今シーズンのプレミアリーグは11節を消化。
大体の様相も見えてきたことだし、ここまで相当な試合数を見てきたわけだけど、
ここからは(11節までの)半分程度に観る試合数を減らすので、ここらで総括しておきたいと思う。
似たような記事を既に乱立させている気もするが、ここで一息つくということもあり。
昇格3チームとボーンマス、ウルブスの5チームについては観た試合数が少ないため、省く。
(サンダーランドとボーンマスは触れるべきチームな気はするけど、まぁ仕方ない)
残り15チームを上から紹介するが、独断と偏見にまみれているので異論反論は大いに認める。
(特に面白さのところは、酷いものである)
☆1位 アーセナル 勝ち点26 攻撃 A- 守備 S 面白さ C-
11試合で5失点。今シーズン最も優勝に近いのはアーセナルだろう。
数字だけでなく、ピッチ上のパフォーマンスでも最も隙が感じられない。
最大の武器は守備ブロック。
左から、カラフィオーリ、ガブリエウ、サリバ、ティンベルと組む4バックは盤石で、
GKラヤの出番はほとんどないほどだ。
中盤は新加入のスビメンディとデグラン・ライスの2枚が素晴らしく、残りの1枚をウーデゴール、もしくはエゼがアタックを担当する。
両翼のサカ(マドゥエケ)&マルティネッリ(トロサール)、特に右サイドは素晴らしい。
前線のヨケレシュはまだまだだが、逆に言えばその状態で首位を快走している。
端的に言って、「強い」。
ただし、退屈である。リスクを取らず、最強クラスのセットプレーで得点の大半を取り、
守備も固いので面白くないのも致し方ない。
☆2位 マンチェスター・シティ 勝ち点22 攻撃 A+ 守備 A- 面白さ A
ファンなので、バイアスはあるかもしれないが、やはりプレミアリーグでは見ていて一番面白いチームだ。昨シーズン比ではロングボールが増えたとはいえ、まだまだ流麗なパスサッカーは健在だ。
守護神ドンナルンマの加入は大きいが、新加入組は現時点では総じて低調。
最終ラインは怪我人が多いが、左からオレアリー、グバルディオル、ディアス、ヌネスが担当する事が多い。
センターバックの控えはストーンズも頼りになるが、アケ―はパス精度が高くなく、
サイドバックは右のクサノフは怪我前は良かったもののサンプル試合数が少なく、
左のアイ・ヌーリも輝いていない。
中盤は大黒柱のロドリが負傷中。一方で新加入のラインデルスとフォデン、ベルナルド・シルバは良い。
サイドは好不調の波が激しいが、凄い時のドクはロナウジーニョを髣髴とさせる。
右のシェルキ、もしくはサビーニョはまずまず。
このチームは、ハーランドの決定力がもの凄い。
彼が健在な限り、毎試合ゴールが期待できる世界最高峰のフィニッシャーがマンCを再び頂点に導けるだろうか。
☆3位 チェルシー 勝ち点20 攻撃 A 守備 B+ 面白さ B+
現在3位だが、あまり伸びしろを感じない3位……というとチェルシーファンに怒られるだろうか。
チェルシーの武器は中盤で、カイセドとエンソの2枚がもたらす安定感は替えが効かない。
左サイドのネトは安定して良く、右サイドのエステバンは波があるものの大いに期待できる。
トップ下を担当するはずのパーマーが負傷中なのは大きく、エンソを1列前に出し、ギュスト(もしくはリース・ジェームズ)をボランチ起用するケースが多いが、潰し屋以上のものではない。
前線の新加入ジョアン・ペドロもスーパースターではないが、好選手だ。
ただし、控えの層は薄い。
そして、最終ラインは左のククレジャ以外は素晴らしいとは言えない。
特にGKのサンチェスは、弱点に思える。
☆5位 トッテナム 勝ち点18 攻撃 B 守備 A- 面白さ C-
