ルーマニア 1-1 スイス
主審 C
試合内容 B+
MOM SB リカルド・ロドリゲス(70)(スイス)
GK タタルシャヌ(55) ゾマー(65)
DF ラト(50) ジュルー(65)
キリケシュ(55) リヒトシュタイナー(55)
グレゴリ(45) リカルド・ロドリゲス(70)
サプナル(55) シェア(65)
MF ピンティリ(60) グラニト・ジャカ(65)
トルジェ(60) メーメディ(70)
プレペリツァ(40) シャキリ(45)
スタンク(60) ジュマイリ(65)
キプチュ(55) ベーラミ(60)
FW ケセル(30) セフェロビッチ(45)
監督 ヨルダネスク B- ペトロビッチ B-
【ル】 ピンティリ(60)→ホバン(50)
ラト(50)→フィリップ ?
スタンク(60)→アンドネ ?
【ス】 セフェロビッチ(45)→エムボロ(50)
ジュマイリ(65)→ラング B
シャキリ(45)→タラシャイ ?
試合は圧倒的にスイスが支配。攻めに攻めたが、結果は1-1の引き分けだった。
とはいえルーマニアのゴールは開幕戦と同じくPKによるもの。
それも今回に関してはかなり微妙な判定だった。
確かにリヒトシュタイナーがキプチュのユニフォームを引っ張っているのは確かなのだが、
それを言うならその直前にケセルがシェアのユニフォームを引っ張っており、PKではなくまずルーマニアの
ファウルを取るべきだった。
その他にも2、3、首を傾げる些細なジャッジミスがあり、主審の印象はあまり良くない。
後半も展開は変わらず、終始スイスがルーマニアを圧倒するも、メーメディの1ゴールに留まり、それぞれ勝ち点1を分け合う結果に。
スイスはこれで勝ち点4。成績の良い3位チームもベスト16に進出できる今大会のレギュレーションでは、
ほぼベスト16進出を決めたと言って良いだろう
(同じレギュレーションで行われた1986.90.94年のワールドカップで、勝ち点4を得た3位チームが敗退してしまったケースはない。94年のノルウェーは勝ち点4を得ながら最下位に沈んだが、スイスが最下位に沈む可能性もない)。
ルーマニアもまたベスト16進出に望みをつなぐ勝ち点1。とはいえ、守備しか出来ないこのチームが
トーナメントに行ってもどうなんだろうか……。
【ルーマニア】
フランス戦とメンバーを数人入れ替えたが、その中でもトルジェとキプチェ、2人のドリブラーはなかなか可能性を感じるプレイを見せていた。
……というかこの2人にしか可能性を感じなかったと言った方が正しい。
【スイス】
試合内容では完勝だが、そこで勝てないのはスイスの欠点だ。
重度の決定力不足を患う前線は、この日も不発。
近年ビッグトーナメントに頻繁に顔を見せるスイスだが、どの大会でも前線がからっきしなのだ。
この日はエースのシャキリも完全に不発。これではなかなかゴールも遠い。
中盤で完全に主導権を握れたのは特にジャカとジュマイリの力が大きく、湿り気味だったサイドアタッカーのメーメディもゴールを決めてからは活力を取り戻した。
MVPはリカルド・ロドリゲス。リヒトシュタイナーも含めて、SBのオーバーラップがスイスの攻撃に厚みをもたらしている。
これもまた、今大会に限った事ではない。
結局、2014年ワールドカップから、スイスは全く印象が変わらない。
鉄壁とまでは言わないもののそれなりに強度の高い守備陣。オーバーラップを得意とする両SB。
それなりの支配力を持つ中盤。そして、しけりきった前線である。
この前線に火がつかない限り、スイスはいつまで経っても「ベスト16で姿を消す好チーム」のままだろう。
もっとも、そんなスイスのサッカーが個人的には割と気に入っていたりもするのだが……。
主審 C
試合内容 B+
MOM SB リカルド・ロドリゲス(70)(スイス)
GK タタルシャヌ(55) ゾマー(65)
DF ラト(50) ジュルー(65)
キリケシュ(55) リヒトシュタイナー(55)
グレゴリ(45) リカルド・ロドリゲス(70)
サプナル(55) シェア(65)
MF ピンティリ(60) グラニト・ジャカ(65)
トルジェ(60) メーメディ(70)
プレペリツァ(40) シャキリ(45)
スタンク(60) ジュマイリ(65)
キプチュ(55) ベーラミ(60)
FW ケセル(30) セフェロビッチ(45)
監督 ヨルダネスク B- ペトロビッチ B-
【ル】 ピンティリ(60)→ホバン(50)
ラト(50)→フィリップ ?
スタンク(60)→アンドネ ?
【ス】 セフェロビッチ(45)→エムボロ(50)
ジュマイリ(65)→ラング B
シャキリ(45)→タラシャイ ?
試合は圧倒的にスイスが支配。攻めに攻めたが、結果は1-1の引き分けだった。
とはいえルーマニアのゴールは開幕戦と同じくPKによるもの。
それも今回に関してはかなり微妙な判定だった。
確かにリヒトシュタイナーがキプチュのユニフォームを引っ張っているのは確かなのだが、
それを言うならその直前にケセルがシェアのユニフォームを引っ張っており、PKではなくまずルーマニアの
ファウルを取るべきだった。
その他にも2、3、首を傾げる些細なジャッジミスがあり、主審の印象はあまり良くない。
後半も展開は変わらず、終始スイスがルーマニアを圧倒するも、メーメディの1ゴールに留まり、それぞれ勝ち点1を分け合う結果に。
スイスはこれで勝ち点4。成績の良い3位チームもベスト16に進出できる今大会のレギュレーションでは、
ほぼベスト16進出を決めたと言って良いだろう
(同じレギュレーションで行われた1986.90.94年のワールドカップで、勝ち点4を得た3位チームが敗退してしまったケースはない。94年のノルウェーは勝ち点4を得ながら最下位に沈んだが、スイスが最下位に沈む可能性もない)。
ルーマニアもまたベスト16進出に望みをつなぐ勝ち点1。とはいえ、守備しか出来ないこのチームが
トーナメントに行ってもどうなんだろうか……。
【ルーマニア】
フランス戦とメンバーを数人入れ替えたが、その中でもトルジェとキプチェ、2人のドリブラーはなかなか可能性を感じるプレイを見せていた。
……というかこの2人にしか可能性を感じなかったと言った方が正しい。
【スイス】
試合内容では完勝だが、そこで勝てないのはスイスの欠点だ。
重度の決定力不足を患う前線は、この日も不発。
近年ビッグトーナメントに頻繁に顔を見せるスイスだが、どの大会でも前線がからっきしなのだ。
この日はエースのシャキリも完全に不発。これではなかなかゴールも遠い。
中盤で完全に主導権を握れたのは特にジャカとジュマイリの力が大きく、湿り気味だったサイドアタッカーのメーメディもゴールを決めてからは活力を取り戻した。
MVPはリカルド・ロドリゲス。リヒトシュタイナーも含めて、SBのオーバーラップがスイスの攻撃に厚みをもたらしている。
これもまた、今大会に限った事ではない。
結局、2014年ワールドカップから、スイスは全く印象が変わらない。
鉄壁とまでは言わないもののそれなりに強度の高い守備陣。オーバーラップを得意とする両SB。
それなりの支配力を持つ中盤。そして、しけりきった前線である。
この前線に火がつかない限り、スイスはいつまで経っても「ベスト16で姿を消す好チーム」のままだろう。
もっとも、そんなスイスのサッカーが個人的には割と気に入っていたりもするのだが……。