ゲームの中盤あたりまで進むと、スーパーアレフガルド全体を(あなたの勢力も含めて)
3つか4つの超大国が支配する構図になってくる事と思います。
僕は2回やり直したので、中盤までなら都合3回プレイしているわけですが、
3回ともそうなったので多分そうなります。サンプル少なすぎ
今までは小勢力を併呑していけば良かったので楽でしたが、そうも言っていられません。
超大国同士の死闘が繰り広げられる事になります。
☆処刑! 処刑! また処刑!
ここで問題になってくるのが敵の物量です。
敵CPUは基本的に武将を殺しません。
そのため、超大国の抱える武将数・兵士数はとてつもない規模に膨れ上がります。
酷い時になると、モブ武将を300人抱えていたりしました(実話です)
普通のゲームなら、武将を捕まえて登用してしまえば、こちらの戦力は増えて敵の勢力は落ちます。
いわばセオリーなわけですが、このゲームではやめた方が良いと思います。
給料がとても払いきれなくなるからです。完全に赤字です。
では解放するのか?
中盤まではそれでも構いません。
しかし超大国の武将を捕まえては解放していては、いつまで経っても敵の戦力は減りません。
モブ武将でローテーションを組んで毎月のように攻め込んでくるのです。
まさに終わりなき戦いになります。
そこで……『処刑』の出番です。
毎月のように大国が侵略してくると思いますが、ひたすら捕まえて捕まえて『処刑』してください。
4ターン経つと勝手に解放してしまうので、とにかく急いで処刑してください。
処刑は本国でしか出来ない上に、行動力を20も使うので、徴兵&訓練をやりながらではできません。
最前線ではない国に本国(という名の処刑室)を置き、処刑に専念してください。
処刑プレイを始めても終わりがないように思われますが、報われる日は来ます。
このゲームは『竜王の配下のアークデーモン』を除き、一度処刑したキャラは復活しません。
アークデーモンだけは(ガーゴイルとかもそうかもしれない。おにこんぼう、などの幹部クラスのモンスターは復活しない。人間も復活しません)
処刑を繰り返していくうちに、敵の武将の数は少しずつ少しずつ減っていきます。
挫けそうになる時もありますが、諦めないで、やり遂げてください!
その先に全国統一が、そして竜王との最終決戦があなたを待っています!
処刑の際に、注意すべきポイントがあります。
それは、『忠誠度が100未満の配下は、敵を処刑するたびに忠誠度が下がる』という事です。
忠誠度は絶対に100! と書いたのはそれが理由です。
処刑カーニバルを開催し始めると、面白いように配下の忠誠度が下がっていきます。
挙句の果てには謀反、離反の嵐です(それで僕はプレイを辞めました)。
99ではダメなのです。
処刑を見越して、最初から配下の忠誠度は全員100に上げておきましょう。
また、処刑室の中に重要な武将(原作つきの武将)が紛れ込んでいる事があります。
このキャラに関してはもちろん登用します。そしてなるべく急いで忠誠度を100まで上げてください。
忠誠度が100になるまではいったん処刑作業はストップします。
処刑は後回しにしない。あと3ターンもあるから大丈夫、などと油断しない事。
いつ敵が攻めてきて処刑室が埋まるかわかりませんし、いつ重要なキャラが仲間になるとも限りません。
☆忠誠度100ボーナスの使いどころ
『最大兵数を50増やす』、『最大SPを増やす』、『全能力を10増やす』、『地形適正をSにする』
の4つから選びます。
この中で、どう考えてもNGなのが『全能力を10増やす』でしょうか。
10くらい、種を買い込めばどうとでもなります。
せっかくのボーナスですから、SPや地形適正Sのような、他の手段ではできない強化に使うべきでしょう。
僕自身は地形適正に割きました。水の多いマップで、水適性をSにして敵の側面をついたり、
海に浮きながら思う存分、陸にいる敵に魔法攻撃をしたりと、非常に使い勝手が良いからです。
色々と迷うと思いますが、ボーナスなしでも先に進めるうちは焦って使わずに、
ここぞという時のために取っておいてもいいかもしれません。
一度選んでしまうと、キャンセルできませんので……。
☆使えるスキル
折に触れてぽつぽつと書いた気もしますが、『ザオラル』が最重要スキルです。
補助系の最重要はゲルダの使う『ピオリム』でしょうか。『バイキルト』もあると便利かな。
なくても大丈夫ですが。
