2022年09月

「ドラゴンファンタジー2:100パッチ」プレイ中

ドラクエとFFのキャラクターが100人仲間になる、大型フリーゲーム「ドラゴンファンタジー2」をプレイし始めてしまいました。

フリーゲームの類は実はあまりやらない人間なので、割とナメてかかってたんですが、これは壮絶な時間泥棒感がひしひしとするので、先に報告記事を書かせていただきましたw



僕がプレイしているのは、
ドラクエは1~8、(11)
FFは4~10-2、タクティクス
なので、そのキャラクターだけを使ってプレイしたいと思います。
それだけでも多分70~80人ぐらいいるんで……。

ドラクエ11に関しては未プレイなんですが、将来的にニンテンドースイッチを買ったらプレイしようと思っているので、特例枠にしています。


仲間になってくれたキャラは、みんな育てたいという僕の変わった性癖(今回は、知っているキャラのみに絞りますが、それでも)のせいで、
クリアまでに何十時間かかるかわかりませんw
50時間は覚悟してます。


オールスターゲームなので、ストーリーにはあまり期待が持てませんが、
ベーシックなRPGとしての面白さは、正直有料のクソゲーをやるよりも全然楽しいですね。


ただ、自分なり攻略記事とかは書くかもですが、日々進捗をお伝えするようなゲームでもないので、
『生存報告』記事の内容が少なかったら、
「こいつドラゴンファンタジー2」やってんな? と思ってくださいw


キャラ特性(自分用まとめ)

暫定的に、役に立ちそうなキャラを青字に。
今のところ使えないキャラを赤字にします(使い方次第なので、異論は認めます。特に忍者やティファ)

☆戦士系→パーティーに最低1人は欲しい、戦士系。HPが高く、頼れる存在。

ライアン(DQ4)→割と強い。
クラウド(FF7)→戦士。
アーロン(FF10)→引き出すがある。かなり強い。
ローㇾ(DQ2→みだれうちが結構便利。
パイン(FF10-2)→暗黒券を覚えると、そこそこ強くなる。「シメる」も強い。
ヤンガス(DQ8)→そこそこ強いが、ライアン・アーロン・ローㇾや、魔法戦士に代えて使うほどかどうかは謎。
バッツ(FF5)→ものまねが使える戦士?? 今のところただの戦士。
ラムザ(FFT)→意外にもガッツリ盾役系のスキルを持った戦士。でもそれだけなんだよなぁ。
ファリス(FF5)→ハリケーンなどの小技が使える戦士。
アイラ(DQ6)→軽戦士というか、そこそこスピードがある戦士。その分、攻撃は軽め。
スコール(FF8)→連続剣は目押しが面倒くさいが、強い。
メルビン(DQ7)→必殺剣を使えるので、カイエンみたいな性能になっている。必殺県のチャージ時間が長すぎ。
テリー(DQ6)→真空波は便利。
サンチョ(DQ5)→たかがサンチョ、と思いきや強い。
カイン(FF4)→竜騎士

☆魔法戦士系→戦士枠を満たしながら、魔法も使える便利屋さん。

勇者(DQ4)→魔法剣・白魔法が使えるので強い。
ティーダ(FF10)→時魔法が使える戦士。メインアタッカーではないが、一人二役がこなせる。
ククール(DQ8→僧侶戦士。結構使える。
グレイヴ(DQ11)→僧侶戦士。ククールに似ているが、ククールよりHPが高く、MPや魔力が低いので、白魔法の効果には期待しづらい。
アグリアス(FFT)→僧侶戦士。聖剣技も強い。
セシル(FF4)→僧侶戦士。
ゴルベーザ(FF4)→黒魔法が使える戦士。強い。
ピサロ(DQ4)→黒魔法も使え、冥の剣も使えるエリート。強い。
サイファー(FF8)→全体に混乱を与える技が強い。ライバルのはずのスコールより圧倒的に強い。


