2024年05月

生存報告日記 5/28

生存報告予定表(今読んでる本、ゲーム、サッカー、バスケなどの情報はこちら

5/28
ユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」上巻読了。
未来について書かれた作品、というふれこみでしたが、上巻は過去の歴史を紐解いていました。

ユダヤ教は成立当時はラビも聖書もなく、今とは全く別の土俗宗教に過ぎなかったが、幸い(?)バビロンが滅びローマ帝国が様々なものを焼き払っていったので、
その後に生まれたものだろう、という話でした。
後は、家畜が置かれた酷い環境を描いており、作者は一連の書を書いている間にヴィーガンになったそうです。


5/26
和田竜の「村上海賊の娘」3巻読了。
戦場の悲惨さを目の当たりにし、一度は戦争を捨てた景。しかし、縁ある石山本願寺宗徒の危機に、景は再び立ち上がる。
景の行動をきっかけに、全軍は撤退から開戦へ。
第一次木津川の戦いが幕を開ける第3巻。
臆病な景親が、いち早く加勢を決意するシーンが好き。


ユヴァル・ノア・ハラリの「21レッスンズ」読了。
近未来に起こるであろう事を概観した内容。
AIの進化により、ビッグデータによるアルゴリズムが、個人の意思決定を凌駕する事。
テロへの接し方。情報過多時代のフェイクニュース、
テクノロジー進化により加速し続ける社会に、常に適応し続ける必要等

5/24
ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」読了。
人類とは、『虚構を信じる生き物』。
『信念』や『イデオロギー』『その共同体での習慣・常識』など、目に見えないものに従い、ある程度信じることを一種の『宗教』として捉えれば、人間は誰しも『宗教』を持っているな、と感じました。

5/22

乾くるみの「イニシエーション・ラブ」読了。81点。
あーーあーー、そういうことね……。これは騙されますわ。

陳腐な恋愛ストーリー、と見せかけて実際そうなのですが、仕掛けられた叙述トリックは絶妙。
これ、1章の鈴木と2章の鈴木は別人ですよね? 多分だけど。
で、繭は二股かけてますよね?

まぁ、鈴木2はクズ男だし……。
鈴木2と繭のどっちがクズかというとどっちもクズかな。
鈴木1は繭という悪女(?)に捕まってかわいそうだけど、それも『通過儀礼』ってことでいいんじゃねーか?
しかし繭は悪女だとは思うけど、堕胎したっていうのに、また生Hさせて、懲りない女だな……

揃いも揃って生Hをせがむ鈴木どももどうかと思うが

5/19
「村上海賊の娘」2巻読了。
故郷では全くモテなかった景も、堺に来れば美女扱いの大モテ。特に筋骨隆々の気の良い半裸男、真鍋貞友に惚れられる(が、景の好みではない)

そして始まる、石山本願寺VS織田家の死闘。死兵と化した本願寺兵たちは、緒戦で快勝。
しかしそこに遅れて魔王、信長がやってきた。



5/17
和田竜の「村上海賊の娘」1巻読了。暫定85点。

瀬戸内を支配する海賊の娘、景は当時の日本基準ではブサ。
しかし、実際はラテン風の美女である。
堺の街には外国人もおり、堺基準では景は美女になるらしい。
折しも信長VS本願寺(毛利)の戦が始まる直前、
イケメンを求め景は堺へと向かうのだった!


5/16
高木彬光の「破戒裁判」読了。81点。
タイトルからも解るように、被差別部落を扱った島崎藤村「破戒」のオマージュであり、本作も「新平民」を扱った作品
高木さんは熱を持って文章を書く作家さんで、それを「クサさ」ととるか、共感して熱くなるかは読者次第。個人的には高木さんの既読本では最高傑作



5/15
浅田次郎の「おもかげ」読了。82点。
孤児として育ち、貧しさから会社人間として定年まで勤めあげ、定年退職の送別会の帰りに倒れた主人公。
ICUで(一見して)意識が戻らない主人公は、幽体離脱的な体験を繰り返しながら、自分の人生を振り返っていく。
母親の正体は意外だったのと、隣のベッドで寝てた爺さんが亡くなった時はうるっときた。
それと同時に、主人公の周囲の人間(妻、娘、娘の夫、親友など)についても描かれていく。

さすが浅田さん、面白い。
ただ、僕が会社人間とは正反対なのと、世代間ギャップ(現代の70代の価値観)のため主人公にところどころ感情移入できない部分はありました。


5/14
リバプール3-3アストン・ビラ面白かった!

トッテナム戦でも見られた、リバプールの守備の脆さ再び(トッテナム戦は4-2)。
華麗な攻撃と、脆い守備。
これだから優勝を逃したんだろうけど、そんなリバプールが面白くて好きですw

手堅い方が絶対強いけど、それじゃつまらない。



5/13
浅田次郎の「蒼穹の昴」読了。86点。
最終巻のどんでん返しは要らなかった、かな。
これによって、西太后が清を生き延びさせたかったのか、滅ぼしたかったのかがわからなくなってしまった。
まぁ、心が変わったとか、心が揺れていたとかはあるかもだけど、一貫性がなくなった気がする。

玲玲と文秀が結ばれたのかも気になる。

全体を通して好きなのは楊喜楨(架空人物)、李鴻章、譚嗣同、玲玲(架空人物)あたり。
西太后もまぁ。あと、名前もないけど受験に95年捧げた爺さんも好きw

嫌い、というか悪役なのは栄禄、袁世凱、李蓮英あたり(嫌いな順)。



5/12

ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」上巻を読み終わりました。
途中数か月中断していたため、まとまった感想が書けませんが、読みやすく、面白い内容だと思います。
ジェンダーの問題(家父長制、家母長制)にも踏み込んでいたり、他の動物にも共通する『自分の群れ』と『よそもの』を区別し、よそものを攻撃する習性。
人類は200万年の歴史を持つけれど、狩猟採集民族になってからはリーダーが群れをまとめる独裁制がずっと続き、民主主義の歴史はたかだか200年に過ぎないこと。

また、人類は『虚構を信じる』特性があり、
それは『貨幣』(黄金にしろ、紙幣にしろ、物そのものとしては何の役にも立たない。黄金や紙幣を持つことで、何かと交換できるという皆が共有する虚構を信じることで、便利に暮らすことができる)や
『宗教』、『文化』といったもの。
そして、『未開人(よそもの)に自分たちの教えを押し付けて仲間にしてあげよう』という押し付けが、宗教戦争を生み出している事。
現在のアメリカもまた『未開人に、民主主義を教えてあげよう』ということで、形を変えた宗教に過ぎないことなどが描かれていました。

マーベリックス105-101サンダーgame3、面白かった☺

5/11

新海誠の「小説版・君の名は」読了。68点。

結局のところこれは、人生に疲れた社会人が、
『記憶に残っていない誰か・何か・もしくは愛』を求め続ける二人が出会う、というおとぎ話なんだと思う。

そこに新海さんらしさを感じる。
二人が出会うための切っ掛けになる、SF部分は脆弱で、その上長い。



5/10
貴志祐介「黒い家」を読みました。79点(?)。

黒い家というよりグロい家という感じでしたが、ヤクザをも包丁で返り討ちにする狂人おばちゃんの存在感一辺倒ではなく、サイコパスについての蘊蓄などにもページが割かれていて面白い。
そして貴志さんはデビュー作からこのレベルかよ、と慄然とした。

5/9

浅田次郎の「蒼穹の昴」3巻読了。
西洋からも日本からも食い尽くされ、瀕死の清が、
いよいよ戊申の変法に乗り出し、西欧化を目指す。
しかし、性急な変革を旧勢力は許さず、栄禄(ルーロー)、李蓮英(リィリェンウェイ)らは暗殺者を使ってまで、その阻止を目指す。

断末魔の清を描く4巻本の3巻。

5/8

浅田次郎の「蒼穹の昴」2巻読了。暫定90点。

清末を描いた作品だけど、巧みに清全体の歴史がわかるように書かれている。
光緒帝と西太后がお互いを思いやる関係性も面白い。
日本史ではそこそこ大事件の日清戦争は一瞬で終わり、
光緒帝の取り巻きと、太后の取り巻きの保身権力争いが白熱。

5/6

リバプール4-2トッテナム、面白かった!

60分までリバプールが4-0と圧倒。ここでクロップ監督は主力を休ませ始めると、トッテナムが攻勢に出て2得点
その後もお互い、ノーガードで撃ち合うオープンな展開で、久しぶりにサッカーの醍醐味を味わえた
(リバプールの守備が微妙、という事でもあるけど、そんなことはどうでもいいのだ)

5/5
浅田次郎の「蒼穹の昴」1巻読了。88点。

清朝末期、11代光緒帝の時代。
外はイギリス・フランスに食い物にされ、内では西太后の圧政によりガタガタになった清国で、国の中枢に入るには2つの道がある。

科挙に合格して官僚になることと、宦官になること。
文秀の選んだ道は官僚。70年科挙に落ち続ける者もざらにある試験を文秀は突破し、意気投合した王逸らと共に清の国を支え、変えていこうと志す。
春雲の選んだ道は宦官。ち〇ぽを切り落とす事で、使用人として後宮に仕える宦官もまた、少しでも咎があれば打ち捨てられる狭き道。

崩壊目前の清国で、若者たちはどのように生きるのか。
歴史大河小説の第1巻。



5/4
伊坂幸太郎の「グラスホッパー」読了。65点。
割とドジの多い殺し屋数名や、マフィアみたいな連中がドタバタと殺し合う話。

5/1

田中芳樹の「アルスラーン戦記7巻 王都奪還」読了。80点。
前半戦最大の山場。
最強の父アンドラゴラス、従兄のヒルメス、ルシタニア王弟ギスカールらが王都エクバターナの支配権をめぐって争う中、主人公アルスラーンが仁政を持って勝者となる。
アンドラゴラスの最期は驚いた

4/30

ニックス97-92シクサーズ。
47得点10アシストのブランソンwwww
ニックスの得点97のうち、3分の2に絡んでいる計算ですね……

4/29

田中芳樹の「アルスラーン戦記6巻、風塵乱舞」読了。77点。
ルシタニアが侵略したパルス王都エグバターナへ、 パルス王アンドラゴラス、パルス王太子アルスラーン、本来のパルス王正当後継者ヒルメスが、それぞれ向かう、次巻の盛り上がりを期待させるところでおしまい。
アニメ2期はここまでだったらしいけど、これで3期やらなかったら酷いなw

4/28
田中芳樹の「アルスラーン戦記5巻 征馬孤影」読了。75点。
4巻から1か月空けてしまった。

前半はトゥラーン(モンゴル?)の侵攻。中盤以降はルシタニアのクーデターと、最凶の敵、父のアンドラゴラスとの再会&彼からの追放が描かれる。

相変わらずアンドラゴラスがウザ強い。

4/26

ジョン・クロウリーの「エンジンサマー」読了。65点。

最後だけ盛り上がった感じはあるけど、予想の範囲内かな……。
「80年代のブラッドベリ」だとは思わなかったな。

4/25

NBAプレーオフ1回戦、ヒート111-101セルティックス

8位ヒートが最強セルティックスに1勝。
ヒーローの3ポイント6/10&14アシスト、アデバヨのミドルも炸裂し、侮れないヒートの存在を改めて印象づけた。要所を締める、スポールストラHCの采配も見事。

セルティックスは負けてなお強く、ブラウン、ホリデーが特にインパクトを残した。


4/24

NBAプレーオフ1回戦、ニックス104-101シクサーズ、熱い試合でした!

結果は、ジョシュ・ハートや、ハーテンシュタインに代表される泥臭いハッスルプレイ!
ディビンチェンゾボヤン・ボグダノビッチの3も飛び出し、ギリギリの接戦を制した。

シクサーズは、明らかに膝の怪我を抱えるエンビードが意地の34得点、
マキシーが35得点と爆発するも、惜しくも敗戦。

それにしても、1月のウォリアーズ戦、無理をさせる必要のない試合でエンビードを強行出場させ、重傷に繋がったナースHCの愚かな采配がシクサーズの今期を暗いものにしている
今シーズンの個人的、ワーストHCは間違いなくニック・ナースで、エンビードに無理をさせず、きちんと休養させていれば今頃こんなことにはなっていなかったのは、結果論ではなく、明白だった(ウォリアーズ戦で全く動けていないエンビードを見ていたので、断言できる)



4/21

高村薫の「レディ・ジョーカー」読了。72点。

グリコ・森永事件をモデルに、日ノ出ビールへの業務威力妨害を行う犯行グループ『レディ・ジョーカー』たちの正体は、競馬を楽しむおじさんたち。
しかし被差別部落の問題や、ビール会社社員の自殺も加わり、暴力団までがレディ・ジョーカーの真似をして他企業をゆすり始めるのだった。

正直なところ、「結局、何がしたかったの?」というのが本音。兄の無念を晴らすため、という物井の動機(とはいえ、兄とは大して親しくもないのだが)と金儲けのためという高の動機はまだわかるが、半田と合田が互いに憎みあっているのとか意味が解らん……。
あまり恵まれない階級の人々が、ビール会社最大手の日ノ出ビールに嫌がらせして日々の鬱憤を晴らしたれ!という事しか伝わらなかった。
まぁ、格差社会が拡大したらそういう事件は起こるだろうけど、どちらかというと貧しい者同士が共喰いする事件のが起こりそうな気はする。

4/19

東地区7番目の枠を巡って争う、プレーイントーナメント1回戦。ヒート104-105シクサーズ

序盤からバトラーを中心に堅陣を敷くヒートに、シクサーズは攻めあぐね、3q中盤まで完全にヒートペース。。
しかしそこから、ホームの観客が後押し伏兵バトゥームが3ポイント6/10と大爆発。
終盤は大接戦になるも、本調子ではなかったエンビードも要所で決め、シクサーズが突破。
面白かったです!

