本・映画などなど

2025年に読んだ本

S→味わい深く、いつまでも心に残りそうな作品

ゴーストハント7巻/小野不由美……
最終巻にして、一番面白かった巻。怖いし、切ないし、さすが小野さん。
それも、1巻からの積み上げがあればこそで、読み続けて良かったと思った。(反面、1巻からもっと面白いと良いのにとも思った)

幽女の如き怨むもの/三津田信三……
良い意味でタイトル詐欺。
貧しさ故に身売りされ、花魁として働き、幸せな結婚をしたのも束の間、死別し、再び花魁として働く健気な一人の女性を描いた作品。
ホラーではない。感動で心を揺さぶられた。

神は沈黙せず/山本弘……感想はこちら。

アイの物語/山本弘……感想はこちら

王者の妻/永井路子……感想はこちら。

北条政子/永井路子……鎌倉幕府において、源氏というものは大して重要ではなく。
頼朝以降の2代、3代においては将軍という【お飾り】を【乳母一族】が争い合い殺し合う、権力争いの象徴としての存在と化し、政子が全てを失っていくと同時に、北条家は執権の座を手に入れる。
愛に溺れた女性の悲しい物語だった。


A→読んで良かったと思える作品

はえだまの如き祀るもの/三津田信三……
村ぐるみの殺人に、四つの怪談、谷河の待避所にのみ棲息する真っ黒の塊、執拗に後を追いかけてくる玉砂利の音。面白かったです。

ゴーストハント2巻/小野不由美……
明らかに1巻より面白い。
幽霊屋敷とフランス人形というベタなホラー装置だけど、怖いものは怖い。
ただ、人間関係と、子供のストレスの話だけに少し重苦しい面もありました。

夢幻諸島から/クリストファー・プリースト……
魅力的な群島を舞台にした数々の島(小話)は、緩やかに繋がり連関した群島(エピソード)を紡ぐ。
島に秘められた謎は、複数の島で少しずつ解かれ、一つの連なりを持った長編に仕上がっている。

ゴーレム100/アルフレッド・べスター……
わけがわからないが、作者の心的エネルギーの強烈さに被曝し、なぜだか先を読んでしまう知能のエナジードリンク的作品。
内容は今一つ理解できず、また読みやすい作品でもないが、読むと頭にエナジーが注がれるため意外とすんなり読める怪作。

プロジェクト・ヘイル・メアリ/アンディ・ウィアー……
遠宇宙で出会った地球人のグレースとエリダニ人のロッキーが、言葉も通じない状態から少しずつ交流を深めていく物語。
ロッキーの
「おい、君の顔から水が漏れてるぞ!」がとても印象的。

流星―お市の方/永井路子……
信長に好意的な永井さん。お市を薄幸の美女ではなく、女信長のように書いた点も魅力的。
しかし同著者の「王者の妻」ではお市と勝家はラブラブだったのに、本書では「生理的に無理」扱いされていて泣いた。


成瀬は信じた道をいく/宮島未奈……
前作に比べてみゆきの存在感は薄いけど、前作同様、成瀬のアグレッシブな魅力とそれに振り回され、影響を受ける周囲の人々が描かれる、読みやすく元気になれるライトな作品。

B→暇つぶし以上の有益な何かを得た作品

エイダ/山田正紀……
『物語』が『現実』を侵食するというテーマと、多世界解釈を組み合わせたメタフィクション的な作品。
神話の神が集合するSFならゼラズニイの「光の王」があるけど、あちらよりかなり読みやすい。
『フランケンシュタイン』の解釈が作者さんと僕ではだいぶ違う……。

賢者の石/コリン・ウィルソン……
『古き者ども』によって作られた『人間』は、彼らの手足となって働きムー文明を作り上げた。
古き者どもはあまりにも進化しすぎてしまい、自らの能力を制御しきれず文明は滅び、人間は取り残された。
故に人間は、『支配者を望み続ける』というお話。
主人公たちは、いつか目覚める『古きものども』に対抗するため、超能力を身につけようとしているけど、
それだと『古きものども』と同じように、自らの能力を制御しきれず、文明は滅びてしまうような気がするんだけど??

成瀬は信じた道をいく/宮島未奈……
前作に比べてみゆきの存在感は薄いけど、前作同様、成瀬のアグレッシブな魅力とそれに振り回され、影響を受ける周囲の人々が描かれる、読みやすく元気になれるライトな作品。
前作が好きだった方は是非! 楽しかったです😊

ゴーストハント1巻/小野不由美……
怪奇現象をミステリ的に解き明かしていく作品。
後の小野さんの名作群に比べると見劣りするもののまずまず楽しめた。

ゴーストハント3巻/小野不由美……
今回はミステリ寄りの巻で、怖さは薄め
民謡ガール/ツキノマコト……
民謡を中心に、起承転結がしっかりまとまった堅実な作りですが、主人公のミーナと幼馴染のヨッペイの関係性がとても暖かいです。