☆武闘家→スピード重視の攻撃系だが、守りは弱め。今のところちょっと使いづらい。

アリーナ(DQ4)→オーソドックスな武闘家の中では一番強い気がする。
ティファ(FF7)→正直あまり強くない。
マルティナ(DQ11)→オーソドックスな武闘家。ピンクタイフーンは強い。
ガボ(DQ7)→ちょっと変わった武闘家。
ハッサン(DQ6)→マッシュ枠。トロくなったので、必殺技コマンド入力したくないから戦力外w
ボロンゴ(DQ5)→ドランいるのに今更きみが仲間になるの? いなづまなどはまぁ使える。


☆白魔導士→回復役は1人は必ず入れたい。できれば魔法戦士(白)も入れて2人。

クリフト(DQ4)→祈るが使える。バランス型。
フローラ(DQ5)→クリフトの下位互換な気がしたけど、クリフトより先にフバーハを覚えるので、意外と活躍する。
エアリス(FF7)→テンペストで攻撃もできる白魔導士だが、フバーハを覚えないのがつらい
ユウナ(FF10)→召喚魔法も使える白魔導士だが、召喚魔法のMP消費がエグイので、回復役をこなすだけのMPが残らない。
エーコ(FF9)→召喚士兼、白魔導士。ユウナに似てる。
チャモロ(DQ6)→ランダムなのが玉に瑕だが、特殊スキル「地形」が強い白魔導士。
ミネア(DQ4)→特殊スキル「うらない」が役に立たないが、まぁ白魔法だけでも使えるっちゃ使える。
フォズ(DQ7)→召喚が使える白魔導士。やまたのおろちが地味に強い。
セーニャ(DQ11)→白魔導士。マトラの竪琴の威力も高いので、ここぞという時には攻撃役にも。
サマル(DQ2)→原作と違い、エリート白魔導士。
セティア(DQ?)→白魔導士。
ヤ・シュトラ(FF?)→白魔導士。
セラフィ(DQ?)→白魔導士。
パンネラ(FF12 )→白魔導士だけど、MPが低い。
ミンウ(FF3)→白魔導士兼、時魔導士。2つの役割をこなせるので使える。

☆黒魔導士→弱点属性がある敵にはピンポイントで刺さる。

ビビ(FF9)→THE・黒魔導士。強い。
ブライ(DQ4)→氷系統だけなら使える黒魔導士。ビビよりも明らかに使いづらい。
ビアンカ(DQ5→魔法は炎に偏っているが、弓での打撃攻撃もこなせる黒魔導士。
リルム(FF6)→なぜか黒魔導士になったリルムちゃん。思ったより強い。
マリベル(DQ7)→なぜか召喚魔法も使える黒魔導士。アレクサンダーが使える。
マーニャ(DQ4→氷属性はブライが持っているため、炎・雷属性しか使えないが、それが刺さるなら。
バーバラ(DQ6)→黒魔導士。炎・雷系統のよくいる魔法使い。マダンテはまだ使い勝手不明。
ゼシカ(DQ8→黒魔導士。ビアンカと被り気味な気がするが、HPが低いのは致命的。
リディア(FF4)→召喚士兼、黒魔導士。
ベロニカ(DQ11)→黒魔導士。
ムーン(DQ2)→時魔法も使える黒魔導士。
ティナ(FF6)→俗にいう賢者。白魔法も黒魔法も万遍なく使えて便利。


☆青魔導士→ラーニングで技を覚える人たち。使えるかどうかはラーニングできた技次第。

キマリ(FF10)→体力が高く盾になれる代わりにMPが低い青魔導士。
ロウ(DQ11→青魔導士と言えば現状、彼
ギルガメッシュ(FF5)→攻撃力が高く、戦士役も務まる青魔導士。
キスティス(FF8)→青魔導士

