HOME  バルセロナ 3-3  インテル

試合内容 9
主審 A-

個人的MOM FW レバンドフスキ(バルセロナ)

GK テア・シュテーゲン 8        オナナ 7
DF エリック・ガルシア 5・5      シュクリニアル 5
   ピケ        2        デフライ 5
   セルジ・ロベルト  6・5      バストーニ 5
   マルコス・アロンソ 5・5      ディマルコ 6
MF  ブスケッツ 5         DF ドゥムフリース 6・5 
    ガビ   6         MF  ムヒタリアン 6・5
    ペドリ 6             チャルハノール 6・5
FW  デンベレ 5・5        MF   バレッラ 5・5
   ラフィーニャ 5・5       FW  ラウタロ 7.5
   レバンドフスキ 9           ジェコ 5・5

監督 シャビ 6            インザーギ 6・5

ラフィーニャ→ファティ 5       ディマルコ→ダルミアン 5
ブスケッツ→デ・ヨング 5・5     ジェコ→ベッラノーバ 5・5
アロンソ→バルデ ?         チャルハノール→ゴゼンス 6
セルジ・ロベルト→ケシエ ?     バレッラ→アスラ二 ?
ガビ→フェラン?           バストーニ→アチェルビ ?
     

死のグループCは戦前の予想どおりバイエルンが独走。
前節の『疑惑のハンド』によって、『勝たなければほぼ敗退』が決まるバルセロナと
『引き分けでOK』のインテルの対戦になった。

崖っぷちのバルセロナは、ホーム、カンプ・ノウの大声援を受け、まさに『決戦』ムード。
その勢いのまま、セルジ・ロベルトを終始高い位置に置き、前傾姿勢になったバルセロナが攻め、
それを受け止めて剛速カウンターを放つインテルという試合展開となった。

枠内シュート、バルセロナ11本:8本インテル。スコアは3-3という壮絶な打ち合いの中でも、
両GKテア・シュテーゲンオナナが防いだピンチは数知れず。
一方でバルサの3トップはラフィーニャが不調な中、サイドに開いてチャンスメイクをこなし、
自ら2ゴールも決めたレバンドフスキはスペシャルな活躍。
デンベレも十二分に存在感を見せたが、一歩間違えばレッドカードに繋がるラフファウルがあったので減点した。
ピケは、試合勘がないのかもしれないが1失点目のミスは問題外。

一方のインテルは、ストライカーのラウタロがとりわけ目立ったものの、中盤のチャルハノール、ムヒタリアン、バレッラや両ワイドのドゥムフリース&ダルミアンなど、
大活躍した選手はいない一方で、チームの誰もが光るプレイを見せた。

攻めなきゃ勝てないバルサと、守れば良いインテルという明確な立場の差から、
両チームの監督が打った手に奇策はなく、特に差をつける必要性も感じなかったが、
『結果を手にした』点と、試合終盤に走力に優れたゴゼンスを投入し、ゴールを導いた点を評価してインザーギを6・5とした。


試合内容は今シーズンのここまででベストマッチとも言える内容。
バルセロナは前節の審判や、代表ウィークでの怪我人続出など不運に泣かされた形となった。
(もっとも、バルセロナが抱えている借金を考えれば、この場に立てている事自体が『幸運(というよりチート)』なのだが……。