オランダ 2-1 メキシコ
主審 C
試合内容 C+
MOM FW アリエン・ロッベン(75)(オランダ)
GK シレッセン(60) オチョア(65)
CB デフライ(60) マルケス(55)
フラール(50) モレノ(55)
ブリント(50) ロドリゲス(40)
SB フェルハーフ(40) ラジュン(50)
カイト(40) アギラール(45)
DH デヨング(50) サルシド(65)
CH ヴァイナルダム(55) エレーラ(60)
OH スナイデル(65) グアルダード(55)
FW ロッベン(75) ドス・サントス(65)
ファンペルシー(40) ペラルタ(55)
監督 ファンハールB エレーラ C
【オ】
デヨング(50)→マルティンス・インディ(50)
フェルハーフ(40)→デパイ(60)
ファンペルシー(40)→フンテラール(60)
【メ】
モレノ(55)→レジェス(50)
ペラルタ(55)→チチャリート(?)
ドスサントス(65)→アキーノ(50)
【オランダ】
『戦術ロッベン』はこの日も健在だった。
中盤を省略し、縦に長いボールを送る工夫のない攻撃に終始したオランダの印象は、良くない。
ただし、前線で輝くロッベンだけは別格。
この選手がいるからこそ、オランダはこういう戦術でも勝ち上がれるのだろう。
ファンハールの戦術は正直僕の好みにはまるで合わないが、フェルハーフに代えたデパイは突破力でオランダの攻勢を推進し、フンテラールは前線のポストとなってオランダへと流れを引き寄せた。
ファンハール采配がズバリと当たったといえる。
【メキシコ】
90分のうち、80分間はメキシコの試合だった。それだけに、メキシコ敗退というこの結果は酷である。
特にGKオチョア、DF マルケスを中心にした最終ラインは強度を保ち続けた。
サルシド、エレーラを中心とした中盤も、中盤を放棄したオランダを相手に支配率を保ち続けた。
唯一物足りなかったのが攻撃陣だろうか。
とはいえ、オランダの攻撃陣も決して完調ではなかっただけに……。
【メキシコ代表まとめ 2勝Ⅰ分1敗 5得点 3失点 攻撃 B 守備 A スペクタクル B-】
注目選手 GK ギジェルモ・オチョア 平均採点68.3/3試合(カメルーン戦以外の3試合)
CB ラファエル・マルケス 61.6/3試合
CH エクトル・エレーラ 66.6/3試合
5得点とあるが、誤審によって取り消されたゴールが2つもあり、見逃されたPKもあったことから、
実質8得点……というのは飛躍にしても、それだけの攻撃力を持つチームだったと言える。
ただ、ドス・サントス、グアルダードといったタレントが悪くない活躍を見せたものの、両者ともに前回大会ほど鮮烈なインパクトはなく、チチャリートに至ってはほぼ活躍なし。
チチャリートに代わって起用されたペラルタも今一つで、数字ほどの破壊力は感じられない。
このチームの特徴はやはり守備だろう。
GKのオチョアは大会屈指のGKで、ベスト16敗退にも関わらず今大会のベストGK有力候補だと考えている
(94年大会ではベスト16で敗退したベルギーGKプロドームがベストに選ばれている)。
その前で守るマルケスも円熟した守備の技術を見せ、中盤ではエレーラという新星も出現した。
オランダVSメキシコの勝者は、準々決勝でギリシャVSコスタリカの勝者と当たるだけに、
一気にベスト4進出の可能性も出ていたが、今大会もまたベスト16の壁を乗り越えることができなかった。
主審 C
試合内容 C+
MOM FW アリエン・ロッベン(75)(オランダ)
GK シレッセン(60) オチョア(65)
CB デフライ(60) マルケス(55)
フラール(50) モレノ(55)
ブリント(50) ロドリゲス(40)
SB フェルハーフ(40) ラジュン(50)
カイト(40) アギラール(45)
DH デヨング(50) サルシド(65)
CH ヴァイナルダム(55) エレーラ(60)
OH スナイデル(65) グアルダード(55)
FW ロッベン(75) ドス・サントス(65)
ファンペルシー(40) ペラルタ(55)
監督 ファンハールB エレーラ C
【オ】
デヨング(50)→マルティンス・インディ(50)
フェルハーフ(40)→デパイ(60)
ファンペルシー(40)→フンテラール(60)
【メ】
モレノ(55)→レジェス(50)
ペラルタ(55)→チチャリート(?)
ドスサントス(65)→アキーノ(50)
【オランダ】
『戦術ロッベン』はこの日も健在だった。
中盤を省略し、縦に長いボールを送る工夫のない攻撃に終始したオランダの印象は、良くない。
ただし、前線で輝くロッベンだけは別格。
この選手がいるからこそ、オランダはこういう戦術でも勝ち上がれるのだろう。
ファンハールの戦術は正直僕の好みにはまるで合わないが、フェルハーフに代えたデパイは突破力でオランダの攻勢を推進し、フンテラールは前線のポストとなってオランダへと流れを引き寄せた。
ファンハール采配がズバリと当たったといえる。
【メキシコ】
90分のうち、80分間はメキシコの試合だった。それだけに、メキシコ敗退というこの結果は酷である。
特にGKオチョア、DF マルケスを中心にした最終ラインは強度を保ち続けた。
サルシド、エレーラを中心とした中盤も、中盤を放棄したオランダを相手に支配率を保ち続けた。
唯一物足りなかったのが攻撃陣だろうか。
とはいえ、オランダの攻撃陣も決して完調ではなかっただけに……。
【メキシコ代表まとめ 2勝Ⅰ分1敗 5得点 3失点 攻撃 B 守備 A スペクタクル B-】
注目選手 GK ギジェルモ・オチョア 平均採点68.3/3試合(カメルーン戦以外の3試合)
CB ラファエル・マルケス 61.6/3試合
CH エクトル・エレーラ 66.6/3試合
5得点とあるが、誤審によって取り消されたゴールが2つもあり、見逃されたPKもあったことから、
実質8得点……というのは飛躍にしても、それだけの攻撃力を持つチームだったと言える。
ただ、ドス・サントス、グアルダードといったタレントが悪くない活躍を見せたものの、両者ともに前回大会ほど鮮烈なインパクトはなく、チチャリートに至ってはほぼ活躍なし。
チチャリートに代わって起用されたペラルタも今一つで、数字ほどの破壊力は感じられない。
このチームの特徴はやはり守備だろう。
GKのオチョアは大会屈指のGKで、ベスト16敗退にも関わらず今大会のベストGK有力候補だと考えている
(94年大会ではベスト16で敗退したベルギーGKプロドームがベストに選ばれている)。
その前で守るマルケスも円熟した守備の技術を見せ、中盤ではエレーラという新星も出現した。
オランダVSメキシコの勝者は、準々決勝でギリシャVSコスタリカの勝者と当たるだけに、
一気にベスト4進出の可能性も出ていたが、今大会もまたベスト16の壁を乗り越えることができなかった。