(欠場者) (ブ)DHルイス・グスタボ(出場停止)
ブラジル 2-1 コロンビア
主審 D-
試合内容 C+
MOM CB マリオ・ジェペス(80)(コロンビア)
GK ジュリオ・セーザル(40) ダビド・オスピナ(65)
CB ダビド・ルイス(70) マリオ・ジェペス(80)
チアゴ・シウバ(50) クリスチャン・サパタ(45)
SB マルセロ(65) パブロ・アルメロ(55)
マイコン(50) ファン・スニガ(25)
DH パウリーニョ(60) カルロス・サンチェス(40)
フェルナンジーニョ(30) フレディ・グアリン(40)
SH ネイマール(65) ファン・クアドラード(40)
フッキ(45) ハメス・ロドリゲス(70)
OH オスカル(60) FW ビクトル・イバルボ(40)
CF フレッジ(40) テオフィロ・グティエレス(45)
監督 スコラーリ C ペケルマン C
【ブ】
フッキ(45)→ラミレス(?)
パウリーニョ(60)→エルナネス(55)
ネイマール(65)→エンリケ(?)
【コ】
クアドラード(40)→キンテーロ(45)
イバルボ(40)→ラモス(60)
グティエレス(45)→バッカ(65)
こんな話題を出すのも気が重いのではあるが、今日の主役は審判だったと言わざるを得ない。
ブラジルの2点目に繋がったFKは、フッキの『ダイブ』のように見える。
このプレイでハメス・ロドリゲスにイエローカードが提示されたが、明らかにカードの基準がおかしいのである。
(ダイブかどうかは異論があると思うが、ハメスへのイエローは、それまでの基準を考えれば確実におかしい)
前半、スニガが見舞った強烈なタックルにはカードなし。フェルナンジーニョの度重なるファウルにもカードなし。
クアドラードがあからさまにダイブしても、ネイマールがあからさまにダイブしてもカードなし。
チアゴ・シウバのコスいファウルにはイエロー。
ジュリオ・セーザルの一発退場モノのファウルにはイエロー
(これはまぁ、僕自身は納得しています。欧州基準が厳しすぎると思っているので。ただし、欧州基準ならレッドです)。
試合が荒れるのは当然としか言いようがない。
この試合に限らず、今大会はとにかくファウルに対する判定が『甘い』。
相当汚いタックルでもイエローカードを出さないシーンが目立つ。
更に、「ダイブ」に騙されるシーンも多く、審判のレベルは相当低い。
この試合では、そんな今大会を代表するようなジャッジの迷走ぶりが顕著に表れた結果、
ラフプレイが横行する荒れた試合になった。
ネイマールの負傷も、そんな審判が産んだといったら言い過ぎだろうか?
【ブラジル】
攻撃面では相変わらず、怖さを感じさせるプレイヤーはネイマールくらいだが、
後ろの選手ではダビド・ルイス、パウリーニョ、マルセロの動きが良かった。
特にパウリーニョは不振が続いていただけに、彼の復活は大きいだろう。
フェルナンジーニョはラフプレイ要員なのか、この試合でも汚いプレイを連発。
ジュリオ・セーザルは致し方ないとは思うが、レッドカードが出てもおかしくないプレイだった。
【コロンビア】
MOMにはジェペスを選んだ。この日もネイマールとの1対1に再三再四勝利し続けた。
38歳にして、衰えを全く見せない彼の堅守にコロンビアは助けられている。
スニガは前半のラフプレイ、後半のネイマールへのプレイなど、とにかく荒い。
攻撃陣ではハメス・ロドリゲスは別格。
本来ならそこに絡んでくるクアドラードがこの日は不発に終わったのが、コロンビアの敗因だろう。
【コロンビア代表まとめ 4勝1敗 12得点4失点 攻撃 B+ 守備 B+ スペクタクル B-】
注目選手 OH ハメス・ロドリゲス 平均採点 75/4試合(コートジボアール戦は除く)
CB マリオ・ジェペス 66.6/3試合
GK ダビド・オスピナ 68.5/4試合
しっかりした守備から、ハメス・ロドリゲス、クアドラードを中心にしたカウンターを貫いたコロンビアは、
初のベスト8進出と一定の成功を収めたと言える。
特にエースのハメス・ロドリゲスは5試合出場6ゴール。現時点で得点ランキングのトップと、大ブレイクを遂げた。ゴールだけではなく、チャンスメイカーとしても素晴らしい(というより本職はむしろチャンスメイカーだ)
彼は、まさに大会の華として咲き誇った。
ただ、そのハメス以外の攻撃陣となると、これといったタレントがいなかったのが残念だったところ。
本来ならばここにエースストライカーのファルカオがいたはずだったのだが……。
今大会、エネルギッシュなプレイで株を上げたクアドラードもブラジル相手にはまるで通用せず、ダイブを繰り返して自ら株を下げてしまった。
守備陣では、38歳のCBジェペスの活躍が目をひいた。
唯一ウルグアイ戦はPKを取られてもおかしくないマズい対応があったが、それ以外はほぼパーフェクト。
ブラジル戦ではネイマールをほぼ完全に封じてみせた。
GKのオスピナも好GK。
5試合で12得点4失点という数字は、チームのクオリティを考えると少々できすぎで、
最後のブラジルを除くと相手に恵まれた感は強い。
とはいえ、グループCでは圧巻の強さを見せ、ベスト8へと進出したコロンビア。
新たに南米の強国として定着できるかどうか、今後も注目したいチームだ。
ブラジル 2-1 コロンビア
主審 D-
試合内容 C+
MOM CB マリオ・ジェペス(80)(コロンビア)
GK ジュリオ・セーザル(40) ダビド・オスピナ(65)
CB ダビド・ルイス(70) マリオ・ジェペス(80)
チアゴ・シウバ(50) クリスチャン・サパタ(45)
SB マルセロ(65) パブロ・アルメロ(55)
マイコン(50) ファン・スニガ(25)
DH パウリーニョ(60) カルロス・サンチェス(40)
フェルナンジーニョ(30) フレディ・グアリン(40)
SH ネイマール(65) ファン・クアドラード(40)
フッキ(45) ハメス・ロドリゲス(70)
OH オスカル(60) FW ビクトル・イバルボ(40)
CF フレッジ(40) テオフィロ・グティエレス(45)
監督 スコラーリ C ペケルマン C
【ブ】
フッキ(45)→ラミレス(?)