☆青魔導士変型版→「食べる」で技を覚える竜。ブレスを吐く。

ドラン(DQ4)→ラーニングではなく、相手を食べる事で技を覚える。

☆時魔導士→FF型のバトルではとても大事なスピードを司る魔法使い


ミレーユ(DQ6)→時魔導士特化型。時魔導士は便利だけど、ティーダで十分な気がする。
ベラ(DQ5)→時魔導士。「どうぶつ」も使える。

☆マシ―ナリー→機械を使える人たち。MPを消費する時点でどうなの?って感じはある。

リュック(FF10)→なぜマシ―ナリー枠に。原作と違いMPを使うので、使い勝手はイマイチ。
エドガー(FF6)→THE・マシ―ナリー。上に同じ。


☆盗賊→序盤、ラミアのティアラや、アモールの水を盗むのにお世話になりますが、後半はあまり要らない。

ジタン(FF9)→妨害系のスキルも含めて使いやすい盗賊。
カミュ(DQ11)→スキル的にジタンに見劣りするような。
トルネコ(DQ4)→盗賊。下手な戦士と同じぐらいの耐久度を誇るので壁役にも。
マヤ(DQ11)→盗賊。

☆忍者→消費アイテムを投げまくれる人たち。攻略記事を読む限り、消費アイテムを買い込んで投げまくると超強いらしい。
しかし、個人的なこだわりでお金は消耗品ではなく装備に回したいので、出番少なそう(どうしてもクリアできなかったら使う)。なお、このゲームは万年金欠です。


ユフィ(FF7)
→忍者というか物を投げる人。万年金欠なので、使う機会なさそう。
シャドウ(FF6)→上に同じ。
ゲルダ(DQ8)→なぜか忍者にされたゲルダさん。上に同じ。

☆吟遊詩人→癖のある魔法使い枠

ギルバート(FF4)→補助回復系の歌を使う。序盤は相手を眠らせる専門家。レヌール城で「レクイエム」が刺さりまくるので育てておきたい。
ベホマラーの「安らぎの歌」、バイキルトの『戦いの歌』など育てれば育てるほど強くなる。

☆その他

セッツァー(FF6)→使いにくい。

☆性能見極め中


現在74人

シルビアとモリ―が行方不明。どこにいるの??

CL第1節 ナポリVSリバプール

HOME  ナポリ  4-1 リバプール

試合内容 9
主審 A

個人的MOM FW クワラツヘリア(ナポリ)

GK メレト 7・5          アリソン 7
DF ラフマニ 6         ファン・ダイク 7
   キム・ミンジェ 6・5     ジョー・ゴメス 2
   オリベラ 5・5         ロバートソン 4・5
   ディ・ロレンツォ 6      アーノルド 6・5 
MF ロボトカ  5・5         ファビーニョ 4・5
  ジェリンスキ 8        エリオット 5
  アンギサ  8          ミルナー 6
FW ポリターノ 5・5        ルイス・ディアス 7・5
   クワラツヘリア 8・5      サラー 4
   オシメーン 7        フィルミーノ 5

監督 スパレッティ 9・5          クロップ 5・5

オシメーン→ジョバンニ・シメオネ 6   ジョー・ゴメス→マティップ 5・5
ポリターノ→ゼルビン 5・5        ミルナー→ヌニェス 5
クワラツヘリア→ロサーノ 5・5      フィルミーノ→ジョッタ 5
ジェリンスキ→エルマズ 5         サラー→チアゴ 5・5
オリベラ→マリオ・ルイ 5         エリオット→アルトゥール 5


今節6試合観た中では最高に面白く、完全に予想外だった試合。
猛プレスのリバプールを真っ向から迎え撃ち、素早いビルドアップから攻撃的な姿勢を貫いて、前半だけで驚きの3ゴール。
中盤のジェリンスキがクオリティを担保し、
ザンボ・アンギサはエネルギーとテクニックを兼備。

