2008年01月

悪の教科書途中感想 2講クリア(バレ注意)

大変良いお話でした。アネモネの君、いいよいいよ。
リサもかわいいし、燃え要素あるし、読後感も良いし、なかなか気に入りました。


さて、今回のお話も「いじめ」に関するものということで、前回いじめについては超長文の雑記を書いている以上、特に加えるべきことは少ないのですが……。
このゲームでも描かれているように、「環境」というものはとても大事。
僕は6年間いじめられていたし、高2の1学期は無視されていたと書きましたが、
いじめられていた間も、友達は割にいました。無視されていた時期は、別のクラスに友達を作っていました。
彼ら彼女らは、いじめに対してはせいぜい慰めてくれる程度で、ほとんど傍観ではありましたが、
それでも十分慰めになったと思います。
認めてくれる人もいる、というのは自信に繋がり、余裕が生まれます。
だから、いじめられている人は、良い友達を是非作ってください。
傍観者の方は、後でこっそり、いじめられている人を慰めてあげてください。
表だっていじめられっこを助けるのは大変な勇気がいりますが、
こっそり慰めてあげるだけでも随分違うのですよ。


で、自分語りはここまで。ゲーム自体の感想に、もう少し文を割きたいと思います。
1講の影響もあって、もっと救いようのない話を予想していたので、この第2講には随分救われました。
ぶっちゃけ、アネモネの君がキレてまた殺人というのは半ば予想していたのだけど、相手は清水じゃなくて、リサだと思って読んでました。
友達のフリして、いじめっ子の清水に内通していたリサを怒って刺す話なんじゃないかと……。登場人物に謝るのもおかしな話ですが、疑ってごめんなさい、リサさん。あなたは正真正銘、アネモネの君の親友でした。


ただ、一部の方が「百合」と言っていたので、隠れ百合好きの(今公言してしまった!)私は、かなり期待していたのですが、全然百合やないやんと。美しい友情は描かれていますが、百合じゃないやい。


ところで、食肉利権と今回の話って、何か関わりがあったんでしょうか?
強いて言うなら、甘甘な処罰と見て見ぬふりが、悪を助長させているというところに繋がるのですが、これは別に食肉に限ったことでもないし。
部落差別と、利権の悪用の話から、アルビノ崇拝と利用に繋がり、主人公自身が黒化するのかとも思ったけど、そんな話でもないし。
まぁ、別に曖昧な繋がりでも一向に構いませんけどね。こういうお話は、実はあまり詳しくなかったので、この機会に少しだけ(ほんの30分程度)調べてみました。そういう、知識を強化してくれるゲームはありがたいです。

ただ、どちらかというと食肉利権の話よりも、食品の表示偽装の話だとか、
守谷事務次官の話とか、そっちの方が今回の話にはあっていた気もしています。ズルをしてもバレなきゃいい的発想を大人が堂々とやれば、子どもだって真似します。2講の清水はまさにそういう例ですね。子ども世界にも、そういう狡猾さは蔓延しているのです。


ところで、このゲームってなんだか「ひぐらしのなく頃に」に似ているなと感じたのは僕だけですか?
なんか、アドレナリン出し過ぎ状態の時の、文章の表記のセンスが似ている気がするのですが。もっとも、割に一般的なフォーマット(単語の使い方あってる?)ではあるし、たまたまかもしれません。
というか、このゲーム「ひぐらし」が好きな人にはお勧めできるんじゃないかな、と2講まで読んで思ってみたり。1講が祟り殺し編で、2講が罪滅ぼし編って感じがしなくもなかったり。すみません、信者自重します。


唯一残念なのは、1講の「シュミレーション」に続いて、典型的な誤用。
事実を「湾曲」してはいけません。歪曲してもいけませんが、正しくは歪曲です。
さすがに独壇場は×で独擅場が○とかは言いませんが、歪曲とシミュレーションはちょっと言いたい。

