湊をクリアしました。ひょっとしたらまだやるかもしれませんが、一応1段落をするつもりなので、
ゲーム全体の大まかな感想についても触れたいと思います。
まずはゲーム全体について、それから湊シナリオについて触れていこうと思います。
まず、「あかね色にそまる丘」というゲームですが、まずまず面白い萌えゲーだったという感想です。
正直ESの評価を見ていると、ライターの文章力が相当ヤバそうな印象を受けたのですが、
実際には普通……つまり、べた褒めはしないけれど、特に問題があるとは思いませんでした。
学園生活はまずまず楽しく描けていましたね。30分程度のボリュームを1話という形で区切る手法も、
なかなか効果的で、飽きが来にくい良いシステムだったと思います。
他のゲームでもこの手法は見ますが、30分程度と、コンパクトに区切ったことを褒めたいです。
キャラクターは、極端な女高男低が伺えました。
優陽(漢字違うかも。ネット環境が重くて、調べるのがつらいので確認はしませんが、何かの拍子で気がつけば直します)
は最高にイイ女だったし(個人的にツンデレは、性格が悪くてウンザリするケースが多いのですが、
これは良ツンデレでした。このくらいのバランスで一つよろしくお願いします)、
湊もよくできた実妹(実妹!ここが非常に大事です!! ……変態ですみません)。
会長も、最初は地味やなーと思っていたけどなかなかどうして、にゃぱーがかわいく思えてきたし、
なごみの独特のトークはこのゲーム最大のポイントかもしれません。
つかさっちは……まぁ、嫌いじゃないですぜ。
女性陣のレベルが総じて高いと、安心して萌えられますよね。
ただ…男性陣がいかんです。
まずは、冬彦。終盤だけはまともですが、基本的にド変態で痛々しいのです。
キモヲタ様かて、ここまでキモい話題語らんわッ!
次にパパ。もうね、最低です。湊シナリオで書きますけど。
主人公は、悪くないんですけど、やっぱり湊シナリオではイマイチでした。
先生は、途中から株が上がったのですが、最初は冬彦並にどうかと思いました。
この問題をより悪化させたのは、「男性の声のみカット」という機能がないことですね。
正直、開始30分で投げずに済んだのは「冬彦と先生とパパのせりふは、読まないで飛ばそう」という英断のおかげです。
「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ」なんていうのを全部、「け」が20個。
く、け、け、け、……。と、律儀に20個を読んだりしている(なんの意味もない)ような私にとって、
この英断は正直苦渋の選択でした。どうせ読むならきちんと読みたいというのが私のスタイルなのです。
しかし、真面目に読んでたら、たぶん湊シナリオをクリアする前に投げてます。
しかも……まぁ、そんなもんでしょうけど、この3人の台詞を聞かなかったことで、
物語を読む上で全く支障が出なかったのも困りました。
まぁ、読まないと言っても、声が飛ばせないので断片的に聞こえるんですが、それだけで十分。
……それくらい、情報量が少なかったんですね。先生は途中からちゃんと読みましたし、冬彦も
一部シリアスっぽい部分のみきちんと読みましたが。
この、男性陣の体たらくが足を引っ張って、凡作の域を抜けることができなかったように思います。
絵はかわいいし、音楽も悪くない。シナリオはまぁ、湊シナリオは微妙でしたが(他も大差なさそうですが)、
テキスト自体は退屈とか不快とかではない。女性陣は十分萌える……とくれば、弱点はシナリオと男性キャラのみ。
男性キャラさえ何とかなれば……もう少し上を狙えたのになぁ。というのが、私の「あかねいろ~」の
感想です。
もちろん、湊シナリオしかクリアしていない以上、偉そうなことは言えませんけれども、共通シーンの極端に長いと
うわさのこのゲームだからこそ、大きく外れてはいないんじゃないかと思います。
次に湊シナリオについて。
まず、痛々しいところから先に書いてしまいます。
「実妹」って、なんとも背徳感があって良いですね!(ちなみに私は一人っ子)。
ギャルゲーをプレイして、「義妹」は星の数ほど見てきましたが、「ハイハイ義妹義妹」って感じで、
正直どうでもいい属性でした。でも、実妹だって意識をするとイチャイチャシーンとかでも、
「妹とイチャイチャしてるっ!」と変なアドレナリンが出て、なんでしょう。萌えとはまた違う、不思議な
興奮を味わいました(←自分でも、自分の頭が心配です)。
それから、湊の絵がすごくエッチでよいです! 絵師さん、良い仕事してますね!