パウリーニョ(60)→エルナネス(55)
ネイマール(65)→エンリケ(?)
【コ】
クアドラード(40)→キンテーロ(45)
イバルボ(40)→ラモス(60)
グティエレス(45)→バッカ(65)
こんな話題を出すのも気が重いのではあるが、今日の主役は審判だったと言わざるを得ない。
ブラジルの2点目に繋がったFKは、フッキの『ダイブ』のように見える。
このプレイでハメス・ロドリゲスにイエローカードが提示されたが、明らかにカードの基準がおかしいのである。
(ダイブかどうかは異論があると思うが、ハメスへのイエローは、それまでの基準を考えれば確実におかしい)
前半、スニガが見舞った強烈なタックルにはカードなし。フェルナンジーニョの度重なるファウルにもカードなし。
クアドラードがあからさまにダイブしても、ネイマールがあからさまにダイブしてもカードなし。
チアゴ・シウバのコスいファウルにはイエロー。
ジュリオ・セーザルの一発退場モノのファウルにはイエロー
(これはまぁ、僕自身は納得しています。欧州基準が厳しすぎると思っているので。ただし、欧州基準ならレッドです)。
試合が荒れるのは当然としか言いようがない。
この試合に限らず、今大会はとにかくファウルに対する判定が『甘い』。
相当汚いタックルでもイエローカードを出さないシーンが目立つ。
更に、「ダイブ」に騙されるシーンも多く、審判のレベルは相当低い。
この試合では、そんな今大会を代表するようなジャッジの迷走ぶりが顕著に表れた結果、
ラフプレイが横行する荒れた試合になった。
ネイマールの負傷も、そんな審判が産んだといったら言い過ぎだろうか?
【ブラジル】
攻撃面では相変わらず、怖さを感じさせるプレイヤーはネイマールくらいだが、
後ろの選手ではダビド・ルイス、パウリーニョ、マルセロの動きが良かった。
特にパウリーニョは不振が続いていただけに、彼の復活は大きいだろう。
フェルナンジーニョはラフプレイ要員なのか、この試合でも汚いプレイを連発。
ジュリオ・セーザルは致し方ないとは思うが、レッドカードが出てもおかしくないプレイだった。
【コロンビア】
MOMにはジェペスを選んだ。この日もネイマールとの1対1に再三再四勝利し続けた。
38歳にして、衰えを全く見せない彼の堅守にコロンビアは助けられている。
スニガは前半のラフプレイ、後半のネイマールへのプレイなど、とにかく荒い。
攻撃陣ではハメス・ロドリゲスは別格。
本来ならそこに絡んでくるクアドラードがこの日は不発に終わったのが、コロンビアの敗因だろう。
【コロンビア代表まとめ 4勝1敗 12得点4失点 攻撃 B+ 守備 B+ スペクタクル B-】
注目選手 OH ハメス・ロドリゲス 平均採点 75/4試合(コートジボアール戦は除く)
CB マリオ・ジェペス 66.6/3試合
GK ダビド・オスピナ 68.5/4試合
しっかりした守備から、ハメス・ロドリゲス、クアドラードを中心にしたカウンターを貫いたコロンビアは、
初のベスト8進出と一定の成功を収めたと言える。
特にエースのハメス・ロドリゲスは5試合出場6ゴール。現時点で得点ランキングのトップと、大ブレイクを遂げた。ゴールだけではなく、チャンスメイカーとしても素晴らしい(というより本職はむしろチャンスメイカーだ)
彼は、まさに大会の華として咲き誇った。
ただ、そのハメス以外の攻撃陣となると、これといったタレントがいなかったのが残念だったところ。
本来ならばここにエースストライカーのファルカオがいたはずだったのだが……。
今大会、エネルギッシュなプレイで株を上げたクアドラードもブラジル相手にはまるで通用せず、ダイブを繰り返して自ら株を下げてしまった。
守備陣では、38歳のCBジェペスの活躍が目をひいた。
唯一ウルグアイ戦はPKを取られてもおかしくないマズい対応があったが、それ以外はほぼパーフェクト。
ブラジル戦ではネイマールをほぼ完全に封じてみせた。
GKのオスピナも好GK。
5試合で12得点4失点という数字は、チームのクオリティを考えると少々できすぎで、
最後のブラジルを除くと相手に恵まれた感は強い。
とはいえ、グループCでは圧巻の強さを見せ、ベスト8へと進出したコロンビア。
新たに南米の強国として定着できるかどうか、今後も注目したいチームだ。