悪の教科書 プレイ開始 1講クリア感想

1月24日現在、ESで中央値85、データ数57となかなかの評判に加え、
無料ということで、どんなもんかとプレイ開始。

鬱ゲーは苦手だけど、考えさせられるゲーム(今回の場合は問題提起かな?)は好きなので。


第一章は、いじめと格差社会、競争社会のお話。
市場原理主義の弊害というか。


話が少し逸れますが、僕は負け組とか勝ち組という言葉が大嫌いなのです。
だってあれって、目に見えるステータスだけで、人生を判断している言葉でしょう? 
それも、自分では体験していないはずの、他の誰かの人生と比べて。
そりゃ、大金持ちは羨ましいし、ホームレスにはなりたくないかもしれない。
だけど、当の本人がどう思っているかなんて誰にもわからない。
自分の人生を、他人と比べること自体ナンセンスなんですよ。

「勝ち組」って言葉には、得意気に他人を見下す傲慢な響きがあるし、
「負け組」って言葉には、卑屈で不幸でみすぼらしい響きがあるし。
どっちに転んだって、ロクなもんじゃない。
こういう言葉が流行る世の中、使いたがる人間って、心が荒んでるなぁって思います。


まぁ、今作の1章はそんな荒んだ世の中の、荒んだお話なわけです。


で。感想として。


君の気持ちは痛いほどによくわかる。でも、この程度のいじめでファビョるには早すぎる。

これが、いじめられ歴6年を誇る、私feeめの感想でございます。
確かに、今作のいじめも、いじめられている側からすれば、凄く辛いし苦しいし、悲しいけど、
でもぬるいよね……。

もっとも、実際に行われているような眼を覆いたくなるようないじめを、テキストで描かれたら
、読んでいて耐えられなくなってしまうので、バランスとしてはこんなもので良いのかもしれません。


そして、いじめに抵抗する手段として相手を殺すというのは、まぁ方向性としては否定しません。
否定しませんが、実際に殺すのは最後の手段です。
自殺するくらいなら、殺した方が良いと僕なんかは思いますが、それは自殺か他殺かの究極の選択。


いじめられて自殺する人がどれだけいるかは知りませんが、その何百倍、何千倍といじめは起きています。
ほとんどのいじめは、何も死者を出すまでもなく乗り切れるわけです。


いじめにむかついて、相手を殺したら損をするのはいじめられた方です。
いじめなんてする連中は、死んだって構わないかもしれませんが、いじめられた方も罪を償わなくてはいけないのです。
自殺するよりは、マシかもしれませんが、あまり割の良いやり方ではありません。もっと穏便に行きましょう。
やり過ごせるなら、やり過ごすのが一番なのです。



1講を読んだ感想としては、まぁ悪くないなと。思っていたほど、グロくも狂気でもないし、結構共感できるのが、怖いところです。2講以降も楽しみに読み進めて行こうと思います。


ただ、「シュミ」レーションだけはやめましょう。「シミュ」レーションです。
これはちょっとはずかしい間違いなのです。

悪の教科書1章雑記 噛みつき方マニュアル


緊急警報!
この記事では、エンジン全開で中2病を発症します。
ここからは、文字通り14歳の精神年齢で行かせていただきます。
読者の対象年齢も中学生レベルです。極めて大人げない、極めて痛々しい内容を得意気に書いてみせます。題して、「噛みつき方マニュアル」。
このブログの読者には恐らくいないであろう、今現在いじめを受けている小中学生のみなさん、いじめをしている小中学生のみなさんのみ進んでください。













この作品に登場しているいじめっ子や、僕がリアル小学、中学時代に実際に受けていたいじめの、いじめっ子は、「不良」というほどのレベルではないし、肝もあまり据わっていません。自分が圧倒的優位だから、無抵抗の相手を痛ぶって楽しんでいるだけで、
こちらと刺し違える度胸なんて無いわけです。
だから、相手に不利益を与えれば、このレベルのいじめなら止むと思います。
僕は、技術の時間に蹴られた時に、持っていた彫刻刀とシャーペンで斬りかかって以降、
いじめられることはなくなりました。
……彫刻刀が当たらなくて良かったです。シャーペンも、刺さったのが相手の頬で良かったです。目に刺さらなくて本当に良かったです。お互いに。
だから、この主人公もいきなり短絡的に撲殺ではなく、もう少し抵抗の仕方が他に無かったのかと。



