宮穂の祖父、ウィリアム・エルガーはイギリス人教師。
南栄生島で六条家のお嬢さま、みやこ(後で確認)に請われ、家庭教師も務める事に。
鈍感で、どこかヌケているエルガー氏に、(戦前の女性という事もあり)控えめではあるもののアタックを敢行するみやこ。
そして、二人は泪島で結ばれる。
そんな祖母の日記を読んだ宮穂は、気になる先輩、星野航を泪島に誘う。
遥か昔、異国人とお嬢さまのロマンあふれる恋愛をなぞるかのように。
泪島で結ばれた2人。
だが、航との将来を宮穂は諦めていた。
祖父と祖母のように、現実はなかなかうまくいかない。
ゆくゆくは六条のお嬢さまとして相応しい婿を取り、航との初恋は綺麗な思い出として胸にしまう。
『夏休み』が終わったら、『現実』が始まる。
そんな諦めを、航に見透かされた宮穂は、自ら寮を出、お屋敷に引きこもってしまう。
宮穂を説得するため、航は不可能と思われた、六条紀一郎ゆかりの品をほぼ全て集める。
そんな航の行動に胸を打たれた宮穂は寮に帰り、残り少ない時間を楽しく過ごす。
六条コレクションを全て集めた航の姿は、宮穂に『諦めなければ何でも叶う』という前向きな夢を与え、そして5年後、二人は再開する。
まだ六条家に完全に認められたわけではないけれど、着実に、確実に、航は六条家に受け入れられ始めた……。
☆宮穂ルート 評価
南栄生島で六条家のお嬢さま、みやこ(後で確認)に請われ、家庭教師も務める事に。
鈍感で、どこかヌケているエルガー氏に、(戦前の女性という事もあり)控えめではあるもののアタックを敢行するみやこ。
そして、二人は泪島で結ばれる。
そんな祖母の日記を読んだ宮穂は、気になる先輩、星野航を泪島に誘う。
遥か昔、異国人とお嬢さまのロマンあふれる恋愛をなぞるかのように。
泪島で結ばれた2人。
だが、航との将来を宮穂は諦めていた。
祖父と祖母のように、現実はなかなかうまくいかない。
ゆくゆくは六条のお嬢さまとして相応しい婿を取り、航との初恋は綺麗な思い出として胸にしまう。
『夏休み』が終わったら、『現実』が始まる。
そんな諦めを、航に見透かされた宮穂は、自ら寮を出、お屋敷に引きこもってしまう。
宮穂を説得するため、航は不可能と思われた、六条紀一郎ゆかりの品をほぼ全て集める。
そんな航の行動に胸を打たれた宮穂は寮に帰り、残り少ない時間を楽しく過ごす。
六条コレクションを全て集めた航の姿は、宮穂に『諦めなければ何でも叶う』という前向きな夢を与え、そして5年後、二人は再開する。
まだ六条家に完全に認められたわけではないけれど、着実に、確実に、航は六条家に受け入れられ始めた……。
☆宮穂ルート 評価
航 B+
宮穂 B+
シナリオ B-
羨ましさ B
青春度 A-
Hシーン A-
全ルートの中でもかなり『クラシックな古典恋愛』色が強いストーリー。
執事のぞんざいな扱いや、完璧なハッピーエンドではない(かと言ってバッドでもない)微妙なエンドなど、色々微妙な点も多いが、
南栄生島に息づく六条紀一郎&みやこの伝説に重ねるように描かれる、星野航&六条宮穂のロマンスは
良い意味で時代性を感じさせない。
時の流れに取り残された南栄生島の『ネバーランド』感が出たストーリーと言える。
紗衣里ルート以上に『以前の姿のまま』おとぎ話の続きを展開する宮穂ルートは、
果たして作品全体のテーマに沿ったものと言えるのだろうか?
いや、言えるのだろう。
ネバーランドから『卒業しない』ルートがあったって良い。そんな気持ちもあるにはある。
それにしても、(現)六条家の描かれ方がぞんざいに過ぎるきらいはあるが……。
将来結婚さえしなければ、お嬢さまが処女を散らすだけじゃなく中出しされても平気なんすね(苦笑)
いくら堕胎技術が進んでいる現代とはいえ、かなり大きな違和感がありました。