CLも観ましたけど、ひたすら引きこもってPKを狙うレアルにマンCがPK負けしてがっくりしました。
レアルは攻撃に出るための交代選手がいないので、仕方ないんですけど、あんな引きこもりサッカーを75分も見せられるとつらい(前半はカウンターも繰り出してたので、前半は別に良い)

アーセナルVSバイエルンの方は抜け殻のようになって見ていたのであれですが、やっぱりバイエルンはだいぶ劣化していますね。

ベスト4に応援しているチームがなくなっちゃったので、こうなったらドルトムントVSバイエルンの決勝でドルトムントの優勝を期待します。なんならバイエルンの優勝でも良いです。
ドイツリーグを盛り上げていきましょう。

一番確率が高いけどレアルが優勝したらマジつまんないな……。

4/17
2試合合計バルセロナ4-6パリ。
第一戦でエムバペを止め続けたアラウホの、一発退場が全てであり、完全な戦犯
軽率なファウルで前半30分に退場してしまい、そこからパリが怒涛の4ゴール。
シャビ監督も取り乱して退場は情けない。
試合通じてのMVPはデンベレ

4/15
都筑道夫の「最長不倒距離」読了。61点。

4/13

同人RPG「少女異聞録」クリア。裏ダンジョンはまだだけど。
71点ぐらいかなぁ。
劣化版ペルソナって感じだけど、日限が決まっている分、友達と仲良くしたり、ステータス上げしたり、勉強したり、Hイベント見たり、
ダンジョン行ったり、全部はできない辺りが面白い。
ただ、本家に比べるとやっぱりできる範囲が狭い。

4/11

CLパリホームで、パリ2-3バルセロナ。試合前の予想とは違った結果となった。
お互いに縦に急ぐ、効率を求めすぎて雑なサッカーに終始した前半を経て、後半はパリがポゼッションへと修正。
特にイ・ガンインファビアンを中心に、中盤を構築しながら攻撃を展開し、デンベレが個の力を見せた。
しかしバルセロナはラフィーニャがこれまた凄い個人技で2ゴールを奪取。
パリはエムバペがアラウホ&クンデに完全に消されていたのが痛かった。


4/10

CLマンC3-3レアルで第一戦終了。第二戦はマンCホームなのでマンC有利。
試合は予想通り、ボールを支配するマンCと、ブラジル人快速2トップを活かした鋭いカウンターで迎撃するレアルという展開。

後半は前半消えていたフォデンと、相変わらず良かったシルバ、グリーリッシュで崩して再逆転。
レアルもバルベルデの豪快ボレーで3-3。

事実上の決勝とも言える豪華な試合は、エキサイティングな試合になった。
MOMはマンCからならベルナルド・シルバ
レアルからなら攻撃はロドリゴ、守備はハーランドを完璧に封じたリュディガー


CL、アーセナルホームの第一戦はアーセナル2-2バイエルン
試合展開は予想に反して、アーセナルがボールを支配し、バイエルンがカウンターをする展開だったが、ちょうど同時刻のマンC対レアルと比べると、アーセナルは1ランク、バイエルンは3ランクほど
ポゼッション・カウンターの質が落ちた。特にバイエルンは想像以上に弱かった。
アーセナルはウーデゴールサカを中心にした崩しが素晴らしかったが、バイエルンはザネの驚愕の4人抜きなど、個の力で勝負強さを見せた。

4/9
ヘレン・マクロイの「暗い鏡の中に」読了。79点。
ディクスン・カーの「火刑法廷」をより洗練させたホラーミステリー。
人為的に作られたドッペルゲンガーなのか、それとも本物のドッペルゲンガーなのか。
そして前者だったとすれば、この邪悪な犯人を捕まえらない、というサイコホラーに変わる。

4/7

辻真先の「盗作・高校殺人事件」読了。73点。
前作よりもパワーアップした面白さで、探偵カップルが事件を解いていく
ただ、事件の発端に当たるバイク窃盗事件が謎。
バイク泥棒をするのに、わざわざ縁もゆかりもない田舎まで車で4時間飛ばすか?っていう。
ストレスからやった、という理由なので猶更。


4/6

トニイ・ヒラーマンの「死者の舞踏場」読了。64点。
ナバホ族とズニ族の居留地で起こった殺人、ということで、まぁそれだけで新鮮味があるんだけど。
集中力を欠いていたからかもしれないけど、行方不明だった少年がいつの間にか死んだことになっていたり、ちょっとよくわからなかったですね。

辻真先の「仮題・中学殺人事件」読了。66点。
初々しい中学生カップルが事件を解決していくのが楽しい。
事件自体は割とどうでも良いというか、そんな理由で殺すなよ感が凄い。
ラノベタッチなのに、時刻表トリックとか出てきて噛みあってない感が一周回って独特。


4/5

チェルシー4-3マンU。面白かった!!
両チームの順位の低さもやむなしと思わせる守備の脆さはあれど、それも含めて逆転に次ぐ逆転で、非常にドラマチックで面白い試合だった。
マンUは両サイド、特にガルナチョのサイドでチャンスを作り、チェルシーは中央に折り返してのギャラガーパーマーのミドル。
もっとも、チェルシー2-0マンUの時点で、カイセドの致命的なミスでゴールを許しそこから崩れて一時期2-3にされたり、
ダロの軽率なファウルで3-3に追いつかれその勢いのままに再逆転を許すなど、試合の締め方に問題はある。

けど、面白いのでそのままでいてくれていいよ!


4/4

マンC4-1アストン・ビラ。マンC完勝。

ハットトリックのフォデンは3ゴールとも美しくフォデンの2点目のおぜん立てや先制点のロドリの存在感も光った
ビラはカウンターが鋭かったけど、2点差をつけた時点で落ち着いてみれた。



4/3

ウォリアーズ104-100マーベリックス。
非常に面白かった。
ウォリアーズはウィギンズがいつものポンコツぶりが影を潜める活躍。相変わらずカリーはグレイトで、6thマンのポールも頼りになるクリエイトぶり。
そしてクラッチでも存在感を発揮したドレイモンド
マブスも、ドンチッチ&アービングの2ガードは脅威でギャフォードは攻守ともにリム回りで活躍 。

ジョージ・V・ヒギンズの「エディ・コイルの友人たち」読了。60点。


3/31

トマス・クックの「心の砕ける音」読了。74点。
家族、とりわけ弟への愛と、ミステリアスな女性ドーラへの愛の物語。

悲劇と言えば悲劇だけど、予期した以上にマイルドで、心は砕けなかったかな。
あと、時系列がものすごく複雑で、あっちこっちに時間が飛ぶのでメモを取りながら読まないと、「今何時の話してるんだ?」ってなります。
章ごとじゃなくて、それこそ段落ですらなく次の行では時間が飛んでたりするので……


D・A・レイナ―の「眼下の敵」を読んでます。
UボートVS駆逐艦の一騎打ち!

内容はそれだけです。こういうものを好む人が読むわけなので、興味のない僕が読んでもそりゃ微妙ですよね。
海洋モノは女性キャラが1人も出てこない事が大半なのも寂しいです。
暫定62点。読了後感想が変わったら修正します。

(追記)
読了しました。65点。
ドイツ軍艦長が無能でしたが、それだけに艦内がギスギスしていて面白かったです。
イギリス軍は規律が取れていて、優秀な艦長とそれを信頼する部下って感じなので、読んでいる分には逆に面白味はなかったです、

3/27

浅田次郎の「地下鉄に乗って」読了。87点。
地下鉄の構内を歩いていくうちに、家族の、大切な恋人の過去やルーツを知っていくタイムスリップもの。
みち子の決断は正直そこまでしなくても、と思ったけど…余韻の残る物語。  
敗戦直後の街並みなどが、臨場感溢れる筆致で描かれているのも素晴らしい。


3/24
トマス・クックの「緋色の迷宮」読了。81点。
隣家の少女が誘拐された。 この事件をきっかけに、主人公の家族が崩壊していく。兄・妻・息子は失われていく。  疑心暗鬼が、全てを壊していく。 事件は解決した。けれど、各々が抱いていた心の闇の、どこまでが真実だったのか、推測する事しかできない。
方向性は好きだけど、もう少しだけ希望をください🤧

3/22

田中芳樹の「アルスラーン戦記」4巻『汗血公路』読了。79点
ルシタニアの王弟ギスカールが暗躍を始め、
1巻からの敵ヒルメス、そして1巻からのウザキャラのアンドラゴラスなど、腹に一物も二物もあるキャラクターたちが勢力争いを始め、物語に躍動感が出てきた。
3巻辺りからようやく面白くなってきた

3/21

田中芳樹の「アルスラーン戦記」3巻『落日悲歌』読了。74点。
隣国シンドゥラ(インド?)の王位継承戦争が主軸の巻。憎めない悪役ラジェンドラの魅力も良い。
アニメ1期に相当する部分はここまで。

ただ、なぜ地図と王室系図がこの巻にはついてないんだ……。

3/20

マブス107-105ナゲッツ面白かった。

マブスはエース、ドンチッチが37得点も、視野が狭く効率の悪い独演会状態。
しかしアシストに徹しながら要所で決めていたカイリーが残り2・8秒でブザービーターを決め、24得点9アシストで勝利の立役者に。

とはいえ、チーム力は圧倒的にナゲッツが上だと感じた


3/18

ウォリアーズ128-121レイカーズ

試合を決めたのは時計の故障……
39歳レブロン40得点の奮闘も虚しく、
(珍しく好調な)クレイ、カリー、ポジェムスキー、クミンガなどが躍動したウォリアーズの勝利。

でもやっぱり一番大きいのは時計の故障w


アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」読了。67点。

えーと、僕の読解力不足かもしれないけど、作者の意図が不可解。

『入れ子構造』だけど、別にチャールズやジョイなど、重要キャラでありながら入れ子に対応しないキャラも多いし、
そもそもチャールズがアランを殺す必要あった?

3/16

アンソニー・ホロヴィッツの「カササギ殺人事件」上巻読了。
面白いけど、殺された2人がクズすぎるので、
別に犯人を捜さなくてもいいよ。
あんな奴ら、死んだ方がみんな幸せだろ……

3/14

インテル2-2アトレティコ PKアトレティコ勝利。 
第1戦、インテルのホームではドン引き守備で試合を凍らせて0-1で凌いだアトレティコ。

 ホームで迎えた第2戦はサイドアタックを中心にアトレティコがまずは優勢に。
ハーフタイムを挟んで、試合の流れが一気に変わる読めない展開だったが、
攻撃の交代カードに乏しかったインテルに比べ、
交代出場のコレア、メンフィスが躍動したアトレティコが2-1(トータル2-2)でPKへ。
インテルはゾマーの必死のセーブも実らず、
アトレティコの守護神オブラクがPKストップ2発でPK戦勝利。
これでイタリア勢は全滅。ベスト8にはスペイン勢が3チーム駒を進め、欧州2番手リーグとしての面目を保った。

3/13

浅田次郎の「壬生義士伝」読了。84点。
飢饉に見舞われ食い詰めて、南部藩を脱藩して新選組に加わった吉村貫一郎。 彼の人となりや、彼の周囲の人々を描きながら、幕末期の時代を描く。
個人的に貫一郎や、その親友大野次郎右はあまりに不器用だと思ったけど、貫一郎の長男は不器用を通り越してちょっとよく理解できなかった。  武士の時代の価値観が現代人の僕に理解できるわけもないし、武士の時代どころか現代の【自称】保守の人が言ってることすらわからないので、まぁ……

新選組を扱った作品ではあるけど、吉村貫一郎が加わるのは伊東甲子太郎加入とほぼ同時期なので 新選組をきちんと知りたい人は別作品を薦めたい  それよりは、貧乏武士や貧乏農民の悲惨な生活や、それにも負けずに生きる人々、彼らによって動く時代を描いた作品 
東北弁はちと読みづらいけど、仕方なし


バルセロナ3-1ナポリ(トータル4-2)

両者攻撃的なサッカーを見せ、予想以上に見ごたえのある展開。
バルサはカンセロのオーバーラップ、フェルミンの中盤からの飛び出し、そして得点には結びつかなかったもののラミン・ヤマルの積極的なアタックが目についた。
ナポリはディ・ロレンツォラフマニのオーバーラップや、中盤のアンギサの支配力が目立ったが、
頼みのアタック陣が不発。

3/9

浅田次郎「壬生義士伝」上巻読了。暫定で80点。
金にがめついところはあれど、常に正義のブレない新選組の無名一隊士、吉村貫一郎の素顔を、様々な人々の証言から暴いていく、一種のミステリ的作法で描かれた作品。
同時に、幕末・戊辰戦争の様子も描かれる、骨太歴史小説だが、あくまでも主題は吉村貫一郎の素顔の探求。
よって、ある程度この時代の歴史知識や新選組の知識があった方が楽しめる、中級者向きの作品だと思う。

吉村貫一郎、個人的にはかなり好きですね。同僚にいると、つまらない奴ではあるけれど。


ナゲッツ115-109セルティックス。
東西を代表する超強豪対決は、西のナゲッツが勝利。
今日もチームの核ヨキッチは32得点11アシスト12リバウンド
マレー、ゴードンが欲しいときに得点を決めた
セルティックスはブラウンが41得点と圧巻のパフォーマンスホリデーも終盤の猛追に一役買ったが、エースのテイタムに元気がなく、ナゲッツが寄り切った。


3/8
サンズ117-107(OT)ナゲッツ

なぜか4q終盤に失速し、延長に持ち込まれたが基本的には終始サンズがナゲッツをリード。
今日も3ポイントがさえわたったグレイソン・アレン、そして終盤に突如爆発した35得点デュランの力で、サンズが勝利。


キングス130-120レイカーズ。

一時期20点差をつけたレイカーズが、2qでキングスの猛攻を受け、逆に15点差をつける『死のクォーター』に。
フォックスは44得点サボニスは20得点12アシスト16リバウンドと、キングスの二枚看板がこの日も躍動。
レイカーズは39歳レブロンが今日は元気がない……と思ったら31得点13アシストも取ってましたw
この数字で、元気がないと思わせるレブロン凄すぎる。
八村も29得点と大健闘。




3/5

マンC3-1マンU。内容通りの圧勝☺
フォデン爆発!

田中芳樹の「アルスラーン戦記2巻」『王子二人』読了。80点。

パルス王国のお家騒動。17代王オスロエスを殺し、即位した18代アンドラゴラス。
殺されたと思われていたオスロエスの息子ヒルメスは、異教国と結んでパルスを滅ぼし、アンドラゴラスを捕虜に。
残りの王太子アルスラーンに魔手を伸ばす。

泡坂妻夫の「しあわせの書」読了。78点。
カルト教団の、集団自殺……に見せかけた大量殺人事件を、迷探偵ヨギ・ガンジーは防げるか!?