左ウイングのクワラツヘリアの技巧、そしてなんといっても超速オシメーンが何度も裏を取る展開。

そのオシメーンが怪我でいなくなってしまい心配したところ、オシメーンに交代したシメオネがいきなりゴールで3-0。
ファビアン、クリバリ、インシーニエ、メルテンスと主力が抜け、どれだけやれるかと心配していた新生ナポリは、とんでもないパフォーマンスを見せた。

点差だけでなく、何より魅せるサッカーであのリバプールを圧倒。
この試合を見て、今シーズンのナポリは追いたいと感じる素晴らしい試合でした。

オシメーンの負傷交代後はナポリの縦の速さがやや低減したが、ゼルビン、ロサーノも悪くないパフォーマンス。ただ、やはりオシメーンの負傷が軽症であることを祈りたい。


リバプールは、中盤の怪我人が多すぎる&層が薄いのが致命的だと思いますが、サラーも不調で、ジョー・ゴメスはひどいボールロスト2回。
ファビーニョもいつもの安定感を欠いていた。
攻撃面ではルイス・ディアスが孤軍奮闘。
守備面ではPKを取られたもののファン・ダイクアリソンは、恥じないパフォーマンスを見せていた。
アーノルドも守備面では裏を突かれた事をどう評価するかだが、攻撃面では高精度のクロスでナポリに脅威を与えていた。


このグループはリバプールが1つ抜け、主力が抜けたナポリとアヤックスが2番手を争うと思っていたが、予想外に素晴らしいナポリのパフォーマンスにより、ひょっとすると三つ巴の争いになるかもしれない。
とても楽しみになる試合でした。

CL1節 インテルVSバイエルン

HOME  インテル 0-2   バイエルン

試合内容 6・5
主審 A

MY MVP  FW レロイ・ザネ(バイエルン)

GK オナナ 7.5         ノイアー 6
DF バストーニ 4・5      デリフト 6・5
  シュクリニアル 6      リュカ  5
  ダンブロージオ 5・5    パバール 6
  ゴゼンス 4        デイビス 7
  ドゥムフリース 5・5 MF  キミッヒ 8
MF ブロゾビッチ 4      ザビツァー 6.5
  チャルハノール 4  FW  コマン 7・5
  ムヒタリアン 4       ザネ  9・5
FW ジェコ 4・5        ミュラー 7・5
  ラウタロ 4・5       マネ   7・5

監督 インザーギ 4・5     ナーゲルスマン 8 

ドゥムフリース→ダルミアン 5  ザビツァー→ゴレツカ 6
ジェコ→コレア 4        デリフト→ウパメカノ?
バストーニ→ディマルコ 4・5   コマン→ニャブリ 5
シュクリニアル→デフライ ?   リュカ→スタニシッチ?
チャルハノール→ガリアルディーニ? ザネ→ムシアラ ?


バイエルンが1・5ランク上だと思っていたが、想像以上に差があったようだ。
バイエルンの圧倒的な破壊力を恐れたインテルは、5バックで試合を『塩漬け』にすることを選択したが、キミッヒザビツァー、ミュラーらのミドルを止める事はできず、
インテルGKオナナは前半から大忙しとなった。
攻めてもFWジェコが基準点になれず、ルカクの穴を感じさせた(が、ルカクがいても同じだった気もする)。
そのため、バイエルンGKノイアーはほぼ姿を見るシーンがなく、評価不能にしても良いぐらいだった。

そんななかバイエルンのキミッヒの背後からの超ロングパスを、吸い付くようなボールタッチでコントロール、そのままGKもかわしての超絶技巧でザネが先制ゴール。

後半に入ると、マネコマンも活性化し、ザネコマンザネコマザネの息をもつかせぬ連携からバイエルンが2点目。

結局終わってみれば、インテル枠内シュート2:11バイエルンの数字通りの、バイエルンの圧勝
幾ら相手がバイエルンとはいえ、仮にもイタリア2位のチームのパフォーマンスとしては情けなさが残った。
バイエルンのリュカは懲罰交代。気の抜けたミスをした瞬間に交代させたナーゲルスマンの臨機応変さも評価したい。