もっともこれは、肝の据わった本格的な相手には諸刃の剣。くれぐれも真似をしないように。
ただ、相手を脅す。というのは結構効果的です。
こいつをいじめたら、俺が損するかもしれないと思わせれば良いのです。
相手に対して恨みを晴らすために行動するのではなく、あくまでも相手のいじめを無力化し、平穏な日常を獲得するための行動だということを忘れてはいけないのです。
などと言っていますが、僕も彫刻刀で斬りかかってる時は、そんな冷静ではなかったし、難しいです。


非暴力のいじめには、こちらから手を出すのは下策です。対処法は全く違いますので気をつけてください。
ただ、損をすると思わせる、という基本コンセプトは一緒ですけどね。
とりあえず、相手が断定できているなら、相手にやられたことを何倍かにしてやり返すのが良いです。靴を隠されたら、相手の靴を池に沈める。教科書に落書きをされたら、相手の教科書もビリビリに引き裂く。その上で、画鋲を机に仕掛けようが、何しようが構いません。
やられたらやる、でもやられなければやらない。この意志を徹底して相手に伝えれば、普通のいじめっ子は別のターゲットを探し始めます。


一番やりにくいのが言葉でのいじめ。↑の2つは、はっきり言って小学生・中学生レベルのいじめなのでまだ良いんですが、この言葉でのいじめはそれ以上の年齢層でもありえますから。一方で、相手の精神年齢も↑の2つよりもずっと高くなっているので、気にしないでおくとか、自省していけば自然消滅することも多いと思います。
消滅しないなら、自爆覚悟でこちらも悪い噂を流してみるとか、いろいろやりようはあると思いますが、幸いなことに僕はそこまで悪質ないじめにはあったことがないので、なんとも。小学校時代のいじめは、言葉によるものも多かったけれど、あの頃は言われた相手が嫌がることをして憂さを晴らしていたような。
で、相手がいじめをしてこなくなったら、こちらも敵意を解いてください。相手が仮に話しかけてきたら、普通に応対してください。その後で友達になれるものならなってしまっても構いません。


いじめられている人にこれだけは言いたいのは、「いじめられている自分が悪い・いじめられているなんて格好悪い」という考えだけはしないでほしいです。
子ども時代にいじめられる人ってのは、気が弱かったり、優しすぎたり、内省的だったり(暗いとも言います)、あるいは人とはちょっと違っていたりする人が多いです。性格が悪いという理由ではあまりいじめられません。「悪い」よりも「弱い」人が狙われます。しかし、弱い=悪ではありません。そこのところを間違えないでください。あくまで悪いのは、いじめている相手なのです。

おいらがいじめられていた理由は、どうも「臭い・X脚(内股)・肌が浅黒い」ということだったようです。臭い、に関しては親の吸っていた煙草が原因だった模様。それが原因で、おいらはタバコは大嫌い。
X脚。こんなん責められてもなぁ。脚に障害を抱えている人のような歩き方じゃなくて、注意しなきゃわからないレベルです。
肌が浅黒い。日焼けサロンに行く人もいるような世の中じゃ、ごく普通です。世界が狭かったのでしょう。


他にいじめられていた人を見ても、特に飛び抜けて性格が悪い人はいなくて、
遺伝病で片眼の具合が悪かった子とか、ブスだった子とか、トロくてぼーっとしていた人とか、アトピーを患っていた人とか、そういう人ばかりでした。

だから、いじめられている要素は確かにあなたにもあるかもしれないが、
やはり悪いのはいじめている人。これだけは覚えておいてほしいなと。


性格が暗いからって、集団で石を投げて良いと思いますか?
気が向いたら蹴飛ばして、持ち物を隠して引き裂いて汚して、根も葉もない悪い噂を流して笑いものにして良いと思います?
それでも、僕はこの程度で済んだのでマシでした。


教室の備品を壊したり、他のクラスメイト(傍観者)のものを壊して、その罪をなすりつけて煽動されたりしないで、良かったです。
僕が徹底的に相手を痛めつけようと思ったら、このくらいは考えますが、
いじめっ子も暇じゃないですからね。最低限の労力で、相手を痛めつけようと考えていますので、そういう大がかりなことはされずに済みました。


