ワールドカップをもう一度見返したりしています。
今回はABEMAで全試合見ました(テレビ壊れてるんで)。
ABEMAさんがいなかったら、日本でワールドカップ全試合を観れなかったので、とても感謝しています。
それが大前提のうえで、毎試合お笑い芸人を呼ぶ
(サッカーについてロクに知らなかったり、茶化しを入れるしょうもない奴も多い)、
全般的な実況解説のレベルが低いという、テレビ朝日系列の『悪い伝統』も継承。
普段のサッカー中継に比べてイライラする機会が多かったのも事実です。
実況さんについては、サッカー実況が本職ではないでしょうから個別評価はやめるとして
(それにしても、倉敷さんや柄沢さん、西岡さんが恋しいよ……)、ここからは解説陣について書きます。
今回はABEMAで全試合見ました(テレビ壊れてるんで)。
ABEMAさんがいなかったら、日本でワールドカップ全試合を観れなかったので、とても感謝しています。
それが大前提のうえで、毎試合お笑い芸人を呼ぶ
(サッカーについてロクに知らなかったり、茶化しを入れるしょうもない奴も多い)、
全般的な実況解説のレベルが低いという、テレビ朝日系列の『悪い伝統』も継承。
普段のサッカー中継に比べてイライラする機会が多かったのも事実です。
実況さんについては、サッカー実況が本職ではないでしょうから個別評価はやめるとして
(それにしても、倉敷さんや柄沢さん、西岡さんが恋しいよ……)、ここからは解説陣について書きます。
☆ 当たり解説者
戸田和幸さん
……恐らく最高峰の解説者だった方。とにかく仕事に対する熱量が凄まじく、知識量も非常に豊富。
戦術面での指摘も多く、信頼して聴ける。ただし、彼が担当した試合は今大会グループBと、最もつまらないグループがメインだったのが悲しいところ。
水沼貴史さん
……優しく時にユーモアを交える語り口に加え、知識、戦術にも詳しく信頼して身をゆだねられる解説者。セネガル応援団に言及した時はクスりとしたw
中西哲生さん
……戸田さんに次ぐレベルで戦術についてしっかり語ってくれる解説者。ただし、今大会は不運にも彼の体調不良により、ベルギーVSカナダが放送事故レベルになってしまったのは残念。
そういう意味ではむしろ悪い解説陣に入れてもいいのだが、まぁ体調不良は仕方ない。
健康にはお気をつけて!
槙野智章さん
……『騒がしい系』の解説者ではあるけれど、しっかり戦術や選手に対してもリサーチしている事が伝わる、今大会のサプライズ解説者。盛り上げ上手なうえ、きちんと解説もしてくれる貴重な存在。
玉田圭司さん
……こちらも今大会で初めて知った(選手としてはもちろん知っていたが)、有能解説者。普段からサッカーが好きで、よく見ているんだろうなぁと伝わる解説で安心感高め。
坪井慶介さん
……同じく今大会で初めて知った有能解説者。DF出身だからか、守備者の位置取りなどの細かい解説が多く、なるほどと思わされた。
北沢豪さん
……普段聴いているwowow解説陣の中ではややハズレ気味なのだが、ABEMAワールドカップ陣に入れれば十分に優秀な部類。ただし担当試合が1試合しかなかった。
鈴木啓太さん
……1試合のみの担当だったけれど、ストレスなく聴くことができた。こちらも初めて聞いたけれど、良かった。
名波浩さん
……今まで知らなかったけど、戦術的な言及も含め安心して聞ける解説だった。
城彰二さん
……可も不可もないが、無難に当たり枠。
☆ハズレ解説者
松木安太郎さん……
2018年ワールドカップの『モロッコ代表のサラー(何度も言ったので言い間違いではない)』
『スイスとスウェーデンは似たスタイル』で、
2018年ワースト解説者賞(fee選定)を受賞し、「こいつ、本当に何もわかってねぇな」と思わせた人。
今大会は大きな失言はなかったが、なにせスイスとスウェーデンのスタイルの違いがわからない人の解説を聞くのは非常に心細い。
スイスはヒッツフェルト体制末期以降、ポゼッションサッカーに取り組んでおり、2018年時点で既に6年以上継続しているというのに(2022年現在もポゼッションサッカーを継続)。
スウェーデンは縦ポンサッカーで全く違う。
本田圭佑さん……
今大会のワースト解説者賞(fee選定)。