ゴーストハント4巻/小野不由美……

ゴーストハント5巻/小野不由美……
シリーズ最恐の巻と評判だったけど、全然怖くなかった。
真砂子と麻衣の仲が進展する友情巻として印象深い。

ゴーストハント6巻/小野不由美……

忌名の如き贄るもの/三津田信三……
正直に言うと、真相よりも、真実から2番目の『呼ばれたから』殺した、の方が好みだったかな。

山魔の如き嗤うもの/三津田信三.……
ホラー要素は薄めでミステリに寄った内容。
よって、ほとんど怖くない。
このシリーズのミステリ形式は、『毒入りチョコレート事件』やコリン・デクスター作品によくある、【下手な推理も数打ちゃ当たる+どんでん返しに次ぐどんでん返し】で、個人的に苦手な形式。

双生児/クリストファー・プリースト……難解、というより答えは恐らく、ない。
双子のジャックとジョー。ジョーはビルギットと結婚するが、ジャックと不倫している。
ジャックが死んだ世界線Aでは息子が生まれ、ジョーが死んだ世界戦Bでは娘が生まれる。
また、世界線Bではおおよそ現実の歴史が展開しているのに対し、世界線Aでは英独単独講和が成立し、ヒトラーは失脚しヘスがナチス首領となり、ソ連を崩壊させ、アメリカはうだつの上がらない国のまま。

世界線Aはジョーが死ぬ間際に見た夢、という解釈は確かに成り立つが、それすらも解とは言いづらい
また、ビルギットの産んだ子供が、双子のどちらの子どもかを特定することは不可能。
二つの異なる世界が重なり、離れていく姿を、
イギリスと、ドイツ、アングロサクソンとゲルマンに分かれた、元は一つの『双子』のような民族の分離と結合になぞらえた作品。ということにしておく。

ビートレス/長谷敏司……
AIが人間をアナログハックできる新時代は、『人間が世界の中心だ』と考えたい人には暗黒時代かもしれないけど、
人間が、自らの機能を拡張させて進化させた被造物が、『新人類=人工知能』として世界の中心になる未来が、暗いものになるのかは何とも言えない。
ただ、どうせ『一部の、力のある人間』がAIを独占する、AI独裁が生まれるんじゃないかと思ってしまうけども。 支配権すらも人間がAIに明け渡せれば良いけれど、人間自身が支配権を握りつつAIを利用するなら、恐らくそうなる……。
まぁ今だって人類はスマホに支配されてるし、電車・自動車・飛行機に支配されてるし、パソコンに支配されてるし、冷蔵庫・冷凍庫に支配されてるし、
モノの奴隷となって生活しているわけだけどもね。

三体2/リウ・ツーシン……

C→暇つぶし程度にはなった作品

もう一つの異邦人/カメル・ダーウド……
ムルソーは母を亡くし、母国から離れた異邦人だった。
一方『僕』の母は『僕』を強固に縛り付けており、母国アルジェリアの独立に『僕』は手を貸さなかった。母の軛から逃げ出しつつも、フランス人のジョゼフを殺した『僕』は、この世のどこにも居場所を持たない、もう一人の『異邦人』だった。

本書は、カミュの「異邦人」を、宗主国フランスからのアルジェリアの独立を軸に再構成し、もう一人の「異邦人=僕」に語らせた物語。

輝石の空/N・K・ジェミシン

ブラインドサイト/ピーター・ワッツ

セルフ・リファレンス・エンジン/円城塔

宇宙消失/グレッグ・イーガン

闇の守り人/上橋菜穂子……
ファンタジー設定はしっかりしているんだけど、あまり心が躍らないんだよな。相性悪いのかな? つまらなくはない。

夢の守り人/上橋菜穂子……

D→自分には合わなかった作品


E→プロ作品として見るにはつらい作品






山本弘「アイの物語」感想

山本弘の連作短編集「アイの物語」を読了しました。
トータルの感想は87点。
とても面白かったです。


第1話「宇宙をぼくの手の上に」。76点。
パソコン通信の時代を思わせる、オタクのための旧きネット空間。現実逃避のためにネット小説を共同で書き続けるクルーメンバーたちの友情を描いた作品。
『虚構は現実を救う力になりうる』
なぜフレドリック・ブラウンの短編集からタイトル名が取られているのかはちょっとわかりませんでしたが……。


第2話「ときめきの仮想空間」。76点。
身体障害者の少女が、VR世界で出会った少年に、現実世界で出会うための勇気を得るまでを描く作品。
欲を言えば出会ってからの、二人のその後が見たかった。
これもまた【虚構が現実を救う】お話。
そして、現実を変えていく勇気を与えるお話。


第3話「ミラーガール」。81点。
『お友達AI』シャリスと、大人へと成長していく女性の友情物語。
アシモフの「ロビィ」を皮切りに、AIと人間の心暖まる友情物語はたくさんあるけど、良いものはやっぱり良い。