この本のもう一つの凄みは、絶対ネタバレしちゃいけない奴。よく頑張って作ったなと思った。

シリーズものらしいが、探偵たちの紹介がないので、最初とまどった

3/3
コリン・デクスターの「死者たちの礼拝」読了。69点。

イギリスミステリー定番の、中年警部が足と妄想(推理とは呼べない)を使って、なんとか事件を解決するやつ。

モース警部50歳、41歳まで処女だった女性をゲット><


3/2
田中芳樹の「アルスラーン戦記」1巻『王都炎上』読了。79点。

ペルシャを模した『パルス王国』が、キリスト教十字軍を模した『ルシタニア』に侵略殲滅されるまで。
パルスもルシタニアも宗教関係者の腐敗が強く、また、パルスは例によって相続問題で崩れ滅びる、『大国の滅亡でよくあるパターン』

アルスラーンを守るスーパー軍師ナルサスと武勇のダリューンが頼もしいですね。

3/1

レイカーズ116-112クリッパーズ

39歳レブロンの34得点で、最大21点差を逆転するという、いかにもレイカーズらしい試合。
レブロン兄貴がいる限り、レイカーズは恐ろしいチームだけど、39歳の兄貴に依存しすぎている状況も変わらず。
八村は17得点と一定の存在感を発揮。


2/28

カズオ・イシグロの「わたしたちが孤児だったころ」読了。80点。
第二次大戦直前の上海をメインに、イギリス人探偵バンクスと、その周囲の人生が綴られていく。
人が戦争で虐殺されていく中で、人一人の死を推理する探偵。子供の頃、周囲の世界がわからないからこそ輝いていたセンチメントの大切さ。
「わたしを離さないで」ほどではなかったけれど、ここでも『残酷なビルディングス・ロマン』としてのしみじみとした物語が感じられた。

アキラは大人視点で考えればイキリ日本人だし、
サラは大人視点で考えれば俗物だけど、
時が経ち、思い出の中の彼は、彼女はバンクスの中で美しく息づいている。

2/24

泡坂妻夫の「湖底のまつり」読了。79点。

ヤンデレレズビアンの粧子と、男女関わらずモテモテのヒサエ(男装癖もあるバイセクシャル)。
この2人が完全に事件をややこしくしていて、なかなかアクロバチックな展開だけど、まぁ一応破綻はしていない。
面白かったです。


2/21

川又千秋の「火星甲殻団」読了。74点。
気軽に読めて、楽しいSF。
機械知性がスペック的に人間を上回った世界での、
機械知性と人間の友情や、機械知性の暴走などが描かれる。

よくある話といえばよくあるけど、さらっと読めて、楽しくて、ちょっと考えさせられる娯楽SFとして箸休めにどうぞ。


「バタフライシーカー」天童優衣√クリア。A-。

天童さんちょっと怖いけど、マジでかわいい。
シナリオは悪くないけど、羽矢ルートほどのインパクトはないかな。
この√で明かされる、アカオリチョウというギミックを、
透子さんに適用しないでほしいんだよな。
最終ルートをプレイするにあたって、そこが危惧ポイント。
後は、天童さんは既に成熟したキャラクターなので、他2ヒロインと比べて成長物語としての要素は薄い。


2/18

「バタフライシーカー」羽矢√クリア。評価はA+~S。

現代アメリカミステリの系譜を継ぐような、上質なクライムノベル。
被害者遺族と加害者、加害者遺族のやり取りや、そこから成長する羽矢の姿も見どころ。


コリン・デクスターの「ジェリコ街の女」読了。64点。

2/17
「バタフライシーカー」氷室千歳√クリア。B+。

連続殺人事件の犯人像と、氷室先輩の人物像が非常に似ており、そこから氷室先輩の成長を描く√になっていました。
事件自体は思ったよりも呆気なかったけど、ヒロインの成長物語としては良質。

眼鏡は闇を抱えていますね……。虐待の話はちょいキツかったかな。

2/16

陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」読了。67点。
1巻はチンギス、2巻はチンギスの子供たち、3巻の中盤からはフビライの物語で、他の4ハン国の存在感が薄いのが残念 3巻以降は「元」の物語になるので、中国歴史小説風になるけれど、中国の詳細な地図がないため、地名のほとんどがわからないチグハグさ
フビライの死まででなく、各ハン国の衰退まで書いてほしかったのと、 「元」に絞るなら(出てきもしない神聖ローマ帝国やフランス、イギリスまでの広域地図ではなく)中国の地図をもっと細かくつけてほしかったです>< 
まぁ、モンゴル帝国のお勉強にはなりました😌

2/15

サンズ130-125キングス。
最後まで手に汗握る熱戦。
フォックス40得点、サボニス35得点12アシスト18リバウンドのキングスに対し、
終始安定していたデュラント、4qに不調から目覚めたブッカーの活躍もあり、サンズが激戦を制した。


2/12

ウォリアーズ113-112サンズ

残り3・3秒、カリーのクラッチ3が炸裂。
鮮やかな逆転勝利。
クミンガも素晴らしかった。ゲイリー・ペイトン2世の復帰も嬉しい。


2/10

陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」、1000/1600ページ。
ようやく四代モンケが亡くなりました。

モンゴル帝国は、後継者について明確なルールが決まっていないため、毎回内紛が起こります。

次はようやくまとも(作中でまともなキャラとして描かれている)なフビライの治世になりますが、その前に後継者争いでアリクブカと内戦になります。

南宋滅亡が思っていたよりもだいぶ後回しだったのは、意外でした。西は既にロシアを手中に収めていたけど、足元の中国への侵略はだいぶ後だったんですね><
チンギスの主要な四人の子供のうち、次男のチャガタイ家と三男のオゴディ家は後継者争いの内紛で既に没落し、
四男のトゥルイ家の中で今度はトゥルイの次男フビライと四男のアリクブカが内紛しているので、
「やれやれ」といった感じです😣

あと、馬しかない時代、片道半年以上かかるロシアから、
ハーンが亡くなるたびにいちいちカラコルムまで戻らなきゃいけないのも、効率悪すぎますね😔
何を考えて、こんなに広く制覇してしまったのかわかりませんが、そりゃ分裂しますよね……

2/8

陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」2巻読了。
4代モンケ・ハーンが後を継ぎ、謀反を企てたオゴディ・チャガタイ派を粛清したところまで。

最初から末子相続でトゥルイを指名しときゃ良かったのにな。
モンゴルは、相続者が決まってないので、すぐ後継者争いで内紛する…。
オゴディ無能だったしね。
それとは別に、モンゴル帝国はこんなに広い領土を攻めとって何がしたかったんだろう、と。
馬で片道半年以上かかる領土を治めるのは物理的にも不可能だと思うのですが……。
この後モンゴル帝国は分裂して、外敵だけでなく一族内で争う事になりますし😣

2/6

NBAクリッパーズ103-95ヒート。

ヒートらしいガチガチの堅守・ロースコアの展開になったが、このスタイルにも対応できるのがクリッパーズ。
ジェームズ・ハーデンが4qで眠りから覚めると、21得点11アシストで一気に突き放した。

2/5

ウォリアーズ135-141ホークス、面白かった。
35歳カリーが60得点を達成するも、
ポンコツクレイが10点、ウィギンズが2点と余りにも頼りないサポート陣。
アウトサイドからはトレイ・ヤングに35得点を許し、2人のセンターに20点ずつ許す、ダメージの大きな敗北。
クレイとウィギンズ、二人合わせて年俸6755万ドル、
12得点2アシスト8リバウンド……もう許してくれ……
こんな罰ゲーム耐えられねぇよ😢


2/3

ウォリアーズ144-145レイカーズ、今シーズンのここまでのベストゲーム。
恐るべき2人のスーパースター、カリーVSレブロンの決戦。

39歳レブロン、36得点12アシスト20リバウンド、
35歳カリー、46得点7アシスト。
10年前から死闘を繰り広げてきた両雄は10年経っても未だスペシャルな存在。
レイカーズはデイビス29得点13リバウンド
ラッセル28得点。
ウォリアーズはクレイ24得点、クミンガ22得点、ウィギンズ22得点だけど、
ウィギンズがクラッチFTを2発連続で外さなければ勝ってたのにな😢
ドレイモンドはやっぱりいると頼りになる守備の重鎮。

このウォリアーズがプレーオフに出られなかったら、NBA全体の損失、というのは
ファンの贔屓目だけではないと思う。
というかこの試合ができるのに、なんでレイカーズが西9位、ウォリアーズが西12位なんだよ……

2/2

サンズ131-128ジャズ面白かった
38得点9アシスト9リバウンドのデュラントと、24得点15アシストのブッカーの無慈悲なスターパワーで押し切ったサンズ。
そんなサンズに立ち向かったのが37得点のクラークソン。
派手な打ち合いで見ごたえ十分でした。

2/1

アジアカップ決勝トーナメント1回戦、韓国1-1サウジアラビアは、PKの末、韓国が勝利。
15か月前のワールドカップで果敢なハイラインを見せたサウジアラビアはマンチーニ現監督に代わり、
魅力が減退した模様。
70分過ぎまではサウジのペースだったにもかかわらず、そこから急激に守りに入り、韓国に一方的に攻め立てられる展開に。
最終的には枠内シュート13本を撃ち込まれるも、GKアルカザーフのミラクルセーブと、
韓国FW陣の眼を覆いたくなるほどの決定力のなさに救われ、ヘロヘロになりながらPKに突入。
その勢いのまま、GKチョ・ヒョヌが2本ストップし、韓国がPKを制した。
韓国の武器はワールドカップの時同様、チョ・ギュソンのアジアレベルを超えた高さで、
これは相当な脅威ではあるものの、ソン・フンミンやファン・ヒチャン、イ・ガンインといった攻撃陣は大人しく、こちらもチョ・ギュソンへのクロス一辺倒。
それでも止められない威力があるのは確かではあるけれど。

リバプール4-1チェルシー。
リバプールを応援しているけど、チェルシー弱すぎて、煽りたい気分。  リバプールから金の力で強奪したカイセドとかラビアとかいたけど、そのリバプールにこんなボッコボコにされて今どんな気持ち? とか言いたい。
でも、チェルシーは選手が若いから、マンUよりはまだ闇は浅いと思うよ。
会長がコロコロ監督代えたり、選手を出し入れしまくらなければ2年後には4位ぐらいに入れるんじゃない?
別にチェルシーアンチではないので、煽る必要性もあまりないけど、
世界で一番お金を使っているクラブが国内リーグで10位、
リバプールには残り25分の時点で主力を休ませる余裕の4枚交代を許した末に1-4で惨敗とは情けない……。

試合内容について語ることもあまりない。強豪が弱小を倒したって感じ。
枠内シュート数13本:3本じゃねぇ……。
今まで見たことがなかった若手SBのブラッドリーが大活躍しましたね。


1/31
陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」1巻を読み終わりました😌
面白いです><

チンギスが老いて、後継者について悩んでいるところ。西夏進攻の直前、かな?
耶律さんがたくさん出てきて驚きました
アボキと大石しか知らなかったけど、契丹人の存在が大きかったんですね><
末子相続というのも驚きました
戦争嫌いの長男ジュチ、性急で人とぶつかり合ってばかりの次男チャガタイ、温和で兄弟の仲を取り持つ三男オゴディ、戦争が得意な四男のトゥルイといった個性豊かな4人の子供の子孫が、それぞれ分裂したモンゴル帝国を治めていくわけですね。

カラ・キタイ討伐あたりまでは色々な降人を受け入れてきたチンギスが、ホラズム・シャー朝との戦争あたりから残虐になっていくのは、どんな心理の変化があったのかちょっとよくわかりませんが。
あと、契丹の単数形がキタイ(だから国名がカラ・キタイ)だというのも勉強になります。

1/30

陳舜臣の「チンギス・ハーンの一族」158/1600ページ。

こういう戦争モノを面白い、と言ってしまうのは危ういとは思うんですが、面白いですね。  本書ではチンギスは宗教の自由を認めた、かなり寛容かつ、部下諸族の声に耳を傾ける人間味のある名君として描かれています。

近隣のメルキト(同格?)、近くにあるそこそこ格上のケレイト(チンギスを破るも、王ジャムハの残虐行為にドン引きした配下が、チンギスの元に走り自滅)、 そして大国ナイマンを滅ぼしたチンギスは、 モンゴルに一大版図を築きますが、未だ金(女真族の中国)と比べれば格下。
ナイマンに滅ぼされたカラ・キタイ(西遼)も滅ぼして、西に進んでいくモンゴル帝国withチンギス。 
世界史で、西遼や金などは習った記憶があるけど、ケレイトとかナイマンとか習った記憶がない。

しかし、ものすごく広大な範囲を支配下に治めたものだなぁ。 近代国家の領地面積では、ソ連が最大だと思うけど、 モンゴル帝国はそれ以上のスケールだもんなぁ。

ナゲッツ113-107バックス
バックス寄りの審判の笛にもめげず、25得点12アシスト16リバウンドと相変わらず化け物のヨキッチ、
35得点のマレー、守備で貢献したワトソン、クラッチタイムでブロックを決めたゴードンなど、チーム全体が素晴らしい機能性を見せ、ナゲッツが勝利。

1/29

有川浩の「植物図鑑」読了。82点。
王道にして異端な恋愛小説。 女性主人公さやかとイツキは、野草探索とその調理を通じて親しくなっていく。 思わず食べたくなってしまうほど、活き活きとした野草蘊蓄が楽しい。 恋愛小説って、案外デートシーンが一般的コースでつまらないけど、本作はここが面白い
野草探索がメインというのが異端であり、デートシーンを最高に楽しく描くという意味で王道。
良い作品でした。


キングス134-133ウォリアーズ。

キャリアハイ39得点で守備にも大貢献したハリソン・バーンズがMVP。 
ウォリアーズはカリーも33得点で凄さを見せたし、クミンガも躍動したが、惜しくも敗戦。

オフェンシブな両チームらしく、ハイスコアでエキサイティングな試合だった。

1/28

「ふゆまで、くるる」をやってます。
序盤は百合ふたなりSFで面白かったんですが、ミステリーに移行してからは正直あまり面白くないかも。探偵役の主人公が読者よりもバカなのは困ってしまいますし、もう少し図解なども使ってほしい。
百合ふたなり大好きなのでそこは良いんですが。


過去試合ですが、トッテナム1-4チェルシーを見ました。
前半20分台に、厳しい判定でロメロが一発退場。更に50分過ぎにはウドジェが、こちらは妥当な判定で退場。
9人になったトッテナムは、それでも守りに入らず、守護神ヴィカーリオや中盤からはホイビェアの必死の戻りもあって、74分まで決壊せず。
74分にチェルシーがリードしてからも、92分にソン・フンミンがビッグチャンスを迎えるなど、最後まで得点への姿勢を見せ続けたポステコグルー監督の采配は、ある意味で勇敢すぎるけれど、個人的には好き。
試合は93分にチェルシーがとどめを刺すと、裏抜けを繰り返していたニコラス・ジャクソンのハットトリックで勝負あり。トッテナムの果敢な姿勢が、面白い試合を産んでくれたと思う。



1/25

ナゲッツ114-109ペイサーズ。
ハリバートン抜きのペイサーズ、大健闘するも残り4・7秒ヨキッチの無慈悲な3ポイントに撃沈。
毎回のことながら31得点10アシスト13リバウンドのヨキッチがMOM。
相棒のマレーも31得点。この2人のデュオはなかなか止められない。


1/22

円城塔&伊藤計劃の「屍者の帝国」読了。72点。

フランケンシュタイン・ホームズ・ドラキュラを軸に、カラマーゾフの兄弟・007・風と共に去りぬといった様々な作品と、
ダーウィン・エジソン・バベッジ・川路利良・大村益次郎・グラント・リットンといった歴史上の人物をごちゃまぜにした闇鍋的作品。
そのカオス具合は、ギリギリ作品として成立してはいるものの、個人的には破綻寸前だと感じた。
『人間だけが持つ魂』の存在を21グラムの菌種と喝破したフランケンシュタイン=ダーウィンと、
それを否定するヘルシング教授。
真相はわからないが、個人的にはフランケンシュタインの説の方が面白い。
まぁ、色々振り回された挙句、「結局わからないんかい!」な読後感は「ドグラマグラ」に近い印象を受ける。
というわけで、「虐殺器官」・「ハーモニー」の2大名作(何せ去年の1位と2位)と比べると、本作は個人的な好みとしては大きく劣るも、
まぁ標準程度には楽しめたかな、の72点。
期待が高すぎた。

「あきゆめくくる」佐々木沙織√読了。評価はA-。
最終√(まだエピローグがあるけど)にしてようやく面白くなったか、という感じ。

面白くなるまでが長すぎるよ…というのはともかく、沙織√に関しては主役はサトちゃんだと思うんだけど、
彼女、笑い方をなんとかすれば主人公と付き合えたんじゃないか???


