サッカー関連

ジダンにお薦めする、ポエジーを感じる選手・チーム(現役)

往年の名選手ジダンが、現代のサッカーには「美しさ」が欠けていると語りました。
まさに、僕も感じているところです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfe32a7d5942a55e9c494a6afaaaf18185c3078a

ただ、美しさというのは私的なものであり、データで表しにくいものでもあります。
そこで、そんなジダンにお薦めしたい(?)美しい選手・チームを勝手に推薦します。


マンチェスター・シティ

グァルディオラ監督のパスサッカーは、壮大なオーケストラのよう。
守備戦術が発達しすぎている現代においても、彼の追い求めるサッカーは輝いています。
タクトを振るうピッチ内の指揮者はロドリ
そして、各選手を繋ぐ潤滑油はベルナルド・シルバです。
左サイドでは、グァルディオラサッカーでは珍しい、ソリスト・ドリブラーのジェレミー・ドク
この3人が、マンCの美しいサッカーを支えている選手たちだと思います。
その美しさを、結果という形に繋げるのは怪物ハーランド。
フィジカルモンスターなので、『詩』とはまた違うと思いますが、やはり大切な選手だと思います。


マルティン・ウーデゴール(アーセナル)

実利的なアルテタ・アーセナルには美しさをほとんど感じません。
しかし、ウーデゴールがピッチにいると、微かにファンタジーを加えてくれます。
右サイドのブカヨ・サカも、単独で突破口を切り開ける選手。
また、偽10番としてのカイ・ハベルツは非常にテクニカルな選手ですが、残念ながら故障中です。


サンドロ・トナーリ(ニューカッスル)

ロドリのように、中盤でパスを配るタイプの芸術家は、現代サッカーでも生き残っています。
その中でもとりわけ優雅さを感じるのがトナーリ。
彼こそがピルロの後継者であり、最も美しい「5番」です(背番号は8だけど)。



バルセロナ

ハンジ・フリック監督のギリギリを攻めるハイライン・ハイプレスサッカーは、
現在、世界で最もワクワクさせるサッカーを見せてくれています。
ピッチ内の指揮官はフレンキー・デヨングとペドリ。
右サイドのヤマルは華麗に、左サイドのラフィーニャはダイナミックにサイドを切り刻みます。


ヴィニシウス(レアル・マドリ―)

ブラジルサッカーには今でも、アイソレーションを得意とするドリブラーが生まれてきます。
一世代前(と言ってもまだ現役ですが)ならネイマール。(その前ならロビーニョ。ロナウジーニョ)
そして現在はヴィニシウスが該当します。

ただし、この手のドリブラーは現代サッカーだと今一つ輝きを放つことができません。
それがブラジル代表の限界にもなっているし、ジダンが嘆く要因の一つにもなっていると感じます。


バイエルン・ミュンヘン

バンサン・コンパニ監督が率いるバイエルンは、バルセロナにとても近いスタイルです。
そのバイエルンで踊るようなステップを見せているのが、右サイドのマイケル・オリース。
近年のフランスにはいなかったタイプの、独創性とスピードを持ち合せた芸術家で、ロナウジーニョみを感じさせる選手です。


パリ・サンジェルマン

昨シーズン、欧州王者に輝いたルイス・エンリケ監督のパリは、バイエルンやバルセロナほど超攻撃的ではありませんが、非常にバランスの取れた中盤3枚が機能美を感じさせる好チームです。
チームの指揮者はヴィティーニャ
そして、サイドから切れ味鋭くカットインしてくるのがクバラツヘリアと、ブラッドリー・バルコラ
特にクバラツヘリアは、ロッベンのDNAを引き継ぐ完成されたサイドアタッカーです。


ケビン・デ・ブライネ(ナポリ)

チーム単位ではなく、個人単位で考えた場合、現代サッカーで最もファンタジーを感じる選手は、ナポリのデ・ブライネ。
他の誰にも見えない狭いパスコースを見つけ、針の穴を通すようなキラーパスを繰り出せるファンタジスタ。ジダンの語る『失われた10番』こそがこのデ・ブライネです。
一世代前ならダビド・シルバ。
ジダンが語るように、このタイプの選手がほぼ見られなくなったのが、個人的にはとても寂しく感じます。


ルカ・モドリッチ(ミラン)

既に40歳を迎えていますが、未だに衰えを見せないのがミランでタクトを振るうモドリッチ。
最終ラインからボールを引き出し、前線に繋げるオフ・ザ・ボールの動きと、シルクのようなタッチは必見です。

リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)

世界最高の選手であり、サッカー史上に間違いなく名を残す名選手。
全盛期は過ぎましたが、ドリブル、パス、スペースメイク、裏抜け、フィニッシュと、攻撃面の全ての能力に優れ、同世代のクリスチアーノ・ロナウドに比べて、より技巧的な選手です(クリロナはフィジカルモンスターのイメージ)。
アルゼンチン代表でメッシの相棒を務めていた、アンヘル・ディ・マリアは、
ジダンにとってのピレスのような、頼れる副官でした。


最終ラインの指揮官たち

マンCの最終ラインの、ジョン・ストーンズルベン・ディアス
リバプールのフィルジル・ファン・ダイク
パリ・サンジェルマンのマルキーニョス
彼らから『魔法』を感じる事はありませんが、優雅にチームを指揮するその姿には見応えがあります。
フンメルスの系譜を継ぐ選手です。


と、こんな感じでしょうか?
2000年頃は、リバウドにストイコビッチ、レコバ、ハジ、オコチャ、ミカエル・ラウドルップ、ザホビッチ、ベーロン、ロシツキーなどなど各チームに魔術師がいたものですが、
今は辛うじてメッシとデ・ブライネが10番タイプで、ファンタジアを持ち合せている選手でしょうか。
寂しいですねぇ(昔は良かったおじさん)

プレミアリーグ9節 

観た試合のみのベスト11。


GK ラメンズ(マンチェスター・ユナイテッド)
DFファン・デ・フェン(トッテナム)
     パウ・トーレス(アストン・ビラ)
 マティ・キャッシュ(アストン・ビラ)
 ユリアン・ティンベル(アーセナル)
MF カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)
   ブルーノ・ギマリャンイス(ニューカッスル)
  デグラン・ライス(アーセナル)
FW ブライアン・ムベウモ (マンチェスター・ユナイテッド)
  ダニー・ウェルベック(ブライトン)
  イゴール・チアゴ(ブレントフォード)

ベストゲーム:マンU対ブライトン

面白い試合の少ない節だった。そのため、攻撃陣の選出は少し苦慮した。

GKは、彼がスタメンに入ってからぐっと安定感を増したマンUのラメンズ。
マンCのドンナルンマやニューカッスルのラムズデイル(控えGKだけど)に比べ、知名度も低く、
間に合わせの補強かと侮っていたが、バユンドゥルはもちろん、前任者のオナナをも凌ぐパフォーマンスを見せている。

DFはセットプレー2得点のファン・デ・フェンをまずはチョイス。
次にマンCを撃破したビラから2人、キャッシュは豪快なミドルで、
パウ・トーレスは素晴らしいゴールカバーで、勝ち点3をもたらした。
後は鉄壁アーセナルを代表するディフェンダー、ティンベルを。(ガブリエウを選びたかったけど、折角なのでCB2人、SB2人で)


中盤は1ゴール1アシストを記録したカゼミーロ、終了間際に勝ち越しゴールを決めたギマリャンイスを選出。
ギマリャンイスは決して諦めない闘将タイプのリーダーで、そんな彼の姿勢がこのゴールを呼び込んだと思う。
もう1枚の中盤は、ブレントフォード攻撃陣を操ったダムスゴーと迷ったが、ここは安定のライスをチョイスした。

今節のFWで最も輝いたムベウモの選出は文句なし。
残り2人は迷ったが、負けチームでありながら今日も抜群の裏抜けを披露し、一時は逆転の可能性も感じさせたウェルベックと、
アバウトなロングボールに身体を張り続け、ゴールも決めたイゴール・チアゴを選出。


サッカー(独断tier分け)

サッカー、自分がリアルタイムで見た選手・監督をtier分けしてみました。

・94年ワールドカップは観てるんだけど、当時欧州サッカーは全く追っていないので、
マラドーナ(ギリシャ戦凄かった)とかは入れていません。あくまでシーズンを追って観た選手のみ。

・B以下は、大勢いると思うので、自分の好きな選手・監督のみ。

・(現)は現役で、評価が変わりうる人たち。
現役ではあるけど、一線級のステージからは去って評価が固定されつつある人には、マークをつけていません。

・色んなポジションをこなせる選手は、一番評価が高そうなポジションで。

・単に「僕の中ではこう!」なだけの表なので異論反論されても困るけど、
(こういう企画をすると)絶対色んな選手を入れ忘れていると思うので、その辺の指摘は歓迎。
(【ファウルで止める系のCB】の評価は低め。
アジャラとか、マテラッツィとか、アルベロアとか、現役ならラウール・アセンシオとか)