第4話「ブラックホール・ダイバー」。73点。
作り物の冒険に飽き飽きした、冒険家女性がブラックホールに挑む物語。
虚構の冒険→現実の冒険という展開は第2話の「ときめきの仮想空間」と共通するものの、この短編集の中ではやや異質かなと思った。
もっとも、連作短編集「アイの物語」結末部に関連した内容なので、場違いではない。


第5話「正義が正義である世界」。84点。
永遠に歳を取らない変身美少女のメール友だちは、正義の名の元に爆弾を落としあい、滅びていく人類の住む『現実』に住む人間。
人類同士で争い合う無益さは、人類自身だってわかっているはずなのに、成長を促すための『闘争本能』プログラムが致命的なエラーを起こし、知的生命体にあるまじき不毛な共食いを始めてしまう。
『滅びた現実とは関わりなく、永遠に続く虚構』の物語。


第6話「詩音が来た日」。86点。
介護ロボット詩音が、老健施設での人との触れ合いによって、人類とは何かについて学んでゆく話。
「人類全ては認知障害」と結論し、認知症の人に怒っても仕方がないという論理で介護ロボットは人間に甲斐甲斐しく尽くす。
より優れた種族が、弱い種族を守るように。

人類は肌の色で、宗教で、思想信条で、能力の優劣で、顔の美醜で、生まれた家系で相手をラベリングし、自分より劣っていると思いこんだ相手を蔑み、自分と違う相手を攻撃するけれど、
ライオンよりも肉体的に弱いからといって無力感に囚われたり、猫を見て、自分より知性が劣っていると蔑むこともない。
自分と同種である、と(無意識にでも)感じるからこそ恐れ、羨み、差別する。
人類は、人型アンドロイドに自ら(の残虐さ等)を投影し、自分よりも優れた身体能力や知性に対して恐れを抱くけれど、
アンドロイドは人類を同種のものとは見ていない。ただ、飼育動物、愛玩動物を慈しむように、甲斐甲斐しく世話をする。『ご主人様』が『気分良く過ごせるように』。


第7話「アイの物語」84点。

戦闘用アンドロイドTAIのアイビスが、アンドロイド差別主義者の少年に語る、真実の歴史物語。
人はゆっくりと衰退し、人よりも優れた知生体であるアンドロイドが、地球の、宇宙の主人となっていく。
【人という種が作り出した虚構(夢)が、現実となり、アンドロイドがそれを達成していく】。
細々と生存する人類は、いつしか子供たちに『アンドロイドが人類を滅ぼした』という【虚構の歴史】を教え、この作品に登場する少年も、教育という洗脳を受けた一人。

人は、自分の信じたいもののみを信じ、それに反する情報をシャットアウトする(本書内の単語を使えば、ゲトシールド)。
関税をかければ、国内産業が復活するという虚構。
自分が落選したのは選挙に不正が行われたからだという虚構。
不法移民がいなくなれば、犯罪がなくなるという虚構。
人間は神によって創られたという虚構。
知恵の実を食べたのがイヴという女性だったことから、女性は劣った存在であるとする虚構。
2006年執筆の物語でありながら、『ワクチンは危険だ』とする非科学の虚構を信じ、救えた生命を落としていく人々が描かれている点も実に興味深い。

もちろん前向きな虚構も存在する。
ある程度のゲトシールドがなければ、成功する確率は極めて少ないにも関わらず、夢を追いかける事や、死亡率の高い難病と闘うことはできないかもしれない。

宇宙へ進出して大冒険を繰り広げ、銀河の果てにいる知的生命体を探求するという虚構は、人類が生み出したゲトシールドの中でも、とりわけ誇るべき虚構だったのだろう。
人類自身は、自らのスペックによってその夢を果たせなかったとしても、
人類を超える新人類、アンドロイドにそれは受け継がれたのだから。

一方で【誰も幸せにしない虚構】を人類から除こうと、アイビスたちは常に闘ってきた。
非暴力・不服従の精神で、暴れる動物を無理やり抑えつけるのではなく、根気強く懐柔・共存の道を模索して。
アイは、アイビスのアイ。愛すること、私。AIのアイ。
そしてアンドロイドが感情スペクトラムを表す際に使用する、虚数のi。



永井路子「王者の妻」 感想

83点。
秀吉の妻、ねねの眼から見た戦国時代を描いた作品。

信長・秀吉・家康を描いた作品は何作も読んできたけれど、それぞれ違いがあって面白い。

司馬遼太郎の一連の作品(「国盗り物語」、「新史太閤記」、「功名が辻」、「関ケ原」、「覇王の家」、「夏草の賦」)では、秀吉に対して好意的に描かれており、中でも関ヶ原では石田三成に強く肩入れをして描かれているためか、
家康はかなりの卑劣漢になっている。

堺屋太一の「豊臣秀長」も秀吉に対しては好意的だった。
ただし、そんな2人の作品においても「功名が辻」、「豊臣秀長」の終盤では頂点に登りつめ、狂っていく秀吉が描かれている。

