まずは点数から
シナリオ 80/150 キャラ115/150 絵85/100 音80/100 その他システム85/100 印象 25/50
合計470/650 106位/約170ゲーム中 ESにつける点 75
CATIONシリーズはラブリケ1、ラブリケ2をコンプ、前作は一人クリアでギブアップ。
前作が壊滅的な出来だったのでどうなることかと思いましたが、今回はまずまず面白かったです。
シリーズ内比較では、
ラブリケ2>プリティケ2>ラブリケ1>>>プリティケ1でしょうか。
このシリーズの特徴として
1、パラメータ上げ、アイテムコンプが楽しい
2、嫌みなヒロインが一人もおらず、みんなかわいい
3、友人キャラもいい奴
4、シリアス成分がないので気持ちよくプレイできる。反面、物語に中身がなく、起伏にも乏しい。
の4点があげられると思います。
前作は本当に酷い出来だったのですが、特に問題だったのは1と4でしょうか。
このシリーズは『趣味同調システム』と言いまして、
たとえばヒロインが「嵐」が好きだった場合、主人公も「嵐」のCDを入手していると食いついてくる~というような、そういう細かい部分の面白みがウリの一つだと思います。
ところが前作は、ここの部分が本当にグダグダでした(興味のある方は前作の感想をどうぞ)
本作でもまだ多少の粗は残っている(たとえば、鈴鹿ルートで、既に一度バッティングセンターに言っているのに、「行ったことがない」と主人公が言い出すなど)のですが、ほとんど気にならなくなっていました。
4に関しても、前作はテキストが酷く、描いてほしいシーンがことごとくスルーされていたため、
起伏に乏しいを通り越して苦痛レベルでした。
本作でもテキスト自体の出来は相変わらず良くはなく、
「人力車に乗ろうよ」→「面白かったね」(人力車の上で観光をするシーンはなし)のようなショートカットは目につきましたが、どうしても外せないシーンに関してはある程度抑えている感じはありました。
「物語に中身がなく、起伏に乏しい」という部分はそのままですが、合間合間にパラメータ上げの要素を入れたり、本作では立ち絵がスムーズにモーションし、表情がコロコロ変わるので、(E-moteって言うんでしたっけ?)
それを見ているだけで楽しかったりします。
ヒロインが皆、主人公の家に頻繁に寝泊りに来ているというような、一度気になるとかなり気になる部分がおざなりなまま(親とはうまく行っていないとか、放任主義などの理由が用意されていない) なのも気になりますし、
もっと細かいことを言うならオシャレが好きな鈴鹿ちゃんの私服立ち絵が一着しかなく、主人公の家に泊まりに来た時に着替えすら用意していないなど、まぁ気になる部分は沢山あるんですけどね。
ヒロインに関しては、穂波=梓>千歳=鈴鹿かなぁ。共通√での期待値は穂波>千歳>鈴鹿>梓でした。
穂波は、抜群のポテンシャル(かわいさ)をシナリオ方面で多少削られながらもなんとかトップでゴールインという感じ。
一方梓は、本編中唯一といっていいまともなシナリオの恩恵を受けた感じです。
ラブリケ1の綾シナリオもそうだったんですが、「物語開始当初から問題を抱えているヒロイン」のストーリーは、
問題解決→エンディングと綺麗に締まるので良かったと思います。
他方で千歳は、その魅力をシナリオ方面で相当削がれてしまい、凡庸なヒロインになってしまったなぁと(別に嫌いではないんですが)。
教師と生徒なのに、全く緊張感がないですしね……。せめて地元の駅でイチャイチャするのは避けよう、とか思わないんでしょうか……。
まぁこのように、シナリオ方面の不満を挙げるならキリがないのですが、
女の子がかわいければいい、というスタンスで考えるならギリギリ、及第点はあげられる気がします。
シナリオ 80/150 キャラ115/150 絵85/100 音80/100 その他システム85/100 印象 25/50
合計470/650 106位/約170ゲーム中 ESにつける点 75
CATIONシリーズはラブリケ1、ラブリケ2をコンプ、前作は一人クリアでギブアップ。
前作が壊滅的な出来だったのでどうなることかと思いましたが、今回はまずまず面白かったです。
シリーズ内比較では、
ラブリケ2>プリティケ2>ラブリケ1>>>プリティケ1でしょうか。
このシリーズの特徴として
1、パラメータ上げ、アイテムコンプが楽しい
2、嫌みなヒロインが一人もおらず、みんなかわいい
3、友人キャラもいい奴
4、シリアス成分がないので気持ちよくプレイできる。反面、物語に中身がなく、起伏にも乏しい。
の4点があげられると思います。
前作は本当に酷い出来だったのですが、特に問題だったのは1と4でしょうか。
このシリーズは『趣味同調システム』と言いまして、
たとえばヒロインが「嵐」が好きだった場合、主人公も「嵐」のCDを入手していると食いついてくる~というような、そういう細かい部分の面白みがウリの一つだと思います。
ところが前作は、ここの部分が本当にグダグダでした(興味のある方は前作の感想をどうぞ)
本作でもまだ多少の粗は残っている(たとえば、鈴鹿ルートで、既に一度バッティングセンターに言っているのに、「行ったことがない」と主人公が言い出すなど)のですが、ほとんど気にならなくなっていました。
4に関しても、前作はテキストが酷く、描いてほしいシーンがことごとくスルーされていたため、
起伏に乏しいを通り越して苦痛レベルでした。
本作でもテキスト自体の出来は相変わらず良くはなく、
「人力車に乗ろうよ」→「面白かったね」(人力車の上で観光をするシーンはなし)のようなショートカットは目につきましたが、どうしても外せないシーンに関してはある程度抑えている感じはありました。
「物語に中身がなく、起伏に乏しい」という部分はそのままですが、合間合間にパラメータ上げの要素を入れたり、本作では立ち絵がスムーズにモーションし、表情がコロコロ変わるので、(E-moteって言うんでしたっけ?)
それを見ているだけで楽しかったりします。
ヒロインが皆、主人公の家に頻繁に寝泊りに来ているというような、一度気になるとかなり気になる部分がおざなりなまま(親とはうまく行っていないとか、放任主義などの理由が用意されていない) なのも気になりますし、
もっと細かいことを言うならオシャレが好きな鈴鹿ちゃんの私服立ち絵が一着しかなく、主人公の家に泊まりに来た時に着替えすら用意していないなど、まぁ気になる部分は沢山あるんですけどね。
ヒロインに関しては、穂波=梓>千歳=鈴鹿かなぁ。共通√での期待値は穂波>千歳>鈴鹿>梓でした。
穂波は、抜群のポテンシャル(かわいさ)をシナリオ方面で多少削られながらもなんとかトップでゴールインという感じ。
一方梓は、本編中唯一といっていいまともなシナリオの恩恵を受けた感じです。
ラブリケ1の綾シナリオもそうだったんですが、「物語開始当初から問題を抱えているヒロイン」のストーリーは、
問題解決→エンディングと綺麗に締まるので良かったと思います。
他方で千歳は、その魅力をシナリオ方面で相当削がれてしまい、凡庸なヒロインになってしまったなぁと(別に嫌いではないんですが)。
教師と生徒なのに、全く緊張感がないですしね……。せめて地元の駅でイチャイチャするのは避けよう、とか思わないんでしょうか……。
まぁこのように、シナリオ方面の不満を挙げるならキリがないのですが、
女の子がかわいければいい、というスタンスで考えるならギリギリ、及第点はあげられる気がします。