試合内容は 75点
スペイン 1-0 ポルトガル
MVP CF ダビド・ビジャ(80)(スペイン)
GK イケル・カシージャス(65) エドゥアルド(80)
DF カルロス・プジョール(50) リカルド・カルバーリョ(35)
セルヒオ・ラモス(70) ファビオ・コエントラン(60)
ジェラール・ピケ(60) ブルーノ・アウベス(50)
ホアン・カプテビラ(50) リカルド・コスタ(55)
MF セルヒオ・ブスケッツ(60) ペペ(50)
ザビ・エルナンデス(70) チアゴ・メンデス(25)
ザビ・アロンソ(55) ラウール・メイレレス(35)
アンドレス・イニエスタ(60) FW クリスチアーノ・ロナウド(60)
FW フェルナンド・トーレス(60) シモン・サブローサ(20)
ダビド・ビジャ(80) ウーゴ・アウメイダ(60)
トーレス→フェルナンド・ジョレンテ(65)
ビジャ→ペドロ・ロドリゲス(?)
ザビ・アロンソ→カルロス・マルチェナ(?)
アウメイダ→ダニー(40)
シモン→リエジソン(?)
ペペ→ペトロ・メンデス(?)
スコア以上に力の差があった。初戦、最悪の状態から少しずつ少しずつ調子を上げてきたスペインは、この日ようやく優勝候補の名に相応しいパフォーマンスを見せた。特に大会序盤から絶好調のビジャがこの日も、決勝ゴールのみならず再三惜しいシュートを連発した。それをほぼ全て防いだのがポルトガルGKのエドゥアルド。両者の一騎打ちは、1ゴールを挙げたビジャに軍配が上がったが、エドゥアルドの大健闘も特筆すべきだろう。そのビジャの決勝ゴールは、イニエスタ→ザビ・エルナンデスのヒール→ビジャと、流れるようにパスが通った美しいゴールだった。
だが、そのビジャだけではなく、真に強さを感じたのはポルトガルの攻撃陣が後半ほとんど何もできなかったこと。不安視されていた守備力も、一定のレベルは保てていることを実証した。
逆にポルトガルの今大会は結局、玉虫色の大会だった。4試合で7得点1失点と聞けば、強かったように感じるだろう。しかし、北朝鮮戦に7-0と勝ったのみで、その他3試合では無得点なのである。その北朝鮮戦では、攻撃が見事に機能していただけに、攻撃力があるのだかないのだかよくわからないチームという印象だ。クリスチアーノ・ロナウド、チアゴ、メイレレスが絡んだあの攻撃力は、結局相手が北朝鮮だったからなのだろうか? そうとも言い切れないだけの輝きを、確かに見た気がしたのだが……。そのロナウドは結局、北朝鮮戦以外では輝けずに終わった。取立てて酷いパフォーマンスではなかったが、もっと上を期待していただけに、失望の大会と言えるだろう。
↓試合前に書いた記事
【適当能力査定】
スペイン代表 攻撃 A- 守備 B スペクタクル B+
注目選手 CF ダビド・ビジャ(平均採点63.3/3試合)
OH アンドレス・イニエスタ(50/2)
CB ジェラール・ピケ(61.6/3)
ポルトガル代表 攻撃 B+ 守備 A- スペクタクル B-
注目選手 WG クリスチアーノ・ロナウド(72.5/2)
SB ファビオ・コエントラン(72.5/2)
DH チアゴ・メンデス(60/2)
冴えないパフォーマンスが続いているスペイン代表は、チリ戦ではようやく中盤の構成力が回復し、明るい兆しが見えた。テクニックだけなら、今大会屈指であることを再認識させたのは確かである。だが、イニエスタ、トーレスは完全復調には程遠く、攻撃の最終局面では現状ではビジャが一人で頑張っているという印象だ。
ポルトガル代表に関しては、はっきり言って読めない。ブラジル・コートジボアールという強敵に対しては、失点をしなければいいという引きこもり省エネサッカー。北朝鮮相手には大量7点のスペクタクルゲームと、戦略的な戦い方を見せている。となると、相手がスペインということでこの試合では引きこもるのだろうか?