最後に、Wowow解説の望月さんと大澤アナのコンビには少し不満があった。
レバンドフスキの穴があり、バイエルンが国内リーグでうまくいっていないような事をしきりに言っていたが、ウニオン戦以外のバイエルン4試合を見た身としては、むしろ去年よりも破壊力を増している。
5試合で17得点。
ボルシアMG戦はゾマーが神セーブを連発しただけの話で、おまけにボルシアMGはバイエルンの天敵である。
ウニオン戦は観ていないが、少なくともバイエルンが国内リーグでうまくいっていないというのは、
試合を見ていないとしか思えなかった


CL 第1節 パリVSユベントス

HOME  パリ 2-1 ユベントス

試合内容 6・5
主審   A

個人的MVP  FW ネイマール(パリ・サンジェルマン)

GK ドンナルンマ 6・5   ペリン 6・5
DF マルキーニョス 6 ・5   ボヌッチ 6
  セルヒオ・ラモス 6・5  ブレーメル 2・5
  キンペンベ 6・5     ダニーロ 6
MF ヌーノ・メンデス 5・5  コスティッチ 6・5
   ハキミ 6        クアドラード 5・5
   ヴィチーニャ6      パレデス 5
   ヴェッラッティ 6・5    ミレッティ 4・5
FW  メッシ 7    MF  ラビオ 5・5
    ネイマール 8  FW  ミリク5・5
    エムバペ  7・5      ヴラホビッチ 6

監督 ガルティエ 6        アッレグリ 6

ヴィチーニャ→ダニーロ・ペレイラ5  ミレッティ→マッケニー6
ハキミ→ムキエレ4          ミリク→ロカテッリ 5・5
メッシ→ソレール?          クアドラード→デ・シーリオ 5・5
ヴェッラッティ→サンチェス?     ラビオ→ケーン?


前半は、全ての面でパリがリード。
ビルドアップ時のパス回しの速さが全然違うため、ユベントスの攻撃には全く迫力を感じられず。
パリはパススピードが速いため、ユベントスは中盤で潰せないし、
遅攻でも、突然ネイマールエムバペがギアチェンジするから、手に負えなかった。
相手が悪いとはいえ、ブレーメルエムバペにボコボコに振り回されていたのが印象的。
ユベントス側はクアドラードがサイドから精力的に攻撃を作っていたが、そのクアドラードの裏を突かれていたのも事実でどう評価すべきか。

後半は、ユベントスが中盤のプレス強度を高め、投入したマッケニーがゴール。
1点差に追いつくとそのままの勢いで、大外からのクロスを中心に攻め込んだが、
なんとかGKドンナルンマが防いだ。
そう考えると、印象的にはパリの方が強かったのだが、ドンナルンマの3セーブもあったので
印象よりも接戦だったのかもしれない(1失点目はドンナルンマの飛び出しミスだと思うが)。

パリのガルティエ監督は、2-1の時点でムキエレ、ソレール、サンチェスを投入するややリスクの高い交代だが、大事には至らず。ムキエレがクロス対応をミスした時はどうなるかと思ったが。
ユベントスのアッレグリ監督は、前半のダメな点を修正してきた点を評価すべきか、
前半ダメだったことを責めるべきか。

MOMはネイマールエムバペで迷った末、ネイマールにした。
エムバペの縦への突破は相変わらず素晴らしくキレていたが、後半序盤のチャンスでは自分で行かず、
ネイマールに流せば試合は決まっていた。
一方、ネイマールはそんなエムバペにも(オフサイド気味だったが)きちんとパスを返すなど、
珍しく大人の対応が目立ったので、そこを評価した。



