著者はスティーブン・キング。評価はS。
事前に映画版を見ていたので、ストーリー自体は知っていました。
あの映画は実によくできている(S評価)ので、この小説版を読まずに映画の方を見ても構わないとは思いますが、小説の方も素晴らしい出来なので良ければ両方味わってみてください。
全6冊と聞くと、とても長いように感じますが、実際全然長くありません。
1冊あたり150ページ(最終巻だけ200ページ)と薄めの上に、ページあたりの行数も14行。
ライトノベル3冊くらい(直前に読んだ『とらドラ!』は300ページ×17行)の分量です。
読むのが早い人なら休日1日で読めてしまいそうな感じです
(私の読書速度はあまり速くありませんが、休日1日+平日1日=2日で読みました)。
キングの小説では、善良な人間が虐げられる作品がいくつかあります。
私はキングの作品を7作しか読んでいないので、キングについて知ったかぶりはできませんが、
善良な超能力者が皆から迫害され、追われる『ファイアスターター』。
予知能力者の悲哀を描く『デッドゾーン』。
『ザ・スタンド』にも聾唖の若者が暴力を受けるシーンがありました。
今回の『グリーンマイル』は、『ファイアスターター』並に直球です。
悲しいです。泣けます。
キリストの磔刑に涙する。
邪悪な人々の渦に、善良な人間が呑み込まれる。
そんな物語です。
胸糞悪いだけではなく、感動できるシーン、ほのぼのとできるシーンもあります。
悪役に反撃する、胸がすっとするシーンもあります。
人間愛について思考をくゆらしながら、しみじみと涙したい方にお薦めです。
余談ですが、ジョン・コーフィーのビジュアルが、自分の中で大相撲の小錦さんで読んでいました(笑)。
超巨体だけど、穏やかそうな瞳の黒人さん。割にハマり役じゃないか(そんなことないですかね)
事前に映画版を見ていたので、ストーリー自体は知っていました。
あの映画は実によくできている(S評価)ので、この小説版を読まずに映画の方を見ても構わないとは思いますが、小説の方も素晴らしい出来なので良ければ両方味わってみてください。
全6冊と聞くと、とても長いように感じますが、実際全然長くありません。
1冊あたり150ページ(最終巻だけ200ページ)と薄めの上に、ページあたりの行数も14行。
ライトノベル3冊くらい(直前に読んだ『とらドラ!』は300ページ×17行)の分量です。
読むのが早い人なら休日1日で読めてしまいそうな感じです
(私の読書速度はあまり速くありませんが、休日1日+平日1日=2日で読みました)。
キングの小説では、善良な人間が虐げられる作品がいくつかあります。
私はキングの作品を7作しか読んでいないので、キングについて知ったかぶりはできませんが、
善良な超能力者が皆から迫害され、追われる『ファイアスターター』。
予知能力者の悲哀を描く『デッドゾーン』。
『ザ・スタンド』にも聾唖の若者が暴力を受けるシーンがありました。
今回の『グリーンマイル』は、『ファイアスターター』並に直球です。
悲しいです。泣けます。
キリストの磔刑に涙する。
邪悪な人々の渦に、善良な人間が呑み込まれる。
そんな物語です。
胸糞悪いだけではなく、感動できるシーン、ほのぼのとできるシーンもあります。
悪役に反撃する、胸がすっとするシーンもあります。
人間愛について思考をくゆらしながら、しみじみと涙したい方にお薦めです。
余談ですが、ジョン・コーフィーのビジュアルが、自分の中で大相撲の小錦さんで読んでいました(笑)。
超巨体だけど、穏やかそうな瞳の黒人さん。割にハマり役じゃないか(そんなことないですかね)