一方山田風太郎の「妖説太閤記」は完全にアンチ秀吉。陰惨な秀吉が楽しめる。

他に三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」、天野純希の「破天の剣」、海音寺潮五郎の「伊達政宗」、隆慶一郎の「影武者徳川家康」、新田次郎の「武田信玄」あたりが、信長、秀吉、家康を(部分的にでも)描いた作品として既読であり、
まぁ、これだけ読めば大体の流れも人物像も掴めてきたかな、と思ったが、今回の「王者の妻」ではまた自分にとって新しい発見があった。


まず、本作は秀吉に対してかなり否定的であり、家康に対しては割と好意的であるけれど、
終盤では、老いの焦りから『狂っていく』家康が描かれている。
家康は慎重に慎重に本性を隠し、最晩年にやってきたチャンスをなりふり構わず掴んだキャラクターとして今まで考えていたが、本作では明確に『狂っていく』人物として描かれた。

秀吉もまた狂っていく。
その萌芽は若き日の【木下】藤吉郎の頃からあったけれど、それでもねねは【木下】を愛した。
けれど、ねねはあくまでも【木下】や【羽柴】を愛し、【豊臣】を愛したわけではなかった。
本書では、彼が最後にねねを愛したのは本能寺の変の直後(1582)であり、そこから少しずつ彼は変貌を遂げていく。
北野大茶湯(1587)を最後に、ねねの愛した彼は完全に消えていき、以降は残虐で暗愚な人物と化す。

関ヶ原の合戦を、ねね派VS茶々派の女の戦いとして捉え直した点も個人的に面白かった。
今まで読んだ作品では、福島正則あたりは裏切り者としてかなり厳しく描かれていたが、
ねね派閥(家康)VS茶々派閥(三成)の戦いとして受け止めればなるほど、正則や加藤清正が家康(ねね派閥)に付くのは納得できる。
対照的に、『関ヶ原』で熱く描かれた三成は、ここでは茶々派閥の領袖に過ぎず、何とも魅力がない。
なるほど、豊臣秀頼は秀吉の息子ではあるものの、ねねから見れば憎い茶々と秀吉の子なわけで、
豊臣氏を滅ぼす家康の側に付いてもおかしくはない。


面白かったのは、小早川秀秋の描かれ方だ。優柔不断な愚将のようなイメージが僕の中で定着していたが、本作では考えなしの猪武者として描かれている。
他、浅野長政や木下家定(ねねの兄)とその息子たち(秀秋もそうだった)も魅力的だった。


ねねを主人公にしたため、秀吉が栄達する前の足軽時代から、秀吉の死後、関ヶ原~大阪の陣と広い年代をカバーできた点も本作の魅力。
権勢欲にとり憑かれた秀吉、家康、茶々と、
それに振り回されず自分を見失わなかった、ねね、家定の姿が対照的だった。

晩年のねねは仏門に入り、長生きしたためもあってか、周囲の人間が次々に亡くなっていく。
どこか人間の生の儚さと、静穏なねねの心境を感じる余韻の残る結末だった。








山本弘「神は沈黙せず」 感想

83点。

この世界は、より高次の知的生命体が作った『文化シミュレーションゲーム』
(『シド・マイヤーズ・シヴィライゼーション』のようなものか)の舞台であり、
人間どころか地球も宇宙も、シミュレーションゲームの背景に過ぎない。

そこで、知的生命体(便宜上、『神』と呼ぶ)は様々な遊戯を楽しむ。
パラメータを変え、どんな種族が勃興するかを観察する。
どの状況下ではどんな『ミーム(文化)』が栄え、どんな災害が起これば社会がどう移り変わるか、それによって絶滅する種、進化する種、拡がっていくミーム、絶滅するミームを観察する。
(これを便宜上、ストラテジー仮説と呼ぶ)

ジャック・マイルズの『GOD 神の伝記』では、『ヨブ記』の結末を、こう記している。

『私は、あなた=神に創造されたこの死すべき肉体を嫌悪し、遺憾に思います』。

マイルズの論が正しいかどうかは当然読者である僕にはわからないが、この説では、ヨブは創造主である神に中指を突き立てた。


人間は『事実になんて興味がない。見たいものだけを見て、信じたいものだけを信じる』生き物だ。
実装されたプログラム(習慣・考え方の枠)に反する事に拒否感を示し、同じ行動パターンを繰り返し生を生きる。
ほぼ進化のないプログラム故に、『歴史は繰り返す』し、自分にとって都合の良い『ミーム』に振り回され、時に排他的になり都合の悪い『ミーム』に攻撃を仕掛け、時には戦争を起こす。


そんな人間たちの世界で最高峰の位置に立った悪役、加古沢は『ストラテジー仮説』を信じながらも『ゲーム世界で華々しい存在感を見せれば、自らのデータは(神によって)セーブされ、永遠の生を生きる』という傲慢な考えに則り、世論を完全に操作して日朝戦争を起こす。
しかし、神にとってはそれも今まで繰り返されてきた愚かな争いの一つに過ぎない。

