著者はジョセフ・ウォンボー。評価はB+
当時現役の警察官が、等身大の警察官を描いた小説。
『あなたが警官を好むなら「センチュリアン」を読んでほしい。あなたが警官を憎むなら「センチュリアン」を読んでほしい』
と、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビューが評したらしいのですが、
これほど言い得て妙なレビューもないでしょう。
とにかく、警察官を身近に感じられる小説で、
私自身、警察官は何となく苦手・嫌いというイメージがあるのですが、
この本を読んでだいぶ印象が変わり、身近な存在として感じられるようになりました。
警察小説ということで、とっつきくいかと思ったのですが、すんなり読めたのも好印象。
欠点は、主人公が3人いるのですが、あまり個性が強くないなと感じたこと。
一人ひとり、魅力的に描けてはいるのですが、みんな同じに見えるんです。
脇役もそうで、主人公たちの恋人/奥さんや、先輩など、
一人ひとりの登場人物は魅力的なのですが、
主人公たちの恋人は恋人同士、先輩なら先輩同士、どうしても似てるんですね。
キャラの書き分けがうまくないというか、そこがちょっと不満だったかなぁ。
当時現役の警察官が、等身大の警察官を描いた小説。
『あなたが警官を好むなら「センチュリアン」を読んでほしい。あなたが警官を憎むなら「センチュリアン」を読んでほしい』
と、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビューが評したらしいのですが、
これほど言い得て妙なレビューもないでしょう。
とにかく、警察官を身近に感じられる小説で、
私自身、警察官は何となく苦手・嫌いというイメージがあるのですが、
この本を読んでだいぶ印象が変わり、身近な存在として感じられるようになりました。
警察小説ということで、とっつきくいかと思ったのですが、すんなり読めたのも好印象。
欠点は、主人公が3人いるのですが、あまり個性が強くないなと感じたこと。
一人ひとり、魅力的に描けてはいるのですが、みんな同じに見えるんです。
脇役もそうで、主人公たちの恋人/奥さんや、先輩など、
一人ひとりの登場人物は魅力的なのですが、
主人公たちの恋人は恋人同士、先輩なら先輩同士、どうしても似てるんですね。
キャラの書き分けがうまくないというか、そこがちょっと不満だったかなぁ。