1/21

西最強ナゲッツVS東最強セルティックスのビッグマッチは期待にたがわず熱い試合に。
結果はナゲッツ102-100セルティックス! 

34得点9アシスト12リバウンドのヨキッチが個人的MOM。
35得点のマレーと並んでこのペアはやはり最強。
セルティックスは化け物スタッツの選手はいないけど、 テイタム22点、ホワイト24点、ポルジンギス21点とどこからでも点が取れるチーム力で、負けてなお東地区では最強。

やはりこの2チームを中心に、今シーズンの優勝争いは回っていくだろうと感じさせたハイレベルな一戦でした。


1/19

コパデルレイ アトレティコ4-2レアル

この両者の対戦は、いっつもアトレティコが先制して、後半の遅い時間にレアルが同点に追いつき、そのままの勢いで延長でレアルが勝つというパターン。
で、今回も「またか……」と思いきや、延長、グリーズマンのスーパーゴールでアトレティコが勝利!


1/17

キングス117-119サンズ。

48分中、40分までキングスの試合。
持ち味の走力を活かした速攻で次々に得点を叩きだし、33得点のフォックス、21得点11アシスト12リバウンドのサボニスを中心に、残り8分の時点で22点差。

ところがそこから急にキングスの勢いが止まる。

今シーズン覚醒したグレイソン・アレンが3ポイント9/14とサンズをかろうじて食い止めていたところ、 4q眠れる怪物デュラントがついに目を覚まし、4qだけで15得点。ゴードンの3ポイントも含め、怒涛の追い上げで残り41秒でついに逆転。 まさかの大逆転でサンズが勝利。


1/16

僕は生きていましたが、パソコンのネット回線が死んでました(今も貧弱)

越谷オサムの「陽だまりの彼女」読了。77点。
良くも悪くもイチャイチャ甘々な二人が描かれた末(伏線はちゃんとある)、最期を迎える物語。
まぁ、宣伝文句の『女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1』というのはよくわからんが、読んで損のない良質な恋愛小説ではある。
ヒロインがかわいい。

アガサ・クリスティの初期短編集「ポアロ登場」読了。
72点。

作品自体はまずまずで、読んでも読まなくても良いレベル。
ただ、ポワロの大ファンとしては、中期作以降結婚してアルゼンチンに行って別れ別れになってしまう、結婚前のヘイスティングスくんと事件を楽しく解決する姿にほっこり。


イアン・フレミングの「わたしを愛したスパイ」読了。72点。

ボンドではなくヒロインが主人公の異色作。
酷い男に騙されてきたヒロインが、ギャングに殺されかけるところをボンドに救ってもらう話。

サスペンス部よりも前半の、ヒロインの過去が結構面白く、こういうのも書けるのかと思った。

スペインスーパーカップ決勝、バルセロナ1-4レアル。
序盤から前がかりに出て行ったバルセロナの姿勢は買いたいけど、ライン設定が高いのにラインコントロールができず、快速ヴィニシウスにボコボコにされて前半だけで3失点。
スコアほどではないにしろ、実力の差は感じました。


1/13

アガサ・クリスティの「牧師館の殺人」読了。63点。

クリスティは大好きなので30作以上読んでいるため、読み残しの中には微妙そうなものが多いという感じですね。


1/9
斎藤幸平さんの「ゼロからの『資本論』」を読み終えました。
マルクスの「資本論」の入門書? 内容は資本主義の限界を描き、ソ連や中国とは別方向の社会主義への理想を語る感じの本で、個人的にはいちいち同意なのですが、 そもそもこれは「資本論」の入門書なのか、 「資本論」を少し引きながら斎藤さんが持論を熱く語った書なのかがイマイチわかりませんでしたw

1/8
ミヒャエル・エンデの「モモ」読了。78点。
(意味が違うけど)「時間泥棒」の元ネタになっている作品。
主人公のモモが、『浮浪児のままで』大活躍するのは珍しいと思った。モモみたいな友だちがほしい


1/7 
NBAウォリアーズ127-130ナゲッツやばかった!
今日は開始からクレイが好調。カリーはいつも通り素晴らしく、若手のクミンガ、ポジェムスキーも躍動。
ヨキッチは相変わらず止められないものの、4q残り6分半時点では18点差リード。

ところがここから、アーロン・ゴードンが覚醒。
恐ろしい勢いで得点を重ね、最後には千両役者ヨキッチが34得点(10アシスト9リバウンド)となるブザービーター3で、まさかの大逆転勝ち。
またもナゲッツに勝てなかったウォリアーズ。
中立ファンとしては面白いけど、ウォリアーズ応援してると心が折れる。

シャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」読了。80点。
割とご都合的なところがあったり(世間が狭い)、エドワードがなぜ元妻を離婚しないのかが謎だったりしたものの、ゆったりした基調の中になかなか激しい愛も描かれていて、
19世紀イギリスの恋愛小説を楽しめました。

1/6

NBAキングス138-135マジック面白かった!
2OTまで持ち込まれた大激闘。
キングスはサボニスが22得点12アシスト23リバウンドのトリプルダブルでチームを支えると、最強の6thマン、モンクが37得点9アシストの大爆発。
マジックはバンケーロが43得点と気を吐いたが、終盤はバテバテでミスも多かった。

あと、誤審がなければ1回目のOTで試合酋長。
キングス127-125マジックだった。
審判はしっかりしてほしい。

1/5
NBA ウォリアーズ121-115マジック面白かった☺
要所要所で3ポイントを決める、ステフィン・カリー36得点の大活躍!
見ていて楽しいバスケでした!!

1/4

マキャベリの「君主論」読了。
結果を得るためにはクズになれ、ただし憎まれるのは避けよ、という『保身』と『権勢』を両立させる技術を綴った、
「勝った方が正義なんだよ!!」な本

嫌悪感しかないけど、その背後にはイタリアがあまりにも弱くボコボコにされ続けたマキャベリの悲痛な叫びも聞こえる。

1/3

マックス・ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」読了。

要はカルヴァン派が始めた『予定説』と『禁欲主義』が資本主義を高度に発達させた。しかし今日、資本主義を禁欲主義と結びつける考えはもはやない。

というお話。理解はできたが共感はしづらいw

2章―1で、プロテスタントの宗派がほとんど説明なしにわらわらと出てきて苦戦したが、多分、本の主張には影響がないと思う。
ここ以外は読みやすかった。
多分、キリスト教各派について詳しければ、ここでもワクワクしたんだろうけど、僕は神学には興味がないのだった。


サン・テグジュペリの「星の王子さま」読了。82点。

子どもの心を忘れかけてしまった、大人のための物語。
胸に迫るシーンは、王子さまとバラとの別れ、
王子さまとキツネとの別れ、そして王子さまとぼくとの別れ。
特に王子さまとバラは、うまくいかなくなった恋愛の別れの会話のように読める。

1/1

野矢茂樹さんの「ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い」を読んでいて、6-2まで来た。 
理解はあやふやなままではいけないが、言語は【あやふやなまま】でないと使用できないというのは納得。

哲学科でもない僕が適当な事を言うけど、哲学というのは『普段、当たり前の事として深く考える必要もなく生きてきたもの』に対して、 『改めて深く掘り下げて考える事』によって、 『新しい視界・ものの見方ができる』というところに魅力があると思っている。

で、ウィトゲンシュタインさんだけど、 なんか、『あまりに深く考えて掘り下げすぎてしまった結果、全て【きちんとしないと】』という罠にハマってしまいかけて、 一周回って 『いや、言葉は【あいまいさが大事なんだ】』と悟りを得たような感じw

野矢茂樹さんの「ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い」の僕なりの途中感想で、 本家ウィトゲンシュタインの『哲学探究』を読んでいるわけじゃないのであれだけど。  しかし、何も考えないよりは、深く考えた上で戻ってくるその道筋が大事な気はする。

12/31

中村昇さんの「ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門」読了。
『入門』というだけあって、書いてあることは哲学の基本中の基本だと思った。よく言えば丁寧、悪く言えば「その程度の事はわかるよ!」という感じ。

本書で扱ったのは、ウィトゲンシュタインの『哲学探究』自体の6・2%にすぎないということなので、『哲学探究』に対する評価ではないです。

「心の内的感覚」と「外界・他人」を繋ぐのが『言語』であるけど、『言語』では『感覚自体』を伝えることはできない。ということで、要は『青りんごと赤りんごの実験』(イラストを貼りたいけど、見つからない)で理解している範囲内だった。

12/30

志水辰夫の「行きずりの街」読了。75点。

12年ぶりに再会した元妻とのロマンスと、
学園の黒い陰謀。
前者は心に刺さるものがあるし、後者は考えさせられるが、この二つが微妙に噛みあっていないのが残念。

あと、ハッピーエンドだけど、この元妻の性格を考えると、復縁するのは少し都合が良いかな

12/29

志水辰夫の「背いて故郷」読了。73点。
面白くなるまでが長いけど、半分を過ぎたあたりから面白くなり、最後の数十ページはなかなか。
今まで読んだ志水作品よりミステリ色が強めだけど、結局は『昭和の演歌』。
『わたしの傍らを歩いている足音がする。早紀子が黙って歩いて来る』余韻の残る終わり。

柳広司の「漱石先生の事件簿・猫の巻」を読んでる。暫定65点+15点。 
漱石の「吾輩は猫である」の完全な二次創作としては満点の出来。「吾輩」の名場面をほぼ完全に利用しながら、そのシーンの別解を示す。 「吾輩」は長すぎてダルいので読みたくない人が、これを読んでわかった気になるのもアリ。
個人的にタイトルはモニョる。 「漱石先生」ではなく「くしゃみ先生(吾輩は猫であるの主人公。漱石がモデル)の事件簿」が正しいと思うのだけど、 『吾輩は猫である』の主人公が『くしゃみ先生』という名前だという事が意外と知られていないので、漱石先生というタイトルにしたのだろうけど……

12/28

セルティックス126-132ウォリアーズ!
試合の流れを変えた分岐点がいくつもある名勝負。
1・1q序盤テイタムの捻挫
2・2qシュートが突如入らなくなったセルティックス
3・3q残り6分でのカリーの5ファウル
4・4qブラウンからオフェンシブ・ファウルをもぎとり、直後に3ポイントを決めたカリー

『1』で少し暗雲が立ち込めたセルティックスだけど、ブラウンを中心に1qでは40点をたたき出す。
『2』で僅差に追いつかれるも、3qで再び突き放し最大17点差に。
しかし『4』の、一歩間違えれば6ファウルで退場となるところでカリーの勇気ある守備と直後の3で完全に流れが変わり、残り2分10で同点に。
最後は千両役者のカリー。終わってみれば33得点。
今シーズン絶不調のクレイも24得点とまずまず。
クミンガも17得点7リバウンドと存在感を見せた。

セルティックスはテイタムが15得点にとどまったのは、やはり捻挫の影響か。しかしブラウン28点、ホワイト30点は見事。


12/25
黒岩重吾の「背徳のメス」74点
産婦人科で起こる殺人事件。
主人公は女好きでナースと寝るのが生き甲斐で、時には強引に犯すこともあるレイプ魔。
普段偉そうにしておきながら、医療ミスをした上司を庇う気がない主人公は、命を狙われながらも、セフレナースと寝て、金を盗まれる。
上司が医療ミスで殺した女はヤクザの嫁で、ヤクザをも利用して上司を追い落とそうとする主人公と、患者の命を利用してまで主人公を追い出そうとする上司。

そして主人公を狙う33歳の『ブサ老嬢』(33歳で老嬢はひどすぎ)殺人未遂犯。

クズしかいない産婦人科の暗闘を描いた作品でした。


12/22
ニール・スティーブンソンの「スノウ・クラッシュ」読了。63点。
仮想空間メタヴァースとアバターの設定や、シュメール神話、アッシリアの設定などは面白かったんだけど、
本筋が追いにくい話。

NBAグリズリーズ115-113ペリカンズ見ました。

開幕前、7~10位を予想していたグリズリーズですが、エースのジャ・モラント25試合出場停止が想定以上に響き、まさかの開幕6勝19敗、14位。
そしてこの日の復帰戦、いきなりモラントが34得点と大爆発し、ブザービーターまで決める活躍でグリズリーズ劇的勝利!
その次のペイサーズ戦も勝ったそうで、グリズリーズの開幕はここから始まった……か!?

もう出場停止になるなよな><


12/18

ポーラ・ゴズリングの「ゼロの罠」読了。78点。
雪山に閉じ込められた男女9人。そして起こる殺人事件。
並行して、雪山での主人公ローラは、物静かで優しく、知的でありながらリーダーシップも取れるスキナーに惹かれていく。
大自然と殺人鬼、そして陰謀に、ロマンスと贅沢な良作サスペンス。

12/17

サンズ119-116ウォリアーズ。

前半、ウォリアーズが優勢も、普段3ポイントを決めないオコーギーやメトゥが突然の爆発で接戦。

事件は3q。ドレイモンドがヌルキッチを殴って退場。
ここから徐々にサンズに流れが移り、サンズの勝利。
32得点のブッカーがエースの貫録を見せた。
ウォリアーズは38歳のクリス・ポールが15得点11アシスト、35歳のカリーは24得点とチームを引っ張り、
若手のクミンガ、ボジェムスキーが躍動したのは好材料。

ただ、本来主力のはずのクレイ、ウィギンズがポンコツで、ドレイモンドは相手を殴って無期限出場停止で台無し。
ウォリアーズの闇も深い……

キングス128-123サンダー

3q中盤までは落ち着いた展開だったが、そこからジェットコースターのようなキングスのバスケが炸裂。
41得点のフォックスを中心に、縁の下の力持ちサボニス、序盤を引っ張ったモンク、意外な活躍を見せたエリスでキングスが逃げ切った。
サンダーはSGA(シャイ・ギルジャス・アレクサンダー)が43得点も実らず。




12/14

西村京太郎の「日本一周旅号殺人事件」そろそろ読了。(追記)読了。感想は変わらず。
まぁ、いつもの西村さんなので、よほどのことがない限り65点ぐらい。

尾行相手がトイレに入ったので、トイレの洗面所で3分も顔を洗っている間に後ろから殴られる刑事が無能すぎて爆笑。


12/13

オルコットの「若草物語」読了。73点+10点。
思ったよりも暗い内容だったけど、その中で頑張る4姉妹+母親・隣人の一家などなど、優しい人々に囲まれた、地味ではあるけれどかけがえのない青春小説。

面白さは73点なんだけど、作者の、妹に対する想いが溢れていてそれを加味すると+10点。


12/10

陳舜臣の「秘本三国志」全6巻読了。77点+6点。

『面白い三国志』というよりは、『考えさせられる三国志』。
具体的に言えば、三国時代という内乱の時代に、庶民の心に浸透していく道教(五斗米道)や仏教を描いた作品だと思う。
宗教というネットワークで結ばれれば、そこには月氏(ペルシャ人)も匈奴(モンゴル人)も漢民族(中国人)もない。
まして、魏も呉も蜀もない。そうした、平和への祈りを宗教に託した三国志が、この「秘本三国志」だと思う。
このように、テーマが渋いので英雄の大活劇が読みたい人や、特に蜀のファンにはお薦めしない。
現実には未だイスラエル(ユダヤ教)がパレスチナ(イスラム教)に対して虐殺を続けており、それをキリスト教(ユダヤ教の分派)国の西欧やアメリカが支援している。
キリスト教の一派、ロシア正教の中ですらロシアとウクライナが戦争を続けている。
世の中、陳さんが望む通りにはなかなかいかないが、
いつか人類が争いを乗り越え、一つになれることを願わずにはいられない。


