フランス  5-2   アイスランド

主審  B
試合内容 B-
MOM FW アントワン・グリーズマン(80)(フランス)

GK ロリス(60)       ハルドールソン(40)
DF コシールニー(55)    サイバルソン(45)
  サーニャ(50)      ラグナル・シグルドソン(40)
  エブラ(50)       アルナソン(40)
  ウンティティ(55)     スクラーソン(45)
MF マトゥイディ(60)     グズムンドソン(40)
  ポグバ(75)       グンナルソン(45)
  シソッコ(65)       ギルフィ・シグルドソン(60)
  パイェ(75)        ビルキル・ビャルナソン(45)
FW グリーズマン(80)     シグソールソン(55)
   ジルー(70)       ボドバルソン(40)

監督 デシャン B+      ラガーベック B

【フ】
ジルー(70)→ジニャック(60)
コシールニー(55)→マンガラ(55)
パイェ(75)→コマン ?

【ア】
アルナソン(40)→インガソン(50)
ボドバルソン(40)→フィンボガソン(45)
シグソールソン(55)→グジョンセン ?

【フランス】

相手の守備力の問題もあるかもしれないが、中盤で自由を享受したフランス攻撃陣は、素晴らしい連動で
次々とゴールを奪った。
予選リーグでの拙攻から見違えた要因は、ポグバの復調が大きい。
ポグバ、そしてマトゥイディが(マトゥイディはまだまだだが)前線と中盤を繋ぐ接着剤となることで、フランスの攻撃は華麗な色彩を帯びる。
今大会絶好調のパイェ、グリーズマンはこの日も素晴らしく、不調だったジルーも2ゴールと、準決勝ドイツ戦に向けて、そして優勝に向けていよいよ調子が上がってきた。
ただ、アイスランドに2失点を喫した守備は懸念材料だ。
いくらアイスランドが、ここまで全試合にゴールを挙げてきたチームとはいえ、2点は取られすぎである。
今一度、マークの受け渡しなど、細かな守備の修正を確認したいところ。

【アイスランド】 

偉大なるアイスランドの冒険が終わった。
雨の影響か、はたまたアウェイだからか、前半早い時間に2失点を喫し気落ちしたか、
今日のアイスランドはいつもに比べ球際が大人しく、今大会を湧かせてきた彼ららしいサッカーはあまり見られなかった。
しかしそれでも、後半2ゴールを奪ってみせ、サポーターの期待に応えたのはさすがだ。
アイスランドは全試合で相手からゴールを奪った。今大会、PK以外の失点がないフランスからも2ゴールを奪った。
負けたチームを讃えるアイスランドサポーター、恒例のワーチャント。
最後まで気持ちの良いチームだった。彼らの健闘を讃えたい。