ちなみに、無視というのはいじめに入らないと思っています。無視するような連中なら、友達でも何でもない。友達でないなら、話しかける必要もないし、話しかけられるいわれもない。それだけのことなので、心を強く持ちましょう。
ウォークマンでも聴いて、漫画でも読んで休み時間を過ごしましょう。確かに、いろいろと不便ではありますが、被害というものは無いわけだし、気にしないのが一番です。


どんな種類のいじめにあっていても、心の持ちようで結構つらさが変わります。相手が悪いと思ってほしいと書きましたが、相手だけが悪い、僕は何にも悪くないと思うと、理不尽な思いでストレスを溜めてしまいます。
心の中では何を思おうと自由なので、「いじめられているのではない。相手に付き合ってやっているのだ」くらい思っていても構いません。負け惜しみ上等です。とにかく、自分の心が軽くなる様々な言い訳を用意してください。
僕はクラスで無視されていた時、「あいつらみたいなレベルの低い連中に、無理に話を合わせたりしなくてすむんだから、むしろ良いことじゃないか」と思っていました。そう考えると、あんまり無視されているという感覚もなくなってくるから不思議です。
あっけらかんとして何ヶ月か過ぎると、話しかけてくる人も出てきて、こんな最低なクラスでも2人の親友と、3人の顔見知り友達(挨拶くらいはする)ができました。


以上、小1~中1までいじめられ、高2の1年間無視されたという、痛々しいfeeがお送りいたしました。
ちなみに高2で無視されたのは、単純に新しいクラスに馴染むのに失敗した挙げ句、はみだしものというイメージが定着したためと思われます。
一度カバンを隠されてからは、高2にもなってカバンを隠すような連中とつるみたくないと開き直ったため、とても楽になりました。それ以上の被害もありませんでしたし。
友達づくりもスタートダッシュなんだね、と思った1年でした。


お世辞にも性格が良いとは言えない僕ですが、
中2や中3、高3や大学では友達もたくさんできたことを考えても、
孤立した原因、いじめられた原因が全て自分にあったとは考えられないんですよね。



最後に、2つのいじめについて。これを混同しないでほしいんです。
1つは、相手にじゃれつくようないじめ。相手をいじるってやつですね。あれ、やられて嫌がっている人、結構いると思いますよ。相手に甘えすぎないように。うまくコミュニケートすることで、本当の友達にもなれます。いじられ役が好きな人も実際いるんだけどね。
「ドラえもん」でいうのび太とジャイアンの関係だと思ってください。いじめはいじめですが、あれは友達になる可能性もあるいじめです。


もう1つは本当に悪意や面白半分でのいじめ。今作1章なんかもそうですかね。
これをやる人に一つだけ言いたいのは、引き際だけは見極めなさいよと。本当はやめなさいと言いたいところだけど、せめてやりすぎないように。
相手を追い詰めすぎると、窮鼠は猫を噛みます。殺されてもかまわない覚悟でいじめる人なんて、そうそういないと思うので。


僕の時のいじめっ子も、たまたまシャーペンが頬に刺さるくらいで済んだけど、眼に刺さっていた可能性だってありますよね。事実、僕は眼を狙って刺したわけです。それだけの憎悪を向けられているということを覚悟してください。


なんて、呼びかけても、多分現役いじめっこの方はこんなブログ読んでないだろうし、意味無いやね。

昨日と今日読んだ本の感想

★吸血殲鬼ヴェドゴニア White night 評価 A- 著者 種子島貴

最近、ニトロプラス原作のラノベを読む機会が多い。
今回のヴェドゴニアは、ゲームとしては全くのノーマークだったのだけれど、
図書館で借りられたので読んでみたが、なかなか面白かった。
血みどろの吸血鬼が表紙というのは、ちょっと悪趣味だとは思ったが……。
身構えていたほど、グロくなかったのも良かった。……なんか、全然感想になっていないけれど、
とりあえず面白かったということで。

機会があったら、ゲームの方もやってみても良いかも。ニトロのゲームは
ファントムくらいしかちゃんとやっていないんですよね。
ただ、ファントムやラノベで触れた限りじゃ、虚淵氏作品は「当たり」という感触を得ています。