・攻撃の選手が多いのはご愛敬


監督部門

S グァルディオラ(現)、アンチェロッティ(現)、デシャン(現)、ファーガソン、クロップ

A ライカ―ルト、ベンゲル、モウリーニョ、コンテ(現)、ルイス・エンリケ(現)、マンチーニ、

B サッリ、フリック(現)、レーヴ、ナーゲルスマン(現)、ペジェグリーニ、ぺケルマン、アルテタ(現)、

C ルナール、ザッケローニ、ビエルサ、シメオネ(現)、


GK部門

S ブッフォン、カシージャス、アリソン(現)、ノイアー(現)

A ドンナルンマ(現)、カーン、ジュリオ・セーザル、

B ゾマー、ベナーリオ、ケイラ―・ナバス

C ブラーボ、


CB部門

S リオ・ファーディナンド、リカルド・カルバーリョ、テリー、キャンベル、カンナバーロ、ネスタ、マルディーニ、ファン・ダイク(現)、コンパニ、クンデ(現)、リリアン・テュラム、

A ヴィディッチ、コロ・トゥーレ、プジョール、セルヒオ・ラモス、イエロ、グバルディオル(現)、フンメルス、イェロメ・ボアテンク、マルキーニョス(現)、チアゴ・シウバ、

B ピケ、コシールニー、


SB部門

S アシュリー・コール、カフー、マルセロ、ダニエル・アウベス、サネッティ、ラーム

A ウォーカー(現)、

B ソリン、サーニャ、サバレタ、ローレン、サルガド、ククレジャ(現)




DH・CH部門(クラッシャー・ボックストゥボックス//司令塔は別枠)

S  マケレレ、ダービッツ、パトリック・ビエラ、ランパード、ジルベルト・シルバ、カンテ

A ジェラード、ロイ・キーン、プティ、スコールズ、デシャン、ガットゥーゾ、バラック、バルベルデ(現)、

B フェルナンジーニョ、キミッヒ(現)、エッシェン、ビダル、トゥーレ・ヤヤ、フェライニ、ライス(現)、バレッラ(現)、ファビアン(現)、マスチェラーノ

C ラムジー、


CH・OH部門(司令塔)

S ピルロ、シャビ・エルナンデス、ロドリ(現)、ジダン、リバウド、カカー、ダビド・シルバ、ベーロン

A クロース、イニエスタ、ブスケッツ、デ・ブライネ(現)、ジュニーニョ・ペルナンブカーノ、シャビ・アロンソ、トッティ、リケルメ、ネドベド、ハジ、

B グティ、セスク、ベルナルド・シルバ(現)、ロシツキー、ジョルジーニョ、カンビアッソ、ヴィティーニャ(現)、

C カッサーノ、香川、エリクセン、ロイス、トナーリ(現)、ジャウミーニャ


SH・WG部門

S メッシ、クリスチアーノ・ロナウド、エムバペ(現)

A ロナウジーニョ、サラー(現)、ピレス、ロッベン、オーフェルマルス、ディ・マリア

B ヴィルトール、アルシャビン、ダフ、ベッカム、エデン・アザール、ベイル、クバラツヘリア(現)、デンベレ(現)、リベリー、ヤマル(現)、インシーニエ、ネイマール、アレクシス・サンチェス、

C ロテン、ナスリ、マクマナマン、デ・ペドロ、レジェス、ハミト・アルティントップ、スターリング(現)、ミルナー、シャキリ、メルテンス、

FW部門

S ベルカンプ、アンリ、ファン・ペルシ―、ファン・ニステルローイ、ビエリ、ハーランド(現)、クローゼ、ビジャ、ドログバ、エトー、フォルラン、レバンドフスキ(現)、ケイン(現)、ロナウド、ルーニー、

A ベンゼマ、イグアイン、カバーニ、スアレス、シアラー、アグエロ、イブラヒモビッチ、ミュラー、

B ジル―、コラー、クラウディオ・ロペス、フィリッポ・インザーギ、ルカク(現)、ラ―ション、テベス、バティストゥータ、クレスポ、ロベルト・バッジョ、ラウール、デル・ピエロ、シェフチェンコ、サモラーノ、