フランク新監督の到来で、トッテナムは強くなり、そして退屈になった。
劣化版アーセナル、などと言うと怒られてしまいそうだが、セットプレー頼みな点と、守備的なアプローチは似た印象を受ける。
守備面は申し分なく、特にGKヴィカーリオとCBペアのファン・デ・フェン&ロメロは固い。
マッチョで硬質な中盤、ベンタンクール&パリーニャ&マタール・サールの3枚のフィルター効果もあって、ガチガチだ。
右のポロは(26歳の中堅だけど)更に成長が期待できそうで、左のウドジェ(スペンス)もまずまず。
ただ、攻撃面が頼りない。
マディソン、クルセフスキの負傷が大きく、創造性を注入できる2人がいないのは厳しい。
右サイドアタッカー、クドゥスのドリブル突破は良いし、中央のリシャルリソンはテクニカルな好選手だが、得点力があるとは言えない。
左サイドのジョンソンはフィジカルでやや一本調子。
個人的にはフランスの新星テルに期待しているが、フィニッシャーの欠如は由々しき事態だ。
☆6位 アストン・ビラ 勝ち点18 攻撃 B 守備 B+ 面白さ B-
エメリ監督のカラーとも言えるが、どうも掴みどころのないチームだ。
中盤から前はまだベストメンバーが固まっておらず、ベルギーの2人、ティーレマンスとオナナ(特に前者)は出場時間も長くない。
中盤で気迫を注入しているのは主将のマギン。
最終ラインは守護神のマルティネスも含め、パウ、コンサ、キャッシュ、ディーニュとそこそこの好選手が揃う。
6位だった昨シーズンよりも印象は悪いのだが、それでも成績を残しているのはさすがだ。
☆7位 マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点18 攻撃 B+ 守備 B- 面白さ B-
前線3枚を刷新した新生ユナイテッドの中で、期待を超える活躍をしているのがムベウモだ。
だが、ムベウモ&クーニャ&シェシュコの3枚は、リーグを奪還できるほどのタレントではない。
特にシェシュコは戦力になり切れておらず、このままではホイルンドの二の舞である。
ここ数シーズンはブルーノ・フェルナンデスの超人的な活躍で、何とか勝ちを拾っていた印象だが、
今シーズンのブルーノはそこまで好調には見えない。
それでもまずまず勝てているのだから状況は好転しているようにも思える。
ただ、カゼミーロとブルーノ以外はタレント力が高いわけではなく、この二人も絶好調ではない。
右のディアロもこれからだし、左のドルグはそこそこの選手という印象。
最終ラインの3枚も固まっていないが、マグワイア、デリフト、ヨロ、ショーあたりが担当している。
ゴールマウスには新戦力のラメンスが陣取っているが、この補強はヒットだ。
☆8位 リバプール 勝ち点18 攻撃 A- 守備 B 面白さ A-
完全リニューアルと呼べる大型補強を敢行したが、アーセナルと違い、ほとんどの駒がまだ戦力になっていない。
合格点をあげられるのは前線のエキティケくらいだろうか。
補強の目玉だったヴィルツはまだどう活かすかを模索している段階で、イサクは全く戦力になっていない。
スロット監督にも迷いがあるのか、スタメンを固定できていないのも安定感を欠く要因だろう。
このチームで最も輝いているのは、満場一致でショボスライだ。
トップ下で起用すれば攻撃のエースとなり、駒不足の右サイドバックも難なくこなす。
不調と言えるチームで、彼だけはステップアップを遂げたと言える。
サラーは不調から脱しつつあり、マカリステルとフラーフェンベルフの指揮する中盤は問題がないはず。無理にヴィルツを入れる事で、バランスを崩している気がしてならないが、少しずつでも使っていかないといけないのだろう。