★斬魔大聖デモンベイン ド・マリニーの時計 評価B- 著者 古橋秀之

ドクターウェストが大活躍する短編集。
個人的に、ドクターウェストのノリは大好きなんだけれど、この本のウェストはほとんど笑えなかった。
わずかに1度、キューティーハニーネタでは笑ったけど。これは多分、相棒のエルザの出番が少なかったことも影響していると思う。
やっぱり、エルザあってのウェストだと思うから。

内容は、いかにも、デモンベイン的なバトルもの「ド・マリニーの時計」。
世界各地で様々な異形に絡まれる「遺跡破壊者」。
ドクターウェストがアーカムシティで悪戦苦闘する「破壊の序曲」の3本。

「破壊の序曲」は短く、テンポが良くて読みやすい。
「遺跡破壊者」は、意外なところで「鼻行類」ネタを見つけて少し嬉しくなった。「ド・マリニー」は、著者自らが語っているように、デモンベイン入門といった内容でした。


★ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊がんばる 評価 B
★ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊恋する  評価 B+ 
著者 ヤマグチノボル
2巻の重要なネタバレがあります。注意











シリーズものなので、一緒に。
萌えっ娘美少女が、空で戦うという、いかにもなお話。
空戦よりも、萌えっ娘の方に比重が置かれていると思われます。
男性キャラが皆無で、百合要素が豊富というのも特徴。読む人を選びそうですが、個人的には百合好きなので歓迎です。
というか、百合嫌いだと「恋する」の方は、全然楽しめないと思う。


「がんばる」は、智子(ツンデレ)が、反発していた仲間(いらん子中隊の面々や、武子)に対して素直になり、絆を深めていく話。
「恋する」は、智子(ツンデレ)が、反発していた技師(糸川)に対して素直になり、絆を深めていく話。

という、非常にわかりやすい内容になっております。先読み可能であります。
ただ、そんな単純な話なのに、読ませてしまうあたりはさすがだなと。
「恋する」の方が評価が高いのは、智子が「がんばる」に比べて格段にかわいいのが1つ(正直ドレスの挿絵のせいかもしれない)。「がんばる」に比べて格段にエロいのが1つ(苦笑)。

ストーリーの根幹部分の評価は、基本的に同じです。


「がんばる」についている世界地図を見ると、大体の元ネタ国家がわかるのですが、敵のネウロイというのはどこなんでしょうか?
作品の時代設定が1930~40年くらいということもあって、最初ドイツかなと思ったんですが、カールスラントとかいうのがドイツですよね、きっと。
オストマルク(オーストリア+ポーランド?)がいきなり侵攻されてて、カールスラントも激戦区で、スオムス(バルト三国のあたり)と国境が接しているということは、Orussia(ロシア)か、バルトランド(スウェーデン+ノルウェー+フィンランド?)あたりなんでしょうかね。

……読み落としだったら、↑はかなりはずかしい書き込みになりますが……。

ESの長文レス

「パルフェ」のお話に混ざってきましたが、ちょっと自分を出し過ぎたかなぁ。


基本的に僕は「しゃべりたがり、目立ちたがり」なので、結構うずうずしていることも多いのです。
それこそ、「おまいさん、それは違うだろ」とか、「あぁもうそうじゃないってば」とか、結構思っています。


ただ、話の通じなさそうな相手にはレスをするだけ時間の無駄ですし、煽り合いに参加するのも馬鹿げています。
議論=勝ち負けだと思っているような人とは、議論したいとも思いません。
どちらにも、新たな発見があるというのが、議論における理想だと思いますので、どちらか片方が一方的にダメというのは、まぁありえないですよ。


そんな中、あのパルフェの話題には、……あー、こんなことを言うと
それこそファンの方に怒られちゃうかもしれないのですが、
「何で丸戸さんって人気あるんだろ」という、僕自身の疑問を
解き明かしてくれる可能性を感じました。


たとえばice-nineさんの(勝手に引用してすみません。問題あったら消します)、「主人公に魅力がある」というコメントを見て、なるほどと思いました。


そう、僕は丸戸氏の作品に関しては「ショコラ」「パルフェ」「こんにゃく」をプレイ(こんにゃくは早い段階でプレイ放棄したので、語れません)したのですが、「ショコラ」のみ高評価なのです。そして、確かにショコラの主人公は、僕も好きなのです。美里シナリオなんかで見られる、彼の男気には惚れました。