ウォリアーズ136-138サンダー。

残り25秒でステフィン・カリーの3ポイントが決まって勝負ありかと思いきや、
残り7・7秒でホルムグレンがファウルをもらいフリースローを3つ全部成功させて延長へ。
延長になってもSGAの38得点ドート&ウィリアムズの守備と、それを突き破るカリーの3。

ウォリアーズはカリー以外(具体的にはトンプソンとウィギンズ!)がもう少ししっかりしてほしい。

12/9

ペイサーズ128-119バックス。
27点15アシスト0ターンオーバーの魔術師ハリバートンが、攻撃陣を縦横無尽に操る。
バックスはアデトクンボが37得点とフィジカルで蹂躙し、リラード24、ミドルトン20、ブルック・ロペス18と、むしろどこからでも点が取れたバックスも、
ハリバートンの力でバックスを粉砕。

陳舜臣の「秘本三国志」5巻読了。関羽の死まで。
この敗戦は、関羽の人望のなさ、対人関係の拙さによるものだと感じた。
捕虜になってよだれを垂らして痴呆症のようになった関羽の最期と、惜しまれつつ亡くなる呂蒙の最期。
他の「三国志」とは全く違っていて、尖っている。

曹操は『根はロマンチストな詩人で人情家』だけど、『合理主義者で、時に非情にもなれる謀略家』という二面性を持つ人物。
息子の曹丕は『非情になれる謀略家』の部分が際立つサイコパス的な不気味な人物として描かれていて(これは、他の三国志でもそういう造形のものが多い)、
曹植は『ロマンチストな詩人』の部分が際立つ、人情家として描かれている。

足して2で割ればちょうどいいのに、どちらかしか後継者に選べない。
曹操は内心、曹丕を不気味に思い、曹植が好きだけど、乱世では曹丕の方に適性があるように感じているという、曹操の葛藤が面白いです。

陳舜臣の『曹操』読了。72点。
同著者の『秘本三国志』の副読本として読んだが、1800ページの『秘本』と比べて、当然ながら重複も多く、『秘本』だけ読めばいいような気がしなくもない。

特徴としては、『秘本』ほどは蜀に対して辛辣ではないこと(秘本の蜀アンチぶりはなかなかw)、『秘本』では13歳で亡くなった実際の曹宙を描いたが、こちらでは狂言回しとして名前だけ借りた別人曹宙が出てくること(紛らわしいし、これじゃオリジナルキャラみたいなものなので、別の名前をつけた方が良かったのでは?)、
曹操の初恋の相手が物語全編で活躍すること、ぐらいかな。


12/7

陳舜臣の「秘本三国志」4巻読了。
赤壁直前まで。
ずっと繋がっていた劉備と曹操の地下同盟がついに破れる。
この同盟、荒唐無稽な気もするが、「そんな可能性もあるかもしれない」という思いにさせられる。
難民を連れて行ったのは、曹操が襲ってきたときの煙幕にするためと、相変わらず劉備は黒い。

レイカーズ106-103サンズ。
38歳レブロンが、31得点11アシスト8リバウンドと、相変わらずの孤軍奮闘ぶり。
止めのクラッチショットはリーブスの3。

サンズは前半のターンオーバーが多すぎて、司令塔不足が改めてクローズアップされた印象。

12/6

陳舜臣の「秘本三国志」3巻読了。
袁術の没落まで(まだ死んではいない)。

胡車児の「胡」はペルシャ民族を指すという話や、英雄はみな人妻好きというのは面白い。
そして胡車児が強い。
関羽が呂布の奥さんに片思いして、奪おうとしてるのもウケるw



12/5

ペイサーズ122-112セルティックス。

セルティックスのペースで進んだ試合で、ペイサーズがセルティックスを破った。
これは、面白さだけじゃなく強さも信じて良いのかもしれない。
26得点13アシスト10リバウンドのハリバートンを中心に、ペイサーズの真価を見た。

12/4

陳舜臣の「曹操」上巻読了。
曹操の青年時代を中心に、青州兵を得るところまで。
十常侍を中心とした宦官と外戚、士大夫の宮廷陰謀劇が面白い。
張譲、意外と人間みがあるのなw



バルセロナ1-0アトレティコ。

カードを乱発しがちな審判はどうかと思ったが、何とか試合結果に影響の出ない範囲で安心。
バルセロナにきて幸せにプレイするジョアン・フェリックスの姿が印象的なのと、
フレンキー・デヨングがいるとバルサの中盤に安定感が出るなと思った。

フレンキーの事をほめるの、めちゃくちゃ珍しいです。
というか、加入当初はアヤックスでの輝きと、移籍金の高さに眩惑されて期待しすぎてたのよね。
アヤックスでは、デ・ブライネとベリンガムを足して2で割ったみたいなプレイをしてたから。

バルセロナではもっと中盤の底でどっしり構える重石みたいな存在になってる。


マンC3-3トッテナム。
素晴らしくエキサイティングな試合と、
それをぶち壊すサイモン・フーパーの誤審。
僕が見た試合でトッテナムがこの無能審判の誤審に助けられるのは2回目ですね。
真面目にサッカーを見る気をなくすレベルで、ここ数年のイングランドリーグは誤審が酷すぎる。
そして今年はさらに悪化している。
トッテナムの試合をサイモン・フーパーが担当していると知ったら、もうその試合は見る価値はないと思い始めている。

12/3

陳舜臣の「秘本三国志」2巻読了。董卓が倒れ、呂布はさまよい、曹操が青州兵を取り込んだところsまで。士孫瑞の活躍が地味に熱く、王允は無能。
呂布が袁紹の旗下で張燕と闘っていた事は知らなかった。
あと、公孫瓚は袁術閥ではなく、第三の派閥という書かれ方になってる。

3巻に移る前に、同じ作者のスピンオフ小説「曹操」の上巻を読むつもり。


バックス132-121ホークス。
クラッチタイムまでひりひりするようなハイ・インテンシティな熱戦。
最後の5分にバックスが突き放し、快勝。

12/2

陳舜臣の「秘本三国志」1巻読了。76点。
董卓の長安遷都まで。
正史ベースの三国志であり、虚々実々の駆け引きが楽しめる。
董卓の増兵トリックや後漢時代の情報も勉強になる。

ただ、「演義」では群雄オールスターズの反董卓連合がほぼ1戦もしておらず、そのまま董卓は長安に逃げてしまうので、地味な印象。
オリジナルキャラの支英が、それこそ諸葛亮級の頭脳の持ち主なのも賛否両論ある気はする。


11/30

アーセナル6-0ランス。
ハベルツのゴールを皮切りに、ジェズス、ウーデゴーア、サカ、マルティネッリと全てが流れの中からの美しいゴール。右サイドを果敢に攻め上がる富安の貢献も光る。
5-0で折り返した後半は、一転してお互い無気力な凡戦に。
アーセナルはスタメンは強いが、ジェズスの代役のヌケティアやサカの代役リース・ネルソンなどは明らかに見劣りがするので、後半出てきた控え組も頑張ってほしかった。


11/28

NBAナゲッツ113-104クリッパーズ。
飛車角抜きヨキッチ・マレー・ゴードンがおらず、「これ見る必要あんの?」と思わせる陣容のナゲッツVS完全体クリッパーズ。
しかし、マレーの代役レジ―・ジャクソンが35得点13アシストと大暴れ。ヨキッチの代役デアンドレ・ジョーダンとの連携も素晴らしくジョーダンも21得点13アシストと、ヨキッチの代わりとは言えずとも存在感を示す。
クリッパーズはレナードが31得点で孤軍奮闘も、連携が悪く、ホームでタレント集団とは到底思えない『惨敗』。


柴田錬三郎の「英雄三国志」読了。
総合では69点。

第一部(1~3巻)『英雄ここにあり』が64点、
第二部(4~6巻)『生きるべきか死ぬべきか』が72点。
『演義』準拠の三国志なので、比べるべきは羅漢中『三国志演義』や、吉川英治『三国志』になると思う。
第一部は、率直に言って出来は良くない。 作者が蜀(劉備・関羽・諸葛亮)が大好きなのはわかるけど、せっかく魅力あふれる群雄が各地で覇を競っているのに、大半が劉備陣営の視点からしか描かれておらず、吉川三国志と比べてもむしろ『退化』しているように思う。
ルビの間違い・不統一や(程普・孫乾に顕著)、謎の設定(劉備の長男は別にいて、劉禅は次男だった説。いつのまにか長男は消えて、劉禅が跡継ぎになっている/ 曹洪が曹操の弟になったり従弟になったりする/ 袁紹と袁術も兄弟になったり従兄弟になったりする)なども目につくし、桃園の誓いのシーンをバッサリ切ったにも関わらず、後からいつの間にか義兄弟になっていて『あの時誓った契りは~』みたいなセリフがあったりする。 

第二部になると、相変わらず関羽・諸葛亮贔屓が凄いが、魏や呉についてもある程度描かれており、バランスが改善されている。
また、第6巻『夢の終焉』は諸葛亮亡き後の物語が描かれており、割と多くの『三国志』が諸葛亮の死で物語を終わらせてしまうのに対し、きちんと描き切った(と言っても蜀の滅亡までだけど。欲を言えば晋の統一まで書いてほしかった)のは評価したいポイント。
孫権の暗君化や、孫峻がなぜか立派な武将になっているのは謎だけど、贔屓の引き倒しには見えないのでまぁいっかと流せる。 

総じて、蜀ファン向けの『三国志演義』。 ただ、第6巻を除くと取り立ててこの作品を推すべきポイントは見当たらない。 文章は読みやすく、サクサク読める。


11/27
柴田錬三郎『英雄三国志」第5巻『攻防五丈原』読了。 物語は諸葛亮の死まで。  三国時代に入ってから(第4巻以降)、不満点は減りました。僕が以前読んだ既読3冊とあまり変わらないとも言えますけど。
ただ、相変わらず関羽の幽霊が出てきて息子を助けたり、諸葛亮がテレポーテーションの術を使ったり、その辺はやりたい放題ですし、 星を見て寿命がわかるはずなのに、たまに仲間の死に驚いたりするなど相変わらずあれですが。
とにかく、関羽と諸葛亮への偏愛がビシビシと伝わってくる三国志なので、蜀ファン、特に関羽と諸葛亮ファンは楽しいんじゃないかと思います。 蜀以外のファンは、3巻までは正直しんどいですね。
「星を見れば、人の死がわかるというのは、何も不思議な事ではない」と3回ぐらい作者が力説しているあたり、 作者自身も自信がなくて、必死に読者を納得させようとしている感じがいじましいです。
あと、魏延のキャラクターが今までの三国志よりも立っていて、 『めちゃくちゃ不満をため込みやすい。納得しないと不平たらたら』キャラなのと、 諸葛亮のキャラが、『説明は不要。いいから私の言うとおりにすれば勝てる(実際勝つ)」なキャラなので壮絶にコミュニケーション不全が起きていて、これじゃ魏延が背くのもわかるなという説得力が、既読三国志よりも強くなっていますね。 今まで読んだ三国志だと、魏延は意味不明に諸葛亮に嫌われてかわいそうな役でしたが、この作品だと、もう会った瞬間から「こいつとは一緒に仕事やっていけねぇ!」とお互い思ったんだろうなぁって(苦笑)


11/26
柴田錬三郎の「英雄三国志」4巻『出師の表』読了。
評価はやや持ち直した。

というか、3巻までは『戦国時代』なのに『蜀』しか書かないことに不満が大きかっただけど、
4巻からは『三国時代』で、うち『呉』は多少魏と小競り合いするくらいで存在感が薄いため
『蜀』しか書かなくても短所が目立たない。

11/24
柴田錬三郎の『英雄三国志3巻 三国鼎立』読了。 物語は劉備の死まで。 これをもって、『英雄三国志 前半部 英雄ここにあり』が完結。 ここまでの点数は66点。
 『演義』ベースなので仕方ない面はあるが、劉備・関羽・諸葛亮贔屓が凄まじく、終始、蜀の事ばかり書いてある。
「赤壁の戦い」に300ページも要したかと思えば、「夷陵の戦い」は20ページ程度、「渭水の戦い」や「定軍山の戦い」は完全カット、 いつの間にか消えた劉備の長男、ルビの振り間違えの多さ、いつの間にかキャラ設定が変わるなど、完成度は低い。
というわけで、後半部『生きるべきか死ぬべきか』は読まなくて良い気がするけれど、最終巻は諸葛亮没後の時代が書かれていて、 これは意外と珍しいので、気が乗らないながらも、頑張って最後まで読もうかなと思っているところです。

11/23
柴田錬三郎の『英雄三国志』2巻、「覇者の命運」読了。暫定で67点まで落ちた。
赤壁の戦い直前まで。
演義ベースなのもあるけど、演義以上に劉備贔屓。
劉備以外の部分はダイジェストで、それは三国時代一の大合戦『官途の戦い』すら例に漏れず。
赤壁でも、相変わらず諸葛亮ageのために噛ませ犬にされる周瑜さん…。


11/21

風邪で死んでます。

NBAセルティックス102-100グリズリーズ。
サンティ・アルダマが28得点12リバウンド6アシスト、
デズモンド・ベインが30得点8アシスト(3P成功率50%)と、
この二人だけが頼りのグリズリーズ、惜しくもセルティックスに敗れ
これで3勝10敗。
クマさんの冬眠は長そうです。


柴田錬三郎「英雄三国志」1巻『義軍経つ』読了。
袁術が偽皇帝を名乗るところまで

文章が読みやすいので苦痛ではないが、正直に言って『三国志演義』や『吉川英治三国志』の二番煎じ、三番煎じの印象が強く、独自の魅力を持ってはいないように思う。
劉備贔屓なのは構わないが、劉備のシーンだけ長い
三国志初心者向けって感じ。

三国志に最初に触れる読者になら、この『英雄三国志』を薦めてもいいんだけど、
多分もっと知名度の高い『吉川英治三国志』や『三国志演義』がすでにあるからなぁ。

それらを読んだ後に、もっと三国志について知りたいと思って読むには不向きなんだよなぁ。



11/17

NBAナゲッツ111-108クリッパーズ面白かった!
ガチの接戦でした。
アーロン・ゴードンのブザービーター3や、ポール・ジョージのまさかのゴールにボールが挟まる事件など、クリッパーズに運がなさすぎた
MOMはいつもな気もするが、ヨキッチ。
32得点16リバウンド9アシストというとてつもないスタッツを見ても、「今日のヨキッチは大人しいな」と思ってしまう、それぐらい凄い選手になってしまった。

ウォリアーズ102-101キングス。
予想に反して守備の試合になったが、最後の最後まで勝者がわからない接戦。
フォックス不在のキングス、カリーが不調のウォリアーズと攻撃が湿っていた両チームでベストプレイヤーはキングスのサボニス
最後は残り0・2秒でクレイ・トンプソンの逆転シュートが炸裂。

