今シーズンもNBAは面白かったです。
特に西地区の大混戦は印象深かったですね。
まず東地区から書きます。
☆東地区
開幕前に注目していたのは、
ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ブルックリン・ネッツ、クリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、アトランタ・ホークスの7チームでした。
この7チームを中心に試合を見ていたということになります。
実際、この7チームにニックスが入ってベスト8ですので、プレイオフ進出チームは、開幕前の予想と全く一緒という事になります。
個人的に、開幕前も開幕後も、『2強』だと思っていたのはバックスとセルティックスでした。
☆ボストン・セルティックス 東準優勝
テイタム、ブラウン、ホーフォード、スマートの4人に、去年大ブレイクしたロバート・ウィリアムズ。
更に去年のトレード期限に加入したホワイトと、今季新加入のブログドンの大活躍。
急遽登板が決まったマズーラHCには一抹の不安もありましたが、予想どおりのチームバスケで、
東地区屈指の強さを見せ、リーグ戦では2位。
プレーオフでも0勝3敗の状態から3連勝で追いつき、テイタムの負傷さえなければひょっとするとヒートを倒したかもしれません。
年齢的にもホーフォード以外若いですし、このコアで戦い続ければまだまだ数年セルティックスからは目が離せないです。
☆ミルウォーキー・バックス 東ベスト8
まさかの1回戦敗退で、パニックになったフロントはブーデンホルザーHCを解任。
グリフィン新HCはHC初体験なので何とも言えませんが、正直「トチ狂ったな」という印象です。
ジェイソン・キッド前HC時代の5~6番手だったバックスを、大きく躍進させ、東地区優勝候補の常連にしたのがブーデンホルザーでした。
戦力的にはヤニスのゴリゴリドライブが中心ですが、ミドルトン、ホリデー、ブルック・ロペスと素晴らしいサポーティング・キャストにも恵まれています(グレイソン・アレンも今期は悪くなかったし)。
ヒートはそもそも第8シードにいるようなチームではありませんし、19-20シーズンのプレーオフでも
ヤニスを完封されヒートに敗れています(翌シーズンはリベンジしましたが)。
個人的にドライブ中心のチームは好みとは外れるんですが、チームとしては完成されており、HCを解雇するような出来ではなかったはずです。
☆フィラデルフィア・セブンティシクサーズ ベスト4
こちらは納得、ドック・リバースHC解任。
得点王エンビード&アシスト王ハーデンの2人のデュオは東地区最強を誇っていたと思いますが、
脇を固めるハリス、タッカー、メルトンなどに(攻撃面での)力不足を感じ、
結局はエンビード&ハーデンのみ、という印象でした。
5年もタンク(わざと負けて)して優勝を目指そうという発想も卑しいですが、それで手に入れたのがエンビードだけ、というのも悲しいです。
☆ブルックリン・ネッツ ベスト8
メンヘラ3人組が揃っていた1月末までと、メンヘラ2人が去った2月以降では全く別のチームと言っていいと思います。
ある意味仰天、ある意味納得の大崩壊劇。
常にいつ爆発してもおかしくない、時限爆弾を抱えたスター軍団は、遂に爆発し解体。
2月以前の貯金でリーグ6位に滑り込みましたが、デュラント、アービングが抜けた後のチームは東11位の成績で、プレーオフに出る資格のあるチームではありませんでした。
シーズン途中にこういう事を去れると本当に困るんですよねw
特に、プレーオフ進出チームにそういうことをされると……。
プレーオフ後はミカル・ブリッジズがスコアラーとして覚醒しましたし、ドラフト権もいくつか取り戻していますので、来シーズンからは「再建」モードに突入でしょう。
☆アトランタ・ホークス ベスト8
完全に行き詰っているな、という印象のチームがホークス。
20-21シーズンの大躍進(東準優勝)の幻影を追ってしまいますが、2年連続のリーグ8位が現実です(プレーオフでは第7シード)。
トレイ・ヤング、ジョン・コリンズ、クリント・カペラに、控えにもボグダン・ボグダノビッチとなかなか攻撃力のありそうなメンバーなのですが、どうもしっくりしません。
毎年HCを途中解雇したり、ヤングとコリンズの仲がイマイチよくなさそうだったり、良い雰囲気を感じないんですよね。
数年前のオーランド・マジックのように、毎年東8位でプレーオフ1回戦敗退で良いのなら、このままでも良いのかもしれませんが……。
☆クリーブランド・キャバリアーズ ベスト8
去年躍進を遂げたチームに、新加入ドノバン・ミッチェルがエース級の活躍。
ガーランドとのガードコンビで魅力的なバスケを見せてくれたのがキャバリアーズでした。
ジャレット・アレンが意外とニックスのミッチェル・ロビンソンにやられまくったり、
エバン・モーブリーが良い選手ではありますが、更なる成長があまり感じられなかった事、
何よりもう1~2枚選手が足りていない印象ですが、去年から続く躍進を、更に1ステップ進めたポジティブなシーズンだと思います。
☆ニューヨーク・ニックス ベスト4
一昨年の躍進は驚きでノーマーク。去年は期待して見てたんですよw
そうしたら全然ダメで、今年は再びノーマークにしたら躍進しましたねw
……それで来年僕が注目したら、またダメになったりするんでしょうか。
上の7チームに比べると見た試合が少ないのであまり言えませんが、新加入のブランソンが大ブレイク。
もはやニックスはランドルのチームではなく、ブランソンのチームだと思います。
ブランソン、ランドル、バレット、ロビンソン、クイックリーといった面々でこれ以上うえを目指すのは難しい気もしますが、多分キャップスペースはまだ余裕がありそうなので(テキトー。なかったらごめん)、このコアを軸にやっていくのでしょうか?
