手元に25巻くらいまであるので、集中的に読んで、順次感想をあげていきます。
著者は今野緒雪さん。
ちなみに、私は百合好き人間なので、評価は多少甘めです。
百合は特に好きでも嫌いでもない人は、1段階分(A-なら、B+。B+ならB)
下げて考えてください。
百合大嫌いな人は読まないと思うので、配慮はいらないですよね?
☆マリア様がみてる 評価 A-
「お揃いの唇(口紅)は、ちょっと照れくさくて、いっぱい嬉しかった」
の一文に萌えました。
「とっても」じゃなくて「いっぱい」というのが祐巳のかわいらしさを表していていいですね。
私だと、こういう場合、何も考えずに「とっても」を使ってしまいがちなので、こういう言語センスは見習いたいです。
☆黄薔薇革命 評価 B+
由乃さんかわいいです。……感想を書くとそれくらいしか書けないけど、
よくまとまった良いお話だったと思います。
☆いばらの森 評価 A+
表題作の「いばらの森」は、ミステリーくずれのラノベというか、普通のお話(評価B+)なんですが、
もう1本の「白い花びら」がとても切なくて気に入りました。
「いばら」が200ページ、「白い」が80ページくらいなんですけど、これが逆のボリュームだったらS評価つけていたかも。
私もどちらかというと、聖さんのように恋愛にのめりこむタイプなので(今はだいぶ改善されているはずですが)、彼女の気持ちがすごく伝わってきました。
それを考えると栞の行動はちょっとどうかと思うのですが、のめりこんで大事なことを言わせなかった聖さんの態度も悪かったはずなので、責めるのはお門違いかな。
☆ロサ・カニーナ 評価 B+
巻を重ねるごとにロサ・ギガンティアに惹かれていきます(笑)。
後は、前からわかっていたのですが、私は失恋モノに弱いです。
何事も真面目で少し堅い祥子様や裕巳もいいんですが、
私は聖と志摩子ペアの方が好きです。
もちろん、黄薔薇もいいんですけど。
☆ウァレンティーヌスの贈り物(前) 評価 B+
祥子お姉さまのヤキモチと、令さまのうっかりぶりがこの巻の見所。
ようやく祥子お姉さまの魅力に気がつき始めました。
遅すぎですかね、私。
☆ウァレンティーヌスの贈り物(後) 評価 A
ファーストデートトライアングルは、微笑ましい日常と志摩子さんの
シリアスが融合した、なかなかの出来。
紅いカードは、前編の種明かし。前編に張られた伏線が見事に回収されていて
思わずうならされてしまいました。
この巻では祥子様と志摩子さんの株がアップ。ほんと、この本は魅力的なキャラクターがたくさんでてきますね!
1冊読むごとに好きなキャラが1人ずつ増えていくというのはとても新鮮な気持ちです。
☆いとしき歳月(前) 評価 A-
いと忙し日々の隠し芸が面白かったので、ちょっと甘めのA-。
にしても、ロサ・ギガンティスやロサ・キネンシスに比べて
ロサ・フェティダのキャラがちょっと弱い気がするんですよね。
お騒がせ担当以上ではないというか。
☆いとしき歳月(後) 評価 A-
先輩が「卒業」してしまう寂しさというものを、ここまで巧く描いた作品はあまりないかもしれません。
三薔薇様、中でもロサ・ギガンティアはかなり気に入っているキャラなので、
これから先会えなくなるのがとても淋しいです。
「悲劇」を描いているわけではないのに、しんみりしまいました。
祥子様と令様の送辞もいいですね。
ただ、構成がもったいないというか、「片手だけつないで」はあまり出来がよくなかった気がしたので、それを最後に持ってきたのは失敗だった気がします。
「片手だけ」はこの巻の最初にまわして、「いつしか年を」を最後にまわしたほうが余韻が残ってよかった気がします。
著者は今野緒雪さん。
ちなみに、私は百合好き人間なので、評価は多少甘めです。
百合は特に好きでも嫌いでもない人は、1段階分(A-なら、B+。B+ならB)
下げて考えてください。
百合大嫌いな人は読まないと思うので、配慮はいらないですよね?
☆マリア様がみてる 評価 A-
「お揃いの唇(口紅)は、ちょっと照れくさくて、いっぱい嬉しかった」
の一文に萌えました。
「とっても」じゃなくて「いっぱい」というのが祐巳のかわいらしさを表していていいですね。
私だと、こういう場合、何も考えずに「とっても」を使ってしまいがちなので、こういう言語センスは見習いたいです。
☆黄薔薇革命 評価 B+
由乃さんかわいいです。……感想を書くとそれくらいしか書けないけど、
よくまとまった良いお話だったと思います。
☆いばらの森 評価 A+
表題作の「いばらの森」は、ミステリーくずれのラノベというか、普通のお話(評価B+)なんですが、
もう1本の「白い花びら」がとても切なくて気に入りました。
「いばら」が200ページ、「白い」が80ページくらいなんですけど、これが逆のボリュームだったらS評価つけていたかも。
私もどちらかというと、聖さんのように恋愛にのめりこむタイプなので(今はだいぶ改善されているはずですが)、彼女の気持ちがすごく伝わってきました。
それを考えると栞の行動はちょっとどうかと思うのですが、のめりこんで大事なことを言わせなかった聖さんの態度も悪かったはずなので、責めるのはお門違いかな。
☆ロサ・カニーナ 評価 B+
巻を重ねるごとにロサ・ギガンティアに惹かれていきます(笑)。
後は、前からわかっていたのですが、私は失恋モノに弱いです。
何事も真面目で少し堅い祥子様や裕巳もいいんですが、
私は聖と志摩子ペアの方が好きです。
もちろん、黄薔薇もいいんですけど。
☆ウァレンティーヌスの贈り物(前) 評価 B+
祥子お姉さまのヤキモチと、令さまのうっかりぶりがこの巻の見所。
ようやく祥子お姉さまの魅力に気がつき始めました。
遅すぎですかね、私。
☆ウァレンティーヌスの贈り物(後) 評価 A
ファーストデートトライアングルは、微笑ましい日常と志摩子さんの
シリアスが融合した、なかなかの出来。
紅いカードは、前編の種明かし。前編に張られた伏線が見事に回収されていて
思わずうならされてしまいました。
この巻では祥子様と志摩子さんの株がアップ。ほんと、この本は魅力的なキャラクターがたくさんでてきますね!
1冊読むごとに好きなキャラが1人ずつ増えていくというのはとても新鮮な気持ちです。
☆いとしき歳月(前) 評価 A-
いと忙し日々の隠し芸が面白かったので、ちょっと甘めのA-。
にしても、ロサ・ギガンティスやロサ・キネンシスに比べて
ロサ・フェティダのキャラがちょっと弱い気がするんですよね。
お騒がせ担当以上ではないというか。
☆いとしき歳月(後) 評価 A-
先輩が「卒業」してしまう寂しさというものを、ここまで巧く描いた作品はあまりないかもしれません。
三薔薇様、中でもロサ・ギガンティアはかなり気に入っているキャラなので、
これから先会えなくなるのがとても淋しいです。
「悲劇」を描いているわけではないのに、しんみりしまいました。
祥子様と令様の送辞もいいですね。
ただ、構成がもったいないというか、「片手だけつないで」はあまり出来がよくなかった気がしたので、それを最後に持ってきたのは失敗だった気がします。
「片手だけ」はこの巻の最初にまわして、「いつしか年を」を最後にまわしたほうが余韻が残ってよかった気がします。