ただ、声優さんは新人さんだったせいか、エッチシーンの演技は60点くらいだったのが残念です。
60点くらいということで、もっと低い声優さんもいくらでもいらっしゃるのでたたきはしませんが、
これが巧い声優さんなら、「夜明けな」の朝霧麻衣級のエロ妹が誕生したかもしれないと思うと、
やっぱり残念です。
湊のシナリオはと言いますと……ん~。パパがいけませんね。
権力があって、ガキ同然のパパが二人を引き剥がすという、ナンダカナーな展開でした。
そんなに不安なら、はじめっからお目付け役でも派遣しとけばいいんちゃいますのん?
今までずっと2人きりにしておいて、突然引き離すとか不自然極まりないですから。
それに、主人公も湊も、あっさり諦めすぎですから! 不安になるのはわかりますよ。
でも、引き離されて翌日にもう別れるとかありえませんから。
それから、これは優陽の方のシナリオにつながるんだろうけれども、共通ルートであれだけ出てきた
優陽襲撃が、結局なんだったのかもわからないですし、
そもそも「本当にやる気あるんかい?」と首をかしげたくなるほどの、ヌルい襲撃の数々は、
萌えゲーとしての雰囲気を壊さなかったという面ではプラスに働きましたが、およそシナリオを語れるような
代物ではありませんでした。
次回予告では、なんだか大変なことが起こっている!?と見せかけて、実際はたいしたことがないの繰り返しでしたね。
また、後半は「湊が兄離れしようと、決意する」「湊と主人公がやっぱり結ばれる」「湊が過去の亡霊と向き合う」
「湊と主人公が別れる→主人公がショックから立ち直り、一回り成長して湊を迎えに行く」
という話なのですが、明らかに「湊が過去の亡霊と向き合う」が浮いているような気がします。
このエピソード、他のシナリオとの兼ね合いで必要になってくるのかもしれませんが、
少なくとも湊シナリオ単体で見る限り、要らないですよね。
あれだけ怖がっていた過去の亡霊が、あっさり解決。しかも、幼少時代、心を閉ざしていた湊の心を開くようなやりとりは
描かれていませんでしたし、友達と湊が遊んだりするシーンもなし。
何のために入っていたのか……伏線のため、くらいしか思いつきません。
伏線のためといえば、砂浜で出会った美少年もそうなのでしょうが、これはまぁ単なる「幕間」みたいなものなので、
いいとしても。
そんなこんなで、あかね色に染まる丘をひとまず終えて、CLANNADに移りたいと思います。
ゲーム全体の大まかな感想についても触れたいと思います。
まずはゲーム全体について、それから湊シナリオについて触れていこうと思います。
まず、「あかね色にそまる丘」というゲームですが、まずまず面白い萌えゲーだったという感想です。
正直ESの評価を見ていると、ライターの文章力が相当ヤバそうな印象を受けたのですが、
実際には普通……つまり、べた褒めはしないけれど、特に問題があるとは思いませんでした。
学園生活はまずまず楽しく描けていましたね。30分程度のボリュームを1話という形で区切る手法も、
なかなか効果的で、飽きが来にくい良いシステムだったと思います。
他のゲームでもこの手法は見ますが、30分程度と、コンパクトに区切ったことを褒めたいです。
キャラクターは、極端な女高男低が伺えました。
優陽(漢字違うかも。ネット環境が重くて、調べるのがつらいので確認はしませんが、何かの拍子で気がつけば直します)
は最高にイイ女だったし(個人的にツンデレは、性格が悪くてウンザリするケースが多いのですが、
これは良ツンデレでした。このくらいのバランスで一つよろしくお願いします)、
湊もよくできた実妹(実妹!ここが非常に大事です!! ……変態ですみません)。
会長も、最初は地味やなーと思っていたけどなかなかどうして、にゃぱーがかわいく思えてきたし、
なごみの独特のトークはこのゲーム最大のポイントかもしれません。
つかさっちは……まぁ、嫌いじゃないですぜ。
女性陣のレベルが総じて高いと、安心して萌えられますよね。
ただ…男性陣がいかんです。
まずは、冬彦。終盤だけはまともですが、基本的にド変態で痛々しいのです。
キモヲタ様かて、ここまでキモい話題語らんわッ!