試合の流れを見る目はあり、的確なコメントもあるのはさすがなのだが、
言葉が汚い(いくら相手チームでも『ウザい』の連発は不愉快)、
有名選手すら知らない(ブロゾビッチやグバルディオルを知らないのは愕然とした)、
コスタリカの選手名を全く言わない(知らないのだろう)、
なぜか露骨なアルゼンチン贔屓(アルゼンチンあまり好きじゃないです)、
しかも日本戦や決勝など名勝負担当と、マジで迷惑以外の何物でもない。
選手交代をしないと言ってクロアチアのダリッチ監督を批判していたが、
「じゃあ、誰を外して誰を入れるのか」まで言えないのが彼の限界。
(クロアチアは層が薄く、レギュラーと控えの戦力差が大きかった。
更に、カナダ戦を除いて全てが接戦であり、悠長に力の劣る控え選手を起用できる余裕はなかった)
こういう事情は、クロアチア代表について知っていれば普通にわかる事。
松木さんもそうだが、一ファンである僕よりも詳しくない解説者に出られると不快である。
名勝負を見直したいが、本田さんの解説だけは聞きたくない。
ミュートにすると笛の音や、会場の臨場感も感じられない。困っている。
福田正博さん……
こちらも騒がしい系の解説者。
上の2人に比べれば段違いでまともだが、個人的に大嫌いな『ワールドカップは結果が全て』というフレーズを何度か発したので、サッカー観の違いから不快(苦笑)
優勝したのはアルゼンチンかもしれないが、今大会のベストチームは今でもブラジルだと思っているし、
2018年もフランス優勝よりもグループリーグ敗退ながら素晴らしいサッカーをしてくれたモロッコの方が記憶に強い僕にとっては、相容れない価値観。
(そのモロッコは今大会で躍進したし、2018でモロッコを率いていたルナール監督は今大会でもサウジアラビアを素晴らしいチームに仕上げた。
サウジは4年前同様に予選リーグを敗退したが、段違いに優れたチームになっていた)
岡田武史さん……
基本的に、岡ちゃんは好きである。
好きなので批判はあまりしたくないが、既に数シーズンブンデスリーガで活躍している、マルキュス・テュラムを知らないのはダメである(ブロゾビッチを知らない本田さんよりはマシだが)。
また、彼が担当したフランスVSデンマークは実況のレベルも低く、
「アンドレアス・クリステンセン」と「ラスムス・クリステンセン」を、どちらもフルネームで呼ばず「クリステンセン」だけで済ませていたのだが、それを訂正できなかったのもマイナス。
(アンドレアスの方が明らかに有名選手なので、クリステンセンしか言わなければ普通はアンドレアスの方だと思う)
チョンテセさん……
人柄はとても良さそうである。ただし、担当したカメルーンVSセルビアについて、選手やスタイルについてはほぼほぼ触れず、自分の現役時代の思い出話が非常に多かった。
現役時代のチョンテセさんファンには嬉しいかもしれないが、目の前の試合の知識はなく、ただ雑談を聞かされたような解説だった。
中田浩二さん……
外れ、とまでは言えないが微妙な解説。
おかしなことは言わないのだが、踏み込んだ解説もしない、空気のような解説。
実況の言う事に対して、「そうですね!」と賛同を示すのは良い事だとは思うのだが、
延々「そうですね!」を繰り返し聞かされると、気になってしまった。
中山雅史さん……
中田浩二さんのテンションが高いバージョン。
おかしなことは言わないが、あまり踏み込んだ解説もしない感じ。
まぁ、松木さんとかよりはまとも。
☆それ以外
これからまた試合を見直していくので、追加もあるかもしれないが、
とりあえず『初見(リアルタイムで見た時)』にはストレスを強くは感じなかったので、
大外れはいないと思われる。
……優しく時にユーモアを交える語り口に加え、知識、戦術にも詳しく信頼して身をゆだねられる解説者。セネガル応援団に言及した時はクスりとしたw
中西哲生さん
……戸田さんに次ぐレベルで戦術についてしっかり語ってくれる解説者。ただし、今大会は不運にも彼の体調不良により、ベルギーVSカナダが放送事故レベルになってしまったのは残念。
そういう意味ではむしろ悪い解説陣に入れてもいいのだが、まぁ体調不良は仕方ない。
健康にはお気をつけて!
