著者はダン・ブラウン。評価はA+。
数年前、「ダヴィンチコード」に魅せられて、ダン・ブラウンの前作に取り掛かってみました。
今作もまた、「薀蓄で知的好奇心を満足させてくれ」、「サスペンスシーンでスリルを味わわせてくれ」、
「考えさせられるテーマ性も持っている」、上質のエンターテイメント作品であると感じました。
うんちくに関しては、インターネットの発祥を知らなかったので、何だか一つ頭が良くなったような気がします。
それとイルミナティ・ダイアモンドの演出もカッコイイです。思わず本を逆さまにしてしまいました。
『聖女テレサの法悦』はエロすぎて笑いました。
真犯人は、可哀想でしたね。
「科学から恩恵を受けた、祝福された子供」(天使)が、「試験管で生を受けた、呪われた子供」(悪魔)に変貌してしまったということでしょうか。
狂信者は恐ろしい、頭おかしい、というのも確かなのですが、彼の言葉
「科学は人を破滅に追いやる」というのは、これが一片の真理であることは、
核兵器を考えれば、あるいは福島原発を考えれば理解できると思います。
同時に、科学の進歩によって癒されるようになった病気もあり、救われる命もあります。
宗教も同じこと。
宗教もまた、人の心を救い、壊してきました。
「宗教」や「科学」について、そしてこの二つの共存について考えさせられる小説でもありました。
まだ手元にはありませんが、最新作「ロスト・シンボル」を読むのが楽しみです。
数年前、「ダヴィンチコード」に魅せられて、ダン・ブラウンの前作に取り掛かってみました。
今作もまた、「薀蓄で知的好奇心を満足させてくれ」、「サスペンスシーンでスリルを味わわせてくれ」、
「考えさせられるテーマ性も持っている」、上質のエンターテイメント作品であると感じました。
うんちくに関しては、インターネットの発祥を知らなかったので、何だか一つ頭が良くなったような気がします。
それとイルミナティ・ダイアモンドの演出もカッコイイです。思わず本を逆さまにしてしまいました。
『聖女テレサの法悦』はエロすぎて笑いました。
真犯人は、可哀想でしたね。
「科学から恩恵を受けた、祝福された子供」(天使)が、「試験管で生を受けた、呪われた子供」(悪魔)に変貌してしまったということでしょうか。
狂信者は恐ろしい、頭おかしい、というのも確かなのですが、彼の言葉
「科学は人を破滅に追いやる」というのは、これが一片の真理であることは、
核兵器を考えれば、あるいは福島原発を考えれば理解できると思います。
同時に、科学の進歩によって癒されるようになった病気もあり、救われる命もあります。
宗教も同じこと。
宗教もまた、人の心を救い、壊してきました。
「宗教」や「科学」について、そしてこの二つの共存について考えさせられる小説でもありました。
まだ手元にはありませんが、最新作「ロスト・シンボル」を読むのが楽しみです。