C クラウチ、レコバ、アドリアーノ、ニハト、アデバヨール、ベラミー、マルティンス、クライファート、フィルミーノ、グジョンセン、モリエンテス、アネルカ、エウベル、ロビー・キーン、カヌーテ、フェルナンド・トーレス、サラス、

D アサモア・ギャン、アングロ

プレミアリーグ第8節(観た試合のみ)

ベスト11ごっこ。

GK ラメンズ(マンU)
DF ルベン・ディアス(マンC)
   カラフィオーリ(アーセナル)
   ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
   ティンベル(アーセナル)
MF ペドロ・ネト(チェルシー)
  フォデン(マンC)
  エンディアイエ(エバートン)
  モーガン・ロジャーズ(アストンビラ)
FW ウェルベック(ブライトン)
         ハーランド(マンC)

今節は7試合も見た。
その中で、友だちと見たという事情からマンC対エバートンはガチ集中して観た。
一方、ニューカッスルVSブライトンは流し見ただけだけど、この試合こそ面白そうだった。


2トップは化け物級のプレイを継続的に見せるハーランドと、裏抜けからの2ゴールを決めたウェルベック。
対抗はヴォルテマーデだけど、チームが負けた事もあって選出せず。
後は、見ていない試合でマテタがハットトリックをしていたらしい(観とけば良かった)

この2人はあっさり決まったが、その他の9人は割と難しかった。
GKはこれと言った候補がいなかったため、新戦力として、安定したキーピングを見せたラメンズを選出。
DFは、鉄壁アーセナルから3人+相棒アケ―の頼りなさと比較して改めて、安定感抜群のルベン・ディアスをチョイス。
MFは見事なドライブシュートを決めたロジャース、マンCパスワークの潤滑油として復活してきたフォデン、グリーリッシュのいないエバートンで唯一怖さを見せていたエンディアイエ、
弱小ノッティンガム相手とはいえ、群を抜いたパフォーマンスでチェルシーを勝利に導いたネトを選出。


★tier表(開幕前→8節現在)


☆Sランク(優勝候補)
リバプール・アーセナル→変わらず


☆Aランク(優勝~CL圏内候補)
マンC・チェルシー→
A+マンC
Aチェルシー・トッテナム(Bから昇格)


☆Bランク(CL圏争い~TOP10)

ニューカッスル・トッテナム・マンU・エバートン・アストンビラ

Bニューカッスル・マンU・アストンビラ・クリスタルパレス(Cから昇格)
B-エバートン

☆Cランク(中堅上位)
クリスタルパレス・ノッティンガム・ブライトン
→ブライトン・フルハム(Dから昇格)・ボーンマス(Dから昇格)


☆Dランク(残留)

ウェストハム・ブレントフォード・フルハム・ボーンマス

Dブレントフォード・サンダーランド(Eから昇格)
D-ウェストハム

☆Eランク(降格候補)

リーズ・サンダーランド・バーンリー・ウォルバーハンプトン
→リーズ・バーンリー・ウォルバーハンプトン・ノッティンガム(Cから2段階降格)
ンプトンか。

   

プレミアリーグ第6節&10月始めの定点観測

今節のプレミアは6試合を観ましたので、その中からベスト11を選んでみます。
併せて、8月に書いた印象と変わったチームについてもちょっと書きます。
アーセナルVSニューカッスルは、友人と一緒に見たためか、いつも以上にきちんと見たのでメンバーが多かったりします💦

今節のベストマッチ:リバプールVSクリスタルパレス


GK ヘンダーソン(クリスタルパレス)
DF ガブリエウ(アーセナル)
  コンサ(アストンビラ)
  デ・カイペル(ブライトン)
  ガーナー(エバートン)
MF ライス(アーセナル)
  スビメンディ(アーセナル)
  マギン(アストンビラ)
FW サカ(アーセナル)
  ミンテ(ブライトン) 
 マテタ(クリスタルパレス)
   

GKは割と迷いました。パフォーマンスではアリソンがトップ、ポープも素晴らしかったですが2人ともチームが負けてしまったので、勝ったチームからヘンダーソンを選出。
ケレハーも良かったですね。

中盤から前ですが、アーセナルのライス、サカ、ブライトンのミンテ、クリスタルパレスのマテタは確定。
残り2~3枠(DFを3人にして中盤を1人増やす)を誰にするか迷いました。
結局選んだのは、ライスの相棒として中盤を安定させていたスビメンディと、アストン・ビラ待望の勝利を魂でつかみ取ったマギンに。
リバプールを倒したクリスタルパレスからも選びたかったのですが、鎌田もウォートンも良かったんだけど、ベスト11に入れるかどうか非常に迷いました。