槙野智章さん
……『騒がしい系』の解説者ではあるけれど、しっかり戦術や選手に対してもリサーチしている事が伝わる、今大会のサプライズ解説者。盛り上げ上手なうえ、きちんと解説もしてくれる貴重な存在。
玉田圭司さん
……こちらも今大会で初めて知った(選手としてはもちろん知っていたが)、有能解説者。普段からサッカーが好きで、よく見ているんだろうなぁと伝わる解説で安心感高め。
坪井慶介さん
……同じく今大会で初めて知った有能解説者。DF出身だからか、守備者の位置取りなどの細かい解説が多く、なるほどと思わされた。
北沢豪さん
……普段聴いているwowow解説陣の中ではややハズレ気味なのだが、ABEMAワールドカップ陣に入れれば十分に優秀な部類。ただし担当試合が1試合しかなかった。
鈴木啓太さん
……1試合のみの担当だったけれど、ストレスなく聴くことができた。こちらも初めて聞いたけれど、良かった。
名波浩さん
……今まで知らなかったけど、戦術的な言及も含め安心して聞ける解説だった。
城彰二さん
……可も不可もないが、無難に当たり枠。
☆ハズレ解説者
松木安太郎さん……
2018年ワールドカップの『モロッコ代表のサラー(何度も言ったので言い間違いではない)』
『スイスとスウェーデンは似たスタイル』で、
2018年ワースト解説者賞(fee選定)を受賞し、「こいつ、本当に何もわかってねぇな」と思わせた人。
今大会は大きな失言はなかったが、なにせスイスとスウェーデンのスタイルの違いがわからない人の解説を聞くのは非常に心細い。
スイスはヒッツフェルト体制末期以降、ポゼッションサッカーに取り組んでおり、2018年時点で既に6年以上継続しているというのに(2022年現在もポゼッションサッカーを継続)。
スウェーデンは縦ポンサッカーで全く違う。
本田圭佑さん……
今大会のワースト解説者賞(fee選定)。
試合の流れを見る目はあり、的確なコメントもあるのはさすがなのだが、
言葉が汚い(いくら相手チームでも『ウザい』の連発は不愉快)、
有名選手すら知らない(ブロゾビッチやグバルディオルを知らないのは愕然とした)、
コスタリカの選手名を全く言わない(知らないのだろう)、
なぜか露骨なアルゼンチン贔屓(アルゼンチンあまり好きじゃないです)、
しかも日本戦や決勝など名勝負担当と、マジで迷惑以外の何物でもない。
選手交代をしないと言ってクロアチアのダリッチ監督を批判していたが、
「じゃあ、誰を外して誰を入れるのか」まで言えないのが彼の限界。
(クロアチアは層が薄く、レギュラーと控えの戦力差が大きかった。
更に、カナダ戦を除いて全てが接戦であり、悠長に力の劣る控え選手を起用できる余裕はなかった)
こういう事情は、クロアチア代表について知っていれば普通にわかる事。
松木さんもそうだが、一ファンである僕よりも詳しくない解説者に出られると不快である。
名勝負を見直したいが、本田さんの解説だけは聞きたくない。
ミュートにすると笛の音や、会場の臨場感も感じられない。困っている。
福田正博さん……
こちらも騒がしい系の解説者。
上の2人に比べれば段違いでまともだが、個人的に大嫌いな『ワールドカップは結果が全て』というフレーズを何度か発したので、サッカー観の違いから不快(苦笑)
優勝したのはアルゼンチンかもしれないが、今大会のベストチームは今でもブラジルだと思っているし、
2018年もフランス優勝よりもグループリーグ敗退ながら素晴らしいサッカーをしてくれたモロッコの方が記憶に強い僕にとっては、相容れない価値観。
(そのモロッコは今大会で躍進したし、2018でモロッコを率いていたルナール監督は今大会でもサウジアラビアを素晴らしいチームに仕上げた。
サウジは4年前同様に予選リーグを敗退したが、段違いに優れたチームになっていた)
岡田武史さん……
基本的に、岡ちゃんは好きである。
好きなので批判はあまりしたくないが、既に数シーズンブンデスリーガで活躍している、マルキュス・テュラムを知らないのはダメである(ブロゾビッチを知らない本田さんよりはマシだが)。
また、彼が担当したフランスVSデンマークは実況のレベルも低く、
「アンドレアス・クリステンセン」と「ラスムス・クリステンセン」を、どちらもフルネームで呼ばず「クリステンセン」だけで済ませていたのだが、それを訂正できなかったのもマイナス。
(アンドレアスの方が明らかに有名選手なので、クリステンセンしか言わなければ普通はアンドレアスの方だと思う)
チョンテセさん……
人柄はとても良さそうである。ただし、担当したカメルーンVSセルビアについて、選手やスタイルについてはほぼほぼ触れず、自分の現役時代の思い出話が非常に多かった。
現役時代のチョンテセさんファンには嬉しいかもしれないが、目の前の試合の知識はなく、ただ雑談を聞かされたような解説だった。
中田浩二さん……
外れ、とまでは言えないが微妙な解説。
おかしなことは言わないのだが、踏み込んだ解説もしない、空気のような解説。
実況の言う事に対して、「そうですね!」と賛同を示すのは良い事だとは思うのだが、
延々「そうですね!」を繰り返し聞かされると、気になってしまった。
中山雅史さん……
中田浩二さんのテンションが高いバージョン。
おかしなことは言わないが、あまり踏み込んだ解説もしない感じ。
まぁ、松木さんとかよりはまとも。
☆それ以外
これからまた試合を見直していくので、追加もあるかもしれないが、
とりあえず『初見(リアルタイムで見た時)』にはストレスを強くは感じなかったので、
大外れはいないと思われる。