☆パリ・サンジェルマン(突破確率64%)VSリバプール(突破確率36%)
パリ 攻撃 A- 守備 B+ 面白さ A-
リバプール 攻撃 B+ 守備 B- 面白さ B
チェルシーを完膚なきまでに叩きのめしたパリと、ガラタサライを退けたリバプールの一戦。
優勝した去年に比べ、パリの実力は落ちている。
GKのドンナルンマ→サフォノフは明らかにクオリティが低下しているし、
ハードスケジュールで怪我人も多い。
パリの問題は選手層の薄さで、主力と控え選手の間に実力差がある。
マルキーニョス、パチョ、ハキミ、メンデスは誰一人替えが効かない。
中盤はイ・ガンインやザイール・エメリといった代役が、負傷のファビアンの穴を埋めているが、
前線もデンベレがいないと、攻撃の形が作れない。
とはいえ、リバプールとの力関係ではパリの方が上だろう。
リバプールの弱点はパリ以上の選手層の薄さ。特に右SBはブラッドリーが負傷に追い込まれてからは、頼れる選手がいない。
そんな中、輝き続けているのがソボスライ。
優勝争いに絡めていないにもかかわらず、プレミアリーグの攻撃的な選手の中では最も素晴らしいと思っている。
大量の新加入選手でチームを刷新したが、期待に応えたのはエキティケだけ。
過渡期のリバプールの指揮官は本当にスロット監督で大丈夫なのか。
今シーズンのリバプールはCLにおいても優勝候補ではない。
☆バイエルン(突破確率59%)VSレアル・マドリ―(突破確率41%)
バイエルン 攻撃 S 守備 B 面白さ S
レアル 攻撃 A- 守備 A- 面白さ B-
今シーズンのレアルは『ガチャ』だ。
選手がバラバラに戦っているように思えたチームが、マンC戦では組織だった戦いを見せた。
クルトワのロングボールから、ハイラインの裏を執拗に突いた戦い方は、
バイエルンにも通用しそうな気もするが……。
ただ、バイエルンはマンCと比べてもより破壊力があり、縦に速く、守備陣のタレントも高い。
ハーランド依存のマンCと違い、ケイン以外からもバイエルンは得点を取れるのだ。
そして何より、マンC戦のレアルがこれからも観られるのか? その可能性はあまり高くない。
☆バルセロナ(突破確率52%)VSアトレティコ・マドリ―(突破確率48%)
バルセロナ 攻撃 S 守備 C+ 面白さ S
アトレティコ 攻撃 A- 守備 B+ 面白さ B-
ハイリスク・ハイリターンの極致を行くバルセロナと、
シメオネ・ローリスクから遂に脱却したかに見えるアトレティコの一戦。
フリック監督が敢然と仕掛けるオフサイド・トラップは、失点のリスクと紙一重。
GKガルシアの負傷や、中盤の要デ・ヨングの不在も懸念材料だが、観ていて面白いという意味では
欧州でもNo1だ。
対するアトレティコも、今シーズンはシメオネ監督就任以来最も面白いサッカーをしているように映る。
ファンタジスタとして大成したグリーズマンと、右サイドを突破するジュリアーノ・シメオネ、
アルバレスにセルロト、マルコス・ジョレンテとアタッカーは枚挙に暇がない。
毎年毎年、守備的で退屈なサッカーを続けてきたシメオネ監督だけに、まだ全幅の信頼は寄せられないものの、ブルージュ戦やトッテナム戦の戦いぶりは、従来のシメオネサッカーとは一線を画すだけに、
果敢なアタッキングを見せてほしいところだ。
☆アーセナル(突破確率74%)VSスポルティングCP (突破確率26%)
アーセナル 攻撃 A- 守備 S 面白さ C
スポルティング 攻撃 B 守備 B- 面白さ C+
実力が最も離れているであろうカード。
ここまでプレミアリーグでもCLでも盤石の足取りを見せているアーセナルと、
ホームでの大逆転でボデ・グリムトを破ったスポルティングの試合。
アーセナルの強みは鉄壁の守備と、セットプレーでの異常な強さ。そして選手層の厚さ。
セットプレー以外で相手を崩し切る事ができない欠点はあるものの、崩せなくてもセットプレーで得点できてしまうので、弱みにはなっていない。
……まぁ、観ている僕としては全然面白くないのが欠点なのだけど。
今後のサッカーが、『セットプレーでしか得点が生まれない』ような潮流にならない事を祈りたい。
スポルティングについては詳しくないが、昨シーズンのヨケレシュが抜けた穴は大きい。今後のサッカーが、『セットプレーでしか得点が生まれない』ような潮流にならない事を祈りたい。
ルイス・スアレスは悪くないが、偉大な前任者に比べると……そのヨケレシュもアーセナルでは輝けていないけれど。