スペイン 2-1 イングランド
試合内容 B+
MY POM RWG ラミン・ヤマル(スペイン)
GK ウナイ・シモン 6 ジョーダン・ピックフォード 6・5
CB エメリック・ラポルテ 5・5 マーク・グエイ 5・5
ロビン・ル・ノルマン 5・5 ジョン・ストーンズ 5・5
LSB マルク・ククレジャ 6・5 CB カイル・ウォーカー 5・5
RSB ダニエル・カルバハル 5・5 DH デグラン・ライス 6
DH ロドリ 6 コビ―・メイヌー 6
CH ファビアン・ルイス 5・5 LWB ルーク・ショー 5・5
ダニ・オルモ 7 RWB ブカヨ・サカ 4・5
LWG ニコ・ウィリアムズ 7・5 OH ジュード・ベリンガム 6
RWG ラミン・ヤマル 8 LSH フィル・フォデン 4・5
FW アルバロ・モラタ 5.5 ハリー・ケイン 4
監督 ルイス・デ・ラ・フエンテ 9 ガレス・サウスゲイト 6
ロドリ→スビメンディ 5・5 ケイン→ワトキンス 5
モラタ→オヤルサバル 6 メイヌー→パーマー 6
ルノルマン→ナチョ 5 フォデン→トニー ?
ヤマル→メリーノ ?
欠場者(ス)MFペドリ(負傷)
★試合前の展望
★感想
美しいチームが、退屈なチームを倒し、優勝した。
退屈なチームが横行し、それこそが勝利への最優先と目される現代サッカーにおいて、
一つの救いを感じた試合だった。
ロビン・ル・ノルマン 5・5 ジョン・ストーンズ 5・5
LSB マルク・ククレジャ 6・5 CB カイル・ウォーカー 5・5
RSB ダニエル・カルバハル 5・5 DH デグラン・ライス 6
DH ロドリ 6 コビ―・メイヌー 6
CH ファビアン・ルイス 5・5 LWB ルーク・ショー 5・5
ダニ・オルモ 7 RWB ブカヨ・サカ 4・5
LWG ニコ・ウィリアムズ 7・5 OH ジュード・ベリンガム 6
RWG ラミン・ヤマル 8 LSH フィル・フォデン 4・5
FW アルバロ・モラタ 5.5 ハリー・ケイン 4
監督 ルイス・デ・ラ・フエンテ 9 ガレス・サウスゲイト 6
ロドリ→スビメンディ 5・5 ケイン→ワトキンス 5
モラタ→オヤルサバル 6 メイヌー→パーマー 6
ルノルマン→ナチョ 5 フォデン→トニー ?
ヤマル→メリーノ ?
欠場者(ス)MFペドリ(負傷)
★試合前の展望
大会一魅力的なチームと、フランスに次いで魅力の薄いチームの決勝。
スペインの弱点は前回のフランス戦で触れたとおり、両翼の突破力への依存と選手層の薄さだ。
とはいえ、あのフランスの堅陣をヤマルがぶち抜けたのだから、フランスよりも守備力の低いイングランド相手にもある程度は通用するだろう。
これまたフランスと同じで、イングランドも右サイドのウォーカーの方がより固いため、ニコは苦戦するだろう。
トリッピアーサイドのヤマルなら違いを作り出す事が出来そうだ。
一方のイングランドはリードすれば、もしくは同点の段階でも非常に低いラインで専守防衛に入る。
パワープレイ要員のいないスペインにとって、70分過ぎまでイングランドがリードする事があれば、そのまま逃げ切られてしまう可能性は高まるだろう。
特にPK戦ではイングランドの方が明らかに分が良いはずだ。
攻撃に関しては比較的継続性を持って好パフォーマンスを見せているのが右サイドのサカで、左サイドのカルバハル&ニコが彼を抑える事が第一になる。
スペイン守備陣がイングランド攻撃陣に崩される未来は見えないが、何もないところから突然のベリンガムのミドルシュートなど、個の能力は侮れない部分があり、そうして幸先よく先制して守りに入るのがイングランドの勝利の方程式だろう。
(トリッピアーじゃなくてショーがスタメンでしたねw まぁ前日に書いたものなので許してやってください)
(トリッピアーじゃなくてショーがスタメンでしたねw まぁ前日に書いたものなので許してやってください)
★感想
美しいチームが、退屈なチームを倒し、優勝した。
退屈なチームが横行し、それこそが勝利への最優先と目される現代サッカーにおいて、
一つの救いを感じた試合だった。
前半は、基本スペインがボールを支配するが、イングランドは守りを固めつつカウンターを狙う。
スペインは両翼を封じられるとやはり攻め手に欠ける。
その意味で、電撃復帰のショー&ウォーカーが見事に対応した。
しかし後半開始早々、恐らくデ・ラ・フエンテ監督の采配で両翼が躍動し始める。
右翼のヤマル→左翼のニコの、ダイナミックな展開で見事に先制点を決めた。
2人合わせて39歳という、驚異の若手両翼はスペインの生命線だ。
後半、途中交代のパーマーがまたしてもゴールを決め、同点になると延長の気配が漂い始めるが、
スペインを勝利に導いたのは大会通して素晴らしいパフォーマンスを見せていたククレジャの絶妙なクロスから、(恐らくあまり得点は期待されていなかったであろう)オヤルサバルだった!
直後、イングランドはヘディングでの猛攻を仕掛けるも、グエイとライスのヘディングは
守護神シモン、そしてゴールライン上で奇跡的なセーブを見せたダニ・オルモ。
この最後の決定機を防いだスペインが12年ぶりに欧州の頂点にカムバックした。
サウスゲイトが残した成績は立派だった。しかし、退屈な攻撃陣を最後まで改善しようとせず、
ほぼすべての試合で不調だったフォデンを引っ張り続けたことなど、疑問の残る采配が多かった。
それが彼のスタイルではあるのだが。
その意味で、電撃復帰のショー&ウォーカーが見事に対応した。
しかし後半開始早々、恐らくデ・ラ・フエンテ監督の采配で両翼が躍動し始める。
右翼のヤマル→左翼のニコの、ダイナミックな展開で見事に先制点を決めた。
2人合わせて39歳という、驚異の若手両翼はスペインの生命線だ。
後半、途中交代のパーマーがまたしてもゴールを決め、同点になると延長の気配が漂い始めるが、
スペインを勝利に導いたのは大会通して素晴らしいパフォーマンスを見せていたククレジャの絶妙なクロスから、(恐らくあまり得点は期待されていなかったであろう)オヤルサバルだった!
直後、イングランドはヘディングでの猛攻を仕掛けるも、グエイとライスのヘディングは
守護神シモン、そしてゴールライン上で奇跡的なセーブを見せたダニ・オルモ。
この最後の決定機を防いだスペインが12年ぶりに欧州の頂点にカムバックした。
サウスゲイトが残した成績は立派だった。しかし、退屈な攻撃陣を最後まで改善しようとせず、
ほぼすべての試合で不調だったフォデンを引っ張り続けたことなど、疑問の残る采配が多かった。
それが彼のスタイルではあるのだが。