スペイン 5-3  クロアチア

МОМ SH フェラン・トーレス(スペイン)
試合内容 A

   スペイン       クロアチア
GK シモン 4・5       リバコビッチ 6・5
DF エリック・ガルシア 5・5  ヴィダ 5・5
  ラポルテ 5      チャレタ・ツァル 5
  ガヤ 6・5        ユラノビッチ 3・5
  アスピリクエタ 6   グバルディオル 4・5
МF ブスケッツ 5・5      ブロゾビッチ 6
  コケ  6・5       コバチッチ 4
  ペドリ 7       モドリッチ 6・5
  フェラン・トーレス 8  ヴラシッチ 6
  サラビア 6      レビッチ 5・5
FW モラタ 6      ペトコビッチ 5・5

監督 ルイス・エンリケ 5   ダリッチ 5 

欠場者(ス)
   (ク)DFロブレン、МFペリシッチ

交代(ス) サラビア→ダニ・オルモ 7
      エリック・ガルシア→パウ・トーレス 4・5
      コケ→ファビアン・ルイス 5
      ガヤ→ジョルディ・アルバ 6
      フェラン→オヤルサバル 6
      ブスケッツ→ロドリ 5

  (ク)ペトコビッチ→クラマリッチ 5
     レビッチ→オルシッチ 6.5
     ユラノビッチ→ブレカロ 4・5
     コバチッチ→ブディミル 6
     ヴラシッチ→パシャリッチ 6・5
     モドリッチ→イバヌシェツ ?

(試合前の感想)

急激な世代交代に失敗し、特にファイナルサードでの崩しにアイディアが不足する『ひ弱な』スペインと、同じく世代交代に失敗し、35歳モドリッチだけが輝き続ける3年前の世界2位クロアチアの対戦。
どちらも決定力を欠く両チームだけに、ロースコアの展開になりそうだ(←試合後に見返すとウケるwww)。
「モドリッチの一発」が見込めるクロアチアの方が若干有利だろうか。

(ここから感想)

予選リーグ時よりもチャンスメイクができているスペインは、中盤を完全に支配。ペドリやコケから危険なパスが通り、右サイドもフェランとアスピリクエタで崩すなど、クロアチアゴールに迫る。
GKシモンの悲惨なミスでクロアチアが先制するも、ペドリフェラン、ガヤ、サラビア、コケと多数の選手が絡む攻撃で、スペインが前半のうちに追いついた。

後半も右サイドからのアタックを中心に、スペインが試合を圧倒すると、
ペドリのタメからフェランがフリーで上げたクロスを、アスピリクエタが決めた。
更に、素早いセットプレーからフェランが抜け出して3-1とすると、スペインの勝利が濃厚に。
ルイス・エンリケ監督はサラビア、そして今日の殊勲者であるフェランをも下げたが、これが完全に裏目に出る。
クロアチアは決して良いサッカーをしていたわけではないものの、
交代出場したオルシッチ、パシャリッチ、ブディミルらが、気迫に満ちたパワープレイで2ゴールを連取。土壇場で延長に持ち込んだ。


延長前半も一進一退の展開が繰り広げられるが、ダニ・オルモのクロスをモラタが素晴らしいボレー、直後にはオヤルサバルも決めて5-3。スペインがなんとかベスト8に駒を進めた