一方、レスの方でも書きましたが、パルフェの主人公は苦手です。結局この差だったのかも、と思えるほど、ice-nineさんの感想は僕にぴったり当てはまっていたのです。


また、waveluvさんの(これまた問題があったら消します)「里伽子は地味ポジションだったのに、蓋を開ければ凄かった」というのも、なるほどと思いました。僕は里伽子が良いと聞かされ続けていたので、「なんだこんなもんか」で終わってしまったと。それは確かにそうかもなぁと。
確かに、期待してプレイするよりも、期待しないでプレイした方が衝撃度は大きくなると思います。

ただ一方で。「期待してプレイしても、やっぱり感動するゲーム」ってのはあるんですよね。それを考えると、やっぱり「期待しないでやれば良いけど、期待してプレイすると微妙」というのは、まぁどうなのかなと思います。もちろん、微妙と感じたのは僕の感性であって、他の方はわかりませんが。


……本当は、こういう話題の時にシナリオが「良い」「悪い」って言い方、したくないんですよね。
普段使っている場合も、あくまで、僕にとっては良い、僕にとっては悪いっていうだけのことなので、そこら辺はわかってほしいなと思います。


良い、悪いに始まって、美しいも醜いも上手も下手も美味しいも不味いも、すべては主観を表す単語です。
絶対的に良いもの、なんてこの世には存在しません。絶対的に悪いものは……存在するような気もしますが、それでも世の中に一人か二人くらいはファンがいたりするもんです。でも、その一人か二人は間違っているのですか?
そんなことはないでしょう。
たまたま、「良い」と感じる人が大勢いれば、
それは絶対的な「良」だと勘違いされる。それだけのことです。


30年前のファッションは、今見たら格好悪いと思います。でも、30年前はこれが格好良い!と思ってしていたんだと思います。逆もまた然りで、今のファッションも、30年後から見たらダッサダサなのです。
チーズが大好きな人は、ピザを美味しく食べますが、チーズが嫌いな人にとっては、ピザなんて食えたものではありません。僕はお刺身が大好きですが、
魚を生で食べる習慣のない国の人にとっては、ゲテもの食いにしか思えないでしょう。実際食べても、気持ち悪くなっちゃうんじゃないでしょうか。
多分、僕らが犬やら人肉やらを食べると聞かされると、気分が悪くなるように、ね。


僕が、刺身好きを公言するのも(本当に一番好きなのは焼き肉なのですが、例えにならない)、チーズ嫌いを公言するのも僕の勝手です。ジャンクフードが一番美味しいと感じても、それはその人の勝手。
でも、たとえばピザが大好きな人の前で、「ピザなんて食えたもんじゃねーよ。食べると吐き気がするぜ」などとは、普通は言わないでしょう。心の中では、「うぇー、匂いが嫌だなぁ。よくこんなの食べられるなぁ」と思っても、
きっと僕が刺身を食べるときに嬉しくなるように、この人もピザを食べて嬉しくなっているんじゃないかなと。そう思えれば、それで良いじゃないですか。
ちなみに、ピザに恨みがあるわけではございません。ピザ好きな方、気分を害したらすみません。ピザはとても美味しいと、マイマザーも申しております。でも僕は嫌いです。それだけです。ちなみにマイマザーは牡蠣が嫌いですが、僕は大好きです。



PPFMさんの感想に、要らぬ釘を刺そうとしたのはそういう部分です。
彼の真意はわからないのですが、僕ら(?)パルフェを楽しめなかった人は、
パルフェを楽しんだ人に、「どうすればパルフェを楽しめたのかを教えてもらう」側なのです。そういう意識で、「どうして楽しめたんですか?」と書いていれば良いのですが、彼の文章からは「よくこんなんで楽しめますな」という匂いを(勝手に)感じたので、もう少しオブラートに包んでね、と。
PPFMさんは、釣り氏の方ではなくて、多分特に悪気は無いんじゃないかなと思ったからこそ、要らぬお節介をしました。


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