突発的にサッカー記事を書いてみたけど、前回のワールドカップにはアンチコメントがたくさん来てウンザリしたので、様子見w

カズオ・イシグロ「日の名残り」感想(「わたしを離さないで」の雑感付き)

人は自己正当化したがる生き物でございます

カズオ・イシグロの「日の名残り」を読了いたしました。
私が愚考いたしますところ、この作品の語り手であるミスター・スティーヴンスは、自分の意志を持たず、ただダーリントン卿という主人を盲目的に信じ、彼の破滅を食い止める努力をしなかった愚か者にございます。

また、ミス・ケントンと相思相愛でありながら、自身の『執事道』と生来の無神経且つ、コミュニケーション障害により、ミス・ケントンを失望させ、彼女を失った愚か者にございます。

ミスター・スティーヴンスが、ダーリントン卿の反ユダヤ的言動を「快く思っていなかった」と口では言いながら、ユダヤ人に同情するミス・ケントンを、数か月も不謹慎なジョーク・からかいに使用した点を踏まえましても、私の考えが間違っていたとは言えますまい。

このような愚か者である、ミスター・スティーブンスが自身の生涯について、悔恨の情を漏らしたシーンでは思わず「ようやく気がつかれましたか」と思いましたが、直後に通りすがりの男性に「前を向いて生きよう」と
励まされ、すぐに気持ちを切り替えたのもつくづく残念でございました。
しょせん、愚か者は死ぬまで愚か者であり続けるしかないのです。
「働き者の愚か者」ほど手におえないものはないと申しますが、まさにその典型例であると言えましょう。

とかく、人間は自己正当化をしたがる生き物にございます。ミスター・スティーブンスがそれを行なったからと言って、ここまで辛辣に批判する資格が私にあるかどうか、そう反問なさる方がいれば、私は沈黙を守る事を選ばざるを得ますまい。

なお、この文体は本書の語り手を模倣したものでございます。
普段以上に読みにくいものとなっておるやもしれませぬが、ご理解ご寛恕のほど、なにとぞお願い申し上げます。

ちなみに、ミスター・イシグロの作品ならば、私は


という作品に大いに心を動かされました。
本書を読んだのも、この作品があまりにも素晴らしく、感銘を受けたからにございます。

ではなぜ、「わたしを離さないで」の感想を書かずに本書の感想を書いてしまったのでしょう?
この文章を読んだ、紳士淑女の疑問は至極もっともであると存じます。

そちらの感想も、何かの折があれば書きたいと思っているのでございますが、やはりあまりにも素晴らしい作品の感想というのは逆に書きにくいものでございます。

ただ、ヴェールに覆われて残酷な真実を知らなかった少女時代から、
少しずつ世界の秘密を知る思春期を経て、残酷な現実に直面する、
悲しくも美しい青春小説だとだけ申し上げておきましょう。

また、「わたしを離さないで」の登場人物たちはある特殊な宿命を背負って生きておりますが、これは決して彼らの特殊性ゆえの不幸ではなく、より普遍的なものだと私は愚考いたします。

何故なら、多くの人間は大人になるにつれ、色々と考え込む機会が増え、
子供の頃には見えなかった残酷な現実に直面するからでございますし、
全ての人間は、寿命により遅かれ早かれ死を迎えるからでございます。

また、私のように先天的な障害を持って生まれてきた人間は、やはり彼らほどではないにせよ、選べる道は限られてきますし、
彼らはその死が、少し速かっただけと考える事もできましょう。

それらも含めて、「わたしを離さないで」は本当に胸が張り裂けそうな、
2022年に読んだ本ベスト10入りはほぼ間違いなしの、傑作だったと申し上げても、言いすぎではございますまい。

紙面もそろそろ尽きました。

ミスター・スティーブンスの文体模倣はそろそろやめにして、
次の記事では普段通りの文章で感想を書きたいというのが、
私の切なる願望でございます。

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