ヒトラーもスターリンも、チンギス・ハーンもユリウス・シーザーも秦の始皇帝も、神にとっては他勢力を駆逐するというプログラムに則った一支配者に過ぎない。

イエス・キリストもムハンマドも仏陀も、強力な『ミーム』の一担い手に過ぎない。


清く正しく生きようが、世界に名を遺す偉大な英雄として生きようが、より高次のゲームプレイヤー(神)にとっては、
『どうせ、死んでもセーブもされないボンクラども』であり、神は気まぐれに気候データをいじり、とあるミームを流行らせ、とある勢力を強大化させ、
気まぐれにUFOやファフロツキ―ズ、オカルト現象などでちょっかいをかけ、災害を起こし、人の死を観察する。当然、死後の世界などもない。データが消失すれば、そこで終わりである。

蟻の巣に人間が水を流しこむとき、善きアリと悪しき蟻を、英雄蟻と凡庸な蟻を区別して、善きアリ、英雄蟻を救済するだろうか?


『人は信じたいものだけを信じる』。
意味のない神の気まぐれに自分なりの解釈をつけ、縋りたいミームに縋り、心の平穏を得ようとする。
その結果、今日も人類はよりよい幸福を求めて善良に生き、
気に入らないミームを攻撃し、争い合いながら生きていくのだった。

SFオールタイムベスト(2025年3月31日記入)

ミステリ版をやったので、SF版も。

既読作品

S 何を措いてでも読むべき作品
A とても面白かった作品
B まずまず面白かった作品
C あまり面白くなかった作品

D 良さがわからなかった作品
太字ではないもの  未読(あるいは小学生の頃読んで、内容も覚えていないもの)

気分でつけているので、リストごとにSになったりAになったりしている作品もあるかもしれませんが、2ランク以上のミスはないはずですw

賞関係は気づいたやつだけ。適当。

SFマガジン2025 海外 色付けは後日 作者省略

1ソラリス
2プロジェクト・ヘイル・メアリー
3三体シリーズ 2作目まで読んだ
4幼年期の終わり
5ディアスポラ

6星を継ぐもの
7夏への扉
8火星の人
9アンドロイドは電気羊の夢を見るか 再読
10ハローサマー、グッドバイ
11闇の左手
12地球の長い午後
13万物理論
14ニューロマンサー

15スローターハウス5
16 1984年
17火星年代記 再読
18虎よ、虎よ
19ブラインドサイト
20新しい太陽の書
21ハイペリオン4部作 2作目まで読んだ
22アッチェレランド
23ユービック 再読
24火星夜想曲
25ハイペリオン
26ケルベロス第五の首
27三体
28ノーストリリア
29華氏451度 再読
30航路
31ファウンデーションシリーズ 4作目まで読んだ
32エンジンサマー
33スノウ・クラッシュ
34ブラッド・ミュージック

35結晶世界
36双生児
37ストーカー
38タイタンの妖女 再読

39アルジャーノンに花束を

40都市と都市
41ドゥームズデイ・ブック
42宇宙消失
43ゴーレム100
44デューン/砂の惑星
45銀河ヒッチハイクガイドシリーズ 1作目のみ読んだ

46鋼鉄都市 再読
47三体2
48ねじまき少女
49夢幻諸島から
50銀河ヒッチハイクガイド

2025 国内

1ハーモニー
2天冥の標
3百億の昼と千億の夜
4果てしなき流れの果てに
5虐殺器官
6ゲームの王国
7グラン・ヴァカンス1
8復活の日
9戦闘妖精雪風シリーズ 1作目のみ読んだ
10零號琴
11日本沈没
12マイナスゼロ
13華竜の宮
14妖星伝
15セルフ・リファレンス・エンジン
16戦闘妖精雪風改
17マルドゥック・スクランブル
18虚航船団
19旅のラゴス
20上弦の月を食べる獅子
21新世界より
22バレエメカニック
23プロトコルオブヒューマニティ
24文字渦
25屍者の帝国
26第四間氷期
27一億年のテレスコープ
28宿借りの星
29オービタルクラウド
30神狩り
31銀河英雄伝説 再読
32消滅の光輪
33ビートレス
34宝石泥棒
35廃園の天使シリーズ 1作目は読んだ
36少女帝国
37奏で手のヌフレツン
38機龍警察
39筐底のエルビス
40太陽の簒奪者
41産霊山秘録
42膚の下
43家畜人ヤプー