次にパパ。もうね、最低です。湊シナリオで書きますけど。
主人公は、悪くないんですけど、やっぱり湊シナリオではイマイチでした。
先生は、途中から株が上がったのですが、最初は冬彦並にどうかと思いました。
この問題をより悪化させたのは、「男性の声のみカット」という機能がないことですね。
正直、開始30分で投げずに済んだのは「冬彦と先生とパパのせりふは、読まないで飛ばそう」という英断のおかげです。
「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ」なんていうのを全部、「け」が20個。
く、け、け、け、……。と、律儀に20個を読んだりしている(なんの意味もない)ような私にとって、
この英断は正直苦渋の選択でした。どうせ読むならきちんと読みたいというのが私のスタイルなのです。
しかし、真面目に読んでたら、たぶん湊シナリオをクリアする前に投げてます。
しかも……まぁ、そんなもんでしょうけど、この3人の台詞を聞かなかったことで、
物語を読む上で全く支障が出なかったのも困りました。
まぁ、読まないと言っても、声が飛ばせないので断片的に聞こえるんですが、それだけで十分。
……それくらい、情報量が少なかったんですね。先生は途中からちゃんと読みましたし、冬彦も
一部シリアスっぽい部分のみきちんと読みましたが。
この、男性陣の体たらくが足を引っ張って、凡作の域を抜けることができなかったように思います。
絵はかわいいし、音楽も悪くない。シナリオはまぁ、湊シナリオは微妙でしたが(他も大差なさそうですが)、
テキスト自体は退屈とか不快とかではない。女性陣は十分萌える……とくれば、弱点はシナリオと男性キャラのみ。
男性キャラさえ何とかなれば……もう少し上を狙えたのになぁ。というのが、私の「あかねいろ~」の
感想です。
もちろん、湊シナリオしかクリアしていない以上、偉そうなことは言えませんけれども、共通シーンの極端に長いと
うわさのこのゲームだからこそ、大きく外れてはいないんじゃないかと思います。
次に湊シナリオについて。
まず、痛々しいところから先に書いてしまいます。
「実妹」って、なんとも背徳感があって良いですね!(ちなみに私は一人っ子)。
ギャルゲーをプレイして、「義妹」は星の数ほど見てきましたが、「ハイハイ義妹義妹」って感じで、
正直どうでもいい属性でした。でも、実妹だって意識をするとイチャイチャシーンとかでも、
「妹とイチャイチャしてるっ!」と変なアドレナリンが出て、なんでしょう。萌えとはまた違う、不思議な
興奮を味わいました(←自分でも、自分の頭が心配です)。
それから、湊の絵がすごくエッチでよいです! 絵師さん、良い仕事してますね!
ただ、声優さんは新人さんだったせいか、エッチシーンの演技は60点くらいだったのが残念です。
60点くらいということで、もっと低い声優さんもいくらでもいらっしゃるのでたたきはしませんが、
これが巧い声優さんなら、「夜明けな」の朝霧麻衣級のエロ妹が誕生したかもしれないと思うと、
やっぱり残念です。
湊のシナリオはと言いますと……ん~。パパがいけませんね。
権力があって、ガキ同然のパパが二人を引き剥がすという、ナンダカナーな展開でした。
そんなに不安なら、はじめっからお目付け役でも派遣しとけばいいんちゃいますのん?
今までずっと2人きりにしておいて、突然引き離すとか不自然極まりないですから。
それに、主人公も湊も、あっさり諦めすぎですから! 不安になるのはわかりますよ。
でも、引き離されて翌日にもう別れるとかありえませんから。
それから、これは優陽の方のシナリオにつながるんだろうけれども、共通ルートであれだけ出てきた
優陽襲撃が、結局なんだったのかもわからないですし、
そもそも「本当にやる気あるんかい?」と首をかしげたくなるほどの、ヌルい襲撃の数々は、
萌えゲーとしての雰囲気を壊さなかったという面ではプラスに働きましたが、およそシナリオを語れるような
代物ではありませんでした。
次回予告では、なんだか大変なことが起こっている!?と見せかけて、実際はたいしたことがないの繰り返しでしたね。
また、後半は「湊が兄離れしようと、決意する」「湊と主人公がやっぱり結ばれる」「湊が過去の亡霊と向き合う」
「湊と主人公が別れる→主人公がショックから立ち直り、一回り成長して湊を迎えに行く」
という話なのですが、明らかに「湊が過去の亡霊と向き合う」が浮いているような気がします。
このエピソード、他のシナリオとの兼ね合いで必要になってくるのかもしれませんが、
少なくとも湊シナリオ単体で見る限り、要らないですよね。
あれだけ怖がっていた過去の亡霊が、あっさり解決。しかも、幼少時代、心を閉ざしていた湊の心を開くようなやりとりは
描かれていませんでしたし、友達と湊が遊んだりするシーンもなし。
何のために入っていたのか……伏線のため、くらいしか思いつきません。
伏線のためといえば、砂浜で出会った美少年もそうなのでしょうが、これはまぁ単なる「幕間」みたいなものなので、
いいとしても。
そんなこんなで、あかね色に染まる丘をひとまず終えて、CLANNADに移りたいと思います。