ブラジル戦に関しては採点をせず(あまりにもつまらなくて見る気がうせた)、北朝鮮戦のパフォーマンスが非常に良かったため、平均採点は高めに出ているが、クリスチアーノ・ロナウドが攻撃の中心だということに異論はないだろう。セルヒオ・ラモスでは彼を止めきれるとは思えないだけに、ラモスを抜いた後にロナウドが何を選択するか。パスかシュートか、パスならばそれに合わせるFWはいるのか。そのあたりがポイントになってくるだろう。
ペペをアンカーに置いた中央の守備は鉄壁であり、スペインの攻撃はやや中央に偏っていることもあって、いくらスペインといえども簡単に崩せるとは思えない。
ポルトガルがスイスの戦い方を参考にすれば、アップセットは現実に起こりうる。スペインが攻め、ポルトガルは自陣に引きこもってのカウンター。そんな展開を予想する。
スペイン 1-0 ポルトガル
MVP CF ダビド・ビジャ(80)(スペイン)
GK イケル・カシージャス(65) エドゥアルド(80)
DF カルロス・プジョール(50) リカルド・カルバーリョ(35)
セルヒオ・ラモス(70) ファビオ・コエントラン(60)
ジェラール・ピケ(60) ブルーノ・アウベス(50)
ホアン・カプテビラ(50) リカルド・コスタ(55)
MF セルヒオ・ブスケッツ(60) ペペ(50)
ザビ・エルナンデス(70) チアゴ・メンデス(25)
ザビ・アロンソ(55) ラウール・メイレレス(35)
アンドレス・イニエスタ(60) FW クリスチアーノ・ロナウド(60)
FW フェルナンド・トーレス(60) シモン・サブローサ(20)
ダビド・ビジャ(80) ウーゴ・アウメイダ(60)
トーレス→フェルナンド・ジョレンテ(65)
ビジャ→ペドロ・ロドリゲス(?)
ザビ・アロンソ→カルロス・マルチェナ(?)
アウメイダ→ダニー(40)
シモン→リエジソン(?)
ペペ→ペトロ・メンデス(?)
スコア以上に力の差があった。初戦、最悪の状態から少しずつ少しずつ調子を上げてきたスペインは、この日ようやく優勝候補の名に相応しいパフォーマンスを見せた。特に大会序盤から絶好調のビジャがこの日も、決勝ゴールのみならず再三惜しいシュートを連発した。それをほぼ全て防いだのがポルトガルGKのエドゥアルド。両者の一騎打ちは、1ゴールを挙げたビジャに軍配が上がったが、エドゥアルドの大健闘も特筆すべきだろう。そのビジャの決勝ゴールは、イニエスタ→ザビ・エルナンデスのヒール→ビジャと、流れるようにパスが通った美しいゴールだった。
だが、そのビジャだけではなく、真に強さを感じたのはポルトガルの攻撃陣が後半ほとんど何もできなかったこと。不安視されていた守備力も、一定のレベルは保てていることを実証した。
逆にポルトガルの今大会は結局、玉虫色の大会だった。4試合で7得点1失点と聞けば、強かったように感じるだろう。しかし、北朝鮮戦に7-0と勝ったのみで、その他3試合では無得点なのである。その北朝鮮戦では、攻撃が見事に機能していただけに、攻撃力があるのだかないのだかよくわからないチームという印象だ。クリスチアーノ・ロナウド、チアゴ、メイレレスが絡んだあの攻撃力は、結局相手が北朝鮮だったからなのだろうか? そうとも言い切れないだけの輝きを、確かに見た気がしたのだが……。そのロナウドは結局、北朝鮮戦以外では輝けずに終わった。取立てて酷いパフォーマンスではなかったが、もっと上を期待していただけに、失望の大会と言えるだろう。
↓試合前に書いた記事
【適当能力査定】
スペイン代表 攻撃 A- 守備 B スペクタクル B+
注目選手 CF ダビド・ビジャ(平均採点63.3/3試合)
OH アンドレス・イニエスタ(50/2)
CB ジェラール・ピケ(61.6/3)
ポルトガル代表 攻撃 B+ 守備 A- スペクタクル B-
注目選手 WG クリスチアーノ・ロナウド(72.5/2)
SB ファビオ・コエントラン(72.5/2)
DH チアゴ・メンデス(60/2)
冴えないパフォーマンスが続いているスペイン代表は、チリ戦ではようやく中盤の構成力が回復し、明るい兆しが見えた。テクニックだけなら、今大会屈指であることを再認識させたのは確かである。だが、イニエスタ、トーレスは完全復調には程遠く、攻撃の最終局面では現状ではビジャが一人で頑張っているという印象だ。
ポルトガル代表に関しては、はっきり言って読めない。ブラジル・コートジボアールという強敵に対しては、失点をしなければいいという引きこもり省エネサッカー。北朝鮮相手には大量7点のスペクタクルゲームと、戦略的な戦い方を見せている。となると、相手がスペインということでこの試合では引きこもるのだろうか?
ブラジル戦に関しては採点をせず(あまりにもつまらなくて見る気がうせた)、北朝鮮戦のパフォーマンスが非常に良かったため、平均採点は高めに出ているが、クリスチアーノ・ロナウドが攻撃の中心だということに異論はないだろう。セルヒオ・ラモスでは彼を止めきれるとは思えないだけに、ラモスを抜いた後にロナウドが何を選択するか。パスかシュートか、パスならばそれに合わせるFWはいるのか。そのあたりがポイントになってくるだろう。
ペペをアンカーに置いた中央の守備は鉄壁であり、スペインの攻撃はやや中央に偏っていることもあって、いくらスペインといえども簡単に崩せるとは思えない。
ポルトガルがスイスの戦い方を参考にすれば、アップセットは現実に起こりうる。スペインが攻め、ポルトガルは自陣に引きこもってのカウンター。そんな展開を予想する。