攻撃系は、SPを大量に使う技は大体強いです。『イオナズン』とか『ギガスラッシュ』とか『獣王激烈掌』とか『閃光烈火拳』(アリーナ)とか
(ちなみにマァムの『閃華烈光拳』とは違う技ですw 似てるけど)。
中でもヒュンケルの『グランドクロス』は、防御力無視で100近くのダメージを叩き込める技です(力の種のドーピングでは100以上も可能)。
ラスボス、竜王のHPは120なので、『グランドクロス』だけで瀕死にできます。
付け加えておきますと、原作と違って、竜王は変身しません。
このあたりまで来た人たちは、自分なりのお気に入り強スキルをお持ちだと思うので、
それで戦ってください。
☆竜王戦の注意
このゲームの最終目標は『全国統一すること』ではありません。
あくまでも『竜王を倒すこと』です。
ですので、アークデーモンの襲撃も、最終盤、竜王の幹部をある程度始末して
いよいよ本丸に乗り込むような段階に至っては、無視しちゃって構いません。
アークデーモンの襲撃で選ばれる土地は、恐らく完全なランダムです。
それに備えて50カ国に完全防備を敷くのは無理ゲーですので、当然「取られてから、取り返しに行く」
事になると思います。
しかし、まぁ面倒くさいですよね。アークデーモンは無限に湧きますし。
なので最後の詰めの段階ではスルーでOKという事を覚えておいてください。
最後まで苦しめられるアークデーモン軍団は、基本的に魔法が効かない(というかメラ系とイオ系に強いんだっけかな)ので、魔法使い系は戦力になりません。
戦闘の際のご参考に。
☆総評
ドラクエ麻雀の名作を送り出してきた同人サークル Splush waveの最新作。
ドラクエで国取りSLGをやる、という試みは実に面白かったのですが、いかんせん完成度がかなり低いと言わざるを得ません。
それを反映してか、批評空間を含め、ネットでも悪評をいくつか拝見しました。
まさに皆さん言われていることその通りであり、頷かざるを得ない状況です。
特に人材登用の不備や、大量処刑を迫られる収支のバランス(と大量のモブキャラ武将)は酷いと思います。
私自身も、一度挫折し、「こんなゲームもうやらねぇよ!」と思って途中感想を批評空間に投稿いたしました。
しかし、謎の中毒性があるのも事実。
「やっぱり、最後までやりたい」と初めからやり直し、
行きついた先は『少数精鋭の忠誠度100+大量処刑=クリア』の方程式でした。
終りなき処刑祭りに休日1日(のうちの5時間ぐらい)が溶け、挫けかけた事も1度や2度ではありませんでした。
中盤で詰んだため、2度もゲームをやり直し、3度目の正直でした。
「こんなシリーズではなく、麻雀系ゲームを作ってほしい」とか、「一発ネタでしょうが」のような
感想も目にします。
ですが……Splush waveはゲーム制作のベテランです。
今までも面白い作品を数多く私たちの元に届けてくれました。
ドラクエ麻雀は面白いと思いますが、さすがにもう5作(全部で6作ですが、初代ドラゴン麻雀は別ゲーなので除外)。面白い中にもマンネリを感じます(それでも楽しいですが)。
このゲームは、客観的に言ってクソゲーに限りなく近いと思います。
しかしその中に、光るものがあったのも事実。
完成度が低いということは、これから大いに改良の余地があるということでもあります。
改良前の本作でも、2度も途中からやり直し、総プレイ時間40時間近くを捧げ、
更に1万文字の感想を書いてしまった私です。
国取りSLG+エロゲ+原作オールスターという組み合わせも、私自身は初めてであり、
こんなゲームがやりたかった、と前から思っていたところでもあります。
国取りSLGの魅力。それは人材集めと適材配所の魅力でもあります。
そこに、魅力的な原作付きのキャラが登場するとくれば、たまらなく惹きつけられるものがあります。
(ドラクエじゃなくても。FFとか、あるいはスパロボ的なやつとか、ジャンプキャラオールスターとかラノベオールスターとか何でもいいですw ただ、できれば僕が知っている元作品でお願いしますw)
もし、この「竜王ちゃんの野望」が改良された
「竜王ちゃん(ハーゴンちゃんの野望でも、ケフカちゃんの野望でもいいですw)の野望2」が発売されたら……
それはきっと、今までのドラゴン麻雀とはまた別の魅力を持った、
新シリーズが誕生することになります。
個人的には、1作だけで終わらせてほしくない!
是非、今回の反省を活かして、もっともっと面白い「竜王ちゃんの野望2」を作ってほしい!