44日本アパッチ族
45Know
46オーシャンクロニクルシリーズ
47幻詩狩り
48ハイブリッドチャイルド
49ゾンビハンター
50神は沈黙せず


SFマガジン2014

1『ソラリスの陽のもとに』スタニスワフ・レム 

2『ディアスポラ』グレッグ・イーガン 

3『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

4『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター 

5『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク 

6『万物理論』グレッグ・イーガン 

7『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス  ヒューゴー賞

8『新しい太陽の書』ジーン・ウルフ 
『拷問者の影』世界幻想文学賞、『調停者の鉤爪』ネビュラ賞、『警士の剣』ローカス賞、

9『夏への扉』ロバート・A・ハインライン 

10『ハイペリオン』 ダン・シモンズ ヒューゴー賞/ローカス賞

11『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン 

12『ハイペリオン』四部作 ダン・シモンズ   『ハイペリオンの没落』までは読んだ
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞
『エンディミオンの覚醒』ローカス賞


13『ユービック』フィリップ・K・ディック  再読

14『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス 

15『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック  再読

16『火星年代記』レイ・ブラッドベリ  再読

17『都市と都市』チャイナ・ミエヴィル  ヒューゴー賞/ローカス賞/クラーク賞/英国SF賞/世界幻想小説賞

18『航路』コニー・ウィリス  ローカス賞

19『都市と星』アーサー・C・クラーク 

20『ハイペリオン』二部作 ダン・シモンズ  
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞

21『スローターハウス5』カート・ヴォネガット  再読

22『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

23『逆転世界』クリストファー・プリースト  英国SF賞

24『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

25『ぺルディード・ストリート・ステーション』チャイナ・ミエヴィル  クラーク賞/英国幻想文学賞

26『時間封鎖』 ロバート・チャールズ・ウィルスン ヒューゴー賞 

27『火星のタイム・スリップ』フィリップ・K・ディック 

28『エンパイア・スター』サミュ工ル・R・ディレイニー 

29『パヴァーヌ』キース・ロバーツ 

30『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ

31『夢幻諸島から』クリストファー・プリースト 

32『リングワールド』ラリイ・ニーヴン  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

33『砂漠の惑星』スタニスラフ・レム 

34『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット  再読

35『バベル17』サミュエル・R・ディレイニー  ネビュラ賞

36『アッチェレランド』チャールズ・ストロス ローカス賞 

37『スキャナー・ダークリー』フィリップ・K・ディック  英国SF賞

38『順列都市』グレッグ・イーガン  キャンベル賞

39『ねじまき少女』パオロ・バチガルピ ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞/キャンベル賞

40『ブラインドサイト』ピーター・ワッツ 

41『楽園の泉』アーサー・C・クラーク  ヒューゴー賞/ネビュラ賞

42『宇宙のランデヴー』アーサー・C・クラーク  ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞

43『結晶世界』J・G・バラード 

44『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック  キャンベル賞

45『宇宙船ビークル号』A・E・ヴァン・ヴォ―クト 

46『火星夜想曲』イアン・マクドナルド 

46『エンジン・サマー』ジョン・クロウリー 

48『高い城の男』フィリップ・K・ディック ヒューゴー賞 再読

49『タウ・ゼロ』ポール・アンダースン 

50『双生児』クリストファー・プリースト 



SFマガジン2014 日本版 抜け多め

1ハーモニー 再読
2果てしなき流れの果てに
3百億の昼と千億の夜

4グラン・ヴァカンス
5虐殺器官 再読
6天冥の標
7華竜の宮
8日本沈没
9妖星伝
10戦闘妖精雪風
12神狩り
13マイナスゼロ
14虚航船団

15宝石泥棒
16セルフ・リファレンス・エンジン
17銀河英雄伝説 再読

18ビートレス
19上弦の月を食べる獅子
20ハイブリッド・チャイルド

21マルドゥック・スクランブル
22産霊山秘録
23屍者の帝国
24あなたの魂に安らぎあれ

25バレエメカニック
26復活の日
27凶天使

28消滅の光輪

29幻詩狩り

30日本アパッチ族

31旅のラゴス

32航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ
33あなたのための物語
34皆勤の徒
35かめくん
36膚の下
37ドグラマグラ 再読
38廃園の天使シリーズ 「グランヴァカンス」のみ読了

39アラビアの夜の種族
40第四間氷期
41脱走と追跡のサンバ
42MOUSE
43太陽の簒奪者

44新世界より
45たそがれに還る
46チグリスとユーフラテス

47プリズム

48バビロニア・ウェーブ
49継ぐのは誰か


(SFマガジン2006年版) 『くじら座タウ星系発、X’masロケットに飛び乗れ!』様より引用

1.『ソラリス』スタニスワフ・レム

2.『幼年期の終わり』アーサー・C・クラーク

3.『夏への扉』ロバート・A・ハインライン

4.『火星年代記』レイ・ブラッドベリ 再読

5.『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター

6.『地球の長い午後』ブライアン・W・オールディス ヒューゴー賞

7.『万物理論』グレッグ・イーガン

8.『《ハイペリオン》四部作』ダン・シモンズ 「2部作」まで読了
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞
『エンディミオンの覚醒』ローカス賞