11/16

ローラ・J・ミクスンの「アストロパイロット」読了。71点。
320ページの作品ですが256ページ(絶体絶命のピンチ)までは面白かったです。

後半、やけに展開が早くて、あっさり敵を倒して、トントン拍子に解決して「??」ってなりましたw
もう100ページくらい使ってじっくり書き込んでほしかったです><

11/15

スティグ・ラーソンの「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」読了。85点。
ミソジニー(女性蔑視)がテーマの作品で、自閉スペクトラムでピアスじゃらじゃらタトゥーヒロインのリスベットに牽引され、グイグイ読ませる。
第2作の直後から始まるためできれば一気に読んだ方が良い。ミカエルはモニカとくっつくのかぁ……エリカ派です🤧


11/14

レイカーズ107-108ヒート。
前半はヒーロー、ダンカン・ロビンソンといった3P部隊が躍動したヒート。
レイカーズはレブロンリーブスが中心。
3qはレイカーズのターンオーバーが多く、ヒートのスティールも冴えてレイカーズを突き放すが、
最終qではレブロンが本領発揮。1点差まで迫るもヒートが逃げ切った。
ヒートはやはりエースのバトラーの存在が心強い。
アデバヨも最後にミスをしてしまったものの、22得点20リバウンド10アシストのトリプルダブル。
若手のハイメ・ハケスも堅実なプレーで、いなくなったゲイヴ・ヴィンセントを連想する。

最後に、審判への抗議によるテクニカルファウルがお互い非常に多かった。
1点差で決まったことも含め、審判への不満(あるいは審判のジャッジ)が試合を左右した面もあったと思う。


レイカーズ122-119サンズ。

レブロン頼みで相変わらず硬直したオフェンスのレイカーズ
VSビールが加入してボールも回り、デュラントが38得点を決めた上り調子に行けそうなサンズの一戦。

勝ってなおレイカーズは不安、サンズに期待が持てる試合だった。




11/12

セルティックス119-111ヒート。
28得点に、チェイスダウンブロック2発のデリック・ホワイトがMOM。チーム全体のケミストリーも良く、東の優勝候補。
ヒートはアデバヨが大奮闘、ヒーローの3もタッチが良かったが届かず。


11/11

NBAのナゲッツ108-105ウォリアーズ。
マレーがいないナゲッツと、ウォリアーズの一戦は意外と固い試合に。
今日も35得点のヨキッチがまさかのFT2発失敗。
カリーのクラッチ3も決まり、風雲急を告げたが、なんとかナゲッツがしのぎ切った。
盤石の王者ナゲッツと、新加入クリス・ポールがすでに馴染んでいるウォリアーズ。
今年も西を楽しませてくれることは確実の2チームの試合でした。



11/10

今日はスポーツ・デー(アーセナルVSセビージャは9日に見たんだけど)

NBAのサンズ95-100レイカーズ
39得点でデュラントが引っ張るサンズが3q終わりまでリード。しかしデュラント以外が酷く、ターンオーバーを連発(ユーバンクスのひっでぇミスが象徴的)。
レイカーズは良い意味で孤軍奮闘せず、それでいて要所をしっかり締めたレブロンの活躍で逆転勝利。


NBAのセルティックス103-106シクサーズ。
ハーデン問題などどこ吹く風、活き活きと躍動したチームはとりわけ大黒柱のエンビードと、第二エースになりつつあるマキシーが光る。
残り2分で14点差。勝負ありかと思った矢先、シクサーズはミスを連発、3点差にまで迫られるがかろうじて逃げ切った。


ルーキーとは思えない風貌のハイメ・ハケスJRの3ポイントでとどめ。
NBAのヒート108-102グリズリーズ。結局クマさんは冬眠から目覚めませんでした。

それにしてもヒートは本当にルーキーを育てるのが巧いですね。
ヴィンセント、ヒーロー、アデバヨ……このハイメ・ハケスもNBAに長くとどまる選手になるんじゃないかと思わせる試合でした。

にしても、グリズリーズのこの惨状(1勝7敗)は予想外です。
特に好きなチームでもありませんが、プレーオフには入ると思っていたので。
クマさんがプレーオフ争いに参入する(か、完全撤退する)までは、クマさんも応援することにしましょうか。
(ちなみに強いときはグリズリーズ、弱いときはクマさんと書いてしまう……今のグリズリーズはクマのプーさん状態なので……)


CLのアーセナル2-0セビージャは凡戦。
というかセビージャはもう終わってるな……という感じ。
枠内シュート3:1というのも酷いし、セビージャは枠内どころかシュートすら打ててない。
ファウルしかできないし、攻撃する意欲が見えない。
リーグでも15位と低迷していて、正直この大会に出て良いレベルのチームではない。

同節のパリVSミランとは非常に対照的で、「サッカーって面白いな!」と思いたければパリVSミランを。
一方、アーセナルVSセビージャなんて見ちゃうと「サッカーってくっそつまらねぇな」となってしまう。この試合を殊更あげつらう必要もないけど、仮にこの試合が人生初サッカー観戦だったら、たぶんその人はもう二度とサッカーは見ないと思いました。


11/8

NBAセルティックス109-114ティンバーウルブス。
序盤からセルティックスの華麗なボールムーブや、ゴベアを吹っ飛ばしてのブラウンのダンクなど派手なプレイで見どころ十分。
他にもカイル・アンダーソンの遅~~いシュートフェイクに引っかかって転ぶ選手が現れたり、ポルジンギスのフライングジャンプボールなど笑いどころもたくさん。
しかし試合は熱戦でオーバータイムに突入。
MOMは38得点のエドワーズ
7得点でしかも退場というポンコツなタウンズに代わりチームを引っ張った。
セルティックスはテイタム32、ブラウン26ポルジンギス20と満遍なく点を取り、負けてなお強しという印象。


CLミラン2-1パリ、非常に面白かった。

やはり地力はパリ。特にコロ・ムアニ、デンベレ、エムバペの高速カウンター3トップの威力は脅威
交代出場のイ・ガンインも、アジア人の域を超えたプレイで、韓国代表の未来は明るい。
先制はやはりパリだったが、その3分後にミランがすぐに追いつけたのが大きい
ミランの殊勲者は5人。
後ろから、まずはファインセーブを連発したGKメニャン
右サイドバックのカラブリアエムバペを見事にストップ。中盤のロフタス・チークのダイナミズムは守備と攻撃を見事に繋いだ。
MVPはレオン。オーバーヘッドでの同点ゴールはもちろん、ミランのカウンターの急先鋒としてパリにほぼ唯一の脅威を与え続けた。
5人目は最前線のジルー。頼りになるベテランは決勝点を決めるだけでなく、37歳とは思えない運動量で最前線からの守備にも貢献

75分過ぎにレオンを交代させた後はミランは防戦一方となり、今時珍しい『クリアに逃げる』必死の守備。
それでも逃げ切ったミラン。


11/6

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」読了。68点。
春樹さんの中では読みやすい方。


11/5

レイカーズ130-125クリッパーズ。
1qはレナードが大爆発し大量17点リードを取ったクリッパーズだが、3qあたりから失速し、寄り切りでレイカーズに逆転される
ポール・ジョージの奮闘もあって延長に持ち込む粘りを見せるも、そのPGが退場でゲームセット
35得点10リバウンド7アシストのレブロンは凄すぎ

バックス110-105ニックス。
ブランソン45得点の大爆発も、ニックスは敗戦……報われない活躍だった……

11/4

キングス132-127レイカーズは延長にもつれる大熱戦!
27得点8アシストのレブロンや、終盤猛攻をかけたラッセルの追い上げを、
フォックスマレー、ハーター、モンクのどこからでも打てる3P爆撃。MVPは37得点のフォックス

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」読了。63点。
何が書きたいんだかよくわからない話でした。
戦争の悲惨さについて、結構な文章量が割かれているので反戦小説なのかというと、ファンタジーチックな現代パートにもたくさん文章量が割かれていて、その二つが融合しているようには思えませんでした。

ジャック・ウィリアムソンの「宇宙軍団」読了。76点。
バーナード星人(メドゥーサ)から地球を守るべく、 主人公のジョン・ウルナ―は最強兵器AKKAの知識を持つ乙女アラドレを救うべく、愉快な凸凹三人組と地獄の星へと向かう。 RPGに出てきそうなモンスターにひたすら襲われる、
ほぼ全編冒険サスペンス。
その中でほっと一息つけてくれるのが、ハゲ&デブ&アル中で愚痴っぽいけれど、鍵を開ける特殊技能を持つ心優しきおっさんギルス・ハビブラ。
完全に主人公を食っているぐらい魅力的。

11/3
エドモンド・ハミルトンの「スターウルフ」3部作最終巻「望郷のスターウルフ」読了。71点。
相棒のディルロが活躍しないのがちょっと寂しい。


11/2
エドモンド・ハミルトンの「さいはてのスターウルフ」(スターウルフシリーズ2巻)読了。73点。
主人公が故郷を失っているという設定が
基本的には「クヨクヨしないで、まず行動!」な主人公のパーソナリティに一抹の陰を落としていて、親しみやすくしていますね
1巻では皆無だった女性キャラも登場!


11/1
マンC3-0マンU。
怪我人が多いとはいえ、ホームで守ることしかできない、『弱い方のマンチェスター』。
3失点目のロドリへの寄せの緩さなど、このレベルでは致命的。GKオナナが一人で頑張っていた。
マンCは2ゴール1アシストのハーランドがさすが。そしてこのチームを支えているのはロドリ

10/31

エドモンド・ハミルトンの「さすらいのスターウルフ」読了。72点。
宇宙で大暴れしていた宇宙海賊ヴァルナ人(通称スターウルフ)。その一人、ケインは仲間に裏切られ、行く先もないまま地球人の男に拾われる。
活劇に次ぐ活劇で、まぁ、B級娯楽SFなんだけど、意外と面白い。箸休めにどうぞ。


10/30

ロジャー・ゼラズニイ&T・ワイルドの『エーリアン・スピードウェイ』最終巻、『宿命のチャンピオン』読了。64点。

今回は、レーサーを蝕む麻薬シンジケートと対決するんだけど、そこに記憶テープ(生前の記憶をコピーしておく)などが絡んできて

そういうのはいいから、1巻の単純さが好きだった。

ミラン2-2ナポリ面白かった!
前半はミランがやりたい放題。右サイドからジルーへのクロスで2得点、それだけではなく左サイドからもチャンスを作るなど虐殺ショーの雰囲気が漂う。
しかし後半、ポリターノのゴールで1点を返すと互角か、ややナポリのペースに。ラスパドーリのFKも決まってドロー決着。

村上春樹の「騎士団長殺し」そろそろ読み終わります。
とりあえず、『よくわかんない』です!!

イデアってなんだっけ🤔レベルの人が読む本じゃないですね💦
13歳の少女が、胸が大きくならないことを36歳の男主人公にずっと相談するところは、いかにも村上さんだなぁという気はしましたが(苦笑)


10/29
ナゲッツ108-104グリズリーズ。
試合は終始ナゲッツが数点差をリードする展開。
ヨキッチ&マレーが22点ずつをとって勝利に貢献。

グリズリーズはモラントの出場停止の穴を埋める新加入ローズが大奮闘。同じく新加入スマートは20点、渋い脇役ティルマンらも目立ったが惜しくも敗戦。


スペインサッカー、バルセロナ1-2レアル・マドリーを見ました。
ベリンガムしか怖くない、のが今シーズンのレアルなんですが、
そのベリンガムが今日も2ゴールと大爆発。
この人、本当にMFなんですか……??
バルセロナの1点目、ギュンドアンのダイナミズム溢れる得点も素晴らしかったけど、
結局ベリンガムにもっていかれてしまった。

10/27

NBAがついに開幕!
セルティックス108-104ニックス。
久しぶりのNBA、面白かった。
変に目立ってたのはポルジンギス、髪型で目立ってた(突然スキンヘッドになるなよww)のはホワイトだけど、試合を通してはやっぱり34得点のテイタム。

ロジャー・ゼラズニイ&T・ワイルドの、エーリアンスピードウェイ2巻
「裏切りのピットホール」読了。67点。

レース界の腐敗や陰謀が強く出ていて、爽快感は薄いですね。

SFオールタイムベスト(2024年6月5日記入)

ミステリ版をやったので、SF版も。

既読作品

S 何を措いてでも読むべき作品
A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品

D 良さがわからなかった作品
太字ではないもの  未読(あるいは小学生の頃読んで、内容も覚えていないもの)

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

賞関係は気づいたやつだけ。適当。


SFマガジン2014

1『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム 

2『ディアスポラ』グレッグ・イーガン 

3『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

4『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター 

5『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク 

6『万物理論』グレッグ・イーガン 

7『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス  ヒューゴー賞

8『新しい太陽の書』ジーン・ウルフ 
『拷問者の影』世界幻想文学賞、『調停者の鉤爪』ネビュラ賞、『警士の剣』ローカス賞、

9『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 

10『ハイペリオン』 ダン・シモンズ ヒューゴー賞/ローカス賞

11『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン 

12『ハイペリオン』四部作 ダン・シモンズ   『ハイペリオンの没落』までは読んだ
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞
『エンディミオンの覚醒』ローカス賞


13『ユービック』フィリップ・K・ディック  再読

14『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス 

15『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック  再読

16『火星年代記』レイ・ブラッドベリ  再読

17『都市と都市』チャイナ・ミエヴィル  ヒューゴー賞/ローカス賞/クラーク賞/英国SF賞/世界幻想小説賞

18『航路』コニー・ウィリス  ローカス賞

19『都市と星』アーサー・C・クラーク 

20『ハイペリオン』二部作 ダン・シモンズ  
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞

21『スローターハウス5』カート・ヴォネガット  再読

22『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

23『逆転世界』クリストファー・プリースト  英国SF賞

24『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

25『ぺルディード・ストリート・ステーション』チャイナ・ミエヴィル  クラーク賞/英国幻想文学賞

26『時間封鎖』 ロバート・チャールズ・ウィルスン ヒューゴー賞 

27『火星のタイム・スリップ』フィリップ・K・ディック 

28『エンパイア・スター』サミュ工ル・R・ディレイニー 

29『パヴァーヌ』キース・ロバーツ 

30『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ

31『夢幻諸島から』クリストファー・プリースト 

32『リングワールド』ラリイ・ニーヴン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

33『砂漠の惑星』スタニスラフ・レム 

34『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット  再読

35『バベル17』サミュエル・R・ディレイニー  ネビュラ賞

36『アッチェレランド』チャールズ・ストロス ローカス賞 

37『スキャナー・ダークリー』フィリップ・K・ディック  英国SF賞

38『順列都市』グレッグ・イーガン  キャンベル賞

39『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞/キャンベル賞

40『ブラインドサイト』ピーター・ワッツ 

41『楽園の泉』アーサー・C・クラーク  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

42『宇宙のランデヴー』アーサー・C・クラーク  ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞

43『結晶世界』J・G・バラード 

44『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック  キャンベル賞

45『宇宙船ビークル号』A・E・ヴァン・ヴォ―クト 

46『火星夜想曲』イアン・マクドナルド 

46『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー 

48『高い城の男』フィリップ・K・ディック ヒューゴー賞 再読

49『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン 

50『双生児』クリストファー・プリースト 


SFマガジン2014 日本版 抜け多め

1ハーモニー
2果てしなき流れの果てに
3百億の昼と千億の夜

4グランヴァカンス
5虐殺器官 再読
6天冥の標
7華竜の宮
8日本沈没
9妖星伝
10戦闘妖精雪風
12神狩り
13マイナスゼロ
14虚航船団

15宝石泥棒
16セルフリファレンスエンジン
17銀河英雄伝説 再読

18ビートレス
19上弦の月を食べる獅子
20ハイブリッドチャイルド

21マルドゥックスクランブル
22産霊山秘録
23屍者の帝国
24あなたの魂に安らぎあれ

25バレエメカニック
26復活の日
27凶天使

28消滅の光輪

29幻詩狩り

30日本アパッチ族

31旅のラゴス

32航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ

33あなたのための物語
34皆勤の徒
35かめくん
36膚の下
37ドグラマグラ 再読
38廃園の天使シリーズ 「グランヴァカンス」のみ読了
39アラビアの夜の種族
40第四間氷期
41脱走と追跡のサンバ
42MOUSE
43太陽の簒奪者