最終ラインはアリソンとファン・ダイクの二大巨頭は世界最高峰だが、アリソンは負傷してしまった。
それを機に、チームが調子を崩したのは偶然ではない。
コナテは不調で、左サイドのケルケズは悪くないが、そこそこ止まり。
右のフリンポンは負傷なのか出番がなく、ブラッドリーはなんとか健闘している。
ロバートソン&アーノルドがあまりにも偉大すぎたため、当時のチームと比較すると見劣りしてしまうのは仕方がないか。
☆10位 クリスタルパレス 勝ち点17 攻撃 B 守備 A 面白さ B-
無敗記録が途絶えた途端に調子を崩してしまったが、本来の実力から言えば悪くない前半戦だったと言える。
GKヘンダーソンと、グエイ、ラクロワ、リチャーズの3枚、左のミッチェルと右のムニョスも機能しており、安定感は申し分がない。ただ、スタメンが堅い分、控え選手には不安がある。
攻撃は鎌田が素晴らしく、イスマイラ・サールの飛び出しも良くてチャンスメイクがきちんとできており、相手最終ラインの裏を突くマテタの動き出しも良いのだが、そのマテタがシュートを外すシーンが目立つ。
マテタとハーランドを交換すれば、順位もマンCと逆だったかもしれない。
☆11位 ブライトン 勝ち点16 攻撃 B- 守備 B- 面白さ C+
順位は申し分ないのだが、デ・ゼルビ監督の頃と比べてしまうとエンタメ性に物足りなさを感じる。
オランダ人の多い守備陣は、守護神フェルブリュッヘンに安定感があり、ファン・ヘッケとダンクのCBペアも良い。
中盤はバレバとアヤリで安定していて、サイドのミンテ、前線のウェルベックも良い。
特にウェルベックは、第二の春を謳歌している。
三苫の不調は残念だし、ジョアン・ペドロの抜けたトップ下も穴は埋まっていないが。
☆12位 ブレントフォード 勝ち点16 攻撃 B- 守備 C+ 面白さ B
異彩を放つロングスロー殺法で、存在をアピールしている中位チームだ。
セットプレイコーチから昇格したアンドリュース新監督の真骨頂で、
カヨデにシャーデとスロワーの飛距離がえげつなく、アイェルが落としたボールをイゴール・チアゴ(もしくはダンゴ)あたりがゴールに叩き込む形は再現性が高い。
こんなチームばかりになるとさぞ退屈なスポーツになってしまうだろうが、現時点ではまぁ面白いと言えば面白いかもしれない。
スローインの話を除くと、守護神のケレハー、中盤のヘンダーソンの元リバプールコンビと、前述のイゴール・チアゴは頑張っている。
ダムスゴーが魔術を発揮すれば、スローイン以外でももっとチャンスが作れそうだが……。
☆13位 エバートン 勝ち点15 攻撃 B- 守備 B 面白さ B
要所に好タレントを要するTHE・中堅と呼べるチーム。
GKピックフォード、両翼のグリーリッシュ&エンディアイエのクオリティは高い。
1トップのベト(もしくはバリー)がポストプレイを担当し、攻撃の形はできているので、意外と見ていて楽しい。
ただし、フィニッシュには難があり、得点には繋がっていない。
☆14位 ニューカッスル 勝ち点12 攻撃 B 守備 B 面白さ B
良いサッカーをしているにも拘らずなかなか勝てなかったところ、直近のブレントフォード戦は内容まで悪くなってしまった。
司令塔のトナーリとダイナミズムのブルーノ・ギマリャンイスは持ち味を発揮しているし、
左サイドアタッカーのゴードンも良く、中央のヴォルテマーデは得意の空中戦でゴールを重ねている。
右サイドは負傷なのかエランガの出場が少なく、大金を叩いたウィサは全く出番がない。
最終ラインもポープ、シェア、バーンにトリッピアーと、悪くない。
