(home)ブラジル 0-1  アルゼンチン

МОМ WG アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)
試合内容 B₋

GK エデルソン 5・5     エミリアーノ・マルティネス 7
DF チアゴ・シウバ 5   オタメンディ 5
  マルキーニョス 4・5    ロメロ 6
  ダニーロ 5      アクーニャ 5・5
  レナン・ロージ 3・5    モンティエル 1・5
МF カゼミーロ 5     パレデス 5
   フレッジ 4・5   ロ・チェルソ 3・5
  パケタ 6       デ・パウル 6
FW エヴェルトン 4   ディ・マリア 6・5
  リシャルリソン 6  メッシ 5・5
  ネイマール 6    ラウタロ・マルティネス 5・5

監督 チッチ 5・5  スカローニ 6

欠場者(ブ)ジェズス
   (ア)

交代(ブ)フレッジ→フィルミーノ 5
     エヴェルトン→ヴィニシウス 5・5
     レナン・ロージ→エメルソン 5
     パケタ→ガブリエウ・バルボーサ 5・5

  (ア)パレデス→ギド・ロドリゲス  5
     ロ・チェルソ→タグリアフィコ  5
        ロメロ→ペセーラ 5  
    ラウタロ・マルティネス→パラシオス 4・5
    ディ・マリア→ゴンサレス 4・5


ホームで圧倒的有利と思われたブラジルと、30年近く国際タイトルから見放されているアルゼンチンの決勝。
試合内容は、90分を通してブラジルが猛攻を仕掛け、アルゼンチンが耐え凌ぐ展開となった。
前半22分、幸運な形でアルゼンチンに先制点が生まれる。
メッシの鋭いスルーパスを、ブラジルのレナン・ロージが対処しきれず、裏へ抜け出したディ・マリアへ。そのディ・マリアがエデルソンの動きを冷静に見極めて、美しいループシュートを決めた。
しかしスローで見ると、ディ・マリアの位置はオフサイド。しかしロージが触ってしまったため、オンサイドになってしまったのだ。ロージのプレイは責められないが、高くついたプレイとなった。


しかし、コパ・アメリカを観ていると南米のサッカーは汚いと改めて思い知らされる。
準決勝のコロンビアvsアルゼンチンの、コロンビアがあまりにも醜いサッカーをしていたので少し麻痺してしまったが、今日のアルゼンチンも相当に汚かった。
とりわけモンティエルは、欧州基準なら2回は退場していただろう。
ややお上品な欧州サッカーに物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれないが、個人的にはこのような目を覆うばかりの、足を狙ったタックルが頻発する試合はみたくないなと感じた。

また、全体的にハイプレスがなく、プレスの位置が低いため、欧州サッカーのハイプレスに慣れている身としては、南米のサッカーは牧歌的で、時代遅れだなとつくづく感じた。
もっとも、時代遅れだからつまらないかと言うとそれはまた別で、ディフェンスとの1対1ドリブルなど、欧州ならば普通にプレスがかかって3人・4人に囲まれてしまうような状況で、
律義に一騎打ちを仕掛ける中世の戦争のような、ドリブル突破などは別種の楽しさがあった。

とはいえ、このサッカーでイタリア、スペイン、フランスのような欧州の強豪に通じるとは、正直思えなかったけれども。

最後に、メッシ、代表初タイトルおめでとう!