最終ラインはコンサの守備と、ティンベルの攻守に渡る貢献が目を引きました。
ガブリエウは色んな意味で目立っていたので、デ・カイペルは殊勲の同点ゴールを祝して。
ティンベルでも良かったんですが、素晴らしいアシストを決めたガーナーをSBとして選出(ガーナーはSBも中盤の底もできる)

☆展望 斜め文字は1か月前の感想


☆Sランク→リバプール、アーセナルで変わらず

☆Sランク(優勝候補)

絶対的な優勝候補はいませんが、ポールポジションに立っているのはリバプール。
次点でアーセナルの2強態勢か。


リバプールは今夏、大量に前線の選手を放出し人数不足に陥っている点が心配だが、昨シーズン戦力にならなかったキエーザが本来の力を取り戻し、劇的デビューを飾った17歳エングモハが戦力になるなら全く問題はなくなる。
そうでない場合は、前線3枠をエキティケ、サラー、イサク、ガクポの4枚で回す事になる。
後は、高額移籍金で獲得したヴィルツがまだフィットしておらず、彼をアンタッチャブルな存在ではなく一人の駒として使うことができるかどうか。
中盤3枚からあぶれてしまうショボスライが開幕から絶好調。必要に応じてヴィルツをベンチに置くことも可能なら、全く不安はない。

こちらも大補強に打って出たアーセナルは、昨シーズンの主力も留めており、単純な戦力アップに成功している。
唯一不安なのが、補強の目玉である1トップのヨケレシュがかみ合っていない点。
場合によってはハベルツの0トップも併用しながら戦えれば、戦力的にはリバプールの上を行く。
後は、長年優勝を経験していないプレッシャーに打ち勝てるか。

キエーザ、ショボスライは好調を維持、ヴィルツは相変わらず不調。
アーセナルのヨケレシュもイマイチで状況変わらず。


☆Aランク→マンC、チェルシー、トッテナム(Bから昇格)

Sランクに最も近いAランクチームはマンチェスター・シティ。
ただ、昨シーズンから続く攻撃の停滞感と、守備の脆さは開幕3節を過ぎた段階では継続したままだ。
依然としてスーパースターが集まってはいるものの、チームは世代交代期に差し掛かり、
今夏の新戦力もラインデルス以外は計算できる感じはしない。
エデルソンOUT、トラフォード、ドンナルンマINの判断も多少不可解だが、世代交代ということだろうか。一般的には配球面が不安視されているドンナルンマだが、個人的には何とかなるのではと思ってはいる。

下降線を辿っているように見えるマンCとは対照的に4番手のチェルシーは上昇気流に乗っている。
新星エステバンや、ジョアン・ペドロ、パーマーやエンソなど若手タレントの宝庫となっている中盤~前線は、爆発力と躍動感を秘めている。
若さ故か試合によって波が大きいのは優勝を狙う上では多少問題かもしれないが、
トップ4には確実に入ってくるだろう。


状況は変わった。
マンCはグァルディオラがボールゲームを棄て、ドンナルンマ新加入の影響もあって調子を上げてきた。現状ではまだ3番手だが、1か月前よりも展望は明るくなっている。クサノフの好調も頼もしい。

一方チェルシーはパーマーが欠けると突然怖さを失ってしまう。最終ラインはライバルに比べて相対的に弱く、勢いが継続しない。ベスト4有力候補だが、『確実に』は言い過ぎかもしれない。


☆Bランク→ニューカッスル、マンU、エバートン、クリスタルパレス(Cから昇格)、

CL圏最後の5枠目~1桁順位を狙う1番手は、昨シーズンも5位のニューカッスル。
主砲イサクは放出したが、それ以外の主力は軒並み残留。
中盤から後ろに変化はないだけに、ヴォルテマーデ、ウィザの2人がイサクの穴を埋められるに注目。

昨シーズン大不振に陥ったトッテナムは、フランク新監督のもと、堅実なサッカーで上位を狙う。
昨シーズンまでに比べるとスペクタクルではなくなったのが残念だが、成績は確実に上がるだろう。
パリーニャ、サール、ベンタンクールの中盤はカチカチで、そこにシャビ・シモンズがアクセントをつけられるか。