やはりこの順位にいてはいけないチームだが……。
☆15位 フルハム 勝ち点11 攻撃 C+ 守備 B- 面白さ C+
これまた、THE・15位といった内容・陣容だ。
よく組織されてはいるが、タレント力は乏しい。
イウォビが躍動すればゴールの期待が膨らむが、属人的だ。
守護神レノには安定感があり、大きく崩されてもいないため、残留はできそうではあるが。
☆18位 ウェストハム 勝ち点10 攻撃 C+ 守備 C- 面白さ C
10位あたりを狙えるだけのタレントはいるのに、酷い……としか言えない。
このチームは長らく、タレントはいながら組織力に乏しいシーズンを繰り返しており、
今シーズンに始まった事ではないのだが。
中盤で輝きを放つパケタは見ごたえのある選手だ。
☆19位 ノッティンガム 勝ち点9 攻撃 C+ 守備 C 面白さ C-
自業自得の低迷で、頭を抱えるしかないシーズンだ。
戦犯は明らかにマリナキス会長で、ヌーノ→ポステコグルー→ダイシと監督選びにも一貫性がない。
そのダイシ新監督が就任したマンU戦から内容が良くなり、降格ゾーンから抜け出せそうではある、が……。
ギブス・ホワイト、エンドイェ、ハドソン・オドイにウッドと、中盤から前はタレントが揃っているので、当然と言えば当然だ。
最終ラインもセルスはまずまず良いGKだし、ムリーロ、ミレンコビッチも悪くはない。
会長が監督とうまくやれれば問題ないはずだが、この会長のもとでは毎シーズン不安定な姿を晒すのだろう。
と、いうのがここまでの僕の感想。
観たいなと思うのは、強豪ではマンC、リバプール、(調子のよい時の)チェルシー、
中堅ではエバートン、クリスタルパレスあたり。
その辺を中心に観る事にして、だいぶ試合数をカットしようかなと思っているところです。
今シーズン、セットプレイからの得点ばかりで正直つまらないっす。
大体の様相も見えてきたことだし、ここまで相当な試合数を見てきたわけだけど、
ここからは(11節までの)半分程度に観る試合数を減らすので、ここらで総括しておきたいと思う。
似たような記事を既に乱立させている気もするが、ここで一息つくということもあり。
昇格3チームとボーンマス、ウルブスの5チームについては観た試合数が少ないため、省く。
(サンダーランドとボーンマスは触れるべきチームな気はするけど、まぁ仕方ない)
残り15チームを上から紹介するが、独断と偏見にまみれているので異論反論は大いに認める。
(特に面白さのところは、酷いものである)
☆1位 アーセナル 勝ち点26 攻撃 A- 守備 S 面白さ C-
11試合で5失点。今シーズン最も優勝に近いのはアーセナルだろう。
数字だけでなく、ピッチ上のパフォーマンスでも最も隙が感じられない。
最大の武器は守備ブロック。
左から、カラフィオーリ、ガブリエウ、サリバ、ティンベルと組む4バックは盤石で、
GKラヤの出番はほとんどないほどだ。
中盤は新加入のスビメンディとデグラン・ライスの2枚が素晴らしく、残りの1枚をウーデゴール、もしくはエゼがアタックを担当する。
両翼のサカ(マドゥエケ)&マルティネッリ(トロサール)、特に右サイドは素晴らしい。
前線のヨケレシュはまだまだだが、逆に言えばその状態で首位を快走している。
端的に言って、「強い」。
ただし、退屈である。リスクを取らず、最強クラスのセットプレーで得点の大半を取り、
守備も固いので面白くないのも致し方ない。
☆2位 マンチェスター・シティ 勝ち点22 攻撃 A+ 守備 A- 面白さ A
ファンなので、バイアスはあるかもしれないが、やはりプレミアリーグでは見ていて一番面白いチームだ。昨シーズン比ではロングボールが増えたとはいえ、まだまだ流麗なパスサッカーは健在だ。