特に西地区の大混戦は印象深かったですね。
まず東地区から書きます。
☆東地区
開幕前に注目していたのは、
ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ブルックリン・ネッツ、クリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、アトランタ・ホークスの7チームでした。
この7チームを中心に試合を見ていたということになります。
実際、この7チームにニックスが入ってベスト8ですので、プレイオフ進出チームは、開幕前の予想と全く一緒という事になります。
個人的に、開幕前も開幕後も、『2強』だと思っていたのはバックスとセルティックスでした。
☆ボストン・セルティックス 東準優勝
テイタム、ブラウン、ホーフォード、スマートの4人に、去年大ブレイクしたロバート・ウィリアムズ。
更に去年のトレード期限に加入したホワイトと、今季新加入のブログドンの大活躍。
急遽登板が決まったマズーラHCには一抹の不安もありましたが、予想どおりのチームバスケで、
東地区屈指の強さを見せ、リーグ戦では2位。
プレーオフでも0勝3敗の状態から3連勝で追いつき、テイタムの負傷さえなければひょっとするとヒートを倒したかもしれません。
年齢的にもホーフォード以外若いですし、このコアで戦い続ければまだまだ数年セルティックスからは目が離せないです。
☆ミルウォーキー・バックス 東ベスト8
まさかの1回戦敗退で、パニックになったフロントはブーデンホルザーHCを解任。
グリフィン新HCはHC初体験なので何とも言えませんが、正直「トチ狂ったな」という印象です。
ジェイソン・キッド前HC時代の5~6番手だったバックスを、大きく躍進させ、東地区優勝候補の常連にしたのがブーデンホルザーでした。
戦力的にはヤニスのゴリゴリドライブが中心ですが、ミドルトン、ホリデー、ブルック・ロペスと素晴らしいサポーティング・キャストにも恵まれています(グレイソン・アレンも今期は悪くなかったし)。
ヒートはそもそも第8シードにいるようなチームではありませんし、19-20シーズンのプレーオフでも
ヤニスを完封されヒートに敗れています(翌シーズンはリベンジしましたが)。
個人的にドライブ中心のチームは好みとは外れるんですが、チームとしては完成されており、HCを解雇するような出来ではなかったはずです。
☆フィラデルフィア・セブンティシクサーズ ベスト4
こちらは納得、ドック・リバースHC解任。
得点王エンビード&アシスト王ハーデンの2人のデュオは東地区最強を誇っていたと思いますが、
脇を固めるハリス、タッカー、メルトンなどに(攻撃面での)力不足を感じ、
結局はエンビード&ハーデンのみ、という印象でした。
5年もタンク(わざと負けて)して優勝を目指そうという発想も卑しいですが、それで手に入れたのがエンビードだけ、というのも悲しいです。
☆ブルックリン・ネッツ ベスト8
メンヘラ3人組が揃っていた1月末までと、メンヘラ2人が去った2月以降では全く別のチームと言っていいと思います。
ある意味仰天、ある意味納得の大崩壊劇。
常にいつ爆発してもおかしくない、時限爆弾を抱えたスター軍団は、遂に爆発し解体。
2月以前の貯金でリーグ6位に滑り込みましたが、デュラント、アービングが抜けた後のチームは東11位の成績で、プレーオフに出る資格のあるチームではありませんでした。
シーズン途中にこういう事を去れると本当に困るんですよねw
特に、プレーオフ進出チームにそういうことをされると……。
プレーオフ後はミカル・ブリッジズがスコアラーとして覚醒しましたし、ドラフト権もいくつか取り戻していますので、来シーズンからは「再建」モードに突入でしょう。
☆アトランタ・ホークス ベスト8
完全に行き詰っているな、という印象のチームがホークス。
20-21シーズンの大躍進(東準優勝)の幻影を追ってしまいますが、2年連続のリーグ8位が現実です(プレーオフでは第7シード)。
トレイ・ヤング、ジョン・コリンズ、クリント・カペラに、控えにもボグダン・ボグダノビッチとなかなか攻撃力のありそうなメンバーなのですが、どうもしっくりしません。
毎年HCを途中解雇したり、ヤングとコリンズの仲がイマイチよくなさそうだったり、良い雰囲気を感じないんですよね。
数年前のオーランド・マジックのように、毎年東8位でプレーオフ1回戦敗退で良いのなら、このままでも良いのかもしれませんが……。
☆クリーブランド・キャバリアーズ ベスト8
去年躍進を遂げたチームに、新加入ドノバン・ミッチェルがエース級の活躍。
ガーランドとのガードコンビで魅力的なバスケを見せてくれたのがキャバリアーズでした。
ジャレット・アレンが意外とニックスのミッチェル・ロビンソンにやられまくったり、
エバン・モーブリーが良い選手ではありますが、更なる成長があまり感じられなかった事、
何よりもう1~2枚選手が足りていない印象ですが、去年から続く躍進を、更に1ステップ進めたポジティブなシーズンだと思います。
☆ニューヨーク・ニックス ベスト4
一昨年の躍進は驚きでノーマーク。去年は期待して見てたんですよw
そうしたら全然ダメで、今年は再びノーマークにしたら躍進しましたねw
……それで来年僕が注目したら、またダメになったりするんでしょうか。
上の7チームに比べると見た試合が少ないのであまり言えませんが、新加入のブランソンが大ブレイク。
もはやニックスはランドルのチームではなく、ブランソンのチームだと思います。
ブランソン、ランドル、バレット、ロビンソン、クイックリーといった面々でこれ以上うえを目指すのは難しい気もしますが、多分キャップスペースはまだ余裕がありそうなので(テキトー。なかったらごめん)、このコアを軸にやっていくのでしょうか?