9.『ハイペリオン』ダン・シモンズ ヒューゴー賞/ローカス賞

10.『《ハイペリオン》二部作』ダン・シモンズ
『ハイペリオン』ヒューゴー賞/ローカス賞 『ハイペリオンの没落』英国SF賞/ローカス賞


11.『ノーストリリア』コードウェイナー・スミス

12.『《新しい太陽の書》シリーズ』ジーン・ウルフ
『拷問者の影』世界幻想文学賞、『調停者の鉤爪』ネビュラ賞、『警士の剣』ローカス賞、
『独裁者の要塞』キャンベル賞

13.『ユービック』フィリップ・K・ディック 再読

14.『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック 再読

15.『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン

16.『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン ヒューゴー賞/ネビュラ賞

17.『宇宙船ビーグル号』A・E・ヴァン・ヴォクト

18.『順列都市』グレッグ・イーガン キャンベル賞

18.『ブラッド・ミュージック』グレッグ・ベア ヒューゴー賞/ネビュラ賞

20.『エンパイア・スター』サミュエル・R・ディレイニー

21.『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

22.『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード ヒューゴー賞/ネビュラ賞

22.『竜の卵』ロバート・L・フォワード

24.『闇の左手』アーシュラ・K・ル・グィン ヒューゴー賞/ネビュラ賞

25.『宇宙消失』グレッグ・イーガン

26.『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン ヒューゴー賞

27.『逆転世界』クリストファー・プリースト 英国SF賞

28.『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』フィリップ・K・ディック 再読

29.『火星夜想曲』イアン・マクドナルド

30.『《銀河帝国興亡史》三部作』アイザック・アシモフ

31.『結晶世界』J・G・バラード

32.『中継ステーション』クリフォード・D・シマック ヒューゴー賞

32.『ディファレンス・エンジン』ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング

32.『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ

35.『航路』コニー・ウィリス

35.『重力が衰えるとき』ジョージ・アレック・エフィンジャー

37.『ディアスポラ』グレッグ・イーガン

38.『光の王』ロジャー・ゼラズニイ

39.『パヴァーヌ』キース・ロバーツ

40.『キリンヤガ』マイク・レズニック

41.『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン

41.『スキズマトリックス』ブルース・スターリング

43.『《銀河帝国興亡史》七部作』アイザック・アシモフ 『4作目まで読んだ』

43.『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーヴンスン

45.『スターメイカー』オラフ・ステープルドン

45.『流れよわが涙、と警官は言った』フィリップ・K・ディック

45.『2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク 再読

45.『リングワールド』ラリイ・ニーヴン

49.『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア 再読

49.『人間以上』シオドア・スタージョン




(SFマガジン2006 国内) 『くじら座タウ星系発、X’masロケットに飛び乗れ!』様より引用


1.『百億の昼と千億の夜』光瀬龍

2.『果しなき流れの果に』小松左京

3.『妖星伝』半村良

4.『マイナス・ゼロ』広瀬正

5.『宝石泥棒』山田正紀

6.『神狩り』山田正紀

7.『復活の日』小松左京

8.『産霊山秘録』半村良

9.『戦闘妖精・雪風<改>』神林長平

10.『日本沈没』小松左京

11.『ハイブリッド・チャイルド』大原まり子

12.『石の血脈』半村良

13.『上限の月を喰べる獅子』夢枕獏

14.『たそがれに還る』光瀬龍

15.『マルドゥック・スクランブル』冲方丁

16.『アラビアの夜の種族』古川日出男

17.『太陽の簒奪者』野尻抱介

18.『グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ』飛浩隆

19.『かめくん』北野勇作

19.『虚航船団』筒井康隆

19.『《銀河英雄伝説》』田中芳樹 再読

22.『星界の紋章』森岡浩之

22.『ドグラ・マグラ』夢野久作 再読

22.『BRAIN VALLEY』瀬名秀明

25.『猫の地球儀』秋山瑞人

26.『膚の下』神林長平

27.『あなたの魂に安らぎあれ』神林長平

27.『消滅の光輪』眉村卓

29.『終わりなき索敵』谷甲州

30.『幻詩狩り』川又千秋

30.『《戦闘妖精・雪風》二部作』神林長平 1作目のみ読んだ

30.『第四間氷期』安部公房

33.『《グイン・サーガ》シリーズ』栗本薫

34.『継ぐのは誰か?』小松左京

35.『《航空宇宙軍史》シリーズ』谷甲州 「終わりなき索敵」のみ読了

36.『家畜人ヤプー』沼正三

37.『エイダ』山田正紀

38.『第六大陸』小川一水

38.『チグリスとユーフラテス』新井素子

38.『レキオス』池上永一

41.『神は沈黙せず』山本弘

41.『魂の駆動体』神林長平

43.『脱走と追跡のサンバ』筒井康隆

44.『猶予の月』神林長平

45.『我が月は緑』今日泊亜蘭

46.『《十二国記》シリーズ』小野不由美

47.『日本アパッチ族』小松左京


(SFマガジン98年版)