守護神ドンナルンマの加入は大きいが、新加入組は現時点では総じて低調。
最終ラインは怪我人が多いが、左からオレアリー、グバルディオル、ディアス、ヌネスが担当する事が多い。
センターバックの控えはストーンズも頼りになるが、アケ―はパス精度が高くなく、
サイドバックは右のクサノフは怪我前は良かったもののサンプル試合数が少なく、
左のアイ・ヌーリも輝いていない。
中盤は大黒柱のロドリが負傷中。一方で新加入のラインデルスとフォデン、ベルナルド・シルバは良い。
サイドは好不調の波が激しいが、凄い時のドクはロナウジーニョを髣髴とさせる。
右のシェルキ、もしくはサビーニョはまずまず。
このチームは、ハーランドの決定力がもの凄い。
彼が健在な限り、毎試合ゴールが期待できる世界最高峰のフィニッシャーがマンCを再び頂点に導けるだろうか。
☆3位 チェルシー 勝ち点20 攻撃 A 守備 B+ 面白さ B+
現在3位だが、あまり伸びしろを感じない3位……というとチェルシーファンに怒られるだろうか。
チェルシーの武器は中盤で、カイセドとエンソの2枚がもたらす安定感は替えが効かない。
左サイドのネトは安定して良く、右サイドのエステバンは波があるものの大いに期待できる。
トップ下を担当するはずのパーマーが負傷中なのは大きく、エンソを1列前に出し、ギュスト(もしくはリース・ジェームズ)をボランチ起用するケースが多いが、潰し屋以上のものではない。
前線の新加入ジョアン・ペドロもスーパースターではないが、好選手だ。
ただし、控えの層は薄い。
そして、最終ラインは左のククレジャ以外は素晴らしいとは言えない。
特にGKのサンチェスは、弱点に思える。
☆5位 トッテナム 勝ち点18 攻撃 B 守備 A- 面白さ C-
フランク新監督の到来で、トッテナムは強くなり、そして退屈になった。
劣化版アーセナル、などと言うと怒られてしまいそうだが、セットプレー頼みな点と、守備的なアプローチは似た印象を受ける。
守備面は申し分なく、特にGKヴィカーリオとCBペアのファン・デ・フェン&ロメロは固い。
マッチョで硬質な中盤、ベンタンクール&パリーニャ&マタール・サールの3枚のフィルター効果もあって、ガチガチだ。
右のポロは(26歳の中堅だけど)更に成長が期待できそうで、左のウドジェ(スペンス)もまずまず。
ただ、攻撃面が頼りない。
マディソン、クルセフスキの負傷が大きく、創造性を注入できる2人がいないのは厳しい。
右サイドアタッカー、クドゥスのドリブル突破は良いし、中央のリシャルリソンはテクニカルな好選手だが、得点力があるとは言えない。
左サイドのジョンソンはフィジカルでやや一本調子。
個人的にはフランスの新星テルに期待しているが、フィニッシャーの欠如は由々しき事態だ。
☆6位 アストン・ビラ 勝ち点18 攻撃 B 守備 B+ 面白さ B-
エメリ監督のカラーとも言えるが、どうも掴みどころのないチームだ。
中盤から前はまだベストメンバーが固まっておらず、ベルギーの2人、ティーレマンスとオナナ(特に前者)は出場時間も長くない。
中盤で気迫を注入しているのは主将のマギン。
最終ラインは守護神のマルティネスも含め、パウ、コンサ、キャッシュ、ディーニュとそこそこの好選手が揃う。
6位だった昨シーズンよりも印象は悪いのだが、それでも成績を残しているのはさすがだ。
☆7位 マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点18 攻撃 B+ 守備 B- 面白さ B-
