとも思ったが……。
テリーのいない間のチェルシーは守備がボロボロ。存在感は絶大だった。
最優秀SB ヨン・アルネ・リーセ(リバプール)
CBとは打って変わって、候補が少ない。マンUのエブラ、ガリーネビルと、
マンCのリチャーズ、そしてリーセくらいしか思いつかなかった。
エブラは負傷でやや鮮烈を離れた期間が多かったので除外。
結局、驚異のスーパーミドルとロングスローに魅せられてリーセを選んだ。
プレミアだったかCLだったかコミュニティシールドだったかは定かではないが、チェルシー戦で独走からミドルをたたき込んだシーンが印象深い。
最優秀CH ミヒャエル・エッシェン(チェルシー)
チェルシーの化け物こと、エッシェンに決定。
本職のボランチでは、凄まじい運動量で中盤を制圧し、
テリー負傷時はCBを勤めるマルチぶりも評価。
チェルシーで代えの利かない5人の選手(テリー、カルバーリョ、ランパード、エッシェン、ドログバ)の1人に。
特に選手層の厚いポジションにも関わらず、違いを見せつけているエッシェンの存在感は絶大。
このポジションも激戦区で、選びたい選手が数多くいた。
まずはマンUの復活した天才スコールズ。ファギー・ベイブスの中で最も才能があると言われた実力者。ベッカムが去り、バットが去り、フィルネビルも去ったが、スコールズは今年もチーム優勝の立役者となった。今までのイメージとはやや異なり、華麗なスルーパスを繰り出していたのが印象的。
続いて、アーセナルのセスク&ジルベルト・シルバ。今年しょんぼりだったアーセナルの中で、数少ない安定したセクションだった。奔放なセスクを支えるジルベルトの存在が、特に印象に残った。今やジルベルトシルバはすっかりアーセナルの中心に収まっている。
リバプールのジェラード、チェルシーのランパードにとっては不完全燃焼のシーズンに終わった。
ジェラードはチーム事情で右サイドに回されることが多く、ランパードはバラックに持ち味を消された。
それでも、ほぼ休み無しでフル出場の彼らがチームに貢献しなかったとはもちろん言えないが……。
躍進レディングの象徴シドウェルにも注目だが、来シーズンからチェルシー移籍が決まった。チェルシーで果たして出番はあるのだろうか?
最優秀SH クリスチアーノ・ロナウド(マンU)
彼を置いて他にはいないだろう。彼はとうとう違う次元……ロナウジーニョや
ジダンの住む世界へと到達したようだ。
華麗なステップワークとスピードに溢れたドリブルは、メッシーと並んで恐らく世界最高峰。
逆境に耐え、メンタル面の強さも見せたCロナウドもまた、カカーに次ぐバロンドールの有力候補だろう。
Cロナウドの存在が、ポルトガルをビッグタイトルへと導くかもしれない。
最優秀CF ディディエ・ドログバ(チェルシー)
ここ2年間、眠っていた獅子がとうとう目を覚ました。マルセイユ時代の凄味を取り戻した、フィジカルモンスターがプレミア得点王に輝いた。
リバプール戦で見せた恐るべきボディバランス&反転スピードは、語り草になるほど。
シェフチェンコの不調を一人で支えたドログバの爆発がなかったら、チェルシーが二冠(FAカップ、カーリングカップ)を達成することは無かっただろう。
ドログバには離されるが、クリロナと組んでマンUアタックを支えたルーニー。
負傷するまではアンリの後継者に十分な働きを見せたファンペルシー。
後半本領を発揮したベルバトフの名前も挙げておきたい。
MVP クリスチアーノ・ロナウド(マンU)
とりあえず、サイドアタッカーのところで書いたので省略。
期待外れ賞 CF アンドリー・シェフチェンコ(チェルシー)
かけた額を考えれば当然。60億で獲得したFWはシーズンを通して2、3度光った例外を除き、くすんだままだった。本人のせいではないものの、モウリーニョとアブラモビッチ対立の引き金になってしまった彼は、まさにチーム崩壊の象徴と言える。
アーセナルファンということで、個人的に期待はずれだったのはギャラス、ジュリオバプティスタ、センデロスの3人。
特にギャラスには大きな期待をしていただけに、失望が残った。
バプティスタは役立たず。センデロスは負傷後のコンディション調整に失敗したのか、安定感のかけらもなかった。