【】は大会前に書いた記事。青字は印象が変わった部分

【☆グループH

突破確率          チームランク   個人的ワクワク度

80% コロンビア       B+        C+
60% ポーランド       B→         C
40% セネガル        C→        B-
20% 日本          C-→C+        B-


まずは日本。ベスト16進出おめでとう。
このブログを読んでいる方は恐らく、大半の方が日本人でしょうし、
皆様にお祝いを申し上げたいと思います。
素直に凄いと思うよ。うん。


でもなぁ……というのが、正直な感想でした。


ちなみに、ポーランド戦の時間稼ぎは、『消極的肯定』、もしくは『消極的否定』です。

勝つためには何をしてもいい、とは全く思わないし、そういう人とは個人的には友達にはなりたくありません。
しかし、『相手を故意に怪我させて勝つ』とかそういう、『もっともっと酷いやり方』に比べたら
抵抗感はそこまで強くはない
、です。
とはいえ、この戦い方に対して『拒否反応』が出る人は『健全』だと思います。心情的にはそちらに近い。
でも、2010のウルグアイVSガーナのスアレスハンドよりはマシかなぁって感じです。はい。
あれはウルグアイ死ねって思ったし、日本があれをやったら「日本負けろ!」と思います。
今回のは、そこまでではないかなと。



まず、このグループで最も強いと感じたのがコロンビア。
開始3分、事故のようなハンドで一発退場&PKを取られて初戦を落としたにも関わらず、
ポーランドを相手に3-0の完勝。
大エースのハメスが負傷の影響でイマイチ精彩を欠く中、代わってこの大会で素晴らしい活躍を見せているのがキンテーロ。
しかし最終戦。セネガルを相手に相当な劣勢を強いられた。


次に、セネガル。
とにかく、相手の長所を消す事に特化したような嫌らしいチームで、攻めては左SHの快速サールと、ニアン。ただ、期待のマネは今一つだった。
コロンビア戦。先制を許した後の攻撃は見事で、かなりの迫力を感じたが、
それができるなら最初からやってほしかった。
自分達の良さを出すようなサッカーをしてくれれば、応援したのにな。


ポーランド。
セネガル戦を不運な形で落とした後、全く浮上できなかった。
しかし、これもポーランドらしさなのかもしれない。
予選では強くても本番では冴えない、『予選番長』の名をほしいままにするポーランドは
今大会も良い所なく、大会を去った。
攻撃はサイドアタックからのクロスだったが、似たような形のセルビアが善戦したのに比べ、
こちらは芽が出なかった。


日本に関しては……ベスト16に進出してなお、『強さ』も『楽しさ』も正直に言えば感じないのだが……。
コロンビア戦、相手が10人になったとはいえ、よく勝ったと思う。
セネガルに引き分けたのも立派だし、誤審があったわけでもなく、正当に勝ってベスト16に行ったのだ。


ただ、なんだろうなぁ。
ベスト16進出チームがこれで出揃ったのだけど、こんな冴えないパフォーマンスで
ベスト16に進めたのは、日本とデンマークだけなのよね。
ほんと、グループに恵まれたなぁと思います。

コロンビアはともかく、セネガルやポーランドも、別にベスト16に進んでほしいと思えるようなサッカーはしてなかったしな……。
それなら日本が行ってしまっても構わないかな、とも思う。