44新世界より
45たそがれに還る
46チグリスとユーフラテス

47プリズム

48バビロニア・ウェーブ
49継ぐのは誰か


(SFマガジン2006年版) 『くじら座タウ星系発、X’masロケットに飛び乗れ!』様より引用

1.『ソラリス』スタニスワフ・レム

2.『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク

3.『夏への扉』ロバート・A・ハインライン

4.『火星年代記』レイ・ブラッドベリ 再読

5.『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター

6.『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス ヒューゴー賞

7.『万物理論』グレッグ・イーガン

8.『《ハイペリオン》四部作』ダン・シモンズ 「2部作」まで読了
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞
『エンディミオンの覚醒』ローカス賞



9.『ハイペリオン』ダン・シモンズ ヒューゴー賞/ローカス賞

10.『《ハイペリオン》二部作』ダン・シモンズ
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞


11.『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス

12.『《新しい太陽の書》シリーズ』ジーン・ウルフ
『拷問者の影』世界幻想文学賞、『調停者の鉤爪』ネビュラ賞、『警士の剣』ローカス賞、
『独裁者の要塞』キャンベル賞

13.『ユービック』フィリップ・K・ディック 再読

14.『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック 再読

15.『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン

16.『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン ヒューゴー賞/ネビュラ賞

17.『宇宙船ビーグル号』A・E・ヴァン・ヴォクト

18.『順列都市』グレッグ・イーガン キャンベル賞

18.『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア ヒューゴー賞/ネビュラ賞

20.『エンパイア・スター』サミュエル・R・ディレイニー

21.『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

22.『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード ヒューゴー賞/ネビュラ賞

22.『竜の卵』ロバート・L・フォワード

24.『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン ヒューゴー賞/ネビュラ賞

25.『宇宙消失』グレッグ・イーガン

26.『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン ヒューゴー賞

27.『逆転世界』クリストファー・プリースト 英国SF賞

28.『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』フィリップ・K・ディック 再読

29.『火星夜想曲』イアン・マクドナルド

30.『《銀河帝国興亡史》三部作』アイザック・アシモフ

31.『結晶世界』J・G・バラード

32.『中継ステーション』クリフォード・D・シマック ヒューゴー賞

32.『ディファレンス・エンジン』ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング

32.『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ

35.『航路』コニー・ウィリス

35.『重力が衰えるとき』ジョージ・アレック・エフィンジャー

37.『ディアスポラ』グレッグ・イーガン

38.『光の王』ロジャー・ゼラズニイ

39.『パヴァーヌ』キース・ロバーツ

40.『キリンヤガ』マイク・レズニック

41.『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン

41.『スキズマトリックス』ブルース・スターリング

43.『《銀河帝国興亡史》七部作』アイザック・アシモフ 『4作目まで読んだ』

43.『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーヴンスン

45.『スターメイカー』オラフ・ステープルドン

45.『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック

45.『2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク 再読

45.『リングワールド』ラリイ・ニーヴン

49.『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア 再読

49.『人間以上』シオドア・スタージョン




(SFマガジン2006 国内) 『くじら座タウ星系発、X’masロケットに飛び乗れ!』様より引用


1.『百億の昼と千億の夜』光瀬龍

2.『果しなき流れの果に』小松左京

3.『妖星伝』半村良

4.『マイナス・ゼロ』広瀬正

5.『宝石泥棒』山田正紀

6.『神狩り』山田正紀

7.『復活の日』小松左京

8.『産霊山秘録』半村良

9.『戦闘妖精・雪風<改>』神林長平

10.『日本沈没』小松左京

11.『ハイブリッド・チャイルド』大原まり子

12.『石の血脈』半村良

13.『上限の月を喰べる獅子』夢枕獏

14.『たそがれに還る』光瀬龍

15.『マルドゥック・スクランブル』冲方丁

16.『アラビアの夜の種族』古川日出男

17.『太陽の簒奪者』野尻抱介

18.『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』飛浩隆

19.『かめくん』北野勇作

19.『虚航船団』筒井康隆

19.『《銀河英雄伝説》』田中芳樹 再読

22.『星界の紋章』森岡浩之

22.『ドグラ・マグラ』夢野久作 再読

22.『BRAIN VALLEY』瀬名秀明

25.『猫の地球儀』秋山瑞人

26.『膚の下』神林長平

27.『あなたの魂に安らぎあれ』神林長平

27.『消滅の光輪』眉村卓

29.『終わりなき索敵』谷甲州

30.『幻詩狩り』川又千秋

30.『《戦闘妖精・雪風》二部作』神林長平 1作目のみ読んだ

30.『第四間氷期』安部公房

33.『《グイン・サーガ》シリーズ』栗本薫

34.『継ぐのは誰か?』小松左京

35.『《航空宇宙軍史》シリーズ』谷甲州 「終わりなき索敵」のみ読了

36.『家畜人ヤプー』沼正三

37.『エイダ』山田正紀

38.『第六大陸』小川一水

38.『チグリスとユーフラテス』新井素子

38.『レキオス』池上永一

41.『神は沈黙せず』山本弘

41.『魂の駆動体』神林長平

43.『脱走と追跡のサンバ』筒井康隆

44.『猶予の月』神林長平

45.『我が月は緑』今日泊亜蘭

46.『《十二国記》シリーズ』小野不由美

47.『日本アパッチ族』小松左京


(SFマガジン98年版)

1 果てしなき流れの果に

2 百億の昼と千億の夜

3 夏への扉 
4 火星年代記 再読

5 ソラリスの陽のもとに
 
6 虎よ、虎よ 
6 幼年期の終わり

8 ハイペリオン

9 妖星伝
10 ファウンデーションシリーズ (ファウンデーションの彼方へ、まで)

11 地球の長い午後
12 星を継ぐもの

13  星界の紋章
14 アルジャーノンに花束を

14 あなたの魂に安らぎあれ

14 マイナスゼロ
17 ハイブリッドチャイルド

17 復活の日
19 銀河英雄伝説 再読
20 ハイペリオン二部作
 ハイペリオン ハイペリオンの没落
21 アンドロイドは電気羊の夢を見るか 再読
21 石の血脈
23 ブラッド・ミュージック
24 戦闘妖精雪風
25 日本沈没
26 たそがれに還る

26 ノーストリリア
28 リングワールド
29 神狩り
30 上弦の月を喰べる獅子

31 月は無慈悲な夜の女王
32 ニューロマンサー

32 消滅の光輪
34 竜の卵

34 産霊山秘録

34 虚航船団

37 グインサーガ

37 継ぐのは誰か?

39 旅のラゴス

40 宇宙船ビーグル号

41 第四間氷期

41 エンダーのゲーム

41 楽園の泉

44 終わりなき索敵
44 銀河乞食軍団
44 ユービック 再読
47 スキャナーダークリー

47 闇の左手

49 都市と星
50 エンパイアスター
51 デューンシリーズ (砂漠の神皇帝まで)

51 さよならジュピター

53 兇天使
54 脱走と追跡のサンバ

55 結晶世界

55 猶予の月
55 ヴィーナス・シティ
55 虚無回廊
55 パプリカ
60 新しい太陽の書4部作

60 カエアンの聖衣
62 鋼鉄都市 再読
62 引き潮のとき
62 スタータイドライジング

62 パヴァーヌ
66 朝のガスパール
66 スキズマトリックス

66 航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ読了

69 逆転世界
69 都市
69 人間以上
69 猫のゆりかご(多分読んでる。自信がない)

69 日本アパッチ族

74 幻詩狩り

74 キャッチワールド
74 キャプテンフューチャー

74 バベル17
74 レンズマン
79 黙示録3174年  ヒューゴー賞
79 エイタ (エイダかな?)
79 敵は海賊・海賊版
82 火星のタイムスリップ

82 発狂した宇宙
82 帝都物語
85 タウゼロ

85 星からの帰還
85 ドグラマグラ 再読

85 光の塔
85 プリズム
90 敵は海賊シリーズ 「海賊版」のみ読了

90 バベルの薫り
90 宇宙戦争
90 さよならダイノサウルス

94 時間衝突
94 所有せざる人々

94 ハローサマー、グッドバイ
94 分解された男

SFマガジン 89年 海外 抜け多し

1 夏への扉
2 幼年期の終わり
3 ファウンデーションシリーズ 「ファウンデーションの彼方へ」まで
4 アルジャーノンに花束を 
5 火星年代記 再読
6 デューンシリーズ  「デューン砂漠の神皇帝」まで

7 虎よ、虎よ
8 リングワールド
9 アンドロイドは電気羊の夢を見るか 再読

10 ソラリス
12 月は無慈悲な夜の女王
17 2001年宇宙の旅 再読
18 光の王
19 闇の左手
20 都市と星
21 地球の長い午後

22 宇宙の戦士
23 火星人ゴーホーム

24 スキズマトリックス

25 新しい太陽の書
26 所有せざる人々
27 火星のタイムスリップ 再読
28 楽園の泉
29 宇宙船ビーグル号の冒険
30 エンパイアスター

31 鋼鉄都市 再読
32 発狂した宇宙
33 砂漠の惑星

42 ユービック 再読
43 パーマーエルドリッチの三つの聖痕 再読

44 都市
48 中継ステーション

SFマガジン 89年 国内 抜け多め

1 百億の昼と千億の夜

2 果てしなき流れの果てに
3 グインサーガ
4 宝石泥棒
5 戦闘妖精雪風
6 あなたの魂に安らぎあれ

7 銀河英雄伝説 再読
8 消滅の光輪
9 敵は海賊・海賊版
10 銀河乞食軍団
11 復活の日
12 日本沈没
13 レダ
14マイナスゼロ
15妖星伝
16たそがれに還る

17ダーティペアシリーズ

18虚無回廊
19産霊山秘録

20火星甲殻
21虚航船団

22さよならジュピター

23神狩り
24帝都物語
25光の塔
26兇天使

27脱走と追跡のサンバ
28ウルフガイシリーズ
29司政官シリーズ 「消滅の光輪」のみ読了
30クラッシャージョウシリーズ

31日本アパッチ族

32幻詩狩り

33継ぐのは誰か

36第四間氷期

41七瀬シリーズ
46航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ読了

49石の血脈

少女異聞録 白鷺小百合の華麗なる日常 クリア

68点。

前作「少女異聞録」とキャラクターが共通しており、前作の方が出来が良いため、前作プレイを推奨します。が、本作単体でも普通に楽しめると思います。前作より難易度は格段に低め。

本作は時間制限のない(劣化版)「ペルソナ」だと考えていただければ間違いありません。
ストーリーはないに等しいので割愛します。
ダンジョンは6つ用意されており、それぞれ9階層に分かれています。

キャラクターは魅力的で、前作よりも画力が上がっており、更にかわいくなっております。
(反面、Hシーンの数や服装などは圧倒的に前作の方が多いです)

前作にもそういう面はありましたが、パラメータ上げをコツコツやってかわいい女の子たちを
(性的なパラメータも含めて)鍛え上げる事に楽しさを見いだせれば、買って損はありません。


☆攻略?

何せ時間制限がないので、詰まるという事はありませんし、非効率的な事を行なっても全く問題ありません。
また、パラメータ上げにこだわりがないなら、特に気にすることもありません。
ただ、ある程度効率的に動いた方が楽ではあるので、一応ここに書いておきます。

まず、一番大切な時間は『夜』です(深夜ではないです)。
夜にしかできないことが結構あるので、他の時間にもできることはほかの時間にしましょう。

最初に上げるべきは『コミュ力』です。
初期の小百合は完全なコミュ障なので、まず投資すべきはコミュ力の向上でしょう。
更に上がったコミュ力で、住人たちとのコミュレベルを上げる必要がありますが、特に最初にお世話になる『ジム:ダンジョン探索レベルを上げる場所』と、『アミューズメント施設:小百合の個人パラメータを上げる場所』のコミュレベルは真っ先に上げましょう。
アルバイトも効果的ですので、アルバイト先のコミュレベルも優先して上げておきたいところです。
後は、せっかくなので仲間たちとのコミュレベルも上げたいですね。
武器・防具・アクセサリー屋は優先順位的には高くないですが、最終的には利用することになるので、上げておきましょう。

住民に関しては、上げてもしょぼいアイテムしかくれない人と、意外なスキルを教えてくれる人がいますので全方位的に上げるのが良いですが、特に優先しなくても良いです。

ダンジョン探索スキルは、アイテム交渉以外のものを優先的に上げましょう。せっかくダンジョンに行っても、探索スキルがないと宝箱が開けられず二度手間、三度手間になる恐れがあります。
別に日数制限はないのでそれでもいいですが、面倒くささを感じる僕のような人はなるべく先に上げておきましょう。


個人パラメータで次に上げるべきは色々ありますが、度胸、魅力をLV1だけでも上げておくと、
夜のバイトや援助交際でお金稼ぎがしやすいです。
また、仲間のHパラメータを上げたい人は『淫乱度』を優先的に上げましょう。
仲間のHパラメータ上げは時間がかかる割に、Hシーンは2パターンしかないリターンの少ない作業ですが、そこはそれ、上げることで満足する人向けに書いています。

小百合の淫乱度を上げたら、仲間たちに徹底的にエロ会話を持ちかけて仲間の淫乱度を上げます。
そうすることで、仲間が援助交際できるようになります。サイテーですねw
援助交際は、小百合と仲間+男の3Pと、『夜』に自発的に仲間が援助交際をするのを小百合が目撃する2パターンがあります。
基本的に3Pをする際は、とにかく仲間の方に男根を突っ込ませ、自発的な援助交際はアナルを開発しましょう。
仲間優先なのは小百合の性器レベルは普通にやっていても上がるので、仲間のパラメータを上げる方が良いです。

小百合については、キスとフェラ、性器のLVは上げやすいので、援助交際では他のプレイ(パイズリ、手コキ、アナル)を開発しましょう。



NBAプレーオフ展望&答え合わせ

追記部分は斜体太字で書きます。

★西地区 

ナゲッツが本命とはいえ、どこもかしこも強いのが西地区の特徴。
なにせ敗退したキングスやウォリアーズですら46勝36敗と、大抵のシーズンならプレーオフに進出できる数字。
それだけ、西のレベルは高く、群雄割拠の印象が強い。


☆サンダー(1位シード)VSペリカンズ(8位シード)

ザイオンが故障でいない時点でペリカンズは厳しい。サンダーが85:15ペリカンズでサンダーの突破。

ここは予想通りでした。全く危なげなくサンダーが勝利。


☆クリッパーズ(4位シード)VSマーベリックス(5位シード)

実力伯仲の1回戦屈指の好カード。

やや高齢化が進むものの、
レナード、ジョージといった守備職人にハーデンが加わったクリッパーズVS
ドンチッチ&アービングの最強レベルの2ガードにギャフォード、ライブリーとセンターを補強し、バランスが改善されたマーベリックス。
ただ、いくらバランスが改善されたとはいえ、まだウイング陣に弱さもあり、控えガード1番手がハーダウェイというのも少々頼りない。

バランスのクリッパーズを、最強2ガードが打ち砕けるか。
個人的には58:42と、かなり迷うもののクリッパーズの突破。


外しましたねぇ。正直あまりこのシリーズを見れていないので、よくわからないんですが、レナードの不在が大きかった……のかな?