前線3枚を刷新した新生ユナイテッドの中で、期待を超える活躍をしているのがムベウモだ。
だが、ムベウモ&クーニャ&シェシュコの3枚は、リーグを奪還できるほどのタレントではない。
特にシェシュコは戦力になり切れておらず、このままではホイルンドの二の舞である。
ここ数シーズンはブルーノ・フェルナンデスの超人的な活躍で、何とか勝ちを拾っていた印象だが、
今シーズンのブルーノはそこまで好調には見えない。
それでもまずまず勝てているのだから状況は好転しているようにも思える。
ただ、カゼミーロとブルーノ以外はタレント力が高いわけではなく、この二人も絶好調ではない。
右のディアロもこれからだし、左のドルグはそこそこの選手という印象。
最終ラインの3枚も固まっていないが、マグワイア、デリフト、ヨロ、ショーあたりが担当している。
ゴールマウスには新戦力のラメンスが陣取っているが、この補強はヒットだ。
☆8位 リバプール 勝ち点18 攻撃 A- 守備 B 面白さ A-
完全リニューアルと呼べる大型補強を敢行したが、アーセナルと違い、ほとんどの駒がまだ戦力になっていない。
合格点をあげられるのは前線のエキティケくらいだろうか。
補強の目玉だったヴィルツはまだどう活かすかを模索している段階で、イサクは全く戦力になっていない。
スロット監督にも迷いがあるのか、スタメンを固定できていないのも安定感を欠く要因だろう。
このチームで最も輝いているのは、満場一致でショボスライだ。
トップ下で起用すれば攻撃のエースとなり、駒不足の右サイドバックも難なくこなす。
不調と言えるチームで、彼だけはステップアップを遂げたと言える。
サラーは不調から脱しつつあり、マカリステルとフラーフェンベルフの指揮する中盤は問題がないはず。無理にヴィルツを入れる事で、バランスを崩している気がしてならないが、少しずつでも使っていかないといけないのだろう。
最終ラインはアリソンとファン・ダイクの二大巨頭は世界最高峰だが、アリソンは負傷してしまった。
それを機に、チームが調子を崩したのは偶然ではない。
コナテは不調で、左サイドのケルケズは悪くないが、そこそこ止まり。
右のフリンポンは負傷なのか出番がなく、ブラッドリーはなんとか健闘している。
ロバートソン&アーノルドがあまりにも偉大すぎたため、当時のチームと比較すると見劣りしてしまうのは仕方がないか。
☆10位 クリスタルパレス 勝ち点17 攻撃 B 守備 A 面白さ B-
無敗記録が途絶えた途端に調子を崩してしまったが、本来の実力から言えば悪くない前半戦だったと言える。
GKヘンダーソンと、グエイ、ラクロワ、リチャーズの3枚、左のミッチェルと右のムニョスも機能しており、安定感は申し分がない。ただ、スタメンが堅い分、控え選手には不安がある。
攻撃は鎌田が素晴らしく、イスマイラ・サールの飛び出しも良くてチャンスメイクがきちんとできており、相手最終ラインの裏を突くマテタの動き出しも良いのだが、そのマテタがシュートを外すシーンが目立つ。
マテタとハーランドを交換すれば、順位もマンCと逆だったかもしれない。
☆11位 ブライトン 勝ち点16 攻撃 B- 守備 B- 面白さ C+
順位は申し分ないのだが、デ・ゼルビ監督の頃と比べてしまうとエンタメ性に物足りなさを感じる。
オランダ人の多い守備陣は、守護神フェルブリュッヘンに安定感があり、ファン・ヘッケとダンクのCBペアも良い。
中盤はバレバとアヤリで安定していて、サイドのミンテ、前線のウェルベックも良い。
特にウェルベックは、第二の春を謳歌している。
三苫の不調は残念だし、ジョアン・ペドロの抜けたトップ下も穴は埋まっていないが。
☆12位 ブレントフォード 勝ち点16 攻撃 B- 守備 C+ 面白さ B
