80点。


6人の主人公、それぞれで異なる楽しみ方ができる連作短編集的RPG。レダ、ボルデ、アーデルハイト、フェイの4人はグッドエンドクリア。ギアとインゴはギブアップ……。

主人公1人ひとりに関しては、まぁまぁよくできているRPG程度なのですが、1作で6人分遊べると考えるとかなりの良作。






製作者が最初にプレイを推奨している【兵士】のハッピーエンド条件が難しくて、最後にプレイを推奨している【指揮官】が一番簡単なのは笑いましたが。

とはいえ、初回プレイはレダがいいんじゃないでしょうか?
レダ編は周回前提の難易度で、グッドエンドを見るためには初回では無理なので、
まずは地道に武功を貯めながら慣れていくのもアリだと思います。


個人的に一番楽しかったのは、最もオーソドックスなRPGであるフェイ編。
なんだかんだで王道RPGが好きなんだなぁと再確認しました。
フェイちゃん最高にかわいいし、傭兵仲間のラルクもいい感じで、レベリングやゴールド稼ぎも楽しかった。
20時間のうち、8時間ぐらいはフェイ編をやっていました。
関所の超え方がわからずに困ったのもいい思い出。


二番目に楽しかったのは、レダ……かなぁ?
レダ編はとにかく武功を500貯めないと話にならないですし、必然、敵と戦ってひたすらレベルと武功をあげることになりますが、レダちゃんもかわいいので楽しかったです。
ラスボスの山賊が強すぎて、初回ではどうやればいいのかわけがわからなかったけど、フェイ編からもらってきた麻痺防止のアクセサリをつけてLV30ぐらいで撃破しました。
ifルートのボルデ将軍を倒すのも、盛り上がりましたね。


三番目はボルデ。
基本的に嗜好に合わず抜けないゲームでしたが、ボルデ編の拷問はちょっとエロかったです。

四番目はアーデルハイト。
ボルデとアーデルハイトの2人は、他のルートと比べて恐ろしく難易度が低いので拍子抜けしました。
僕は基本ヌルゲーが好きなのですが、それは別として、アーデルハイトは多分2時間ぐらいで一発クリアしちゃってるので、印象が薄いです。つまらなくはなかったけど。


五番目はギア。
ごめんなさい、グッドエンドがクリアできていません。
序盤あまりにも弱いのでしんどいし、何とかノーマルエンドは見たけれど、
LV22じゃとてもじゃないけどグートルーンに勝てない……。

あとまぁ、性格が単なるクズなので、レベル上げしていて楽しくないんですよね。
グートルーンに勝つにはLVいくつぐらい必要なんだろ……。


最後にインゴ。
ごめんなさい、インゴはほとんど触れていないです。
独特のシステムが合わないのと、憲兵にぶち殺されてヒャッハーできないのと、
ギアと同じで性格が単なるクズなので以下略。

やっぱ好きなキャラじゃないと、育てても楽しくないですね。
同じ事をやっていても、フェイの時の楽しさとギアの時のしんどさは違うなぁと思いました。


そんなわけで、6人中4人グッドエンドクリア、1人はほとんどプレイしておらず、1人はノーマルエンドのみなので、
『クリアした!』と胸を張っては言えませんが、まぁ満足かな……。
ギア編の推奨レベルがわかれば、頑張って上げるかもしれませんがw