※筆者は人生初ポケモンの成人男性です。ポケモンは子供向け作品だと思いますが、僕はもう子供ではないので、あくまで僕視点での感想になります。ご了承ください。

71点。

【前置き】

我が家はプレイステーションを買っており、ニンテンドーのゲーム機はスーパーファミコン以来、ご無沙汰(ニンテンドーswitchをゲット)だったため、ポケモンに触れる機会がなかった。
そんな噂に名高い【ポケモン】を、遂にプレイし、クリアしたのだ。

で、プレイしてみた感想としては、「ふーん、こんなものか」といったところ。
ポケモンと言えば、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーあたりと並ぶ、大ヒットシリーズ。
プレイしたことがなくても、ピカチュウやカビゴンなどはよく目にする。
なので、無駄に期待値を上げてしまったのだ。

剣と盾は、直感で盾にした。元々守りに入る人間なので、盾の方が良い気がしたのだ。
最初のポケモンはメッソンに決定。めそめそしていてかわいいのだ。


【プレイ(バトル感想多め)】

ところがこのメッソン、むちゃくちゃ強いやんけ!?(他の2匹のポケモンとの比較ではない)
最終的にはインテレオンに進化するのだが、ストーリー上の敵のほとんどはこのインテレオンが倒してしまった。

ヌルゲー好きの私としては、ヌルゲーは大の好物である。が、これはいくらなんでもヌルすぎないか?
ポケモンを捕まえ、育てるというのがこのシリーズの楽しみなのかと勝手に思っていたが、
『インテレオン+インテレオンの回復や、インテレオンが倒れた時に蘇生させる壁5匹』でクリアできてしまったぞ。
もちろん、そのおかげでクリアできた。それは助かる。
特定のポケモンがいないとクリアできない、なんて鬼畜なことをされたらかなわない。
しかし、だ。初期ポケモンが無双しまくってラスボスまで片づけてしまった、というのはいくらなんでもやりすぎではなかろうか。

私はぼっちな上、ネット通信などは全くしていないため、純粋に自分が捕まえたポケモン数だけになるが、クリアまでに109匹。
これが多いのか少ないのかは知らないが、図鑑のNoが400まであるということは400匹いるということだろう。それが、109匹しか捕まえていないうえ、106匹(メッソンとジメレオンはインテレオンの進化前なので除く)のポケモンはインテレオンの引き立て役に過ぎなかった……。


また、ポケモンの伝統なのかもしれないが、1対1のバトルは飽きやすい。
せっかくたくさんのポケモンがいるのだし、6人連れて歩けるのだから、
4人パーティー2人控えぐらいの感じで、戦わせることはできないのだろうか。
まるで古きドラクエ1のようなタイマン勝負、しかもバフやデバフを使うよりも、速攻で倒してしまった方が楽な大味システムだけに、ひたすらインテレオンが水攻撃をぶっ放すだけのゲームになってしまった。
水が効かない相手にはとんぼ返りな。


また、装備品がないとやはりRPGとして寂しいと思った。


【その他感想】

シナリオは子供向けだなぁといった感じ。
まぁ大人向けのゲームでもシナリオがしょっぱいゲームは山ほどあるので、これはこれでいいのかもしれな……いやでも、(ジャンル違いで恐縮だが)劇場版ドラえもんとか、大人が見ても面白いしな……。

最後の1時間はちょっと盛り上がったし、全体としてポケモン勝負=スポーツに例えているのは面白かったし、主人公よりもラスボスのダンデさんがカッコいいのもまぁアリ。

パズル、ミニゲーム、迷路は子供向けらしく簡単で助かった。
私のパズル、ミニゲーム、迷路探索能力は小学生レベルなので、無駄にマップが広いとストレスである。
その点、ポケモンのマップは非常に素直で助かった。


推しのポケモンは特になし。
別に批判とかではないのだが、ストーリーに絡んでこないポケモンを、ただ外見がかわいいとかそういった理由だけで推せるほど感受性が豊かではないのだ。
これは美少女ゲームとかでも同じね。内面が描かれていないキャラクターに、ただビジュアルがかわいいからといって萌える事はできないのだ。

ポケモン好きは、多くの人が「推しポケモン」などいるみたいだけど、小動物好きならリアルのハムスターやリスなどを見ていた方がかわいいのだ。


結果、クリアする程度には楽しめたけど、そこまでのめりこめなかったのでした。
もっと、ポケモン集めに熱中するかなと自分では思ってたんだけど、種類が多すぎる割に、必要性が少ないので、109匹しか集まらなかったよ。


そして手元にはポケモンがあと2作あるのだが、さぁ、どうしますかね。
やっても良いけど、やらなくてもいいな、という感じ。せっかく買ったからやるかなぁ。