☆ウルブス(3位シード)VSサンズ(6位シード)

西の守備番長ウルブスと、スターパワーが揃いながらいまいち波に乗れていないサンズ。
デュラント、ブッカーにグレイソン・アレンと攻撃の駒が揃い、「スターパワー重視」のチームの中ではサンズに最も可能性を感じるが、ウルブスのサイズを活かした守備に対抗できるか?

ウルブス59:41サンズと、こちらも迷うもののウルブスの突破。

ウルブス勝利予想は当てたけど、もう少しサンズが頑張ると思っていました。


☆ナゲッツ(2位シード)VSレイカーズ(7位シード)

こちらもかなりの好カード。
レブロン&デイビスのスターパワーに頼るレイカーズは、インシーズントーナメントでも優勝と、『一発勝負・大勝負』にはめっぽう強いが、バランスを考えればナゲッツの優位は揺るがない。

ナゲッツ70:レイカーズ30でナゲッツの突破。

ここは普通に当てましたね。

レギュラーシーズンの3強が揃って勝ち上がりという事で、波乱のない1回戦でした。


★東地区

圧倒的に強そうなのがセルティックス。
そこから数段落ちてバックス、シクサーズ、ニックスあたりが2~4番手につける。
どこがセルティックスを止めるか、東地区の興味はそこに尽きる。


☆セルティックス(1位シード)VSヒート(8位シード)

去年も8位シードから東を制した不気味且つ泥臭い雑草魂チーム、ヒート。
バックスやセルティックスを苦しめるならヒート、と言いたいところだが、
そのヒートを束ねる大黒柱バトラーの負傷欠場は痛恨。
他の誰がいなくなっても大丈夫だが、バトラーはヒートの魂。

セルティックス85:15ヒートで、セルティックスが突破。


そりゃそうだよなぁ。むしろヒートが1勝で来たのはよく頑張りました。

☆キャバリアーズ(4位シード)VSマジック(5位シード)

守備重視の両チームの対決だが、ミッチェルの爆発力が違いを生み出すか。
キャバリアーズ64:36マジックで、キャバリアーズが突破。

第7戦までもつれているので現状わかりませんが、思ったより接戦になっているシリーズですね。

☆バックス(3位シード)VSペイサーズ(6位シード)

シーズン前半戦を盛り上げてくれた『攻撃は最大の防御』のペイサーズ。
東2番手はバックスだと思うが、大黒柱アデトクンボの故障欠場は痛い。
個人的にはペイサーズの健闘に期待したいが、総合力ではやはりバックスだと思う。

バックス67:33ペイサーズで、バックスが突破。(アデトクンボありなら、バックス78:22ペイサーズ)

リラードまで負傷するとは思わなかったよ……。
でもそれ以前にペイサーズの爆発力がプレーオフでも保たれるとは思っていなかったので、ここは完全に予想を外しました。



☆ニックス(2位シード)VSシクサーズ(7位シード)

東1回戦の中では最も注目のカード。
そもそもシクサーズが7位に落ちたのはエンビードの負傷欠場のためで、エンビードが欠場するまでは東の2~3位に入っていた。
未だエンビードは本調子ではないものの、彼が復帰したシクサーズは7位シードと侮れるチームではない。
ニックスは2位シードを取っただけあって、ブランソンを中心にディビンチェンゾ、ロビンソンなどの職人が揃う手堅いチーム。派手なシクサーズと堅実なニックスの対戦は接戦になるだろう。
シクサーズ56:44ニックスで、シクサーズ突破を予想。


思いっきり外してるww
このシリーズは結構見ましたが、めちゃくちゃ荒れたシリーズでした。
エンビードのラフプレーがとても印象悪かったですね。
ニックスはさすが2位というか、思った以上に強かったです。



現状、4つ当たり3つ外れw
全然当たってないwww
 
ちなみに東西ともに、開幕前の予想を見ると頭を抱えたくなるぐらい外してます。
セルティックスとナゲッツが最強、というところだけは今のところ当ててるんですが、
2番手以降の予想が全く当たっていませんw


NBA敗退チーム感想(随時更新)

敗退チーム、と言っても全チーム見ていたわけではないので、比較的見ていたチームのみ書きます。

★カンファレンス準決勝敗退チーム

デンバー・ナゲッツ 57勝25敗 VSレイカーズ4勝1敗 VSティンバーウルブス3勝4敗

西の王者筆頭候補がここで敗退。
大黒柱ヨキッチに、副官マレー、ゴードン。
コールドウェル・ポープに、今シーズン飛躍したポーターjrと去年優勝時のコアをそのまま残したまま、プレーオフに突入。
大きなけが人もなく、レイカーズを危なげなく下した後、まさかのウルブスに敗退。
ウルブスとの相性が悪かったこともあるが、負けてなお強い印象を残した。

☆オクラホマシティ・サンダー 57勝25敗 VSペリカンズ4勝0敗 VSマーベリックス2勝4敗

クリス・ポールがいなくなったバブル・コロナでのロケッツ戦から、久しぶりにプレーオフに登場。
ギルジャス・アレクサンダー、ドートというここ数年でのチームから、
ホルムグレン、ギディ―、ウィリアムズ2人といった若手も揃い、一気に西1位に躍進。
平均年齢23歳のチームは、今後も期待できそうだ。

☆ニューヨーク・ニックス 50勝32敗 VSシクサーズ4勝2敗 VSペイサーズ3勝4敗

シボドーHCらしい、THE・ド根性チーム。
エースのブランソンを中心に、ハート、ディビンチェンゾのビラノバ大学3人衆がガッツリ気合のハードワーク、リバウンドへの意識も非常に高いブルーワーカーのエリートチーム。
ただ、シボドーHCのブラック酷使もあって、主力が次々と故障していき、最後にはほぼ誰もいなくなってしまった。


★プレーオフ1回戦敗退チーム

☆ロサンゼルス・クリッパーズ 51j勝31敗 VSマーベリックス2勝4敗

またも大事な時にいないカワイ・レナード。
ハーデンまで加えて、レギュラーシーズンでは相当強い印象を受けたのだけど、もうレナード&ジョージ体制は無理かもですね。
カリーのウォリアーズ、レブロンのレイカーズ、デュラントのサンズ、レナードのクリッパーズ、
ベテラン中心のチームは軒並み敗退して、一時代が終わった感じのする23-24でした。


☆フィラデルフィア・セブンティシクサーズ 47勝35敗 VSニックス2勝4敗

完全に戦犯はニック・ナースHCであり、ジョエル・エンビードの長引いた負傷。
故障で全く動けなかったエンビードを、1月末のウォリアーズ戦で強行出場させた結果、
エンビードの負傷は悪化、結局プレーオフの4月まで負傷を引きずり続けることになった。

これがナースHCの愚かな判断だったのか、エンビードがワガママを押し通したのかはわからない。
65試合以上に出場しないと、MVPや得点王にエントリーできないという新ルールの存在があったのは間違いない。
しかし、個人タイトルのためにチーム成績を犠牲にするような選手は、チームのためにならないし、
それを止められなかったなら、HCにも責任はある

復帰を早めたにせよ、ウォリアーズ戦でバリバリ動いていたのならここまで叩かない。
お荷物状態だったあのコンディションで、エンビードを出場させ続けたあの試合は、シクサーズの今シーズンを完全に決定づけた。

唯一明るい材料はマキシーの飛躍。


☆ミルウォーキー・バックス 49勝33敗 VSペイサーズ 2勝4敗

サンズのモンティ・ウィリアムズ→ヴォ―ゲルも不可解だったが、バックスのブーデンホルザー→グリフィン→リバースへの流れは明らかにチームを弱体化させた。
更にリラードの補強によってホリデーを失ったのも結果的に大失敗。

もちろん、プレーオフ開始直前に大エースのアデトクンボが怪我をしたのが最大の誤算だったとはいえ、レギュラーシーズンの不安定な戦いぶりも含めてバックスの一時代は終わった感が否めない。




☆マイアミ・ヒート 46勝36敗 VSセルティックス1勝4敗

常に不気味な昨シーズン東覇者マイアミ・ヒートも、1回戦で散った。
今シーズン、特に目立つのはプレーオフ直前で負傷するエース選手の多さ。
ニックスのランドル、ペリカンズのザイオン、バックスのアデトクンボ、そしてヒートのバトラーと、何もこの時期に……と言いたくなるタイミングだ。

さてそんなヒートだが、シーズンを通して主力の負傷に苦しめられた。
守備は固いのだが、とにかく攻撃力が凡庸なのは、頼れるスコアラーがいないためだろう。
一方で、今年もハイメ・ハケスというルーキーが覚醒し、ヒートの育成能力は改めて証明された。
1回戦で当たったのが東ではここ10年でも最強だと思われるセルティックスという不運もあったが、
バトラー抜きで、1勝を挙げてみせた。
さすがに戦力的に限界に近づいてはきているが、数々の若手選手を育成できるヒートは、来シーズン以降どういう風に舵を切るのか、楽しみだ。





☆ロサンゼルス・レイカーズ 47勝35敗 VSナゲッツ1勝4敗

サンズと同じく、結局はスターパワー、結局はレブロン頼み。
いかに歴代最強クラスの選手とはいえ、39歳の彼の孤軍奮闘ではこれが限界だ。
アンソニー・デイビスは守備面でそれなりにインパクトを残し、
八村、ラッセルも悪くない援護射撃を見せたが、優勝を狙えるような布陣ではなかった。


☆フェニックス・サンズ 49勝33敗 VSウルブス0勝4敗


開幕前、『スターパワー軍団』の中では最も期待していたチーム。
しかし、散々喧伝されていたBIG3はブラッドリー・ビールの低迷で、従来どおりのデビン・ブッカーケビン・デュラントのBIG2に。むしろクリス・ポールが抜けた分、戦力ダウンだったかもしれない。
今シーズン、ステップアップしたグレイソン・アレンが目を引いたが、プレーオフ途中で負傷により残念ながら出場できず。
結局、ブッカーデュラントの2人で80点を取っても、その他の選手が全員合わせて20点しか取れない、典型的な『ダメなスターチーム』のパターンで、ティンバーウルブス相手に惨敗を喫した。


★プレーオフ不出場チーム

☆サクラメント・キングス 46勝36敗 西9位 プレーイン2回戦敗退

去年西3位だったキングスが今年は9位、と聞くと随分グレードダウンしたように感じるが、
勝敗を見ると去年は48勝34敗で西の3位、今年と2ゲーム差しか違わない。

去年の圧倒的なオフェンス力は抑え気味になったが、その分ディフェンス力は上がった。
チームの軸はエースのディアロン・フォックスと、超万能型センター、ドマンタス・サボニス。
そして個人的6thマン賞のマリーク・モンクの3人。
特にサボニスは、リーグ最強のセンター、ヨキッチの陰に隠れてはいるが、ヨキッチさえいなければリーグ最高クラスのセンターとしてもっと注目を集めているだろう。

チームにとって痛かったのは終盤でのモンクの負傷。そこからチームは崩れ、西5位から9位へと滑り落ちていった。
逆に言えばモンクが健在なら、去年と同じ48勝には到達できただろうし、プレーオフも見えていたかもしれない。
もっとも、それこそがキングスの層の薄さと言えないこともないが。


☆ゴールデンステイト・ウォリアーズ 46勝36敗 西10位 プレーイン1回戦負け

王朝の終焉、と喧しいウォリアーズだが勝率を見れば46勝36敗と決して悪くはない。
ただ、それでも西の10位になってしまうあたり、今年の西地区が魔境だったかということがわかる。
ドレイモンド・グリーンの欠場(22試合だったかな?)も響いたが、
それよりも大怪我から復帰したクレイ・トンプソンが以前とは全くレベルの違う選手になってしまったこと、
アンドリュー・ウィギンズが相変わらずポンコツな事がチームの足を引っ張った。
また、(僕が見た試合では)接戦に弱く、僅差で競り負ける試合が多かった。
エースのステフィン・カリーは36歳ながら未だスーパースターとして絶大な引力を見せ、
今シーズン、飛躍を遂げたジョナサン・クミンガ、ルーキーながら正直クレイよりも遥かに良かった万能ガードブランディン・ポジェムスキーといった若手の活躍も見られ、個人的にはそこまでネガティブなシーズンだったという印象はない。
38歳のクリス・ポールも最低限の仕事はこなした。


☆アトランタ・ホークス 36勝46敗 東10位 プレーイン1回戦負け

トレイ・ヤングを中心に、地区決勝まで進んだのはわずか3シーズン前。
しかし毎年HCをコロコロ変える落ち着きのなさで、一向に熟成が進まず成績は年々悪化。
それでも一昨年、去年とプレーオフには辛うじて進出できていたのだが、今年はとうとうそれもできなくなってしまった。

ダブルエースのトレイ・ヤングとデジャンテ・マレーのプレイ相性が絶望的に悪く、攻撃に振り切った今シーズンは確かにかなりの得点力を誇ったが、それ以上に守備が脆すぎた。


☆メンフィス・グリズリーズ 27勝55敗 西13位

開幕前に5~8位辺りと予想していた身としては、最も期待を裏切ったチーム。
とはいえ、恐るべき怪我人の多さで、こればかりはどうすることもできない。
主力としてプレイできたのはジャレン・ジャクソンぐらいで、後はほとんど控え選手、謎の若手選手だらけのチームになってしまった。

そんな中で、個人的に眼に止まったのがスペイン人センターの、サンティ・アルダマ。
3も打てる現代的ビッグマンで、まだ23歳と今後に期待が持てる。

怪我人だらけとはいえ、愚行により開幕から25試合出場停止を受けたジャ・モラントに関しては、擁護のしようがない。そして、モラントがいない間これほど勝てなかったのもまた正直意外だった。




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