著者はリチャード・アダムズ。評価はS。
動物を主人公にした冒険ファンタジーは、子供の頃から好きだった。
ネズミのガンバを主人公にした「ガンバの冒険」に親しんで育ったし、
リスの物語である「グリックの冒険」はガンバ以上に好きだった記憶がある。
自動車だとか電車だとか、時代を遡っても馬だとかでヒューっと遠距離を移動できる物語と違って、動物モノの移動手段は当然徒歩。
これがたまらなく、イイ。
「グリック」では、主人公の友達である鳥が出てくるのだが、リスのグリックが2ヶ月近く頑張って歩いた道のりを、たった2時間で飛んでしまったりする。距離的にはミニマムだけれど、その中に数多くの危険、冒険が待っていて、胸を震わせてくれる。それが動物冒険モノの醍醐味だろうと思う。
今回読んだ「ウォーターシップダウンのうさぎたち」も、前述の2作品に負けず劣らず、ストーリーテリングの巧みさで一気に読ませる、冒険ファンタジーの傑作だった。
内容的には小学生・中学生から読めるが、大人が読んでも十二分に面白い。
仲間たちそれぞれに見せ場が用意されているのもポイントで、長のヘイズルやファイバーはもちろん、ビグウィグ、ダンディライアン、ブラックベリーやカモメのキハールなどが活き活きと活躍したのも印象深い。
敵のウーンドウォント将軍も、カリスマ溢れる強大な敵で、英雄の名にふさわしい存在感だった。
ラストはちょっと切なかった。ヘイズルやビグウィグ以外の仲間たちのその後や、キハールの再登場がなかったのは残念だが、彼らののどかで楽しいシーンを想像しながら、本を閉じることができた。
四季の草花の香りまで感じることができる、植物の描写も素晴らしい。
動物ファンタジーを描きたければ、自然物の描写も疎かにはできないことを痛感した。
読者として、動物ファンタジーは大好きだが、描写の下手な私が動物ファンタジーを書くのは難しそうだ。
動物を主人公にした冒険ファンタジーは、子供の頃から好きだった。
ネズミのガンバを主人公にした「ガンバの冒険」に親しんで育ったし、
リスの物語である「グリックの冒険」はガンバ以上に好きだった記憶がある。
自動車だとか電車だとか、時代を遡っても馬だとかでヒューっと遠距離を移動できる物語と違って、動物モノの移動手段は当然徒歩。
これがたまらなく、イイ。
「グリック」では、主人公の友達である鳥が出てくるのだが、リスのグリックが2ヶ月近く頑張って歩いた道のりを、たった2時間で飛んでしまったりする。距離的にはミニマムだけれど、その中に数多くの危険、冒険が待っていて、胸を震わせてくれる。それが動物冒険モノの醍醐味だろうと思う。
今回読んだ「ウォーターシップダウンのうさぎたち」も、前述の2作品に負けず劣らず、ストーリーテリングの巧みさで一気に読ませる、冒険ファンタジーの傑作だった。
内容的には小学生・中学生から読めるが、大人が読んでも十二分に面白い。
仲間たちそれぞれに見せ場が用意されているのもポイントで、長のヘイズルやファイバーはもちろん、ビグウィグ、ダンディライアン、ブラックベリーやカモメのキハールなどが活き活きと活躍したのも印象深い。
敵のウーンドウォント将軍も、カリスマ溢れる強大な敵で、英雄の名にふさわしい存在感だった。
ラストはちょっと切なかった。ヘイズルやビグウィグ以外の仲間たちのその後や、キハールの再登場がなかったのは残念だが、彼らののどかで楽しいシーンを想像しながら、本を閉じることができた。
四季の草花の香りまで感じることができる、植物の描写も素晴らしい。
動物ファンタジーを描きたければ、自然物の描写も疎かにはできないことを痛感した。
読者として、動物ファンタジーは大好きだが、描写の下手な私が動物ファンタジーを書くのは難しそうだ。