商業ではないので解りませんが、続編を待ち望む人の声が少しでもあがれば、サークルも乗り気になってくれるかもしれません。
そのためにも、本作を途中で挫折してしまいそうな人へのヒントが必要だ、と思い、
不備だらけではありますが、筆をとらせていただきました。
長文をお読みいただき、本当にありがとうございました。
3つか4つの超大国が支配する構図になってくる事と思います。
僕は2回やり直したので、中盤までなら都合3回プレイしているわけですが、
3回ともそうなったので多分そうなります。
超大国同士の死闘が繰り広げられる事になります。
☆処刑! 処刑! また処刑!
ここで問題になってくるのが敵の物量です。
敵CPUは基本的に武将を殺しません。
そのため、超大国の抱える武将数・兵士数はとてつもない規模に膨れ上がります。
酷い時になると、モブ武将を300人抱えていたりしました(実話です)
普通のゲームなら、武将を捕まえて登用してしまえば、こちらの戦力は増えて敵の勢力は落ちます。
いわばセオリーなわけですが、このゲームではやめた方が良いと思います。
給料がとても払いきれなくなるからです。完全に赤字です。
では解放するのか?
中盤まではそれでも構いません。
しかし超大国の武将を捕まえては解放していては、いつまで経っても敵の戦力は減りません。
モブ武将でローテーションを組んで毎月のように攻め込んでくるのです。
まさに終わりなき戦いになります。
そこで……『処刑』の出番です。
毎月のように大国が侵略してくると思いますが、ひたすら捕まえて捕まえて『処刑』してください。
4ターン経つと勝手に解放してしまうので、とにかく急いで処刑してください。
処刑は本国でしか出来ない上に、行動力を20も使うので、徴兵&訓練をやりながらではできません。
最前線ではない国に本国(という名の処刑室)を置き、処刑に専念してください。
処刑プレイを始めても終わりがないように思われますが、報われる日は来ます。
このゲームは『竜王の配下のアークデーモン』を除き、一度処刑したキャラは復活しません。
アークデーモンだけは(ガーゴイルとかもそうかもしれない。おにこんぼう、などの幹部クラスのモンスターは復活しない。人間も復活しません)
処刑を繰り返していくうちに、敵の武将の数は少しずつ少しずつ減っていきます。
挫けそうになる時もありますが、諦めないで、やり遂げてください!
その先に全国統一が、そして竜王との最終決戦があなたを待っています!
処刑の際に、注意すべきポイントがあります。
それは、『忠誠度が100未満の配下は、敵を処刑するたびに忠誠度が下がる』という事です。
忠誠度は絶対に100! と書いたのはそれが理由です。
処刑カーニバルを開催し始めると、面白いように配下の忠誠度が下がっていきます。
挙句の果てには謀反、離反の嵐です(それで僕はプレイを辞めました)。
99ではダメなのです。
処刑を見越して、最初から配下の忠誠度は全員100に上げておきましょう。
また、処刑室の中に重要な武将(原作つきの武将)が紛れ込んでいる事があります。
このキャラに関してはもちろん登用します。そしてなるべく急いで忠誠度を100まで上げてください。
忠誠度が100になるまではいったん処刑作業はストップします。
処刑は後回しにしない。あと3ターンもあるから大丈夫、などと油断しない事。
いつ敵が攻めてきて処刑室が埋まるかわかりませんし、いつ重要なキャラが仲間になるとも限りません。
☆忠誠度100ボーナスの使いどころ
『最大兵数を50増やす』、『最大SPを増やす』、『全能力を10増やす』、『地形適正をSにする』
の4つから選びます。
この中で、どう考えてもNGなのが『全能力を10増やす』でしょうか。
10くらい、種を買い込めばどうとでもなります。
せっかくのボーナスですから、SPや地形適正Sのような、他の手段ではできない強化に使うべきでしょう。
僕自身は地形適正に割きました。水の多いマップで、水適性をSにして敵の側面をついたり、
海に浮きながら思う存分、陸にいる敵に魔法攻撃をしたりと、非常に使い勝手が良いからです。
色々と迷うと思いますが、ボーナスなしでも先に進めるうちは焦って使わずに、
ここぞという時のために取っておいてもいいかもしれません。
一度選んでしまうと、キャンセルできませんので……。
☆使えるスキル
折に触れてぽつぽつと書いた気もしますが、『ザオラル』が最重要スキルです。
補助系の最重要はゲルダの使う『ピオリム』でしょうか。『バイキルト』もあると便利かな。
なくても大丈夫ですが。
攻撃系は、SPを大量に使う技は大体強いです。『イオナズン』とか『ギガスラッシュ』とか『獣王激烈掌』とか『閃光烈火拳』(アリーナ)とか