トッテナムと似た状況にあるマンチェスター・ユナイテッドも、今シーズンは期待できそうだ。
新戦力のクーニャが早くもチームを活気づけており、昨シーズンにはなかったダイナミックな攻撃が作り出せている。
ムベウモ、シェシュコの新顔トライアングルがハマるかどうかも気になるが、同じくらいGKの力不足も気にかかる。

引き締まったサッカーで復活の兆しを感じさせるのがエバートンだ。
モイーズ監督がかつて率いていた頃とは周囲の状況が変わっているが、グリーリッシュの獲得は間違いなく当たり。
前線にタレントがいないため、二桁順位に留まるか、ステップアップを遂げるかの予測は難しい。

金欠アストン・ビラも、結局はラムジー以外の主力を留めることに成功。
開幕3戦勝ち無しと成績が伴っておらず、沈滞ムードも気になるが、ティーレマンスを中心にした質の高いサッカーは今なお健在。
タレント自体は一線級が集まっているだけに、1桁順位を狙うのは十分可能だろう。



この集団の中では、トッテナムがAランクに片足をつっこんでいる。というか昇格させても良いかもしれない。
だが、クリスタルパレスをCランクにしていたのは、目が節穴だったとしか言いようがない。
Bどころか、Aランクへのステップアップも期待できる素晴らしいチームだ。

マンUは期待を抱かせたものの、すぐに失速。ここから上に行くのは難しいか。
アストンビラはようやく初勝利を挙げたが、あまり期待できず。Cランクに降格か。
エバートンもBは行きすぎな気もするが、とりあえず様子見。


☆Cランク(中堅上位)→ブライトン、フルハム(Dランクから昇格)
昨年から上げ潮に乗るクリスタル・パレスは、Bランクに入れても良い充実の戦力。
エゼの離脱で破壊力の減少が予想されるが、最終ラインも安定しており、降格の不安とは無縁のシーズンを送れるだろう。

出来過ぎの昨シーズンほどではないにせよ、ノッティンガムもまた安定して10位付近に着陸できそうだ。
ギブス・ホワイト、ハドソン・オドイ、エンドイェ、ウッドの攻撃陣はなかなかの破壊力を誇っている。

こちらも近年躍進の著しいブライトンだが、例年の主力流出によりBランク進出を果たすのは難しいか。
最終ラインは固く、攻撃は三苫、ウェルベックに期待がかかる。


監督解任のノッティンガムはDランクに降格。
新監督ポステコグルーには期待しているが、現状では彼の良さは出ていない。
開幕戦の活き活きしたノッティンガムはなんだったのかというぐらい、現状は酷い。


☆Dランク(残留)→ウェストハム、ブレントフォード、ノッティンガム(Cランクから降格)、ボーンマス

タレントを見れば降格とは無縁そうなウェストハムだが、案の定今シーズンも苦しいシーズンになりそうだ。なぜ毎年のように低迷してしまうのか理解しがたいが、そういうものなのだろう。
新GKヘルマンセンは現状では力量不足にも思えるし、多彩な顔触れが揃っているはずの中盤から前も、しっかりと頼れるのはボーウェンのみか。

看板2トップが引き抜かれ、タレント的にはEランクに片足を突っ込んでいるブレントフォード。
無名のタレントを連れてきてはブレイクさせる、このチーム独自のメソッドにより、今は無名でも隠れた実力者を抱えている可能性はある。
ただ、長年チームを安定させてきたフランク監督も去り、不安は残る。

ブレントフォードよりは上に位置付けたいのがフルハムか。
攻守のキーマンは、イウォビとレノ。
それ以外に試合の鍵を一人で握れそうなタレントが存在しないが、ギリギリで残留は勝ち取れるだろう。

最終ラインを軒並み引き抜かれたボーンマスも、降格に近いクラブ。
ただ、ここは名将イラオラ監督が健在で、こちらも残留達成の可能性は高い。


フルハムは予想以上に組織のしっかりしたチームだ。
ウェストハムはどん底だが、ヌーノ監督就任で息を吹き返すかもしれない。
ブレントフォードはなんだかんだで勝ち点を拾っている。


☆Eランク(降格候補)→リーズ、サンダーランド、バーンリー、ウルブス

昇格組のリーズ、サンダーランド、バーンリーが順当にEランクに入る。
ファルケ監督、パーカー監督、ル・ブリ監督(誰?)と監督の力で残留を勝ち取るのも難しそう。
ファルケのサッカーは結構好きではあるけれども……。

ここに落ちてきそうなのが、近年元気のないウォルバーハンプトンか。
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