異彩を放つロングスロー殺法で、存在をアピールしている中位チームだ。
セットプレイコーチから昇格したアンドリュース新監督の真骨頂で、
カヨデにシャーデとスロワーの飛距離がえげつなく、アイェルが落としたボールをイゴール・チアゴ(もしくはダンゴ)あたりがゴールに叩き込む形は再現性が高い。
こんなチームばかりになるとさぞ退屈なスポーツになってしまうだろうが、現時点ではまぁ面白いと言えば面白いかもしれない。
スローインの話を除くと、守護神のケレハー、中盤のヘンダーソンの元リバプールコンビと、前述のイゴール・チアゴは頑張っている。
ダムスゴーが魔術を発揮すれば、スローイン以外でももっとチャンスが作れそうだが……。
☆13位 エバートン 勝ち点15 攻撃 B- 守備 B 面白さ B
要所に好タレントを要するTHE・中堅と呼べるチーム。
GKピックフォード、両翼のグリーリッシュ&エンディアイエのクオリティは高い。
1トップのベト(もしくはバリー)がポストプレイを担当し、攻撃の形はできているので、意外と見ていて楽しい。
ただし、フィニッシュには難があり、得点には繋がっていない。
☆14位 ニューカッスル 勝ち点12 攻撃 B 守備 B 面白さ B
良いサッカーをしているにも拘らずなかなか勝てなかったところ、直近のブレントフォード戦は内容まで悪くなってしまった。
司令塔のトナーリとダイナミズムのブルーノ・ギマリャンイスは持ち味を発揮しているし、
左サイドアタッカーのゴードンも良く、中央のヴォルテマーデは得意の空中戦でゴールを重ねている。
右サイドは負傷なのかエランガの出場が少なく、大金を叩いたウィサは全く出番がない。
最終ラインもポープ、シェア、バーンにトリッピアーと、悪くない。
やはりこの順位にいてはいけないチームだが……。
☆15位 フルハム 勝ち点11 攻撃 C+ 守備 B- 面白さ C+
これまた、THE・15位といった内容・陣容だ。
よく組織されてはいるが、タレント力は乏しい。
イウォビが躍動すればゴールの期待が膨らむが、属人的だ。
守護神レノには安定感があり、大きく崩されてもいないため、残留はできそうではあるが。
☆18位 ウェストハム 勝ち点10 攻撃 C+ 守備 C- 面白さ C
10位あたりを狙えるだけのタレントはいるのに、酷い……としか言えない。
このチームは長らく、タレントはいながら組織力に乏しいシーズンを繰り返しており、
今シーズンに始まった事ではないのだが。
中盤で輝きを放つパケタは見ごたえのある選手だ。
☆19位 ノッティンガム 勝ち点9 攻撃 C+ 守備 C 面白さ C-
自業自得の低迷で、頭を抱えるしかないシーズンだ。
戦犯は明らかにマリナキス会長で、ヌーノ→ポステコグルー→ダイシと監督選びにも一貫性がない。
そのダイシ新監督が就任したマンU戦から内容が良くなり、降格ゾーンから抜け出せそうではある、が……。
ギブス・ホワイト、エンドイェ、ハドソン・オドイにウッドと、中盤から前はタレントが揃っているので、当然と言えば当然だ。
最終ラインもセルスはまずまず良いGKだし、ムリーロ、ミレンコビッチも悪くはない。
会長が監督とうまくやれれば問題ないはずだが、この会長のもとでは毎シーズン不安定な姿を晒すのだろう。
と、いうのがここまでの僕の感想。
観たいなと思うのは、強豪ではマンC、リバプール、(調子のよい時の)チェルシー、
中堅ではエバートン、クリスタルパレスあたり。
その辺を中心に観る事にして、だいぶ試合数をカットしようかなと思っているところです。
今シーズン、セットプレイからの得点ばかりで正直つまらないっす。