(ちなみにマァムの『閃華烈光拳』とは違う技ですw 似てるけど)。
中でもヒュンケルの『グランドクロス』は、防御力無視で100近くのダメージを叩き込める技です(力の種のドーピングでは100以上も可能)。
ラスボス、竜王のHPは120なので、『グランドクロス』だけで瀕死にできます。
付け加えておきますと、原作と違って、竜王は変身しません。
このあたりまで来た人たちは、自分なりのお気に入り強スキルをお持ちだと思うので、
それで戦ってください。
☆竜王戦の注意
このゲームの最終目標は『全国統一すること』ではありません。
あくまでも『竜王を倒すこと』です。
ですので、アークデーモンの襲撃も、最終盤、竜王の幹部をある程度始末して
いよいよ本丸に乗り込むような段階に至っては、無視しちゃって構いません。
アークデーモンの襲撃で選ばれる土地は、恐らく完全なランダムです。
それに備えて50カ国に完全防備を敷くのは無理ゲーですので、当然「取られてから、取り返しに行く」
事になると思います。
しかし、まぁ面倒くさいですよね。アークデーモンは無限に湧きますし。
なので最後の詰めの段階ではスルーでOKという事を覚えておいてください。
最後まで苦しめられるアークデーモン軍団は、基本的に魔法が効かない(というかメラ系とイオ系に強いんだっけかな)ので、魔法使い系は戦力になりません。
戦闘の際のご参考に。
☆総評
ドラクエ麻雀の名作を送り出してきた同人サークル Splush waveの最新作。
ドラクエで国取りSLGをやる、という試みは実に面白かったのですが、いかんせん完成度がかなり低いと言わざるを得ません。
それを反映してか、批評空間を含め、ネットでも悪評をいくつか拝見しました。
まさに皆さん言われていることその通りであり、頷かざるを得ない状況です。
特に人材登用の不備や、大量処刑を迫られる収支のバランス(と大量のモブキャラ武将)は酷いと思います。
私自身も、一度挫折し、「こんなゲームもうやらねぇよ!」と思って途中感想を批評空間に投稿いたしました。
しかし、謎の中毒性があるのも事実。
「やっぱり、最後までやりたい」と初めからやり直し、
行きついた先は『少数精鋭の忠誠度100+大量処刑=クリア』の方程式でした。
終りなき処刑祭りに休日1日(のうちの5時間ぐらい)が溶け、挫けかけた事も1度や2度ではありませんでした。
中盤で詰んだため、2度もゲームをやり直し、3度目の正直でした。
「こんなシリーズではなく、麻雀系ゲームを作ってほしい」とか、「一発ネタでしょうが」のような
感想も目にします。
ですが……Splush waveはゲーム制作のベテランです。
今までも面白い作品を数多く私たちの元に届けてくれました。
ドラクエ麻雀は面白いと思いますが、さすがにもう5作(全部で6作ですが、初代ドラゴン麻雀は別ゲーなので除外)。面白い中にもマンネリを感じます(それでも楽しいですが)。
このゲームは、客観的に言ってクソゲーに限りなく近いと思います。
しかしその中に、光るものがあったのも事実。
完成度が低いということは、これから大いに改良の余地があるということでもあります。
改良前の本作でも、2度も途中からやり直し、総プレイ時間40時間近くを捧げ、
更に1万文字の感想を書いてしまった私です。
国取りSLG+エロゲ+原作オールスターという組み合わせも、私自身は初めてであり、
こんなゲームがやりたかった、と前から思っていたところでもあります。
国取りSLGの魅力。それは人材集めと適材配所の魅力でもあります。
そこに、魅力的な原作付きのキャラが登場するとくれば、たまらなく惹きつけられるものがあります。
(ドラクエじゃなくても。FFとか、あるいはスパロボ的なやつとか、ジャンプキャラオールスターとかラノベオールスターとか何でもいいですw ただ、できれば僕が知っている元作品でお願いしますw)
もし、この「竜王ちゃんの野望」が改良された
「竜王ちゃん(ハーゴンちゃんの野望でも、ケフカちゃんの野望でもいいですw)の野望2」が発売されたら……
それはきっと、今までのドラゴン麻雀とはまた別の魅力を持った、
新シリーズが誕生することになります。
個人的には、1作だけで終わらせてほしくない!
是非、今回の反省を活かして、もっともっと面白い「竜王ちゃんの野望2」を作ってほしい!
商業ではないので解りませんが、続編を待ち望む人の声が少しでもあがれば、サークルも乗り気になってくれるかもしれません。
そのためにも、本作を途中で挫折してしまいそうな人へのヒントが必要だ、と思い、
不備だらけではありますが、筆をとらせていただきました。
長文をお読みいただき、本当にありがとうございました。