以前、ask.fmというサイトを利用していました。
これは匿名で他人に質問することが出来るという便利なサイトなのだけど、まぁ色々とあって現在利用は取りやめています。
まぁそんなわけでもうあそこには行っていないのですが、寄せられた質問の中で、このブログ向きだなと感じたものもあったので、サルベージしておこうかなと考え、記事にしてみました。
↓以下引用
SFのオールタイムベストを教えて下さい。 1位から10位まで。
これは匿名で他人に質問することが出来るという便利なサイトなのだけど、まぁ色々とあって現在利用は取りやめています。
まぁそんなわけでもうあそこには行っていないのですが、寄せられた質問の中で、このブログ向きだなと感じたものもあったので、サルベージしておこうかなと考え、記事にしてみました。
↓以下引用
SFのオールタイムベストを教えて下さい。 1位から10位まで。
ゲームやアニメを含めることも考えましたが、とりあえず小説だけにしました。
また、好きな作家ばかりを挙げるのも興ざめなので、一作家一作品にしました。1位 火星年代記 レイ・ブラッドベリ
SFに目覚めたきっかけの本。地球から火星を眺めるシーンと、火星から地球を眺めるシーンの対比が素晴らしいです。ブラッドベリの短編集なら「刺青の男」が一番好きです。2位 アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス
一番泣けたSFかもしれません。終盤は本当にヤバかったです。3位 1984年 ジョージ・オーウェル
ディストピアと聞いて真っ先に思いつくのがこの作品でした。世界観の強度が凄いです。4位 渚にて ネビル・シュート
世界崩壊モノの古典作品。しんみりと泣けました。001年(くらい)に作られたドラマ版(「end of the world」)も良かったです。5位 はだかの太陽 アイザック・アシモフ
SFミステリとしても一級ですが、人間とロボットの友情が温かくて、爽やかな感動を得られました。
シリーズもので、本作は「鋼鉄都市」の続編に当たるので、読む場合は「鋼鉄都市」から読んだ方がいいかもです。
(一応、一冊で完結はしています)6位 都市 クリフォード・シマック
人類が既にいなくなった遠い未来。犬たちが、伝説上の動物である「人間」について語る物語。暖かくてどこか寂しいお話で、印象に残りました。7位 スローターハウス5 カート・ヴォネガット
変に深刻ぶらず、人生を生きていくことの大切さを教えてくれる本。一人の人間の人生の悲喜交々を描く、読むと元気になれる作品です。8位 タウ・ゼロ ポール・アンダースン
スケールの大きさは、超弩級。宇宙船内の人間関係も地味に面白かったです。9位 精神寄生体 コリン・ウィルソン
論文調で真面目に語っていたのに、いつの間にか念動力で×(伏字)を吹っ飛ばすような話に。往年の漫画「MMR」的と言いましょうか。一見おバカな内容も、大真面目に語ってくれると、思わず引き込まれてしまう好例でした。10位 ユービック フィリップ・K・ディック
ディックはほぼ全ての作品で、「今見えているものは本当に現実なのか?」という問いをテーマにしていますが、
この作品はその中でも特に娯楽性が高く、最後まで一気に読ませてくれました。
日本のSF作品が1つも出ませんでした(候補には3つ入りましたが、10位以内には入りませんでした)。
いかに自分が日本SFについて無知なのか、再確認すると同時に、日本の作品も読まなきゃなと思いました。
↑引用ここまで
この質問に答えた後、フレドリック・ブラウンの「天の光はすべて星」にいたく感動して、今ならこれを加えるかなぁとか、「タウ・ゼロ」もいいけど、マイクル・クライトンの「ジュラシックパーク」の方が上だったかなぁとか、
更に言うなら、1950~1970年代の海外SFに読書が偏っているのですが、1980年代以降の作品も読む予定なので~
などと色々考えた結果、記事には「暫定版」とつけることにしました。
また、好きな作家ばかりを挙げるのも興ざめなので、一作家一作品にしました。1位 火星年代記 レイ・ブラッドベリ
SFに目覚めたきっかけの本。地球から火星を眺めるシーンと、火星から地球を眺めるシーンの対比が素晴らしいです。ブラッドベリの短編集なら「刺青の男」が一番好きです。2位 アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス
一番泣けたSFかもしれません。終盤は本当にヤバかったです。3位 1984年 ジョージ・オーウェル
ディストピアと聞いて真っ先に思いつくのがこの作品でした。世界観の強度が凄いです。4位 渚にて ネビル・シュート
世界崩壊モノの古典作品。しんみりと泣けました。001年(くらい)に作られたドラマ版(「end of the world」)も良かったです。5位 はだかの太陽 アイザック・アシモフ
SFミステリとしても一級ですが、人間とロボットの友情が温かくて、爽やかな感動を得られました。
シリーズもので、本作は「鋼鉄都市」の続編に当たるので、読む場合は「鋼鉄都市」から読んだ方がいいかもです。
(一応、一冊で完結はしています)6位 都市 クリフォード・シマック
人類が既にいなくなった遠い未来。犬たちが、伝説上の動物である「人間」について語る物語。暖かくてどこか寂しいお話で、印象に残りました。7位 スローターハウス5 カート・ヴォネガット
変に深刻ぶらず、人生を生きていくことの大切さを教えてくれる本。一人の人間の人生の悲喜交々を描く、読むと元気になれる作品です。8位 タウ・ゼロ ポール・アンダースン
スケールの大きさは、超弩級。宇宙船内の人間関係も地味に面白かったです。9位 精神寄生体 コリン・ウィルソン
論文調で真面目に語っていたのに、いつの間にか念動力で×(伏字)を吹っ飛ばすような話に。往年の漫画「MMR」的と言いましょうか。一見おバカな内容も、大真面目に語ってくれると、思わず引き込まれてしまう好例でした。10位 ユービック フィリップ・K・ディック
ディックはほぼ全ての作品で、「今見えているものは本当に現実なのか?」という問いをテーマにしていますが、
この作品はその中でも特に娯楽性が高く、最後まで一気に読ませてくれました。
日本のSF作品が1つも出ませんでした(候補には3つ入りましたが、10位以内には入りませんでした)。
いかに自分が日本SFについて無知なのか、再確認すると同時に、日本の作品も読まなきゃなと思いました。
↑引用ここまで
この質問に答えた後、フレドリック・ブラウンの「天の光はすべて星」にいたく感動して、今ならこれを加えるかなぁとか、「タウ・ゼロ」もいいけど、マイクル・クライトンの「ジュラシックパーク」の方が上だったかなぁとか、
更に言うなら、1950~1970年代の海外SFに読書が偏っているのですが、1980年代以降の作品も読む予定なので~
などと色々考えた結果、記事には「暫定版」とつけることにしました。