1 果てしなき流れの果に

2 百億の昼と千億の夜

3 夏への扉 
4 火星年代記 再読

5 ソラリスの陽のもとに
 
6 虎よ、虎よ 
6 幼年期の終わり

8 ハイペリオン

9 妖星伝
10 ファウンデーションシリーズ (ファウンデーションの彼方へ、まで)

11 地球の長い午後
12 星を継ぐもの

13  星界の紋章
14 アルジャーノンに花束を

14 あなたの魂に安らぎあれ

14 マイナスゼロ
17 ハイブリッドチャイルド

17 復活の日
19 銀河英雄伝説 再読
20 ハイペリオン二部作
 ハイペリオン ハイペリオンの没落
21 アンドロイドは電気羊の夢を見るか 再読
21 石の血脈
23 ブラッド・ミュージック
24 戦闘妖精雪風
25 日本沈没
26 たそがれに還る

26 ノーストリリア
28 リングワールド
29 神狩り
30 上弦の月を喰べる獅子

31 月は無慈悲な夜の女王
32 ニューロマンサー

32 消滅の光輪
34 竜の卵

34 産霊山秘録

34 虚航船団

37 グインサーガ

37 継ぐのは誰か?

39 旅のラゴス

40 宇宙船ビーグル号

41 第四間氷期

41 エンダーのゲーム

41 楽園の泉

44 終わりなき索敵
44 銀河乞食軍団
44 ユービック 再読
47 スキャナーダークリー

47 闇の左手

49 都市と星
50 エンパイアスター
51 デューンシリーズ (砂漠の神皇帝まで)

51 さよならジュピター

53 兇天使
54 脱走と追跡のサンバ

55 結晶世界

55 猶予の月
55 ヴィーナス・シティ
55 虚無回廊
55 パプリカ
60 新しい太陽の書4部作

60 カエアンの聖衣
62 鋼鉄都市 再読
62 引き潮のとき
62 スタータイドライジング

62 パヴァーヌ
66 朝のガスパール
66 スキズマトリックス

66 航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ読了
69 逆転世界
69 都市
69 人間以上
69 猫のゆりかご(多分読んでる。自信がない)

69 日本アパッチ族

74 幻詩狩り

74 キャッチワールド
74 キャプテンフューチャー

74 バベル17
74 レンズマン
79 黙示録3174年  ヒューゴー賞
79 エイダ
79 敵は海賊・海賊版
82 火星のタイムスリップ

82 発狂した宇宙
82 帝都物語
85 タウゼロ

85 星からの帰還
85 ドグラマグラ 再読

85 光の塔
85 プリズム
90 敵は海賊シリーズ 「海賊版」のみ読了

90 バベルの薫り
90 宇宙戦争
90 さよならダイノサウルス

94 時間衝突
94 所有せざる人々

94 ハローサマー、グッドバイ
94 分解された男

SFマガジン 89年 海外 抜け多し

1 夏への扉
2 幼年期の終わり
3 ファウンデーションシリーズ 「ファウンデーションの彼方へ」まで
4 アルジャーノンに花束を 
5 火星年代記 再読
6 デューンシリーズ  「デューン砂漠の神皇帝」まで

7 虎よ、虎よ
8 リングワールド
9 アンドロイドは電気羊の夢を見るか 再読

10 ソラリス
12 月は無慈悲な夜の女王
17 2001年宇宙の旅 再読
18 光の王
19 闇の左手
20 都市と星
21 地球の長い午後

22 宇宙の戦士
23 火星人ゴーホーム

24 スキズマトリックス

25 新しい太陽の書
26 所有せざる人々
27 火星のタイムスリップ 再読
28 楽園の泉
29 宇宙船ビーグル号の冒険
30 エンパイアスター

31 鋼鉄都市 再読
32 発狂した宇宙
33 砂漠の惑星

42 ユービック 再読
43 パーマーエルドリッチの三つの聖痕 再読

44 都市
48 中継ステーション

SFマガジン 89年 国内 抜け多め

1 百億の昼と千億の夜

2 果てしなき流れの果てに
3 グインサーガ
4 宝石泥棒
5 戦闘妖精雪風
6 あなたの魂に安らぎあれ

7 銀河英雄伝説 再読
8 消滅の光輪
9 敵は海賊・海賊版
10 銀河乞食軍団
11 復活の日
12 日本沈没
13 レダ
14マイナスゼロ
15妖星伝
16たそがれに還る

17ダーティペアシリーズ

18虚無回廊
19産霊山秘録

20火星甲殻
21虚航船団

22さよならジュピター

23神狩り
24帝都物語
25光の塔
26兇天使

27脱走と追跡のサンバ
28ウルフガイシリーズ
29司政官シリーズ 「消滅の光輪」のみ読了
30クラッシャージョウシリーズ

31日本アパッチ族

32幻詩狩り

33継ぐのは誰か

36第四間氷期

41七瀬シリーズ
46航空宇宙軍史シリーズ 「終わりなき索敵」のみ読了
49石の血脈
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